安い、近い、短い旅の記録 No.36 大型客船がダーウィンにやってきた。No.2　「Ovation of the Seas　 オベーション・オブ・ザ・シーズ」の巻　２０１７年２月２８日（火）

2017/02/28 - 2017/02/28

今年のクルーズシーズンの外国籍最大の船がやって来るということが数日前からTV・ラジオ・新聞にありました。
街中がなんとなくワクワクしているみたい。
そういう私もその一人。１か月以上前からカレンダーに印を付けて待っていました。
シドニーからシンガポールへの１４泊１５日のクルーズ旅行。
ここダーウィンがオーストラリア最後の港になります。
（シドニー・ブリスベン・ダーウィンと寄港しました）

エリア ダーウィン(オーストラリア)

「Ovation of the Seas　 オベーション・オブ・ザ・シーズ」の見学に出発です。

通行止めになっている個所がかなりありました。
偶然にも万一の場合に備えてパトロールしていたお巡りさんに「どこに行けばよく見えるか？」と尋ねた所
「ウォーターフロントに行けば全体がよく見える。しかも日影だから暑くないよ」と教えてもらいました。

そこで少し歩きますが「ウォーターフロント」に行ってみます。

この橋を渡って行きます。

やはり通行止めになっている個所がありました。

う回路も

ガラス越しに

外の見えるリフトで下に。

この様になっています。

海（ビーチ）にはクラゲがいるし
時にはクロコダイルを見かけることも
人工のラグーンなら安全に泳げます。

クロコダイルと言えば
２週間ほど前にタウンズビル（QLD州）から１時間ほど車で南に下ったジョンストン・リバーでこんな事がありました。
１９歳のオーストラリア人の男の子が２０歳のイギリス人の女の子に「良い所」を見せたくてクロコダイルが絶対にいる川に「飛び込んで見せる！」
女の子は冗談だと思い「出来るなら」と答えたのです。
次の瞬間男の子は飛び込んでしまった。
すぐに物凄い悲鳴と川の水が真っ赤に染まってしまったようです。
右腕をガッチリと挟まれて「Death Roll　（デス・ロール） 」（水中に引きずり込んで横に回転します。獲物は息が出来なくて死んでしまう技。クロコダイルは２０分以上水面下にいることが出来ます。）
幸いと言うか運よく目玉を指で突いて口が開いた時に逃げ出すことに成功しました。
ニュース速報でこれが流れました。
次の日のニュースで病院のベッドに横になったいるシーンが流れました。
見た目は想像よりもずっと元気そうで驚きました。
因みにイギリス人の女の子とは退院したら映画に行く約束が出来たそうです。

また横道にそれてしまった。
話を戻しますね。

レストラン・ショップが軒を連ねている横を通って

見えました。
やはり大きいなぁ

オベーション・オブ・ザ・シーズ　Ovation of the Seas　
ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが運航しているクルーズ客船。

全長：348m
全幅：41m
総トン数 ：168,666トン
乗客定員：4180人
乗組員数：1500人

一昨日やってきた「レジェンド・オブ・ザ・シーズ（Legend of the Seas）」は総トン数 69,130トンですから２．５倍も大きいのですね。

現在航海している客船の上位４位（６隻の船）は全てロイヤル・カリビアン・インターナショナルが運航しているようです。
それらは
1) Harmony of the Seas 226,963トン
2) Allure of the Seas 225,282トン
2) Oasis of The Seas 225,282トン
4) Quantum of the Seas 168,666トン
4) Anthem of the Seas 168,666トン
4) Ovation of the Seas 168,666トン
です。

でも２０１８年に「Symphony of the Seas」が出来るようです。
同じく「ロイヤル・カリビアン・インターナショナル」が運航します。
全長：362m
全幅：65.2m
総トン数 ：230,000トン
乗客定員：6780人

日本籍では最大の客船である『飛鳥II（あすかツー）』と比べると
全長：241m
全幅：29.6m
総トン数 ：50,142トン
乗客定員：872人

いかに大きいかが解ります。 「ウィキペディア」より

ブロードウォークから
でも大きすぎて・近すぎてカメラでは全体を写すことが出来ませんでした。
そこでポケモンgoに使っていたスマホで写真を撮ることにしました。

お天気が良くて暑いので日影に移動しました。

パンダちゃんがいた。

その横にカラフルなポチポチが付いた壁

銀色に輝いていたボール状のものが気になって

クレーンのようにアームが動いていました。

ズームレンズで覗いても良く分からなかった。
偶然隣りにいたオジサンが「双眼鏡を持ってきたので見て見る？」と嬉しい申し出が。

よく見えたことは見えたのですが
陽に照らされていて何かは解りませんでした。

夕方のニュースで「展望カプセル【ノーススター】」と紹介されていました。
海面から９０ｍの高さで眺めを楽しむことが出来るそうです。

「カラフルなポチポチが付いた壁」は「ロッククライミング用壁」でした。

無料バスがあるみたいです。
「ウォーターフロント」と街の中心を結んでいるのかも？
地元のラジオ局の広告が載っていました。

もう何枚か写真を撮って戻ることにしました。

そこにMr.ブルーパピーからケータイに「どこにいるの？見えないよ」
と言うので表側に戻りました。

カメラで捜したら
いました！
手を振ってくれました。

ちょっと見には船に乗っているようですが
服装を見ればダーウィンローカルだとすぐに解ります！

「一緒に船を見ようよ。」と誘ったのですが
「シャッターを押してくださいと言われて忙しいから。」
「後で写真を見るからそれでいいよ。」

途中で可愛いヒツジを見つけました。

さっきの女性もですが日向に寝そべっている人がいるなんて。
信じられない！
日焼けしたいの？真っ赤になって痛い思いをしたいのか。
皮膚がんになっても知らないよ。
悲しいことにオーストラリアは皮膚がんの発生率が高いんです。
昔は「ブロンズオジー」（日焼けしたオーストラリア人）ってカッコイイと思われていたけど。
日焼け用オイルを覚えているのは私の年齢から上の人かな？
（コパトーンにはスーパー日焼けローションがあって「手のひらが１５分ぐらいで小麦色になる」と今考えると凄いものもありました。）

因みに水辺なのでライフガードもいます。
でも暇そう。

バスカーの女性がいました。
休憩中らしく観光客数人とお喋りしてました。

来た時と同じ通路を通って

「ウォーターフロント」の説明書き

木々の向こうに船の一部が見えました。

今日は「シビックパーク」でミニマーケットが開かるのでそのサイン

一昨日と同じような店が出ていました。

「ローカルマンゴー」を使ったスムージー
＄１０（約￥８００）なんて観光客しか買わない値段！
買っている人を見かけませんでした。

時間が早いせいかあまり人がいませんでした。

撮影している人をこっそりと撮るのが好きなんですよね。

子供達のクラフト教室があり
ここだけは割と人がいました。

モールに行ってみると
平日の昼間だというのに大勢の人が歩いていました。
「船の乗客ってこんなにもいるんだ」と改めて感じました。

まるでクリスマス前のように買い物客で賑わっていました。

１日で１か月分以上の売り上げがあったそうです。

カフェはどこも大忙しで並んでも買いたい人が沢山いました。
夕方６時のニュースで「２４時間いつでもコーヒーを飲むことが出来るのでは？」とインタビューをしたら
「それなりの味だけど。たまには【これは美味しい！】と言うのを飲みたいです。」でした。

このお土産やさんは現金で＄１０以上買うと１０％割り引いてくれる。

その隣には空き店舗。
このモールは半分以上が空き店舗。
平日は駐車料金を取るので私達ローカルはほとんど行きません。
しかも暑い中を歩かなくてはならないので大型ショッピングセンターにお客さんを取られています。

一昨日「レジェンド・オブ・ザ・シーズ（Legend of the Seas）」を見た場所から最後にもう１回「Ovation of the Seas　 オベーション・オブ・ザ・シーズ」を見ることに

ついでに記念にパチリもして

駐車料金がそろそろ切れる時間なので車に戻ります。

１週間に２回も大きなクルーズを見ることが出来ました。
写真も撮ったし短時間だったけど楽しかったです。

１２か月間に４７隻の外国籍クルーズが来たと翌日のニュースで言ってました。
次のシーズンにはどんな船を見ることが出来るか楽しみです。

自分のための日記のような旅行記にお付き合い下さり有難うございました。

この旅行記へのコメント （2）

• まつかこさん 2017/04/02 15:47:21

  こんにちは

  ブルーパピーさん
  
  お久しぶりです、一度だけ遠くから大型客船を見た事がありますが、大きいですね。
  
  いつか優雅に船旅をしてみたいのですが、こんなに大きいと自分の部屋が分からなくなりそうですね。
  
  これからもよろしくお願いいたします。
  
  まりかこ

  ブルーパピーさん からの返信 2017/04/02 19:03:45

  RE: こんばんわ

  まりかこさん
  
  ご無沙汰しております。
  
  最近は雑用があり過ぎてついついお返事をするのが遅くなりすぎてしまいます。
  
  去年の日本旅行記もまだ終わらないし。
  こんなことではダメですよね。
  
  これからもよろしくお願いいたします。
  
  ブルーパピー