2017/03/18 - 2017/03/19
60位(同エリア1715件中)
琉球熱さん
八ヶ岳から下山後、中央線の上りではなく下りに乗って松本まで。
松本と言えばあの草間彌生女史の故郷。市の美術館には作品が常設されている。
六本木の喧騒とは違う雰囲気でゆったり鑑賞できるに違いない…と考えたからだ。
訪問の目的はしたがって、松本市美術館のみ。
それではあまりにもったいない、と調べてみると、そこはさすがに歴史のある街だった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
のっけから合成写真で失礼。
投宿した「松本ホテル花月」
古いホテルらしい重厚感。屋上からはライトアップされた松本城。松本ホテル花月 宿・ホテル
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松本駅からぶらぶら城に向かって歩いていると、こんな建物が。
無機質なビルに挟み込まれて窮屈そうだ。
それにしても、よくぞ建てたもんだ。 -
松本城近くのフレンチレストラン。
壁にはびっしりと蔦が絡まり、厳かな雰囲気。
何より、名前がすごい。
鯛萬
知っていて付けたのか? 屋号とかの関係で、こうせざるを得なかったのか?
思わず二度見の看板(笑)
そうでなくても「怠慢」ともとれるわけで…レストラン鯛萬 グルメ・レストラン
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大名小路井戸
表通り、ビル街、交通量の多い道路、、、そんなところに湧水とは。
おまけに、飲める。
アルプスを背にした土地柄ならでは。大名小路井戸 名所・史跡
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松本に来たら外せないだろう。
まさにテッパン -
開門直後、空いていて快適。
しかしながら、予想より人がいる。皆早起きだ。国宝松本城 名所・史跡
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周囲は公園(松本城公園)。
梅が鮮やか -
イチオシ
明鏡止水
逆光が残念だが、お堀の水面が鏡のようだ。
本来、人工物に使う言葉じゃないが、鏡のような水面がまさに「止水」。 -
イチオシ
橋の「赤」が良いアクセント
この松本城、とても美しい城だった。 -
四柱神社
縄手通りの隣には神様オールスターみたいな神社
もう、なんでもありだ四柱神社 寺・神社・教会
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この手前の橋、橋とも呼べないような短いものだが、その名を「御幸橋」という。
その名の通り、畏れ多くも天皇にちなんだ橋である。御幸橋 名所・史跡
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神社の境内を抜け、縄手通りへ
なわて通り 名所・史跡
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商店街の入口に、ひと際目を引くオブジェ。
「ガマ侍」
芸大の学生あたりが造りそうな…なんて思ったら、ほんとにそうだった(笑)ガマ侍 名所・史跡
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縄手通りはこんな小路。
江戸の頃を再現したのかな? 観光用だが面白い。 -
そうかと思えば、こんな今風のベーカリー。SWEET
「テラス席」と称する路傍のテーブルは落ち着かないぞ。CAFE SWEET 縄手本店 グルメ・レストラン
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この縄手通りはカエルとの縁が深い。
その由縁は「ガマ侍」脇に建てられた看板に書かれている。 -
まぁ、この辺は好みの問題もあるよなぁ
-
縄手通はこの女鳥羽川に沿っているのだが、街中にこんな川が流れているなんて、素敵じゃないか?
味気ない護岸工事が施されていない川。都心では見られない風景だ。
なんと、ジョウビタキを発見。人も車も往来する街中なのに、いいなぁ -
橋の欄干には古風な照明
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橋を渡ると、昔の蔵を改築したような珈琲店。
ふらふらと思わず入っちゃうよな~珈琲 まるも グルメ・レストラン
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中町通り
松本市はかり資料館
明治時代の秤屋を改装した、一風変わった博物館松本市はかり資料館 美術館・博物館
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両替天秤、繭の雌雄選別器、毛髪湿度計などなど、「秤」という盲点を突いたようなモノが並ぶ様は、意外に興味深い。
-
この中町通りは景観にも配慮されていて、このなまこ壁が特徴
再三の大火による被害から、なまこ壁の蔵を造ったのがその始まりだそう。
もちろん現在のなまこ壁は、地域振興策として当時を復元したものではあるが・・・中町通り 名所・史跡
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レトロ感満載のこんな店や
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こんな店
売っている物は古風なものから今風のものまで
ちょっと覗きたくなる店がいっぱい -
これもまた風情のある店構え
伊原漆器専門店 専門店
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中町蔵の会館
ちょうど良い休憩処。
造り酒屋を改築した施設で、外にはベンチもあり、館内では展示会やイベントが行われている様子。
観光施設ではない点が素晴らしい。中町蔵の会館 名所・史跡
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中町蔵の井戸
入口の脇には井戸。
これまた現役である。中町蔵の井戸 名所・史跡
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商店街入口には井戸もあったり。
井戸なんて知らない子供たちには、けっこう面白いかも。
キンキラキンのショッピングモールより楽しい。 -
さて、松本訪問の本来の目的地である。
松本市美術館
予想はしていたが、やはり強烈なインパクト松本市美術館 美術館・博物館
-
妙に“生命”を感じる不思議な花たち。
作品名:幻の華 -
イチオシ
可憐でも繊細でもない
でも何か惹きつけられる
壁面の蝶としっかり調和がとれているのも凄い -
草間さんの愛犬トコトンも、ここでは水玉仕様
-
イチオシ
先日の国立新美術館で見た光景が甦る
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飽きない・・・
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入館前からこれである。
キリがないので、中に入ろう。 -
ちなみに、ベンチ、ごみ箱、自販機も水玉
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魂のおきどころ
常設展だが、新美術館へ出展しているため、こちらの展示数は少な目。 -
階段まで・・・
-
せっかく来たのだから、こっちも観て行こう
多くの画家、書家、作家と縁があった松本 -
美術館の中庭
右側はカフェ -
館内の廊下から水玉越しに見る幻の華
このアングルが意外にも新鮮で、外で見るのとはまた違った味わいがある。 -
ロビー(受付横)にあるオブジェ
これ、撮影OK -
いやはや、素敵な場所だ
別れ際にもう一度・・・ -
美術館を辞し、あがたの森に向かう途中・・・
出たよ! 草間彌生号!
またの名を「水玉乱舞号」だって(笑)
このミニバス、「タウンスニーカー」という愛称で市内を回っているんだが、車両デザインは5種あるというから、水玉乱舞号に出会えたのはラッキーかも。タウンスニーカー 乗り物
-
歩いてやってきたのは「あがたの森公園」
この公園の名前を聞いて真っ先に浮かんだのは「あがた森魚」(笑)
「赤色エレジー」という衝撃作、メロディーすら思い出せないが、人の気持ちに冷水を浴びせるような陰気くさい歌だったと記憶している。
何か縁があるのかと思いきや、彼自身は北海道出身だし、大学も明治だし、どうやらまったくの無関係みたい(笑)
それにしても、紛らわし過ぎるでしょ。あがたの森公園 公園・植物園
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話が大きく逸れてしまったが、ここは旧制松本高校の跡地。
こちらはその講堂。
中から何やら音が・・・
吹奏楽の演奏会。そのリハーサル中だった。 -
こちらは校舎本館。大正9年に建てられた木造洋館。
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校舎は驚くべきことに現役で、図書館が入っているほか、各教室が市民サークルなどの活動に提供されている。
重要文化財というと、『寄るな触るな』みたいな印象があるが、こうやって普段使いの施設として存続していることにちょっと感動。あがたの森文化会館 名所・史跡
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内部
天井の形状も照明も、やはりクラシック -
廊下は意外に狭い。
今も使われているだけに、綺麗に整備されている。 -
この中庭の雰囲気がまた良し。
-
見学可能な教室が一つ。
昔懐かしい木製の机、椅子と一体。 -
郷愁をそそるね~
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もう一か所、一般公開されているのが校長室。
旧制高校の校長、偉かったんだろうなぁ -
校舎・講堂のこの色がまたいい。なんとも上品。
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再び中庭
ここからの眺めだけで、「伝統」とか「格式」なんて言葉が連想されてしまう。
説明不要・・・そういうことだろう。 -
隣接する「旧制高等学校記念館」
もともとは松高の記念館だったものを、各地の旧制高等学校の資料が無くなっていく傾向を請けて、他の旧制高等学校の資料も収集・保存するため、新たに「旧制高校等学校記念館」として開館したもの。旧制高等学校記念館 美術館・博物館
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ロビーにはかつての学生の像が。
バンカラ・・・ -
通りを歩いていて目に付いたマンホールは「手鞠」
そうか、松本の代表的な民芸品だった。 -
ここで中町通りでちょっと気になった店を。
「Pino Libro」
雑貨屋と言ってよいか?
ちょいと洒落た小物類が売られている。
店の構えも商品もセンスが良い。 -
「mono ストア」
一番新しい店らしい。
土産類のほか雑貨類も充実。
そのどれもが「地産」、オリジナルも豊富。
パッケージデザインも秀逸で、右下の箱、デザインに魅せられて購入。
松本を象徴するイラストが散りばめられている。
同じデザインの包装紙もあり。
箱欲しさに買った中身は金平糖(笑)
いまだに未開封・・・
ちなみにこのイラストは、地元のデザイナーによるものだそうだ。 -
裏通り
松本山雅サポーターの集う店
まだできたばかりみたい -
てくてく歩いて松本駅到着
重い冬用登山靴でよく歩いたもんだ。
それにしても松本、いい街だなぁ~
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この旅行記へのコメント (2)
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- らびたんさん 2017/04/08 07:22:04
- 今回もつっこみどころ満載
- 琉球熱さん、こんにちは^^
いやー松本・・・今回も言いたいことたくさんですよw
まず1枚目から合成で失礼、に吹きました。
いいじゃないですか〜イントロ的な感じで♪
次に怠慢。
こう変換するとは柔軟ですね!
調べてみたら以前あった店の名前とか、鯛萬小路なんてのもあるようです。
私1996年に松本へ行ったことがあるんです。
夏でしたが、そのときも無風で、ばっちり明鏡止水。
赤い橋の上で写真とりました。
レトロな町でそば食べたり、
そういえばカエルの姿もいくつか見かけた記憶あります。
町中でジョウビタキがいたんですね!
大好きなカラーリングです♪
山奥でしか見たことありませんよ〜。
そして「幻の花」
これ、マリオのパックンフラワーかと思いましたw
なんか楽しい!
最後に、やっぱり登山靴で観光されたんですよね。
どうしてもこうなります・・・・
車移動ならいいけど、まさか町用の靴も担いで山を登るわけにもいかず。
重いし、疲れ2倍ですよね(>_<)
お疲れさまでした!
らびたん
- 琉球熱さん からの返信 2017/04/08 20:53:19
- RE: 今回もつっこみどころ満載
- らびたんさん、いつもありがとう!
あのフレンチレストランには本当に驚いた。
「たいまんを張る」なんて、もう死語でしょ?(笑)
「鯛萬の井戸」なんてのもあるくらいだから、地元の人にとっては違和感ないんでしょうが、やっぱり変えた方が良いと思う、店の名前(笑)
らびたんさんが行ったのはもう20年も前。小学生?(笑)
それにしても、城があり、城下町らしい落ち着いた風情の街並み、湧水、学問・芸術の香り、、、松本っていい街!
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