歩いて並んで歩いた天津（1）

2017/04/03 - 2017/04/04

2017年春の中国旅行

3月31日～4月2日、5日：北京
4月3日～4日：天津

天津旅行ではかなりの距離を歩くとともに
かなりの時間並ばされた。

♪ 歩いて歩いて歩いて歩いて歩いて歩いて歩いて歩いて歩いて
♪ 並んで並んで並んで並ぶ～
（昭和のある歌曲でどうぞ）

エリア 天津(中国)

天津への新幹線は北京南駅から出発する。地下鉄北京駅で乗車券を買うためにはいつも並ばされる。2つ窓口があるのだから、両方開ければいいのに。

地下鉄北京駅B出口付近は非常に狭い上、手荷物検査もあり、前進するのが難しいくらい混雑することが多い。手荷物検査の必要性はそんなに高いのだろうかといつも思う。

北京南駅は空港並みの大きさ。天津への乗車券を買うために並び、30分ほどで自分の番に。

しかし、購入できたのは、およそ2時間後の11時42分発。予定では10時半ごろ天津に着く予定だった。北京駅の前のホテルに泊まっていたのだから、あらかじめ乗車券を購入しておくべきだった。

2時間もの待ち時間。駅構内をぶらぶら。

ラーメンは世界中で人気がある。

時間的には早かったけど、昼食をとることにした。

宮保雞丁丼セット

新幹線に乗るのに、安全検査を受ける。その列がまた長い。

検査は空港ほど厳格でないような......

安全検査を通ったあとはエスカレーターで階上へ。

乗務員

子どものころ、電車の車掌に憧れていたんだよなぁ......。
何でこの夢を追い続けなかったのだろう。

駅というイメージにほど遠い北京南駅。まるで空港のよう。

次から次へと電車が地方へ向けて走って行く。

改札口はこんな感じ。

改札は発車予定時刻の30分前ごろからなのに、早い時間から多くの人が並び始めていた。

空いている席がなかったから......

自分も早々に並んだ。

改札口ではパスポートも提示する。
エスカレーターでホームへ。

乗車券を買うときに、「一番早く乗れる新幹線」と言った結果、2等席になった。

長距離新幹線には、このようなシートもあるようだ。

最高時速は275キロだった。

車掌が何度か颯爽と通り過ぎた。

天津には40分とかからずに到着。
駅のコンコースが長い。

改札を出ると、すぐにこのような景色が目に飛び込む。

公安（警察）の車。かわいい感じだけど武装警察。

パトカーもおもちゃみたい。

しばらく歩いて振り向くと、天津駅全景。

ホテルは駅のすぐ近く。

パトカーの日陰を利用してのんびり寝ているワンコ。

錦江之星駅前ホテル

寝るだけだからとリーズナブルなホテルにしたけど、それにしても殺風景。よい点は駅から近いこととCCTV11戯曲台が観られること。

寝る前にシャワーを浴びたとき、シャワーブースのカーテンが短過ぎて、だいぶ床を濡らしてしまった。

荷物を置いて、早速街へ繰り出す。

解放橋から見た津湾広場。

解放橋から見た天津駅

ザ・解放橋

開放橋付近でゴールデンレトリーバーに遭遇。「工作犬」というバッジをつけていたけど、どんな仕事をする犬だったんだろ。

津湾広場駅から地下鉄に乗車。

乗車券は台北のMRT同様、コインタイプ。

この男性の身長は2mぐらい。背が高いというだけで、男はかっこよく見える。実に羨ましい。

周鄧紀念館で下車し、水上公園へ。

清明節休暇であるうえ、好天気に恵まれたから、多くの来場者がいた。

そして、動物園へ。

クマのプーさんらしきものとバンビらしきものがお出迎え。

動物園と言っても、簡易遊園地も併設されていて、動物エリアまでは入り口からだいぶ歩かされる。

若いお父さんと二人の子供

天津動物園でもっとも人気があると思われるトラ館

トラの口から入るとこんな感じ。ガラス越しにトラやライオンが見られる。

でも、トラも......

ライオンもこのとおり。こんな狭いところでなく、外に出してあげればいいのに......。

子供は高いところに立って見ることができる。でも、ご父兄の皆さま、子供がガラスをバンバン叩くのはやめさせてください。

この日は非常に気温が上がり暑かった。しかもこの人出。人間も動物だから、人間観察をすることも目的にした。

動物園スタッフは座り込んでお喋り中？

楽しそうにクマを見ている来場者。いいえ、見ているだけではありません。

クマに持参した野菜などを与えているのです。

北京動物園も上海動物園も来場者が食べ物を持参して与えていたけど、園側はこれを禁止している。もっと厳しく取り締まるべきだとつくづく思う。

レッサーパンダがすぐ目の前に。

パンダ、もちろんいます。

この子、らくちんでいいなぁ。

サルの親子

天津動物園で展示されている動物の種類は多くない。敷地があれだけ広いのに、遊園地などに多くの面積をとっているのはもったいない。動物園と遊園地は分けてしまったほうがいいように思う。

動物園滞在時間は1時間もなかった。暑さ＋人の多さに疲れてしまい、長くいたいと思わなかった。大好きなゾウさえ見ずに出てしまった。水上公園を通って、地下鉄の駅へ。

駅に着き、乗車券を買うために長い列に並ぶ。ところが、自販機は紙幣の受け入れができなくなったようで、コインしか使えない状態になっていた。それで、臨時に出ていた乗車券売り場の列に並び直した。結局、乗車券を購入するのに、30分以上かかった。この日は、乗車券を買うために北京駅、北京南駅、周鄧紀念館駅で並び、その合計時間は1時間半ほどにもなった。

車内にこのような服装の人がいた。本当に天津地下鉄のスタッフなのか、あるいはこういう服が売られているのか......。ジーンズ生地でできた制服は珍しい。

（天津（2）に続く）