2016/11/01 - 2016/11/03
620位(同エリア819件中)
T04さん
「てつのくじら館」見学の模様です。どこの国であっても潜水艦は最高軍事機密になっていますが、こちらでは旧式とはいえ本物の潜水艦が展示され、その艦内の見学まで可能とという大変に貴重な場所です。もちろん他の展示も貴重なものが多く、大変に勉強になりました。
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潜水艦あきしおです。1986年に就役し、2004年に除籍されるまで海上自衛隊で活躍した本物の潜水艦です。スクリュープロペラは最高軍事機密に属するので、それは取り外され、別のスクリューが取り付けられてはいますが、それにしても凄いことです。
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全長76mという数字以上の大きさに感じられます。
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艦底の円形の部分が主錨の収容口です。
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これが主錨、通称マッシュルームアンカーです。見たままのニックネームです。
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船体の下をくぐり、史料館に入ります。
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正式な施設名は「海上自衛隊呉史料館」ですが、やっぱり「てつのくじら館」という愛称の方がしっくりします。
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ロビーに入りました。
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館内の案内図です。
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このエスカレーターの圧迫感と赤い照明、すでに潜水艦のイメージで攻めて来ます。
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2階のテーマは”掃海艇の活躍”です。
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米軍によって日本領海にばらまかれた機雷数、戦中・戦後の処分数、そして残存数などの数字です。勉強になります。
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戦後の掃海作業で殉職された自衛隊員78名とあるように、大変に危険な作業で、今も女性自衛官は掃海艇に乗り組むことはできません。また、こうした数字以外にも、海上保安庁の掃海隊が国連軍の要請で極秘裏に朝鮮戦争に参加し、多くの犠牲者を出したことは知られていません。
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機雷の数々です。
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それぞれの用い方が図式されています。
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イラク軍が運用したLUGM-145。ペルシア湾で掃海されたもの。
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代表的な係維機雷です。
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こちらは掃海作業に用いられる機雷処分用具・機材の数々。
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この黄色いのは、遠隔操作の海中ロボット。
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水面に浮遊した機雷を銃撃処分する機関砲。
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こちらは機雷処分具のフロートです。
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さて3階に上がりました。ことらは”潜水艦の活躍”というテーマになっています。
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さすが海上自衛隊の施設、さりげなく設置されている潜望鏡まで本物です。
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艦内の工夫、椅子の中は貯蔵庫。
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トイレとシャワールーム。
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利用には厳しい掟あり!
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寝室、ベッドに寝転ぶこともできます。
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そして艦内生活唯一の楽しみは…
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豪華と伝え聞く、日に4度の食事です。
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こうして見ると美味しそうですが…
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夜間照明に切り替えると…ちょっと味気ないです。
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潜水艦での食事は他の艦艇のものより豪華というのは、決して都市伝説などではありません。
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この潜望鏡は子ども用です。大人はあきしお艦内まで我慢しましょう。
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日本における潜水艦の歴史が、模型とパネルで紹介されています。床には魚雷の影、そして天井には…
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魚雷が展示されています。魚雷、こうして改めて見ると大きいですよねぇ。ここで展示室は終わりです。この後は…
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いよいよ、あきしお艦内に向かいます。
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