2017/04/09 - 2017/04/09
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hiro3さん
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関西も桜が満開です。でもお天気が・・・、そんなこと言ってられません。
京都の南、八幡市の背割提の桜!いつの間にか関西のお花見ランキング1位に!!今年、展望塔が新しく出来たから・・・、などという大人の事情はさておき、約1,4キロにわたる桜のトンネルは見ごたえがあります。
そして昨年、石清水八幡宮が国宝に指定されました。こちらも桜の名所でもあります。
そしてこの日は、「石清水八幡宮 太夫道中」が行われます。
ということで、八幡市を探索します。
サクラ編と太夫道中編に分けました。
サクラ編 http://4travel.jp/travelogue/11231651
松花堂庭園 → さくら公園 → 石清水八幡宮 → 背割提
というメニューをご用意させていただきました。よろしければ召し上がってください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 自家用車
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泰勝寺
松花堂昭乗ゆかりの寺。昭乗の墓をはじめ、宝物館や茶席等があります。拝観は事前に連絡が必要ですが、公開されている時もあるようです。 -
石清水社・石清水井
表参道を上って来ましたが、この先で裏参道の方から上ることにしました。
少し時間が心配なので、ショートカットしました。 -
余裕で間に合いました。
大夫道中がどのようにされるのか?調べずにやって来ました。社務所あたりから本殿に歩かれるのかな?と思っていました。石清水八幡宮 寺・神社・教会
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まだ時間があったので、本殿がどのような感じなのか見に来ました。
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南総門と本殿の間に特別に舞台が作られていました。
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参道の様子を見に移動しました。
一ッ石のあたりから始まりました。かなり時間がかかりそうです。 -
ユックリと参道をこられます。
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禿(かむろ)ちゃんと振袖太夫(ふりそでたゆう)と共にこられます。
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太夫は葵太夫だけのようです。
司太夫はサポートされているようです。 -
内八文字でユックリと進まれます。
太夫さんは内八文字で、花魁は外八文字です。
嶋原の太夫さんは、高下駄の底を見せない内八文字で、吉原の花魁は下駄をくるりと翻し裏側の底を見せて八文字を描きながら練り歩きます。バランスをとるのが難して男衆さんの肩に片手を置いて歩きます。派手さがあります。 -
花魁と太夫は違います。
もう少し勉強してから紹介したいと思います。 -
振袖太夫・禿・葵太夫・男衆そして「Masae」さん
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大夫の足元です。
履物は三本歯の「三つ足」と呼ばれる高下駄で素足で履き、内八文字で歩かれます。
外八文字は腰を落として脚を開いて進みますが、30kgもの衣装を着け歩くのは大変だと思います。 -
衣装だけでも30kgぐらいあるそうです。
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男衆の後ろには「Masae」さん!
里内正恵さん、ニューヨーク在住で美を追求するアーティストさんです。
http://masaesatouchi.com/ -
司太夫さんは着物を着ておられる方です。
司太夫さんの娘さんが葵太夫さんです。司太夫さんは島原の「輪違屋」さんに太夫としておられましたが、独立して「末廣屋」さんの女将を務められています。
今日は「引舟」さんとして葵太夫をサポートされているようです。 -
里内正恵さん、日本公演などで帰ってこられています。
国際結婚をしておられます。 -
振袖太夫(ふりそでたゆう)、 禿(かむろ)、 葵太夫
禿ちゃんの背中には、司太夫と葵太夫の縫い取りが施されています。
どの太夫に仕えているのか?すぐにわかります。
「禿→振袖→太夫」というようにして、一人前の太夫さんになります。 -
色んな結い方があるようですね。
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「末廣屋」さんは丸に剣片喰(けんかたばみ)ですね。大傘に染められています。
輪違屋は元禄元年(1688)創業の現存最古の置屋さんです。同じ嶋原の角屋さんは揚屋さんです。揚屋は座敷を提供するだけで、遊女は抱えません。揚屋にいる客が、遊女を抱える置屋さんにお願いして招かれます。
輪違屋さんには数名の現役太夫さんがおられます。薄雲太夫、如月太夫、若雲太夫そして2015年に襲名された一番若い桜木太夫さん。
いちげんさんお断りの格式ある場所ですが、イベントのような形で太夫さんと過ごすことも機会もあるようなので、アンテナを張り巡らせたいと思います。 -
南総門を越えてこられました。
ここまで150mほどを30分かかって歩いてこられました。 -
ウットリ!
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太夫は手を常に帯の中に入れて、帯を前で心の文字に結びます。
吉原の花魁の帯は、だらりと垂らしています。 -
葵太夫と司太夫
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玉串奉奠(たまぐしほうてん)
榊の枝をお供えします。 -
木偏に神と書いて「さかき」と読む榊には、「栄える木」、神社を神聖な場所として「境とする木」の意味もありま す。
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神事が終わると「かしの式」になります。
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「かしの式」とは、いわゆる「顔見せ」です。
座敷で太夫と客とが出会い、大夫が客にアピールする時間になります。
盃を手に取って見せて舞われます。 -
かしの式
優雅に舞われます。お座敷では言葉を発する事無く、仕種と立ち振る舞い、まなざしでアピールされます。 -
太夫は御所に上がる事の出来る正五位の位を持っていました。高貴な人たちのお相手をきちんとできるように、茶道、華道、書道、和歌から琴、三味線、唄、舞踊に至るまでたしなみます。
芸を売るのが太夫さんです。昔は本当に能力のあるスーパーウーマンのような太夫さんがおられたそうです。 -
妖艶な!
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ウットリ~!
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着物の裾をたくし上げておられます。
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高さがありますね。
階段は大変でしょうね。 -
里内正恵さん、この後、舞を披露されます。
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紅を下唇だけにさし、お歯黒にしておられます。
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お茶席の準備まで、禿ちゃん達と休憩です。
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イチオシ
桜の樹があります。ちょうどこの下でお茶席が用意されるようです。
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禿ちゃん達が談笑中!
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Masaeさんによる奉納演舞。
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着物で舞っておられるとは思えないような動きです。
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フィニッシュ!
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準備が出来ました。
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お点前を披露されます。
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桜の木の下で・・・!シチュエイション は最高です。
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禿ちゃんがお運びします。
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山口整萌社中 奉納演奏
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国宝に指定された石清水八幡宮。
やわたのはちまんさんと親しみを込めて呼ばれています。 -
綺麗になりました。
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お茶席はまだまだ続いています。
着物姿の方が、葵太夫のご主人さんです。
「三つ足」と呼ばれる三つ歯の高下駄、高さがわかりますね。2kgぐらいあるそうです。 -
ポスターです。
今日は、午前中に常照寺さんで輪違屋さんによる「吉野太夫花供養」があり、午後はこちらの「島原大夫道中」と一日で太夫さんが全員見れるという特別な日でした。
花扇太夫、桜木太夫、薄雲太夫、如月太夫、若雲太夫がおられます。一番若いのが2015年に襲名した桜木太夫さんです。2015年18歳でデビューしました。
一見さんお断り・・・知り合いもいないのでハードルが高い!また、イベントの時にお目にかかりたいと思います。
サクラ編 http://4travel.jp/travelogue/11231651
サクラ・サクラ 艶やかなものを目にしてより一層ざわめきだしました。
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