2017/03/28 - 2017/03/30
95位(同エリア1999件中)
れいろんさん
南米へ行く前にマルメで1泊、コペンハーゲンで2泊しました。
北欧諸国は物価が高いうえ、各国で通貨が異なるので、お金の持ち方についていろいろ考えてしまいます。
前回(2016年SWと2017年2月)ノルウエーを旅した時、クレジットカードの通用度がとても高く、現金はあまり必要なかった経験から、国は違うのですが、現地通貨を一切持たないで過ごせるかも・・・と。
結論からいえば、現地通貨なしで全く問題ありませんでした。
1回券(36DKK)の切符を自動販売機で購入する場合でも、コンビニでパンとジュースだけの購入でも、クレジットカードで問題なく支払いができます。
この旅行記はコペンハーゲン2泊+市内観光編です。
チボリ公園観光も人魚姫の像への訪問もありませが、思いのほか楽しかったコペンハーゲン観光でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
スエーデンのマルメ中央駅からデンマークのコペンハーゲン中央駅へ、電車で移動してきました。(電車賃110SEK.自販機、クレジットカード使用。)
今日の宿泊はサボイホテル。 -
開業は1906年の老舗ホテル。
現在の入口はヴェスターブロギャーゼ通りに面し近代的な趣ですが、側面のこちらが開業時のアールヌーボー朝の雰囲気を残しています。 -
全館、全面的に改装されているので部屋はモダン。
狭いベッドのシングル部屋。朝食付き665.5DKK(クレジットカードによる事前支払い。)です。 -
コンパクトにまとめられた部屋は日本のビジネスホテル風です。
鍵は暗証番号制でした。忘れちゃいそうで難しい~。 -
眺めの良い部屋を希望していましたが・・・・。
う~~ん、眺めが良いのかなぁ。教会の塔が見えました。
バスルームは大理石張りですが、シャワーのみです。
部屋の写真を撮り終えたので、市内の散策に出かけましょう。 -
コペンハーゲン中央駅。先ほどは写真が撮れなかったからねぇ。
なんか今回の旅は「鉄」分多めですね。 -
正面のホール。
高い天井が良いなぁ。素敵です。 -
駅構内のカフェの前には、御主人を待っている犬君が・・・。
荷物も守っているのかな。 -
カフェや売店、切符の自動販売機などがあるコンコース。
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明日はホテルを移るので、下見に行きます。
街路樹のカササギ。カササギはマルメでもコペンハーゲンでもよく目にしました。 -
ホテルの場所を確認後、ニュー・カールスベア美術館の「裏庭」で一休み。
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ポカポカ陽気で花々も嬉しそう。
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クロッカスかな。綺麗だなぁ。
この裏庭への入場は無料です。 -
次はアンデルセンさんにご挨拶。視線の先にはチボリ公園があります。
そして、彼が背にしている建物は・・・ -
コペンハーゲン市庁舎です。
内部見学やタワーに登るガイドツアーもあるそうですね。
次回は是非!
左の建物は・・ -
スカンディックパレスホテル。
建物も中央の塔も市庁舎に比べ遜色なし!
こういうホテルに泊まってみたいです。(私は四角いホテルは高級ホテルでも興味がないのですが、歴史のある高級ホテルには興味津々です。) -
さて、ホテルへ戻りましょう。
-
市庁舎前広場からホテルまでは思ったより距離がありました。
そろそろ到着。これは部屋の窓から見えた教会だな? -
サボイホテルの旧入口から入ると正面にレトロなエレベータがあります。
現在、使われてはいないようですが・・・
(新しい入口からロビーを抜けた所に別のエレベータがあります。) -
そして、その右にある階段もレトロ。
見上げればつりさげられた明かりが美しい。 -
それなら・・・。最上階からも眺めてみましょう。
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吹き抜けのレトロな階段と上から吊られた明かりがなんともいえません。
部屋は平凡ですが、美しい部分があるホテルでした。 -
朝ごはんも美味しかったですよ。
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ホテルの側にはニューシアターがあります。
「シカゴ」上演中でした。 -
1泊で次のホテルに移ります。
中央駅を横目に見て・・・ -
この日のホテル、キャビンシティ。
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たった2泊しかしないので、なぜ、ホテルを移るのか?
コペンハーゲンのホテル事情は結構タイトで、この2つのホテルならどちらでも良いと思っていたら、それぞれ連泊ができなくなってしまったんです。
それなら、1泊づつ試してみるかぁと思ったのですが、やはり宿移りはめんどくさかったですね。 -
こちらのホテルの特徴は船のキャビンを模した部屋。広さも船のキャビン並の9㎡。
2段ベッドで2人まで宿泊可能です。 -
2人で泊まるのはお勧めできませんが、一人なら大丈夫。
(朝食別で504DKK。カード払い。) -
使いやすい位置に複数の電源を配したデスク。
コーヒー・紅茶メーカーも備え付けられています。 -
「シャワーを使うと床がびしょびしょになる」と口コミ評価が低いバスルーム。
まあるい空間はカプセルのようです。 -
シャワーのカーテン。体が包まれるような丸型のレール。
どっちみちびしょびしょになるので、使用しない方が快適です。 -
窓の外は・・・中庭ビューでした。
三角形の建物には普通のマンション棟もあるようです。 -
ニュー・カールスベア美術館を横目で見ながら・・
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左手に国立博物館を過ぎて、クリスチャンスボー城へ向かいます。
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立派な大理石造りの橋を渡って、威圧するような堂々とした門へ到着。
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クリスチャンスボー城。
正面の塔を含め、いろいろな見学箇所があるようで興味を惹かれますが、今回、内部の見学は割愛します。 -
なぜなら、まず、カナルツアーの参加したいからです
右のチケットブースで乗船券を購入(80DKK.カード払い)。
英語以外のヨーロッパ言語を希望する場合、対応している船(英語+独語、英語+イタリア語など)を選んで乗ることもできます。
ちなみにスペイン語はないようです。 -
私は最も早い出航の船を選んだので、英語+ドイツ語のガイドでした。
既に大勢の人が乗った船が到着。下船する人もそのまま船内にとどまる人も。 -
私も乗り込んで船首部の外の席に陣取りました。
寒くなってしまいそうですが、船室の中では眺めが楽しめないと思うので。 -
さて、出航です。
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旧証券取引所。
ねじりまっくた屋根をもつ塔がなんとも印象的です。 -
3つの低い橋の下を潜って・・・
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広い運河に出ました。
風が強いです。寒いや。 -
この船には台湾の団体ツアーが乗っていました。
赤い上着のお父さんは、防寒帽子をかぶって、船首部にデッキに立ち、写真撮りまくりでした。
黒い上着はカナルツアーのガイドさんです。 -
船はニューハウンに入っていきます。
突き当りが乗下船場所になっています。 -
運河に沿ってカラフルな建物が並んるニューハウン。
お洒落なカフェなどが並んでいるらしいのですが、下船はしないで外観を眺めます。 -
再び広い運河に戻って北上していきます。
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対岸にオペラハウスが見えます。
近代的な建物なんですね。 -
船がスピードを落とした場所・・・
観光客の前、こちらに背中を見せている像が、 -
人魚姫です。寂しそうな背中。
命を懸けた恋に破れて泡になってしまうんですものね。
もう少し、岸から離れた場所においてあげれば良いのになぁ。 -
船は人魚姫の像の所で折り返します。
正面にクリスチャンハウン地区。 -
救世主教会のらせんの塔の上部が見えます。
上部は外側に設けられたらせんの階段を登るのだとか。ここには行ってみたかったんですが。 -
船はクリスチャンハウン地区に入って来ました。
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救世主教会を横目で見て・・・
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正面にブラック・ダイヤモンドこと王立図書館が。
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その手前の広い運河に出る部分には印象的な橋が架かっていました。
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橋まで北欧デザイン? お洒落ですね。
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クリスチャンスボー城のお堀(?)部分に入って来ました。
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奥の大理石の橋がクリスチャンスボー城への橋です。
先ほど歩いて渡りました。 -
橋げたの彫刻も豪華でした。
上を渡っていたら見えないですね。 -
ぐるりと1周、1時間程。
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楽しいクルーズでした。
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さて次は・・・
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コペンハーゲンでどうしても行きたかった所へ。
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ショッピングストリートを歩いていくと・・・。
見えました! -
ラウンドタワー。
1642年天体観測所として建てられた円筒です。 -
入場料25DKK.もちろんカード払いです。
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この円筒は、教会に接していて、入口近くの窓から教会内部が見えました。
主祭壇を正面から見る位置に窓がありました。 -
円筒の中。緩い傾斜のらせん状の道を登って行きます。
通路の長さは209m。塔の中を7.5周することになるそうです。 -
1716年、コペンハーゲンを訪れたロシアのピュートル大帝が馬で、エカテリーナ妃が4頭立ての馬車で駆け上がったと言われています。
(「地球の歩き方」より。) -
塔の中ほどに「図書館ホール」があります。
1861年まで大学図書館であったこの空間は、 -
今では展示会場になっています。(現代アート?の展示が行われていました。)
お土産の売店もありました。 -
徐々に窓の外の景色も開けていきます。
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おっ、階段になりました。
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もう少しでしょうか?
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最後はらせんの狭い階段になって・・・
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市内を一望できる屋上に着きました。
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塔の高さは34.8mと低いのですが、コペンハーゲン中心部には高い建物がないので市内を見渡すことができます。
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でも、残念ながら曇天なので眺めは今一つ。
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屋上のさらに上に天体観測所があるというのでのぞいてみました。
冬期にはこの望遠鏡(1929年製)を用いた天体観測も実施されているそうです。 -
降りていく途中、教会の屋根の背の部分が見えました。
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塔の中、頭上に「天象儀」が。
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三次元の太陽系のモデルだそう。
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図書館ホールの上はちょっとした博物館になっています。
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奥に置かれているのは「天象儀」のオリジナルなのでしょうか?
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外観のモデル。教会と天文観測所と図書館とが一体になった複合施設なんです。
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観測の記録。
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教会内部も見せていただきたかったのですが、ちょうどミサのはじまる時間。
信者の方々が着席されていたので、後ろから写真を撮らせていただくだけにしましょう。 -
教会と円筒。
図書館は教会の上部にありました。 -
コペンハーゲンで一番来たかった場所です。
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入口も素敵でした。
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円筒に登れて嬉しかったな。
チボリ公園も人魚姫もなしのコペンハーゲンですが、心残りなしです。
明日はいよいよ南米へ向かいます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- たらよろさん 2017/05/03 15:00:09
- 現金要らず
- こんにちは、れいろんさん
いやぁー素晴らしい☆
現金を持たずに滞在できるなんて。
私もいつもカード払いだし、実は現金なしでいけるんじゃないの?
なんて思いつつ、やっぱり10000円でも両替をしてしまう自分が居ます。
結果、香港とシンガポールでは全く使わなかったことも(笑)
日本は本当にカードが使えないから、早くカード社会になってほしい、、、と思います。
デンマークの街並みは、尖塔が多いなぁって印象。
厳かな雰囲気の素敵建物が多いですね。
最初にお泊りになられたホテルの吹き抜け空間が印象的でした。
私はホテル移動大好きです♪
いっぱい楽しみが増えるから、、、
&危険も回避できるから。
イマイチなホテルって思っても次があるさ!って思うとやり過ごせるというか(笑)
お天気がイマイチだったのが残念でしたね♪
たらよろ
- れいろんさん からの返信 2017/05/03 16:04:28
- RE: 現金要らず
- たらよろさん、こんにちは。
メッセージありがとうございます。
1か月の旅を終え、先週木曜日に帰国しました。
前のメッセージに対するお返事は、とても遅くなっちゃってごめんなさい。
北欧各国については現金なしでも大丈夫みたいですよ。
観光施設、交通機関(バス乗車時に支払う場合は現金のみ)は当然、コンビニでも屋台でもクレジットカードでOKでした。
200〜300円のものでもカードOKだととても楽ですよね。うん、日本もそうなって欲しいと思います。
シンガポールや香港だと、屋台のご飯は現金支払いのみってイメージがあるけど・・・。
たらよろご夫妻はちゃんとしたレストランでグルメ三昧だから関係ないのかな?
コペンハーゲンの中心部では、市役所の塔より高い建物は建ててはいけないらしいです。
なので、教会の塔が目立つ、摩天楼のない景色なんです。
タラ丁さんの言うとおり、連泊にしておいて、いまいちのホテルだと失敗感がぬぐえないですよね。
そういう意味ではホテル移動は良いかもしれませんが、私の場合、どうせどっちも安宿だもん。
お天気に言及してくれてありがとう。本当に今一でした。
クルーズも寒かったですし、青い海が見られませんでした。
れいろん
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