2017/04/01 - 2017/04/12
1017位(同エリア1176件中)
namiさん
「大きな時空」って日本語としてどうなのかと思うが、それに「包まれ」た感じがしたので、とりあえずこれでいく。
南米にずっと行きたかった。
でも、遠いし、お金もかかるので、本当に行けるのだろうかと思っていた。まさかこんなに早く行けるとは思ってなかった。
私の南米のイメージはタンゴやサルサやサンバなどダンスのイメージで、自分がそんな場面で踊れるとは思ってもいないのだが、踊りたかった。
あと、リオやブエノスアイレスなど都会への憧れが強かった。ただ、治安が悪いのは知っているので、そんなブラブラ街歩きができるとも思ってもいない。
で、いざ南米!となったとき、どう考えてもツアーで行くしかなく、ある程度の大手旅行社のツアーで、そんなに高くないもので考えると、マチュピチュ中心となる。もちろん、マチュピチュに行きたくないわけもなく、それにはナスカの地上絵がもれなくと言ってもいいくらいついてくる。そこにウユニ塩湖をつけたかったのだが、鏡面の湖を見るのは、1月から3月がいいようで、大体満席になっていた。ではこれは次回に、と思いつつ、南米に次回があるかどうかもわからないので、イグアスの滝もついているのにした。まあ一番オーソドックスな南米ツアーである。
大手の旅行社の類似のツアーを比較して決めた。細部が微妙に違い、少し迷った。結局何が決め手だったにか、はっきり覚えていない。
羽田発着、12日間(マチュピチュ2泊で、10、11日より長い)というところか。
南米に行きたいと思った時のイメージとは全然違うコースなのだが、それはそれで仕方ないし、これでよし!と決めた。
最近の私はウロウロ街を歩くのが好きだと思っていたが、大自然や、セスナからでしか見られない規模の地上絵や、山奥に作られた都市の跡など、大きな風景がどんなに気持ちの良いものかを知る旅となった。そんなこと当たり前といえば当たり前なのだが、自分の好みをちょっと限定していたような気がする。
1日目 羽田→ロサンゼルス→リマ
2日目 リマ市内
3日目 ナスカの地上絵
4日目 クスコ市内
5日目 マチュピチュ
6日目 オリャンタイタンボ・マラスの塩田
7日目 クスコ→リマ→イグアス
8日目 イグアスの滝(アルゼンチン側)
9日目 イグアスの滝(ブラジル側)
10、11、12日目 リマ→ロサンゼルス→羽田
団体ツアーの1人参加第2弾となった。
ネットで申し込んで、それっきりというのが今までのパターンだが、今回は他に一人参加の人がいるか、同性か、ほかのメンバーの年代、申込者の数など、電話で問い合わせた。
前回の香港旅行の一人参加の方のお話や「女ひとりで海外団体ツアーに参加してます」という本から、そういうことするんだ、できるんだと知り、やってみた。
今となっては、杞憂だったのだが、ペルー大洪水の報道を見て、2度くらい電話で問い合わせもした。
出発まで、本当に旅程通り進むのか、不安だった。もし、マチュピチュに行けなかったら、何のために高いお金をかけていくのかわからないし。
あと、災害で大変なところに遊びに行ってもいいのかとかも気になった。
行ってみてわかったのだが、やはりキャンセルが多く出たようで、飛行機の空席、マチュピチュ行きの列車の空席が目立った。地上絵のセスナ観光がガラガラだったのもその影響かも。
となると、観光で生活している人も非常に多いので、行ったほうがいいのでは、と思う。
大洪水の影響は、私たちの観光には全く影響はなかった(あ、全くではなかった、マチュピチュ行きの列車の線路が土砂崩れにあったのだった)。
添乗員付きツアーは8年ぶりだった。団体ツアーも進化していて、飛行機に8回乗ったのだが、全部通路側の席を確保してくれていた。窓際希望の人には、その都度添乗員さんがチェックインの時、交渉してくれた。
ロスの往復の席が通路側に確保されていることを5日前くらいに知り(洪水の問い合わせのついでに、いい席の確保を、と飛行機の予約番号を聞いた。そんなことができるというのも知らなかったが、最終旅程表送付の時に案内されていた)、その時点でものすごく旅行に期待が持てた。一人だし、変な真ん中席にされているのではないかと不安だったのだ。
訪問先自体がすばらしかったのだが、ツアー自体もよかった。高いツアーではなかったので、そんなに期待してなかったのに。
食事はビュッフェが多かったが、好きなものを好きなだけ食べられるということで、それはそれでよしとしよう。種類も多く、選択の余地はあったので。あと決して不味くなかったし、野菜と果物が豊富だった。ソフトドリンクもついていたのが多かったので、飲み物の注文もしないですんだのも良かった。
12人と、添乗員さん曰く、ちょうどいい人数だった。少なければ少ないほどいいような気もするけど、多すぎないのが本当に良かった。
旅行中に読んだ本
「絶対貧困」石井光太
「女を見る歌舞伎」酒井順子
なんで2冊も読めたのかわからない。ほとんど空港の待ち時間だけで読んだように思う。
旅行中に観た映画
ANAの行き
「ラ・ラ・ランド」
出だしはともかく、ずっと、つまらん、オーソドックスな映画だ、まー機内で見るにはちょうどいいかと思っていたが、ラストでやられた。機内で泣いたことが今まであっただろうか。
「素晴らしきかな、人生」
豪華キャストの「いい話」だった。
ANAの帰り
「ムーンライト」
アカデミー賞の作品賞ということで見たが・・・
「フェンス」
助演女優賞の主人公の奥さん役の人が良かった。結局、帰りも泣いてしまい、単に涙腺が弱くなった(年取った)ってことか・・・
日本で公開は決まってなく、レンタルだけ6月にされるらしい。
時節柄、アカデミー賞の話題作が複数見られて良かった。もっと見たい映画があった。邦画も見たかった。日本の航空会社は日本語仕様だから、ほんとにうれしい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ラタム チリ ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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5日目 4月5日(水)
マチュピチュのホテルの朝食
5時間は寝られた。
予定より1時間半遅くホテル出発 -
バスで遺跡入口へ。
中にはトイレがないので、入口の有料トイレですます。
30ソルがないのでどうしようかと思っていたが、1ドルでお釣りをくれる。
パンフレットでは4時間ゆっくり観光、となっていたが、ゆっくり回って3時間とのことだった。
ペットボトルの持ち込みができない、というのも見ていたが、持ち込めた。
残念なことにガスが・・・ -
段々畑を登って行く。
観光コースは基本一方通行。
ガスが・・・ -
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う~
絶景のはずが・・・
一応絶景なのだが、向かいに見えるはずのワイナピチュが全く見えない。
風よ吹け~ -
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ちょっと見えてきた。
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もうちょい。
これがこの時の限界。
写真ではわからないのだが、ガスが・・・どころではなく、雨が降ってきて、どんどん強くなってきて、レインジャケットをまず着て、次にレインズボンを履いて、レインポンチョまで着る、という相当な風雨だった。
憧れのマチュピチュ・・・ -
作業小屋が並んで見える。
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石切り場
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段々畑
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太陽の神殿上部
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太陽の神殿の下の陵墓
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道の途中。
きれいな石がはめられている。 -
遺跡の中には、たくさんの植物が育っている。
それを集めたコーナー -
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3つの窓の神殿
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主神殿
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インティワタナ(日時計)
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農業試験場
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観光用のリャマがいる。
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居住区
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2階建ての家を撮りたかったのかなあと思うのだけど、わからない・・・
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石臼と言われていたが、現在では、水を張って、太陽、月、星などを映し、天体観測をしたのではないかと言われているそうだ。
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コンドルの神殿
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この下の石がコンドルの頭部
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一通り遺跡をめぐり、入口近くの「サンクチュアリー・ロッジ」でビュッフェランチ
一度は飲みたかったインカコーラが飲めて良かった。 -
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午後からは自由行動だった。
希望者はインティプンク方面にガイドさんが連れて行って下さることになっていた。
行く気マンマンだったのだが、こんな天気では行ってもなあと完全に行く気をなくしていたが、食事の間に、ウソのように天気は回復。
雨で疲れていたので、散々迷ったが行くことに。
参加者は12人中5人。
午前中と同じ場所と思えない。 -
3時半前出発で、5時閉場なので、おそらくインティプンクまでは行けないだろう、途中の見晴らし台までになるだろうということで出発した。
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墓石と言われている巨岩
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ゆっくり植物を見ながら歩いて、展望台到着。
確か4時を過ぎていたのでは。
ほんとにゆっくりしたペースだったのだが、案外しんどかった。
「この先どうしますか?」と言われ、私は一番に、「ここまででいい」と一人で戻るつもりで言ったのだが、時間もないし、それで決まってしまった感じ。ひょっとすると、私以外の人は行きたかったのかもとあとで気づくが・・・
朝の出発が1時間半遅かったので、それが一番の原因ではあった。
ま、マチュピチュに着けただけでもありがたいし、こんなに晴れただけでもありがたい。
向こうの山の線を、皇帝の顔とガイドさんが説明してくださるが、なかなかわからなかった。
今ならわかる。
道中の写真もう少し撮っておけばよかった。
余裕がなかった・・・ -
閉場まで小1時間あるので、ゆっくり下りる。
こんなにきれいなマチュピチュが見られて良かった!
いつまでも見飽きない感じで、どうしようもなく、やたらシャッター(と言わないか、iPhone)を切った。
マチュピチュ2泊のコースにして良かった。
最初から晴れていたら、半日でも良かったのかもしれないが、1日ゆっくり過ごせて良かった(午前中は半泣きだったが)。 -
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バスでマチュピチュ村に戻る。
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民芸品マーケットに寄る。
クッションカバー2枚を半額近くに値切る。交渉不成立で、違う店に行ったら、おばさんが追いかけてきた。
アルパカのキーホルダーとマグネットまでオマケにつけてもらって、私もご機嫌。
少ししてから、買い足そうと戻ると、喜ばれるどころか、私に1ドル、と1ドル足されるではないか。えー、さっきはオマケまでつけてくれたのに・・・とまた去ろうとすると、同じ値段で売ってくれた。でも、1回目と違い、ちっともうれしそうではなかった。
どういうことだったのか・・・
添乗員さんが言うには、とりあえず1回目は今日の現金が欲しかったんでは、と。
あまり儲けはなくても。
あとキッチン・ミトンも別の店で買う。
海外に行くと、結構キッチン・ミトンを買う。
5ドルと言われ「安い」と思い、「4ドル」って言ったら、成立。
あちゃー、ここは3ドルというべきだったかと後悔。
3ドルとその時持ってた全ソルのコインで許してもらう。
多分3.8ドルくらいかな。
あの派手な風呂敷みたいな布でつくられた物。
あれのクッションカバーがあったら欲しかったかも。
あの風呂敷自体売ってるの気がつかなかったが欲しかったかも。
高いのかな。
どこに行っても布とか刺繍とか織物とかに、惹きつけられるよなあ。
意外と女らしいわ、私・・・
値段の基準はナスカの日に寄ったお土産物屋さん。
見た目は同じクッションカバー、キッチン・ミトンがあった。
品物は確かだと思うが、総じて高かった。
クッションカバーはそのお土産物屋さんの休憩用ソファーにあったクッションのカバーが素敵だったので、売り場にあるかと戻ると、同じのはなく、今回買ったのと同じのがあった。もともと欲しかったのとは全然違う・・・
昨日の夕食を食べたホテルのクッションのカバーも素敵だった。
アルパカの織物?
値段も高いとは思うが、そういうのは旅行中全く見かけなかった。
こういうマーケットでは、やりとりを楽しむ、みたいなことを言うけど、私はいつだってわりと真剣だ。ただのケチか・・・ -
近くのレストランで夕食
昨日のお詫び(?旅行社は何も悪くないのだけれど)ということで、ドリンクがサービスされる。
あの、マチュピチュ行けないのか?という不安な気持ちはすっかり忘れている。
昨夜、他のみなさん、添乗員さん、ガイドさんも冷静だった。全く動じてないように見えた。
クスコのビール -
ベジタブルスープ
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ベジタブルリゾット
バナナのデザートがついた。
写真ではわからないけど、スープもリゾットも日本の倍くらいあった。
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