2017/02/21 - 2017/03/01
109位(同エリア266件中)
bbnさん
2016年に行ったイエローナイフのオーロラ観賞に時間制限があったことが自然現象を見るのに少し違和感を感じたので、2017年はアラスカに行って来ました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- ANA ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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今年はアラスカ1本に絞っての個人手配旅行を計画しました。
航空券はエクスペディア。1泊目ホテルはブッキングドットコム、チナ温泉、アラスカ鉄道は直接予約です。
行程はシアトル経由のフェアバンクス。帰りはアラスカ鉄道でアンカレジまで乗ってのんびり帰るプランです。
フェアバンクスには宿泊施設からオーロラを見ることが出来るロッジが幾つかありましたが温泉に魅力を感じたのでチナにしました。
防寒着はイエローナイフで経験したマイナス25度は、レンタルのカナダグースでは暑かったこともあり、ソレルのスノーブーツとダウンパンツだけ購入し、上着は自前のダウンジャケット2枚重ねです。手袋は日本らしく軍手です。
初日。16時にフェアバンクス空港到着。売店横のインフォメーションコーナーからホテルに迎えに来てもらうためにまずは電話です。
ボードの中からハンプトンインを選択し受話器を取ってボタンを押すけど誰も出ない。15分後ようやく繋がり、紫と黄色の車が20分後に行くのでarrivalの看板前に立っといてと言われました。どうも忙しかったみたいです。
その間に、煙草を吸おうと喫煙スペースを探すと空港出てすぐ目の前にバス停みたいな喫煙所があり15時間ぶりに一服。
運転手は女性で始めはご機嫌でしたが、無線で今の客を降ろしたらまた直ぐに空港に迎えに行って!と入り、若干ご機嫌が悪くなりました。
ハンプトンインを選んだ理由は市街地のなかで最も周りが暗そうで部屋からでもオーロラが見えそうだったのと、ウォルマートが徒歩圏内だから。
予約時の特記事項にオーロラが見たいから北側の部屋にしてね!と記入しておいたのですが、ちゃんと(たまたま)北側の部屋でした。
チェックインを済ませ、エレベーターに乗るとそこには全身ずぶ濡れのビキニの欧米女性が立っていました。アメリカンなサプライズかと思いましたが、1階に温水プールがありその帰りのだったようです。お互い気まずかったです。
当日は雲っていたのでオーロラは見えませんでしたが晴れていたら見えそうな場所でした。少し歩けばかなり暗い場所が幾つもありました。
翌朝はチナ宿泊用の食料の買い出しとフェアバンクス市内を散策予定です。 -
いよいよ極北が近づいてきたという感じです。向かって左側の窓からはマッキンリー(デナリ)が綺麗に見えたみたいです。
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ハンプトンインは1部屋15000円位でした。部屋に対していくらなので3人で泊まるとお値打ちです。
日本語はこんにちはも通じない程で、全く話せないようでした。 -
部屋はこんな感じです。北側が窓です。
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ウォルマート。
牛乳、ヨーグルト、パン、お菓子、ミネラルウォーターなど主に朝食用を購入しました。お総菜やお弁当はなく、冷凍ピザ、冷凍ピラフ、美味しくなさそうなカップ麺などはモリモリありましたが、広い店内に対してこれはという食材はなかったです。
16時にチナ温泉の迎えを依頼してあったので一旦ホテルに戻りました。半年以上前に予約してたのでちゃんと来るか心配でしたが定刻通り迎えに来てくれました。 -
一応市内中心部も散歩。
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博物館もちゃんとチェックして。
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息も真っ白!!?
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チナに向かうバンはイタリア人夫婦と私達。
途中ムースが3回ほど現れ、その都度停まってくれたので嬉しかったです。ありがとうチナおじさん。
本日は快晴なのでオーロラの期待をしつつまずは温泉。温泉にはチェックイン時に渡される宿泊期間を記入してあるカードを見せるとバスタオルをもらえ入場できます。コインロッカーは25セント必要です。貴重品がない人は温泉入り口に袋に入れて掛けてました。
この日の入浴客は欧米人が中心で海外旅行の雰囲気を味わえました。
硫黄の香りと大量の湯気が疲れた身体を癒してくれます。ぬるいというクチコミがありますが、至るとこで熱いお湯が出ているので、むしろ自分で調整が出来て快適でした。
脱衣場にはシャンプー完備のシャワー室が数個ありますのでここで身体を洗うことが出来ました。 -
到着。チナのメイン通りで記念撮影。
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温泉では一緒に旅行に行った友人が、日本の女の子が温泉でのぼせ気を失い掛けていた場面に遭遇し、水を買ってきてあげたりとバタバタがありました。その女の子のお父さんが後日私達を訪ねて来てくださり女の子は元気になったと聞いてひと安心!
宿泊部屋ですが、設備が古い為、壊れていたり、配電盤から突如金属音がしたり、扉が閉まらなかったりしました。部屋全体が傾いていたので扉が勝手に閉まって意外に便利でした。
綺麗とは言い難いのですが、大自然の壮大さを前にするとそんな小さな事は全く気にならず、むしろ微笑ましく思えました。
宿泊料金は1部屋1泊38000円でした。予約時に1泊分のデポジットをカードで支払い、残りはチェックアウト時にカード払いでした。こちらはJCBも問題なく使えました。
別に送迎代往復1人15000円が必要です。 -
朝風呂!
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レストランではステーキとイエローカレー、チナバーガー、チナサラダ、パスタなど毎晩とても美味しく頂きました。
新鮮な生野菜が印象的です。
お店の雰囲気がアメリカンで接客も丁寧です。必ずお味はどうですか?と英語で聞いてくるほどです。お水は鉄風味です。 -
アメリカンな雰囲気!
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新鮮な野菜がこんな場所で食べられる。
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夜はオーロラ観賞です。3日前に太陽フレアが発生していたので、今日か明日から活発なオーロラが見えると予想してましたが、やはり素晴らしいオーロラが発生しました。
アラスカ大学の観測衛星打ち上げも見ることが出来て皆大歓声でした。
アクティブ~Highレベルで写真にはありませんが激しくカラフルなオーロラでした。
イエローナイフでは写真ばかり撮って後日すごく後悔したので、今年はしっかり目に焼き付けようとオーロラ写真はほとんど撮りませんでした。ものすごいスピードでオーロラがゆらめく姿は忘れられない良い思い出になりました。
山頂ではカップラーメンが食べ放題です。無料ですが現地スタッフのアメリカ人が悪のりで5ドルですと満面の笑みで言ってきます。
なので8ドルって聞いたんだけどって伝えてあげたら大喜びでした。
この日の外気温は-35度。
肝心のカップラーメンは3分ではほぐれず、5分待つとぬるくなってました。
4分位で食べ始め、そこから1分以内に完食が最も望ましいカップラーメンの食べ方-35度編です。 -
数少ないオーロラ写真の1つ。
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宿泊した部屋の窓からもオーロラははっきり見えました。寒さに弱い人も安心です。
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初日、2日目に綺麗にオーロラが見えましたが3日目から5日目までは曇り予報でしたのでオーロラは諦めました。
天気予報は高確率であたっていました。
気温は3日目までは最低がマイナス35度で痛いほど寒かったのですが、4日目からはマイナス5度だったりダウンジャケットも必要ない暖かさでした。
昼間は周辺のトレイルを散策し、野生のリスと何度も出会えました。土の中に隠してある木の実を掘り出し、キーキー言いながらカリカリ食べる姿は何とも言えません。山を上がるトレイルは景色がとても美しいです。 -
敷地内にもいます。キッキッという鳴き声で分かります。
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2月下旬はJAL直行便ツアーが3回に分けて来られたので後半は日本人だらけでした。
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冬のソナタみたいな感じ。
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こんな景色がずっと続きます。
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犬ゾリが走るコースのトレイルは平坦で雰囲気も良かったです。
犬ゾリが来たらコース脇に避けてあげたら大丈夫です。ワンコ達はそばを走り抜ける際に必ず私達を見ていくのがカワイイので、是非行ったら目を合わせてみてください。
熊注意の看板もありましたので冬眠している熊を起こさないように静かに散策しました。
夜に雪上車で行くルートのファーマウンテントレイルは景色がとても良く 全く違う世界が広がっていました。 -
カワイイワンコ。
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窓際は冷蔵。外においておけば冷凍です。
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形が日本と違います。
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6日過ごしたフェアバンクスもいよいよ最終日です。アラスカの自然を十分に堪能しましたが、あと3日位チナで過ごしたかった程、楽しかったです。
最後はアラスカとの別れを名残惜しむかのように、アラスカ鉄道でゆっくり帰ります。
朝5時に送迎をお願いしフェアバンクス駅へ。外は予報通り吹雪でした。
フェアバンクスで乗った車のフロントガラスは寒さで100%割れていました。
フェアバンクス駅舎はとてもオシャレです。アラスカ鉄道関連のお土産が豊富にあります。。 -
駅に着いたら、持っていたバウチャー(予約チケット引換券)を見せて本券と交換します。同時に荷物を預けますので身軽に乗車出来ます。
開門前に英語で乗車に関する案内が構内でマイク放送され定刻30分前に乗車が始まります。
乗車料金はアンカレジまで1人22000円位だったと思います。
シニアに優しく値段が安くなります。その他、介助が必要な場合は予約時に記入できるようになっているなど配慮高い鉄道です。 -
アラスカ鉄道の思い出に毎日浸りたい方にオススメのお土産「パジャマ」!
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出発して10分後。電車が停止しました。初めてのなのでそういうものかと思っていたら、電気系統の故障とのこと。そのまま30分以上停止してしまいました。
その間、飲み物などを用意するので先頭車両に取りに来てくださいとの案内が入りました。そういう所がアラスカ鉄道のサービスが優れているところです。
取りに行く順番は混雑防止のため、号車や席順でした。 -
知らない外国人とも皆お友達に。
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オススメの撮影スポットに近付くと連結は混雑しますが、みんなで譲り合ってパシャパシャしました。
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30分後ようやく運転再開。
連結部分の窓から見える連結部分。寒さが良く分かります。
連結部分は両サイドともに自分で自由に開閉していい窓があります。
私達は車内は暖かいと判断し、服装を日本仕様にして防寒具一式は預け荷物に入れてしまってました。
ですので走行中に窓を開けた際は、15秒耐えられない状況に陥りました。冬のアラスカ鉄道で窓から顔出したい、写真撮りたい人は、オーロラ仕様がお勧めです。
ちなみにカメラですがオーロラ観賞時は凍らないようにとか、曇らないようにとか気を使っていましたが、アラスカ鉄道では走ってる所を撮ってると氷みたいなのがレンズにバチバチ当たり、レンズは氷まみれになりました。そして車内に戻ると曇りました。 -
水を購入しました。このペットボトルは見た目にこだわっていてすごく素敵な工夫がされてました。是非購入してみてください。
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永遠と大自然が続きます。なかなか見れないというデナリも見えてよかったです。途中、今日は見えないとアナウンスがあったので諦めていましたが本当にラッキーでした。
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橋や岩山すれすれも迫力満点。
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12時間の鉄道旅の間には、ムースを10回以上、ビーバー、アメリカンイーグル、ねずみなど数々の野生動物を見ることができました。
車掌が常に外を見張っており、ヘラジカが居ると「moose! moose! moose!」とマイクで叫び、イーグルが居ると「eagle! eagle!eagle!」とマイクで叫び教えてくれます。
時にはわざわざ電車を停めてくれることもありうれしいサービスでした。
乗客の中には、何も居ないのに「moose!moose!」と叫び、皆を笑わせるなど車内の雰囲気は最高で居心地が良かったです。
アンカレジ近郊ではムースの看板を見て、「moose! moose!」とみんなが叫び大笑いでした。 -
冬のアラスカ鉄道でもちゃんと食堂車がありパスタを頂きました。
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たぶんマッキンリー。
この日は途中で乗車するフラッグストップが多かったのと最初の30分停車があったため、後半は猛スピードでアンカレッジに向かいました。
車内にはコンセントが数ヵ所だけあります。各車両の前から6席目辺りの足元です。
私は少しだけ充電したかったので席の人に5分だけ充電させてもらいました。
座席は全席指定ですが、どこに座っても構わないようです。ただし見知らぬ人の膝の上とかは許可が必要だと思います。
一番先頭の座席は向かい合わせのテーブル付きの座席ですので複数人で何か食べるときは便利でした。 -
見応え満載のアラスカ鉄道も定刻より少し遅れてアンカレッジに到着しました。
案内をしてくれた乗務員とハグをしてお別れです。
常に笑顔でもてなされ大満足のアラスカ鉄道でした。この日は日本人乗客は私達だけでした。また機会があれば乗車したい鉄道です。 -
うっすらと見えたオーロラ。
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アンカレジ空港でアラスカサーモン食べて。
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アンカレジ発の飛行機からは1時間以上オーロラを見え事ができました。
2018年も既に予約してしまったほど素敵なアラスカの旅でした。
来年はフェアバンクスのオーロラと、アンカレッジのFar Rondy祭りに合わせて行く予定です。 -
帰りも満席のANA.
フェアバンクスは、周りが開けていてオーロラが見易いスキー場のロッジ泊や、宿泊部屋からオーロラが見えるロッジが幾つかあって値段もチナ温泉よりも安いところがあるなど、好きなように選択出来るのがいいと思いました。
またイエローナイフでは感じることが少なかったオーロラ以外の自然を体感出来る場所が多くあったのがとても良かったです。
ラストフロンティアの名にふさわしい素晴らしいフェアバンクスでした。
またオーロラを見に行くとしたら必ずフェアバンクスを選択したいと思った旅でした。
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