2017/04/01 - 2017/04/01
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senqingさん
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山形の有名観光地、山寺と蔵王に行ってきました。山形は遠い昔来たことがあるが、ほとんど記憶がなくなっています。桜の春にはまだまだ早かったけど思い出になる一日でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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山形駅西口と東口です。朝早いので人も車もまばらです。このバスは西口に着いた、私が乗ってきた夜行バスです。
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まずは荷物を山形駅コインロッカーに入れ、仙山線で山寺駅に向かいます。小さなリュックが入る大きさで500円です。山寺駅のスーツケースが入るコインロッカーが600円で、観光案内所が300円でした(早朝は開いていませんでしたけど)。そして車一個(一台)が500円です。大きさを比較したらコインロッカーの500円は高すぎるのではないでしょか?貧乏くさくてすみません。
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山形駅仙山線ホームです。電車は六両編成で想定外の長編成です。
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山寺駅に着きました。山寺駅の色付きの駅名表示です。
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駅ホームから宝珠山立石寺(山寺)の眺めです。駅と山寺の間が谷のようになっているので、遮るものがなくホームのからの眺めが良いです。
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赤いポストのある駅舎は中々趣があります。
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駅前の立谷川にかかる宝珠橋を渡り、右へ曲がり登山口に向かいます。右角に観光案内所が見えています。
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途中日枝神社登山口があるが、それより先に山寺入口があります。神社と寺が並んで同居しています。一見不思議に見えますが、神社と寺が同居しているところは全国いたるところにあるそうです。
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山寺(立石寺)入口に到着です。
参道口ではなく登山口となっています。奥の院まで1000余段と書いてある立札を見ながら階段を上がっていきます。 -
上がったところに入母屋造・五間四面の根本中堂があります。重要文化財と聞いただけでじっくりと眺めます。
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まずは身と心を清めるためにお線香を焚きます。火の跡がないので、今日の一番は私みたいです。それだけで気分が良くなる私でした。
煙を体の調子悪い部分にあてると良くなると言われていますが、香炉が大きすぎて煙が体に届かない。よって、頭を近づけて煙をあてました。今更頭が良くなるとは思わないけど。 -
朝早くから掃除をしている人です。作務衣のような服を着ているが坊さんには見えないです。境内など外回りを掃除する人は檀家さんなのですかね?
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山門に向かって歩いているのですが、いろいろな石碑、像などがあります。
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その中の一つ松尾芭蕉像です。曽良像も並んでいます。
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山門です。ここから頂上まで階段が続きます。
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最初は石畳です。
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階段の両側に墓がずっと続きます。何でこんなに墓が多いのでしょうか。
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後ろを振り返ると、こんな感じです。
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四寸道に来ました。一番狭いところが約14センチの四寸道です。登山口から360余段となっていますので、3分の1まで登ってきたことになります。しかい、ここにもたくさんの塔婆塔が無造作に置かれています。
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太い杉です。両手を広げ抱え込んでみたら、三回で一回りです。
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せみ塚です。閑さや岩にしみ入る蝉の声、芭蕉
翁の句をしたためた短冊をこの地に埋めて、石の塚をたてたもので、せみ塚といわれていると書いてあります。 -
仁王門に着きました。両脇には雪が残っています。左右に仁王像が安置されています。
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壁、天井には名札がベタベタ貼ってあります。これは何を意味するのでしょうか。
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岩肌に穴が沢山あいています。この穴はお墓だそうです。ずいぶん険阻なところですが、あちらこちらにあります。
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開いてはいなかったけど、こんな山の上に売店、郵便ポストがありました。毎日郵便屋さんは登ってくるのでしょうか。山寺山頂の消印を押してくれるのなら記念に出してみたかったです。奥之院あと160余段まで登ってきました。
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雪の残った山々がきれいです。素晴らしい眺めです。ヒンヤリした澄み切った空気がすがすがしく、おもわず胸いっぱいに深呼吸をしました。マイナスイオンが多いのでしょう。そして、誰もいない自分一人の世界、ほんと気持ちが良いです。8時過ぎになるとポツリポツリと登ってくる観光客に出会うことになりました。
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奥之院に着きました。ここで行き止まりですが、後ろにはまだ山があります。
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山ですから、いま登ってきた道が表道とすると、裏道もたぶんあるのでしょうね。ところどころにある進入禁止立札の先はなにがあるのでしょうか。
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少し戻って、開山堂へ向かいます。ここらの見晴らしが素晴らしく、山寺のハイライトです。
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開山堂左側の赤い納経堂とともに岩の上に立っています。
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開山堂右側は五大堂です。山寺を一望できる絶景が展開します。
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写真の山の奥にも山が連なって広大な風景が展開しているのですが、私のカメラには映りません。
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下方に小さく山寺駅が見えます。そんなに高いところに登った気はしなかったのですが、下を見ると山寺はかなり高い所にあることが分かります。
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小さな建物が見える先に道は続いているのですが、立ち入り禁止になっています。
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五大堂を床下から見ています。本当に岩の上に建っています。
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一通り見たので下山します。
各所にお堂はあったのですが、朝早いせいか開いているところがなく諦めていました。最初の根本中堂に戻ってきたら、行く時は開いていなかった根本中堂ここだけが開いていました。何を諦めていたか言うと御朱印を頂くことです。神社・仏閣で御朱印を頂いている人たちを今まで見ていました。今まで御朱印は信者や信仰者が頂くものと思っていましたが、誰でも頂くことができると知った昨今、昨日御朱印帳を買って持ってきたのです。御朱印を頂くのは初めてなので、聞いてみました。最初のページには願い事や希望を書き、2枚目から御朱印を頂くそうですが、最近ではそのようなこともなく、最初のページから御朱印を押していく人がほとんどだそうです。お坊さんは私に確認してきましたが、別に願い事はないし最初のページに御朱印を頂きました。宗派が違っても、神社・寺が混ざっても問題ないそうです。そんなもんかなと思いましたが、御朱印も現代化されているのですね。話を聞いて感じたことは本人次第でご利益にもなるし、ドラえもんのスタンプラリーと同じにもなると感じました(軽はずみなことを言ってすみません)。 -
時間は9時ですが、参道前のお土産屋さんや食べ物屋さんが開いていません。やっと一軒だけから窓越しに蒸気の上がっている店がありました。男の人が饅頭を作っています。屋号は商正堂さんです。
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恐る恐るドアを開け入りますが、忙しいらしく私を完全に無視です。饅頭を作るのを見ていたら、奥から声が聞こえてきました。「あの~、饅頭を頂けますか」「今作っているのは一時間位かかります。こちらならすぐ食べられます」「なら、それください。ここで食べていけますか」「はい、ではお茶を入れましょう」と会話が続きます。
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商正堂さんが作っている饅頭です。
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山寺名物「もろこし」お菓子です。おいしいと言うので一枚買ってみました(一枚80円)。大変甘くて食感はビスケットを固くしたような感じです。
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しばらくすると、若い男が入ってきました。窓越しに見える私を確認して入ってきたのでしょう。彼も饅頭を一個買います。並んでお茶を頂きます。その人は店の主人らしいおばあさんをおねいさんと呼んでいますので、気を良くしたらしく何杯もの茶をお替りしてくれます。おいしいお茶でした
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10時の山形行に乗るのでお礼を言って店を後にしたら、彼も同じ列車に乗るらしく追いかけてきました。御朱印を集めるのが趣味らしく、金運、縁結びの神社・仏閣を専門に回っているそうで、すでに四冊になったそうです。見せてとも言わないのに見せてくれます。なぜ、金運、縁結びの神社・仏閣を専門に回っているかと尋ねると、まだ独身なので早く結婚して、偉くなりたいからだそうです。なるほど、四冊も御朱印を集める暇があるくらいなら、その力をもっと別なところに使ったほうが良いのでは思いました。が、頑張ってくださいと言う私がそこにいました。彼はこの後、寒河江の何とか神社に行くとのことで、北山形駅で別れました。
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山形駅には連絡しておいた学生時代の友人が待っています。何しろ三十数年ぶりの再会です。持つものは友です。蔵王へ行く途中、山形市土坂の蕎麦屋三百坊で昼食にします。
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西蔵王の山間に建つ、築約400年の加屋を移築した元陣屋だそうです。
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入口の引き戸を入ると土間があり、左に三部屋の座敷がありました。部屋から見える庭園はまだ雪景色でした。
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店の畑で育て、石臼で挽き、地下水で生地を作るそうです。外からガラス越しにその工程が見られます。
名物坊板そばを注文します。食べ方を聞くと、蕎麦はワサビをつゆに入れてはいけません。つゆの味が消えてしまいます。ワサビを蕎麦に軽く載せ、蕎麦をつゆに三分の一ぐらい付けたら、そのまま引き上げ食べます。これが基本だそうです。そばの香りと歯ごたえのある食感を味わってくださいのことです。 -
一緒に頼んだ山菜天ぷらも大変美味しかったです。
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和紙に書いてある、手書きのお品書きです。
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昼食を終え、蔵王へ向かいます。蔵王は広大なスキー場が広がります。
蔵王ロープウェイで蔵王山麓駅から地蔵山頂駅まで行きます。スキヤーが沢山いてここはまだ冬です。蔵王山麓駅のきっぷ売り場です。 -
スノーボードも多いです。私が40年ぐらい前に蔵王スキー場に来たときはスノーボードなどなくスキーオンリーでした。スキーセット約5000円、衣服セット約5000円でレンタルができますので、昔を思い出しちょっと血が騒ぎましたが、今更無理して足でも折ったら大変と思い留まりました。
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ロープウェイは樹氷高原駅へ向かいます。乗客はもう一組観光客がいて、あとは全てスキー客です。
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下方に蔵王温泉街が広がります。
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樹氷高原駅で乗り換え、地蔵山頂駅へ向かいます。ここからは小型のゴンドラになりました。
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樹氷が見えてきました。4月1日でも樹氷は残っていました。空は曇っていて、粉雪が舞っているので良く写りません。
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近くに寄ると樹氷はこんな感じです。
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この蔵王地蔵尊、顔しかありません。変な地蔵と思っていたら、実際は約3メートル弱の座った地蔵さんで、首から下は雪で埋まっているそうです。前においてある賽銭箱はキャタピラ付きの移動車です。合理的にできています。
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こんな小さいのに上手に滑っていきました。下につくまで10キロも滑っていかなければなりません。
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今日の頂上の天気は粉雪が舞ったり、晴れたり、風が強く吹いたり、ガスったりして目まぐるしく変わります。ガスるとほとんど周りが見えなくなり、道順は滑走コースにある番号札だけが頼りになります。個人的にはエキサイティングで面白いです。
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開運の鐘です。これも鐘部分だけ頭を出し、雪に埋まっています。注意して見ないと通り過ぎてしまいます。
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外はほんと寒いです。長靴、マフラー、防寒具を準備してくれたが、それでも寒いです。頂上の食堂でコーヒータイム、山形名物コンニャク団子を頂きます。
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しばらく休憩したのち、同じロープウェイで戻ることにします。下方に見える樹氷には感動します。 -
せっかく蔵王に来たのですから蔵王温泉で温泉へ入ります。蔵王温泉の共同浴場は上湯、川原湯、下湯があるそうですが、一番小奇麗な上湯共同浴場に行きます(友人の話です)。蔵王温泉バス停の横の道、酢川神社の参道を進みます。
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上湯共同浴場です。入口にある料金箱に200円入れます。
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詰めれば10人くらいはいれる湯船です。湯上がり場も全て木できていま。少し熱めの湯ですが、それが気持ち良いです。浴室には蛇口はなく、体を洗うためではなく、お湯に浸かるための共同浴場です。隣のおじさんは聞きもしないのに吠えています。なぜ脱衣場と浴室がガラス戸になっているのか→次の客が入ってきら最初に湯船に入っている人から出る準備をする。湯船に浸かって体が温まったらすぐに出る→体を洗う場所ではない。ゆっくり入りたいなら日帰り温泉に行きなさい(蔵王温泉にもあるスーパー銭湯のような温泉)。脱衣場には体を拭いてから行くこと。無視していましたが、それが気に入らなかったらしく、その他いろいろなことを言っています。温泉組合の関係者かと思っていたら、仙台から来た観光客でした。
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湯はかなり強い硫黄なので、顔は拭く程度にすることと友人は言っています。ザブザブ洗ってしまうと、顔が荒れてヒリヒリしてくるそうです。使ったタオルはすぐにボロボロになるので、捨てても良いタオルを使用するそうです(なのに、友人は新品のタオルを用意してくれました)。
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体が温まったところで、まだ時間が少しあったので、上山市楢下にあるこんにゃく番所に行きます。
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こんにゃく専門店ですが、店構えがほんと番所そっくりです。知らなかったのですが観光バスのコースになってくるくらい有名な場所だそうです。
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売店とお食事処があり、こんにゃくコース料理が食べられます、こんにゃく玉と砂肝を買います。
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こんにゃく玉は煮込んであり、蔵王頂上で食べたこんにゃく玉より格段に美味しかったです。ネギは本物ですが、砂肝はこんにゃくです。色合い、味、食感がこんにゃくと思えないほどそっくりでした
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ここでゆっくりした後、帰路につきます。今日の宿泊地新潟へ向かいます。18きっぷを使うので最寄りの駅でよかったのですが、米沢まで送ってくれ、駅に着いたころはとっくに日が暮れていました。この列車は約3時間かけて新潟駅まで直通運転しまので移動には便利です
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地方の車両も都会の車両にまけないくらい奇麗です。頂いた米沢牛弁当を食べます。駅弁は基本的に買わないので、大変ありがたかったです。
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