2017/04/15 - 2017/04/15
1465位(同エリア12684件中)
yokoさん
昨年は長野の桜と高遠の桜を楽しんだメンバーで、立山アルペンルートの「雪の大谷」と以前から興味のあった白川郷と飛騨高山をセットにしたバスツアーに参加しました。
天気予報は、2日前まで両日とも雨と曇り・・「持ってる!」と思っていた私たちも、今回ばかりはダメかなと思ったのですが、結果は?
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
PR
-
4/15(土)
ここ数年は春の桜の季節に旅行し、お天気にも桜の見頃にも恵まれ「持ってる!」を実感した旅だったのですが、今回ばかりはポルトガル旅でラッキーを使いすぎたのか、2日前の朝の予報まで両日とも曇りや雨の予報。
残念・・と思った2日前の夕方6時の予報で、立山のお天気がナント・・「晴れ」に変わっているではありませんか!!
旅行の準備をする手が軽やかになったのは、言うまでもありません♪
8:15発で梅田を出て次のピックアップ場所の新大阪では、同じ内容のツアーバス1台全部が外国人ということが判明、やはり海外の方に人気のデスティネーションのようです。
最初のトイレストップは滋賀県のサービスエリア、確か昨年のバスツアーの時も同じ場所でした。
昨年も満開で散り始めだった桜は、3月の寒さで開花の遅れた今年も同じような感じです。お天気は予報通りの曇り・・。 -
桜並木と水の張った水田、日本の原風景って感じですね。
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ところが、サービスエリアを出てしばらく走ると、窓ガラスを打ち付けるような大雨と5メートル先が見えないような霧。
「高山に着く頃には雨が上がりますように!」と願わずにはいられません。(私、旅の幹事 ^^;)
高山が近づく頃には霧も晴れ、一面の雪景色。季節を逆行しているような感覚です。 -
13:30頃 飛騨高山到着
雨もほぼ上がり、観光するにはまずまずの状態です。「ホッ!」(幹事の心の声)
実はこの日は、「春の高山祭り」だったのです。
申し込み当初は知らなかったのですが、その後調べてみると「春の高山祭り」の二日目であることが判明。晴れていたら「屋台の曳き揃え」(山王祭の屋台12台が並ぶ)や「からくり奉納」もあるとのことで、楽しみにしていたのです。これまた「持ってる!」
ところが雨の予報で「残念」と思っていたら雨が上がり、曳き揃えは無理にしても少し期待の持てる状況になってきましたよ。 -
古い町並みの通りは、いい感じのお店が並びます。
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人だかりができていると思ったら、屋台蔵で屋台を披露していました。
重要民族文化財に指定されている16-17世紀発祥の「山王祭」の屋台は、町の方達の誇りであるようで大事に保存されていました。
秋には「八幡祭」があり、春とは別の11台の屋台がお目見えするようです。 -
飛騨牛にぎり寿司はテレビ番組等でも紹介されていて、列ができていました。
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こちらは、別の蔵の屋台。
座っているのは、晴れていたら大名行列に参加する予定だった方達でしょうか? -
雨が完全に上がり、1日2回のうちの午後2時の「からくり奉納」が始まりました。
「からくり奉納」とは、熟練の綱方が幾本もの綱を操って人形を遠隔操作する大変高度な技術を要するものです。古来からの技術による人形の繊細かつ大胆な演技に、たくさんの方が集まっていました。 -
少しずつ動いているのが・・・
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分かりますか?
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赤い橋は「中橋」です。
時期が合えば満開の桜と屋台の曳き揃えが見られるフォトジェニックな場所ですが、今回は残念な感じです。
桜は、後1週間ほどでしょうか? -
橋を渡って「高山陣屋」に到着。
江戸時代に飛騨が幕府直轄領となってから支配の拠点となった役所で、郡代役所の主要な建物が残っているのは、全国でもここだけだそうです。 -
手前の黄色い花は、「サンシュユ」別名「春黄金花(こがねばな)」というそうです。
春の遅い高山に元気をくれる、ビタミンカラーの花ですね。
裃(かみしも)姿の方も大名行列に参加する予定の方でしょうか?
見たかったなぁーー! -
灰色の空から青空に変わり、暖かくなってきました。
こちらの蔵では椅子が置かれていて、屋台の前で記念撮影ができました。
食事を終えたばかりの(ごめんなさい!)イケメンのお兄さん達にお願いして、一緒に記念撮影をしました♪ -
12台の屋台のうち3台が、「からくり奉納」があるようです。
こちらのからくり人形は、「龍神」。
壺から現れ、紙吹雪を散らしながら踊るということです。 -
赤い橋「中橋」と新芽の美しい柳の木。
雨が上がり、たくさんの人が観光に訪れていました。
お祭りのため混雑していたので、近くの駐車場には停められないとのことでしたが、ドライバーさんの判断(?)でわりと近くの石の鳥居そばのパーキングに停められ、ラッキーでした。 -
バスで移動すること1時間、「白川郷」に到着しました。
15:45
昼間の雨で水量の多い庄川の水の色は、雪解け水独特のブルー。
雪の残る山々と芽吹きだした木々の黄緑色と相まって、春のパワーを感じます。 -
パーキング近くの合掌造りの家々が、「白川郷に来たー!」って感じですね。
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「であい橋」を渡り集落の中に入ると、大雨のおかげ(?)で水の張られた水田に映る合掌造りの家と青空。
いい雰囲気ーー♪ -
屋根の葺き替えが行われていました。
普通はお天気の良い日に一気に行われるようですが、昼間の雨で一時中断・・でしょうか? -
ご覧のように、そこここに雪が残っていました。
冬と春が行ったり来たり・・やっと、本格的な春の訪れでしょうか。 -
黄色いラッパ水仙と軒下の荷車の車輪。
何かそれだけで、癒やされる♪ -
色の違うラッパ水仙と民家と青空。
これもいいなーー♪ -
国の重要文化財「和田家」は、中の見学もできるようです。
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こちらからの眺めも良いなーー♪
短いツアーのフリータイム(約1時間)の中で私が行ってみたかったのは、合掌造りの家々を見下ろす展望台。
添乗員さんに相談すると、「結構遠いですよ。」とのこと。シャトルバスも出ているのですが、4時で終了。現在の時刻、4:10・・「終わってる ^^;」
和田家の向こうには坂道があり、それが展望台につながっているようです。(冬場は閉鎖)
「行けるんじゃない?」との友人の言葉に、元気がモリモリ! -
坂の途中にあった、白川郷らしいマンホール。
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山に降った雨水が、音を立てて流れ落ちていました。
これが春のパワーの源なんですね。 -
情報では傾斜の緩い坂道となっていますが、私たちには結構きつかったなぁ。
でも上がった先にあるのは、この絶景!!(展望台まであと少し) -
「荻町城跡展望台(おぎまちしろあとてんぼうだい)」
中世の山城からの眺めは、絶景なりーー♪ -
雪の対策のために急勾配に設えた屋根が、雪深い町ならではの特徴でしょうか。
数の多さに圧倒されます。 -
早春ならではの雪山と集落、水田に映る家と青空。
そして、山の恵みである水量の多い庄川の流れ。
昔ながらの人々の暮らしを現代に感じることのできる、世界文化遺産にふさわしい眺めです。
これからも大切に保存していきたいものですね。
展望台へは、自家用車でも行けるようです。 -
坂を下りると、青空に映える早咲きの桜の花が咲き始めていました。
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民家の庭には「チオノドグサ」、愛らしい♪
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「プリムラ」も・・。
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短い夏に向けて、水田も準備を始めます。
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春を待ちかねていたツクシも、たくさん顔を出していました。
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濃い紫色のクロッカス
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水車の一部でしょうか?
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色とりどりのクロッカス
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かまくらが溶けずに残っていました。
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冬の様子が、画像で展示してありました。
やはり日本有数の雪深いところ、一面の銀世界です。 -
水路には、「イワナ」が泳いでいました。
「美味しそう」と思った、食いしん坊の私たちなのでした。
小さなお子さんと散歩に来られていた地元の方(?)が、「ついこの前まで雪があったのに、一気に溶けたね。」と話をされているのが聞こえてきました。
やっと、待ちに待った春の到来でしょうか。 -
山々が緑で覆われるのも、もう少しですね。
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水仙、大好き♪
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帰り際の水路には、白い水芭蕉(ミズバショウ)と黄色の立金花(リュウキンカ)が咲いていました。
元気になる春の色ですね♪ -
雪解け水の流れる庄川の上にかかる・・
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「であい橋」を渡り、駐車場へと戻ります。
5時出発です。 -
6:30 美しい夕日を見ながら、本日の宿泊先である「アパホテル富山」に到着しました。
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予想通り狭いものの、新しくて綺麗なお部屋です。
帰ってから調べてみると、9F~12F(私たちの部屋は12F)の100室をリニューアルして4/14(金)にオープンしたばかりのようでした。
50型液晶テレビ(部屋の割に大きすぎ)やウォシュレットが完備されていました。
これまたラッキー♪
団体のため8時からの夕食時間が振り分けられた私たちは、併設の裏のマンションの1Fにある温泉施設に行ってきました。(一度外に出るのが不便)
お風呂は古いものの、温泉でよく温まりました。 -
触れ込み通りの「カニなど北陸の味覚約30種のバイキング」は、目の前で揚げてくれる天ぷらや「ホタルイカの沖漬け」「氷見のブリ」のお刺身もあり、大満足でした!
明日は、今回の旅のメインイベントである「雪の大谷ウオーク」に行きます。
晴れたらいいなぁ。
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