たまたま行った小松

2017/03/24 - 2017/03/25

加賀温泉郷に行こうと計画した日が小松市にイオンモールがオープンする日と知り、そこまで行くならオープニングセールに行っちゃおう！
だったら近くに泊まるのがいいかなー
でも小松って温泉や観光地ってあるの？？
あら、温泉付きのお安いビジネスホテルがある！と、何となく小松が目的地になり、回転寿司や小松うどんを食べて、羽咋市の千里浜なぎさドライブウェイにも行ってきました。
加賀温泉と金沢の間にある、たまたま訪れた小松市は、とてもいいところでした。

エリア 小松(石川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

北陸自動車道の小松インター近くのホテル、「小松グリーンホテル」に夕方に到着。

「訳あり！和室」というお部屋で、部屋にトイレ・バスがついていないだけでお安く利用できました。
部屋に入ると既に布団が敷いてあり、電気毛布も入っていました。
テレビと冷蔵庫は小さいです。

黒いポットには氷入りの冷水。
アメニティには靴下も。
冷蔵庫が小さくて冷凍室がないのが残念。
保冷材はフロントでお願いして凍らせてもらいました。

回転寿司のレベルが日本一高いと言われる石川県に来たら、夕食は回転寿司しかないでしょうと、人気があるお店が多くて悩んだ末に市内の「すし食いねぇ！」へ。
お店の向かいが、オープンしたイオンモールでした。

日本海の魚がいっぱい♪
氷見港から来ている、柳八目・そい八目・かながしらってどんな魚？

注文がタッチパネルというのは珍しくないけど、運んでくるのが新幹線というのにびっくり！
のどぐろのお寿司には金箔が載っていました。
お寿司は小さめですが、どれもおいしかったです。

食後、イオンモールでショッピングしてホテルへ。

ホテルの温泉施設は、地元の人も日帰り入浴で利用していました。

露天はなく、大きくないお風呂ですが、つるつるしたいいお湯でとても温まりました。

２日め。

素泊まりの予約でしたが、８６０円の追加料金で朝食がつけられたので、チェックインのときに朝食を申し込んでおきました。

ビュッフェの朝食は和食中心ですがパンもあり、ドリンクも７～８種類と多かったです。

家庭料理のような素朴なおかずが多く、ボリュームたっぷりでした。
すき焼き風煮物とカニカマ入り卵焼きがおいしかったです。

「千里浜なぎさドライブウェイ」に行くのは２５年ぶり。

のと里山海道って、前に来たときは能登有料道路だったよ。
へぇ～、よく覚えているねー
と、話をしているうちに海が見えてきました。

のと里山海道高松ＳＡにある、「道の駅　高松」に立ち寄り。
私たちが訪れたのは、下りの「里海館」。
上りには「里山館」があって、買いたかった産直野菜はこっちにあったようです。

遊歩道から海が眺められます。
足湯もありました。

店内のお土産売り場を見ていたら、１０８０円の玉露のお茶の下にあるのは金沢カレーコーラ！
カレーは飲み物って聞いたことあるけど、石川県ではデブだけの言葉ではないんだ～！

のと里山海道をさらに進んで、千里浜なぎさドライブウェイへ。

ここは娘が１歳の誕生日を迎えた記念に、夫と私の両親とともに輪島市に旅行したときに立ち寄った海岸。
あの時はよちよち歩きでかわいかった娘は、今やカレーコーラを飲み干しそうな女になりました・・

一般の車で海岸線の砂浜の波打ち際を走ることができる道路は、日本でここだけだそう。

長い海岸を走るのは気持ちいいです。

あまり水際に近づきすぎるとタイヤがはまってしまう(脱出中の車１台あり)ので、轍の上を走ります。

娘はここに来たことをもちろん覚えていなかったけど、子どもの頃の話で盛り上がりました。

小松市に戻り、「道の駅　こまつ木場潟」へ。

館内のレストラン「四季彩」で、小松うどんをいただきます。
小松うどんの他にもトマトカレー・能登豚カツ定食・能登牛コロッケなどのご当地メニューがあって、全体に利用しやすい値段でした。

小松うどん３５０円と、弁慶力小松うどん５５０円。

小松うどんは麺が細く、スープは色が薄くかなり甘口だけどついつい飲んでしまうおいしさでした。

小松はトマトの産地なんですね。
産直野菜売り場の奥には、レトルトのトマトカレーがありました。
ホテルの朝食で食べておいしかった蛍米も。

帰る前に、加賀温泉の立ち寄り湯に行こうと小松市内の粟津温泉へ。
でも道が狭くて車が通りにくいのと、温泉街ぶらぶらという雰囲気ではなかったので、加賀市の片山津温泉に移動しました。

片山津温泉に来たのは３０年ぶり。
かつての華やかさがなくなったと聞いていましたが、温泉街は整備されてきれいでした。

総湯の駐車場に車を停めて、周辺を歩いてみました。

総湯と柴山潟の間の遊歩道を歩いて行くと・・

浮御堂がありました。
ちょうど噴水が噴き上がる時間で、太陽の光が当たって虹色に光ってきれいでした。

５００円と安かった、湯快リゾートの「ＮＥＷ　ＭＡＲＵＹＡ」の日帰り温泉を利用。

柴山潟が見える大浴場には、薬草湯の露天風呂もありました。
お湯は小松のほうがよかったなぁ。
でも大きな旅館では、脱衣所にお風呂上がりに顔や体に塗るクリームがたくさんあって、それをいろいろ試す楽しみが！
たっぷり塗って、つるつる肌で出てきました。

マッサージ機でモミモミされたかったけど、土曜日とあって空きがない。
仕方なくロビーで休憩。

チェックインの時間になったらぞくぞくと家族連れが来て、館内は大賑わいでした。

小松のパン屋さんが作っていて頭がよくなるらしい頭脳パンも、郷土料理の笹ずしも、加賀野菜の五郎島金時も、甘えびもふくらぎも全部おいしかったです。

特に観光しなかった小松ですが、家族みんな気に入って、また行きたいね～と言いながら帰ってきました。