2017/04/01 - 2017/04/12
52位(同エリア114件中)
namiさん
「大きな時空」って日本語としてどうなのかと思うが、それに「包まれ」た感じがしたので、とりあえずこれでいく。
南米にずっと行きたかった。
でも、遠いし、お金もかかるので、本当に行けるのだろうかと思っていた。まさかこんなに早く行けるとは思ってなかった。
私の南米のイメージはタンゴやサルサやサンバなどダンスのイメージで、自分がそんな場面で踊れるとは思ってもいないのだが、踊りたかった。
あと、リオやブエノスアイレスなど都会への憧れが強かった。ただ、治安が悪いのは知っているので、そんなブラブラ街歩きができるとも思ってもいない。
で、いざ南米!となったとき、どう考えてもツアーで行くしかなく、ある程度の大手旅行社のツアーで、そんなに高くないもので考えると、マチュピチュ中心となる。もちろん、マチュピチュに行きたくないわけもなく、それにはナスカの地上絵がもれなくと言ってもいいくらいついてくる。そこにウユニ塩湖をつけたかったのだが、鏡面の湖を見るのは、1月から3月がいいようで、大体満席になっていた。ではこれは次回に、と思いつつ、南米に次回があるかどうかもわからないので、イグアスの滝もついているのにした。まあ一番オーソドックスな南米ツアーである。
大手の旅行社の類似のツアーを比較して決めた。細部が微妙に違い、少し迷った。結局何が決め手だったにか、はっきり覚えていない。
羽田発着、12日間(マチュピチュ2泊で、10、11日より長い)というところか。
南米に行きたいと思った時のイメージとは全然違うコースなのだが、それはそれで仕方ないし、これでよし!と決めた。
最近の私はウロウロ街を歩くのが好きだと思っていたが、大自然や、セスナからでしか見られない規模の地上絵や、山奥に作られた都市の跡など、大きな風景がどんなに気持ちの良いものかを知る旅となった。そんなこと当たり前といえば当たり前なのだが、自分の好みをちょっと限定していたような気がする。
1日目 羽田→ロサンゼルス→リマ
2日目 リマ市内
3日目 ナスカの地上絵
4日目 クスコ市内
5日目 マチュピチュ
6日目 オリャンタイタンボ・マラスの塩田
7日目 クスコ→リマ→イグアス
8日目 イグアスの滝(アルゼンチン側)
9日目 イグアスの滝(ブラジル側)
10、11、12日目 リマ→ロサンゼルス→羽田
団体ツアーの1人参加第2弾となった。
ネットで申し込んで、それっきりというのが今までのパターンだが、今回は他に一人参加の人がいるか、同性か、ほかのメンバーの年代、申込者の数など、電話で問い合わせた。
前回の香港旅行の一人参加の方のお話や「女ひとりで海外団体ツアーに参加してます」という本から、そういうことするんだ、できるんだと知り、やってみた。
今となっては、杞憂だったのだが、ペルー大洪水の報道を見て、2度くらい電話で問い合わせもした。
出発まで、本当に旅程通り進むのか、不安だった。もし、マチュピチュに行けなかったら、何のために高いお金をかけていくのかわからないし。
あと、災害で大変なところに遊びに行ってもいいのかとかも気になった。
行ってみてわかったのだが、やはりキャンセルが多く出たようで、飛行機の空席、マチュピチュ行きの列車の空席が目立った。地上絵のセスナ観光がガラガラだったのもその影響かも。
となると、観光で生活している人も非常に多いので、行ったほうがいいのでは、と思う。
大洪水の影響は、私たちの観光には全く影響はなかった(あ、全くではなかった、マチュピチュ行きの列車の線路が土砂崩れにあったのだった)。
添乗員付きツアーは8年ぶりだった。団体ツアーも進化していて、飛行機に8回乗ったのだが、全部通路側の席を確保してくれていた。窓際希望の人には、その都度添乗員さんがチェックインの時、交渉してくれた。
ロスの往復の席が通路側に確保されていることを5日前くらいに知り(洪水の問い合わせのついでに、いい席の確保を、と飛行機の予約番号を聞いた。そんなことができるというのも知らなかったが、最終旅程表送付の時に案内されていた)、その時点でものすごく旅行に期待が持てた。一人だし、変な真ん中席にされているのではないかと不安だったのだ。
訪問先自体がすばらしかったのだが、ツアー自体もよかった。高いツアーではなかったので、そんなに期待してなかったのに。
食事はビュッフェが多かったが、好きなものを好きなだけ食べられるということで、それはそれでよしとしよう。種類も多く、選択の余地はあったので。あと決して不味くなかったし、野菜と果物が豊富だった。ソフトドリンクもついていたのが多かったので、飲み物の注文もしないですんだのも良かった。
12人と、添乗員さん曰く、ちょうどいい人数だった。少なければ少ないほどいいような気もするけど、多すぎないのが本当に良かった。
旅行中に読んだ本
「絶対貧困」石井光太
「女を見る歌舞伎」酒井順子
なんで2冊も読めたのかわからない。ほとんど空港の待ち時間だけで読んだように思う。
旅行中に観た映画
ANAの行き
「ラ・ラ・ランド」
出だしはともかく、ずっと、つまらん、オーソドックスな映画だ、まー機内で見るにはちょうどいいかと思っていたが、ラストでやられた。機内で泣いたことが今まであっただろうか。
「素晴らしきかな、人生」
豪華キャストの「いい話」だった。
ANAの帰り
「ムーンライト」
アカデミー賞の作品賞ということで見たが・・・
「フェンス」
助演女優賞の主人公の奥さん役の人が良かった。結局、帰りも泣いてしまい、単に涙腺が弱くなった(年取った)ってことか・・・
日本で公開は決まってなく、レンタルだけ6月にされるらしい。
時節柄、アカデミー賞の話題作が複数見られて良かった。もっと見たい映画があった。邦画も見たかった。日本の航空会社は日本語仕様だから、ほんとにうれしい。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ラタム チリ ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
6日目 4月6日(木)
朝食 -
-
コカ茶とパッションフルーツ
パッションフルーツは添乗員さんに勧められた。 -
ホテルは川沿いギリギリに立っている。
ダイニングは景色がいいのだが、前日同様、濁流がゴーゴー流れている。 -
列車に乗って、オリャンタイタンボまで戻る。
一昨日は夜遅く真っ暗で、上のガラスも全く意味がなかったが、今日はとても美しい。
ドリンクとお菓子のサービス、アルパカ製品の販売があった。
アルパカ製品は女性用の、何通りにも着こなせる製品を実演して見せてくれた。 -
オリャンタイタンボ駅到着
-
ランチまで時間があるということで、オリャンタイタンボ村へ
今回、旅程表に書いてないところに、結構立ち寄った。
得した気分。
アクシデントに備えて、ゆったり時間を取っておいて、行けたら行くという感じなのだろう。 -
-
建物の石積みや道はインカ時代のまま
-
-
向こうの山に、段々畑や建物の遺跡が見える。
-
-
-
-
中央奥に神の顔
-
拡大
右にある建造物は食料倉庫 -
-
-
現地人ガイドさんが植物にくわしく、いろいろ説明してくださるのだが、ほとんど忘れてしまった・・・
-
山椒の仲間
-
よそのお庭
-
バスを走らせ、レストランへ
-
セビーチェを目の前で作ってくれる。
-
おいしかった。
おかわりした。 -
ビュッフェ
見えないのだが、左奥にアルパカのカルパッチョ、中央奥にアルパカの煮込み
アルパカ食べるの~と思いながら、おいしく食べた。
食後、庭のアルパカと写真撮影するのだが・・・ -
コカ茶
初めて店がいれてくれたコカ茶を飲む。
葉をどれくらい入れたものか、自分で作りながらわからなかったが、こんなにいっぱいいれていいんだ、ということがわかり安心した。 -
コンポートがおいしかった。
-
お庭が裏の川まで続き、アルパカが飼われていた。
右奥でフォルクローレの演奏もしてくれている。
素敵なレストランだった。 -
マラスの塩田
まず、展望台から -
バスで、もう少し下に降りて入場
乾季にはもっと真っ白になり、きれいらしい。
赤いのは鉄分らしい。 -
ここが源泉?源水?
すべて、ここから、らしい。
ぬるくて、しょっぱかった。 -
-
入口付近と途中に、何軒も塩を売っている店が続く。
塩はここで買うのが一番安い。
残念なことに、リマのスーパーでおしゃれな?ブレンド塩詰め合わせと、ナスカの日のお土産物屋さんできれいに包装された?塩を買ってしまっていた私は、バスソルトだけを買った。 -
バスに乗り、クスコへ
-
ホテル到着後、夕食まで2時間くらいあったのか。
自由に過ごせた。
一昨日行ったアルマス広場方面はタクシーで、徒歩では民芸品マーケットがあるということだった。ただ、あまり治安がいいところではないので、日没までには帰ってくるように言われた。
そろそろ頭が重くなりかけていた私は、大事をとってホテルでゆっくりしておこうと殊勝にも?思っていたが、誘われて、民芸品マーケットに行く事にする。
部屋に入り、とりあえずロキソニンを飲む。
このあと、夜中に目を覚ましたときは本当に痛かったので飲み(幸いにも睡眠はきちんと取れた)、朝食後にも念のため飲んだ。
15分後にホテル出発。
フロントに置いてあった地図を一応見ながら、添乗員さんの言ったとおり進んだはずが・・・
民芸品マーケットではなく、地元の人が買い物する市場に着いてしまった。
これはこれで、望むところ。
野菜売り場、肉売り場など、少しウロウロしてホテルに戻った。
あまり治安が良くないと言われ、体調も良くないので、早めに戻る。
でも誘ってもらってよかった。
私が自由行動に部屋にいようと思うなんて、やはり相当頭が重かったんだと思う。
クスコは約3400メートルの高地。
一昨日は、まだ体内の酸素が残っている状態でクスコ観光を済ませ、オリャンタイタンボ(2750メートル)まで下りたので大丈夫だったらしい。
そういうコースの組み方をしてくれていた。
それでしっかり高地順応出来たのかと思っていたが、前日添乗員さんから、翌日クスコ泊の日が一番危ないと聞き、え?と思っていた。
体は正直だった。 -
ホテルでの夕食。
フォルクローレショーとわざわざ書いてあったので、ちょっと期待していたが、今までのランチのレストラン同様の3人での演奏だった。
ベジタブルスープ -
マスのグリル
高山病予防のため、深呼吸、飲酒禁止と共に、腹6分目とも言われていたのでメインは半分残す。 -
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
namiさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
38