2017/03/26 - 2017/04/02
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okahonさん
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待ちに待ったエジプトです。
政情不安のエジプトは危険だということで観光客が激減、エジプト航空のカイロ便は2013年から休止になっていました。
ところが2016年夏に、2016年11月からチャーター便が飛ぶという情報が入り、各旅行会社からもチャーター便を利用した6泊8日のツアーが発表されました。
そこでこの機会を逃すことなくエジプトへ。
ただいろんな都合で出発日は催行ツアーの最終回。
3月の末では暑すぎるかなと心配しましたが、気温は高くても湿度が低いので結果は大丈夫でした。しかも朝晩は涼しかったです。
安全面でも各所に警備の警察官が配置され、観光バスには観光ポリスが同乗していて不安感はありませんでした。
ではエジプトの様子をご覧ください。
1日目:成田空港~ルクソール
2日目:(午前)ルクソール東岸観光、(午後)乗船し船内で休憩
3日目:(午前)ルクソール西岸観光、(午後)出航
4日目:(午前)エドフ観光、その後出航、(午後)コム・オンボ観光
5日目:(朝)アスワンで下船しアブ・シンベルへ、(午前)アブ・シンベル観光、(午後)アスワンへ。(夜)空路カイロへ
6日目:(午前)ギザのピラミッドとスフィンクス観光、(午後)休憩
7日目:(午前)カイロ観光、(午後)カイロ~関西国際空港
8日目:関西国際空港~成田空港
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 船
- 航空会社
- エジプト航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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成田空港第2ターミナル。
ルクソール行エジプト航空MS3002便は14時00分発の予定です.
が、前日15時00分にカイロ空港を飛び立って、関空経由で成田空港に12時30分に到着予定のエジプト航空機は、なんと13時30分にようやく到着しました。 -
結局1時間遅れの15時過ぎに出発となりました。
先が思いやられます。
写真はいつもの「頭隠して尻隠さず」です。 -
機材はB777-300。ビジネス46席、エコノミー300席。
チャーター便なので、日本人ツアー客のみでほぼ満席です。 -
離陸2時間後に1回目の食事です。
こちらはチキンをチョイス。日本で積み込みですから味はマアマアです。
(意見には個人差があります。)
なお、エジプト航空では宗教上の理由からアルコールの提供はありません。
どうしても飲みたい方は出国審査後、搭乗前に空港の売店でお買い求めください。 -
こちらはビーフをチョイス。
牛丼に卵をかけたような・・・
味は良かったですよ。 -
飛行時間14時間のちょうど半ばの頃、サンドウィッチと大福の軽食が提供されました。
大福が甘くて美味しいです。 -
着陸前に2回目の食事です。
選択の余地なくオムレツです。
食事が終わると現地時間23時にルクソールに到着です。
次の写真はルクソールの夜景です。 -
「両替について」
現地通貨はエジプトポンドです。到着した空港内に銀行窓口があります。
ただしツアーの場合、エジプトポンドはほとんど使いません。
船内の飲み物代は下船時にまとめて支払いますが、米ドルでも日本円でもOKです。
連れて行かれるお店なども米ドルでも日本円でも支払えます。
観光地の土産店でも「ワンダラー」とか「○個センエン」と叫んでいます。
トイレチップは現地ガイドが全員分まとめて支払ってくれたので、最終日に1人1米ドル払いました。ホテルの枕チップも米ドルです。
どうしてもエジプトポンドなのは、エジプト考古学博物館のカメラ持ち込み撮影料50ポンドとミイラ室の入場料100ポンドだけです。
私は現地ガイドが用意した3000円パック(405エジプトポンド入り)を買いました。1エジプトポンドが7.40円と多少割高かなと思いましたがお手軽なので納得でした。 -
「エジプトのビザについて」
エジプトに入国するにはビザが必要ですが、申請書を書く必要はなく25米ドルのシールを購入してパスポートに貼るだけです。
ツアーの場合、旅行会社によって様々です。
A社の場合、参加者それぞれが銀行窓口に並びシールを購入しパスポートに貼ります。
B社の場合、ビザ代金は事前に添乗員に預けて、参加者は団体客用カウンターに並びパスポートを提示してシールを貼ってもらいます。
C社の場合、同じくビザ代金は事前に添乗員に預け、団体客用のカウンター前で添乗員にパスポートも預けるとシールを貼って返してくれます。
なので並ぶ必要はありません。
私はC社でしたので並ばずにすんで楽でしたが、ビザ取得費用として預けた金額は35米ドルでした。 -
もうじき日付が変わろうかという時間です。
エジプトと日本の時差は7時間ですから、日本時間では翌日の朝7時頃です。
徹夜したことになりますね。
これからホテルに向かいます。 -
1泊目のシュタイゲンベルガー・ホテル・ナイル・パレスです。
深夜到着、翌朝出発なので滞在時間は短く特に問題ありません。
翌朝、中庭を通ってレストランへ向かいます。 -
正面玄関前の様子です。
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2日目のルクソール東岸観光は朝8時30分出発。
ホテルからバスに乗り、カルナック神殿に向かいます。 -
カルナック神殿は古代エジプト最大規模の神殿遺跡と言われています。
まず模型で全容を把握してから観光します。 -
カルナック神殿
スフィンクスの参道です。 -
カルナック神殿
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カルナック神殿
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2本建てられたオベリスクの手前には、横倒しのオベリスクが。
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スフィンクスがぎっしり並んでいます。
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カルナック神殿
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日差しが強いので帽子を販売していましたが、帽子よりもストールの方が人気がありました。
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次の向かったのはルクソール神殿です。
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ルクソール神殿はカルナック神殿の付属施設として建てられたらしく、かつてはスフィンクスが両脇に並ぶ3kmの参道で結ばれていたそうです。
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ルクソール神殿
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ルクソール神殿
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かつての参道です。
午前中に2カ所を観光して、昼にクルーズ船プリンセス・サラ号に乗船し昼食。
その後、船内で休憩。前夜の到着時間が遅かったのでお昼寝タイムです。
夕食後はベリーダンス・ショーが催されました。 -
3日目はルクソール西岸観光です。
朝6時45分にクルーズ船から下船し、小さな船で対岸に渡ります。
今日も朝早くから空が青くまぶしいです。 -
王家の谷に行く途中、「メムノンの巨像」の前で撮影タイムです。
高さは21mあるそうです。
かつてこのあたりには葬祭殿があったそうですが、今は見る影もありません。 -
王家の谷に到着しました。
が、撮影禁止なので写真は岩肌のみです。
かつての王は盗掘を避けるため奥深い谷にお墓を建てたのだそうです。 -
岩山の洞窟内にお墓があり、「ツタンカーメンの墓」にはミイラが安置されていました。
お墓は約60基発見されているそうです。 -
次にやって来たのは「ハトシェプスト女王葬祭殿」です。
駐車場からトラムで移動します。 -
ハトシェプスト女王葬祭殿は、エジプトで最初の女王ハトシェプストが自らのために建てた葬祭殿です。
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岩壁の傾斜を利用して造られた葬祭殿です。
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ハトシェプスト女王葬祭殿
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ハトシェプスト女王葬祭殿
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ハトシェプスト女王葬祭殿
回りは岩山と砂丘のみで何もありません。 -
出口には土産店が並んでいて、売り子が「ワンダラー。 ワンダラー。」と連呼しています。中には10mも20mもしつこくつきまとう売り子もいます。
現地ガイドによれば、客寄せで「ワンダラー」と言っているが、1ドルで買えるものなど無く、高く売りつけられるので注意してくださいとのことです。 -
バスでクルーズ船に戻って昼食です。
ちなみにクルーズ中の食事は朝昼夕ともすべて船内です。 -
通りの建物ははほとんどこんな感じです。
建築中にできた階から住み始め、資金ができると上層階を造るそうです。 -
西岸から東岸に戻ります。
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クルーズ船はこんな風に停泊しています。
川岸から2番目、3番目の船客は、他の船を「ちょっと失礼!」と通り抜けて行きます。
この後、午後3時過ぎにエドフに向けて出航です。 -
今夜は夕食前にカクテルパーティーが催されました。
もちろん無料です。 -
夜10時頃、エスナの水門を通ります。
川面に高低差があるので、パナマ運河のように水門で閉じ、水面の高さを調整して通り抜けます。 -
エスナ水門を通ると、エドフに向かいます。
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4日目の午前は、エドフのホルス神殿観光です。
朝6時30分にクルーズ船を下船して馬車で向かいます。
観光地が混むからということと、日中は暑くなるからということで、毎日朝早い出発です。 -
ホルス神殿に向かう途中の街並みです。
雨など年に何回かしか降らないのでカラカラに乾いていて砂ぼこりにまみれています。 -
ホルス神殿
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ホルス神殿はハヤブサの神ホルスを祭る神殿です。
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ホルス神殿
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ホルス神殿
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ホルス神殿
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出口にはやはり売店が並んでいます。
「ワンダラー」、「ワンダラー」の声が飛び交います。 -
帰りも馬車です。
ところが来る時に乗った2000番の馬車が来ません。
現地ガイドも、馬車の頭分も困っています。
あまりにも来ないので、違う馬車に乗ることになりました。 -
三輪タクシーでしょうか。
これにも乗ってみたかったです。 -
他の方々からだいぶ遅れてクルーズ船に到着しました。
馬車から下りるときに、親指と人差し指をこすり合わせてチップをねだられましたが無視です。
現地ガイドから「まとめて払ってあるので無視して下さい」と念押しされてますから。残念。 -
10時にコム・オンボに向け出航です。
ナイル川を上流に向かって上っていますが、地図で言うと南下、つまり下に向かっています。 -
午後15時30分、コム・オンボ神殿に到着です。
コムオンボ神殿は川岸に建っているので、クルーズ船を降りたところが入り口です。 -
コム・オンボ神殿
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コム・オンボ神殿
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コム・オンボ神殿
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コム・オンボ神殿の壁画には医療用具が彫られています。
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そしてこちらの右側がが出産の様子です。
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コム・オンボ神殿の出口に向かいます。
出口前に「ワニのミイラの博物館」ありました。(撮影禁止です) -
ここまでに訪れた観光施設のチケットです。
(いずれも上から)
左側:カルナック神殿(80ポンド)、ルクソール神殿(60ポンド)
中央:王家の谷(3か所100ポンド)、ツタンカーメンの墓(100ポンド)、ハトシェプスト女王葬祭殿(50ポンド)
右側:エドフ・ホルス神殿(60ポンド)、コム・オンンボ神殿とワニ博物館(50ポンド)
すべて旅行代金に含まれています。 -
プリンセス・サラ号が川岸から1番近いところに泊まっています。
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プリンセス・サラ号
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プリンセス・サラ号の乗船口は三角なので判り易いです。
旅行記の表紙のクルーズ船の乗船口は丸なので、別の船だと分かってしまいましたね。 -
アスワンに向けて出航しました。
振り返るとクルーズ船の間にコム・オンボ神殿が見えました。 -
ここからプリンセス・サラ号の様子をご紹介します。
乗船口から入ったところのロビーは2階になります。
受付カウンターの上、3階にはお土産などの売店があります。 -
3階に上がる階段の脇には神殿の壁画を模したインテリアがあります。
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見上げれば4階までの吹き抜けです。
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4階の客室に向かう廊下です。
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その右側にあった書棚です。
日本の書籍、漫画本や文庫本もありました。 -
リラックス・コーナーとでもいうのでしょうか。
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4階のドーム天井です。
この上は5階になりますが、デッキで、プールやソファなどがあります。 -
プリンセス・サラ号の室内です。
普通のホテル並みです。 -
プリンセス・サラ号の室内
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プリンセス・サラ号の室内
窓は開けられますが、バルコニーはありません。 -
外出から帰ってくるとバスタオルでハートが形作られていました。
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スワンの時も・・・
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バスルームもホテル並みです。
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プリンセス・サラ号の1階にあるレストランです。
基本バイキング料理ですが、2日目の夕食だけはコース料理で、メインは肉料理か魚料理を選べました。
朝食時には白飯に漬け物、みそ汁などの和食も提供されました。 -
プリンセス・サラ号の5階デッキです。
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毎日16時30分からティータイムです。
コーヒーか紅茶とクッキーなどをいただけます。
もちろん無料です。 -
早い時間は日差しが強いので暑いのですが、だんだん涼しくなってきます。
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プールもありますが、日本人は入っていませんでした。
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出航するとクルーズ船の脇に小船が何艘か横付けされて、お兄さんたちが大声で叫び始めました。お土産売りです。
船客が興味を示すと(示さなくても)商品をビニール袋に入れて船上に投げ込みます。
たまに失敗して商品が川に落ちることもありますが、後方にいる別の小船が拾い上げるので大丈夫です。 -
陽が落ちてきました。
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ナイル川の夕景です。
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3日目、最後の夜にはガラベイヤ・パーティーが催されました。
船客もガラベイヤ(民族衣装)を着て参加です。
ガラベイヤは船の売店で購入できます。(5米ドル~15米ドル位)
明日、5日目はアスワンで下船してアブ・シンベルに向かいます。
「その2:アブ・シンベルからカイロへ」に続きます。
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