2017/04/06 - 2017/04/06
34位(同エリア200件中)
玄白さん
今年は3月に寒い日が続き、カタクリなど春の到来を告げるスプリングエフェメラルの開花が10日ほど遅れていた。4月に入り、ようやく待ちわびたように可憐な花々が咲き始めたので、久しぶりに花の撮影に出かけて来た。行先は、栃木県東部の那珂川町にあるカタクリ山自然公園。名前の通り、カタクリの群落があるが、キクザイチゲ、ショウジョウバカマなど他のスプリングエフェメラルや、ミズバショウの湿原もあり、桜満開より一足先に春の訪れを満喫してきた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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駐車場で料金(¥500)を払ったときにもらった園内の地図。カタクリが満開とあって、入口近くの第1、第2駐車場は満車、第3駐車場に車を停める。
標高50mにも満たない丘のような里山の雑木林の中に、カタクリやミズバショウの群落がある自然公園である。地図には、約3haの林の中2か所に100万株のカタクリの群生があると書かれているが、それほどではないように思えた。昔より数が減っているのかもしれない。 -
県立の自然公園に指定されているが、この雑木林は、個人の所有地である。花の時期だけ、一般公開されていて、園内の管理はNPO法人山野草保存会の人たちが管理している。
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順路のしたがって進むと、まずショウジョウバカマの群落に出会う。
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これもスプリンゲ・エフェメラルの一員。
春先に花を咲かせ、夏には葉が枯れて地下茎だけになり、秋、冬は地上から姿を消す一群の植物はスプリング・エフェメラル(春のはかないもの)というファンタジックな名前で総称され、春の妖精とも言われる。代表的な花がカタクリである。 -
途中までは、車イスでも入れる木道が整備されている。
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木道の両脇の雑木林の中に、カタクリの群落が広がっている。
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栃木県内のカタクリの群生地は、南部の三毳山がよく知られていて、カタクリの満開の時には混雑するが、こちらは知名度が低いためか、訪れる人は少なく、ゆっくりと花を楽しめる。
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イチオシ
珍しい白いカタクリ発見。
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カタクリの群生の中にヤブレガサがあった。夏に花をつけるが、春先に出た芽が開き始める姿が破れた傘に似ることから、いささか無粋な名前が付けられている。
葉が開き始める前の芽は山菜として食用になるそうだが、まだ食べたことはない。 -
カタクリは、反り返った花の形が特徴的だが、日が当たらないとこの形にならない。したがって、カタクリを鑑賞するには晴れた日が好ましいということになる。
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日陰だと、反り返り不十分。これはこれで、控えめな愛おしさが感じられて、よいものであるが・・
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久しぶりに持ち出したマクロレンズを使ってみた。
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3姉妹
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這いつくばって、正面から
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イチオシ
ハイキーで仕上げてみた
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イチオシ
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傍に生えていたヤブツバキの花がカタクリの葉の上にポトリ。(ヤラセではアリマセン!)
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最初のカタクリ群生地から丘の頂上を越えて、2番目のカタクリ群生地、ミズバショウがある湿地へ。
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丘の頂上では咲き始めた桜の下で、仲良しおばあちゃん2人の花見女子会。
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第2の群生地のカタクリ
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キクザイチゲの群生があった。
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カタクリとも競演。
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ミズバショウは少しピークは過ぎた感じだが、まだまだ見頃。
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アップで写そうとすると、なかなか傷んでいないきれいな花を探すのが大変だ。
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イチオシ
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およそ2時間ほどの山野草観察のひとときだった。
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