スリランカ縦断自転車旅その9-ダンブッラの石窟寺院

2016/10/12 - 2016/10/28

今回の旅では日程的に、時間をかけて観光出来るのは２、３ヶ所くらいかなと考えてました。

考えた末、第一候補シーギリヤで第二候補はダンブッラの石窟寺院になったので、この日は昼過ぎまでにキャンディからダンブッラまで移動して、午後から石窟寺院の観光に向かいます。

エリア ダンブラ(スリランカ)

-10/19水-
キャンディの宿を９時に出発。

１時間ほど走ったところで茶屋で休憩。

ミルクティーと砂糖のかかったパン。
ミルクティー作ってるときシャカシャカ音がしてたけど、泡立て器でミルクを泡立てるのかな？

合わせて７０ルピー（50円）。

飲み物など購入したお店。

12時半頃にはダンブッラに着いた。

坂もたいしてなかったし、道も一本道なので今日は順調にいきました。

寺院の手前１、２キロあたりから結構な数のゲストハウスなどが並んでいる。

とりあえず寺院の前まで行って、あまり遠くない宿を探す。

最初SUN FLOWER INNという所に行ったんだけど、猫は居たけど人は誰もいなかった。

次に隣のSUMMERSET INNに。

女の人がいたんだけど、英語がほとんどわからない人で、オーナーか誰かに電話をかけてくれて、電話越しに値段などを聞いた。

一泊1500ルピー（1100円）でした。

ゆったりとした広さ。

ホットーシャワーも付いてた。

中庭に面したいい感じの部屋です。

シャワーを浴びて着替えてから観光へ。

その前にお昼ご飯を食べておきたい。

宿の近くに、お店らしきものが並んでいるんだけど、みんな閉まっている。

宿から寺院までは歩いて１０分ほど。

寺院の入口まで来たけどレストランが見当たらない。

トゥクトゥクのドライバーに話しかけられて、往復100ルピー（74円）でレストランまで連れて行ってくれると言うので、あんまり時間を浪費したくなかったのでお願いした。

ツアー客の外国人が５人ほど食事しているライスアンドカレーのお店に連れて行かれた。


着くとドライバーが
「ライスアンドカレーにフルーツも付いて700ルピー（520円）だから」

観光客向けの料金とは言えちょっと高すぎると思ったので、
「ほかのもっと安いお店に行ってくれないか」
と言ったら、ドライバーがお店の人と話をして、
「特別に600ルピー（450円）にしてくれるって、ほかの客には内緒にしておいてよ」

それでもまだ高いけど、まあいいか。
セルフサービス式の店で味は美味しかったです。

食後のフルーツ。

再びトゥクトゥクで寺院の入口に戻る。

入るとすぐ正面に巨大な金色の仏像。

なんともユニークなデザイン。

歩き方には金色の大仏への入口の右側にチケット売り場があって、チケットを買っておかないと上まで上がっても石窟寺院には入れないと書いてあるんだけど、チケット売り場が見つからない。

写真の口の部分の入口にBhudhist Museumと書かれていて、Ticket for Museumと書かれたチケット売り場はあるんだけど、ここじゃないよな？

探しても見つからないので、ここで聞いてみたら、
「石窟寺院は無料です」

入場料1500ルピー（1100円）だと歩き方には書いてあるけど、無料に変わったんだろうか？わからないけどタダは嬉しい。

ここのミュージアムのチケットは200ルピー（150円）だというので、1500ルピー浮いたし見ていく事にした。

中にはいろんな国の仏教の仏像が並んでいる。

奥では坊さん達がスマホを片手に若い欧米人の女性観光客達をナンパ？していた。

下の階。

何かのパレードのジオラマ。

ちゃんと先導車まで作ってあって芸が細かい。

ミュージアムを出て大仏の左側の登り口へ。

左側が石窟寺院へ、右側が大仏の足元へ。

とりあえず右へ。

大仏が間近で見られるだけで特に何もない。

地元の人が熱心にお祈りしていた。

戻って左側の階段を登る。

猿が多い。

ここでも中国人の団体客が目立つ。

途中には少しお土産物屋などもある。

水を切らしていたので1リットル入りのを買ったら100ルピー（74円）だった。
普通は７０ルピーくらいだからちょっと高めですね。

もうひと登り。

さっきの大仏の頭が右下に小さく見える。

上まで来ると眺めがいいです。

この先が入口。

中は土足禁止なので、横に靴あずけ所があって20ルピー（15円）で預かってもらえる。

入口を入って石窟へ向かって歩いていると、白い制服の様なものを着た男の人が話しかけてきた。

第一石窟の方へ案内しながら、
「チケット持ってるか？え、持ってない、大丈夫、俺が案内すれば500ルピーですむから」

さっきミュージアムでタダだって聞いてるから騙されないもんね。

石窟に入っても勝手にガイドを始めたので、
「ガイドは要りません」
としっかり断ったら諦めて出て行った。

ここが第一石窟。

狭い中に大きな涅槃仏が横たわっている。

ここが一番くて第２第３と新しくなっていくらしいです。

石窟と石窟の間には回廊になってる。

続いて第二石窟。

ここが一番広い石窟なのですが、一言で言うと素晴らしかった。

写真だとデジカメの補正がかかってるので明るく見えますが実際は薄暗くて、それが幽玄な雰囲気でいい感じ。

天井や壁にもびっしりと絵が書かれていて、よく見るとユニークな絵もあって面白い。

ガイドブックで写真を見て、ここは絶対に私好みの雰囲気だと思ったけど、来て正解でした。

涅槃仏の前の献花台に寝そべって、同じ格好になって写真を撮っている、不届き者の欧米人観光客が居てちょっと不愉快でした。

続いて第三窟へ。

第３も第２よりは少し小さいですが見事です。

この辺が第４だか第５だかなんだけど、写真を見てもよくわからなくなっちゃいました。

第２窟が特に大きくて見事なだけに、そのあとに見る、特に第４、５あたりはおまけみたいな感じでした。

石窟を出ると外はすっかり雨模様。

雨に煙る景色もまたいい感じ。

下っているとだんだんと雨が強くなってきて、横殴りの暴風雨になってきた。

傘も歯が立たない感じだったので屋根のあるところで雨宿り。

犬も一緒に雨宿り。

すかさず傘を売りに来るあたりはさすが商売人。

宿に戻るとさっき電話で話をしたオーナー？の女性が戻ってきていた。

夕食を400ルピー（300円）で用意できると言うので予約しておいた。

「今夜は水道が止まるかも知れないから」
と、言われたんだけど、本当に夜はシャワーも使えなくなった。
地域全体がそうみたいだからしょうがないけど。

夕食は小麦粉で出来てる麺とじゃがいものココナッツミルク風味のカレー。
マイルドな味わいでした。

8日目
走行距離　78.84km
走行時間　3時間10分
平均時速　24.7km
積算距離　703.3km