約25年ぶりの高尾山①～「氷川神社」から高尾山駅まで

2016/12/11 - 2016/12/11

いつの間にかミシュランから三ツ星の認定を受けるようになった高尾山です。今や年間300万人という日本一の登山者数を誇る高尾山に、10名のグループで訪れましたが、それは私にとっては約25年ぶりの高尾山でもありました。12月にしては暖かい日で、高尾山の自然や歴史を堪能できましたし、富士山の綺麗な姿を見ることもでき、大変に満足な1日になりました。見所も多く、3回に分けての登山記録になります。

エリア 高尾・八王子(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

待ち合わせは京王線新宿駅です。今日は約25年ぶりの高尾山に向かうのですが、こちら京王線新宿駅も25年前に高尾山に行くために利用したっきりです。ちょっと緊張しながらの到着になりました。しかし今日は気の抜ける休日、さらに10人で集まるとなれば、かならず遅刻者いるし、予定していた電車も運休になるなど、予定通りには行きませんね。

とりあえず、この高尾山きっぷで…

京王電鉄の高尾山口駅へ到着しました。

見上げれば、えっ？このデザイン？

凄くかっこいい駅になっていて驚きました！あとから知ったのですが、この駅舎が完成したのは2015年で、デザインしたのは隈研吾さん、高尾山の杉並木をイメージして杉材を用いたものとのこと。2016年9月にはグッドデザイン賞も受賞しているようで、やはりといった感じです。

駅前広場の正面には登山コース案内図と…

駅のすぐ近くにある「氷川神社」の紹介がありました。

ふと左手を見ると「氷川神社」のものらしい鳥居が目に入ります。何人かがトイレに行ってしまった時間を利用して、「氷川神社」を探して見ました。

この鳥居を写真に撮っている私の背中側に…

「氷川神社」がありました。この鳥居…

四ツ足です。珍しいですね。

鳥居の再建についての碑もありました。

この由緒書きの内容には異説が多そうです。まず室町時代に毛利さんが八王子に城を築いたなどということがあるのでしょうか？でも、だからこそ興味が湧きました。何かの際に調べて見る価値ありですね。

四ツ足の鳥居を通り、拝殿へと向かいます。

あちらですね。

拝殿に到着しましたが、もう皆がトイレから帰ってきているかもしれないので、速足で駅まで戻りました。

まだトイレから戻って来ていなかった人を待って、いざ高尾山へ！

改札から見て右手、駅舎に沿って歩いて行きます。ｽｷﾞ材を多用した駅舎には温泉施設までもあるんですね。

その後もお土産屋さん、だんご屋さん…

帽子屋さん、杖などのお店が続きます。

その後はしばらく住宅街を歩いて行くと、ほどなく…

右手に「高橋屋」という有名なお蕎麦屋さんが見えたら…

その正面が高尾登山電鉄の清滝駅です。

ケーブルカーかリフトで高尾山駅まで行くことができます。

途中、2名が徒歩のみで登山することになったため、残り8人がケーブルカーを利用することになりました。

このケーブルカー、あることで日本一なんです。ですから無理して乗ったりしません。

さあ、われわれが乗車するケーブルカーの到着です。

少し近づきすぎて分かり辛いのですが、安全に急勾配を登坂することができるよう、車内の座席は階段状になっており、車体の形状もそれに合わせてあります。

はい、予定通り最後尾の座席をキープ！なかなかの急勾配で、少し足を踏ん張って姿勢を維持しなければなりません。

出発しました。とてもスムーズな走りです。

トンネルに入ります。

このトンネルを出ると…

まだ紅葉の残る美しい山肌を登って行きます。

美しいなぁ…と思っていられるのも、この辺りまで。

この辺りから更に急勾配になり、頑張って足を踏ん張ります。

そして31度18分、ケーブルカーとしては日本一の急勾配にさしかかります。

この急勾配を体感するために、最後尾に席をとったのです。いや～、ちょっと怖い！

高尾山駅に到着したのでケーブルカーを降りますが、一応眼下をパチリ。、

そして階段状になった客席部分もパチリ。

乗車時には上手に撮れなかったケーブルカーの車体も撮りました。

さて、高尾山駅の駅舎を出ます。

これが標高472メートルの高尾山駅の駅舎です。次の巻は、標高599メートルの高尾山山頂までの記録です。