タンザニア滞在記26（ニエレレ初代大統領の家博物館編）

2017/03/26 - 2017/03/26

今回はダルエスサラームにある、ニエレレ初代大統領がタンザニア独立前の1959年に家族と共に住んでいた家を訪問しました。
現在は博物館として一般公開されており、ガイドによる解説を聞きながら当時の暮らしぶりを伺うことが出来ます。
初代大統領は元々教師をしており、道徳を重んじ贅沢を嫌う模範的な方だったようです。
現在においても、初代大統領の人気は絶大です。

エリア ダルエスサラーム(タンザニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• 交通: 3.0

ごく一般的な住宅街の中にひっそりと佇んでいます。
平屋でコンパクトにまとめられており、住みやすそうです。
こんな平屋建てに憧れます(^^♪

玄関付近です。
ここでガイドに入場料を支払い見学を始めます。
入場料は、非居住者10,000Tzs(およそ500円）、居住者2000Tzs（およそ100円）です。

玄関を別角度から見てみます。

玄関には初代大統領の写真とこの家に関する解説板がありました。
ガイドはこの解説を棒読みです(笑)

屋内に入ると当時使用されていた品々が置いてあり、ガイドがそれぞれ解説してくれます。
これは短波ラジオで初代大統領が情報収集に使用していたという事でした。
面白いのは、周波数表示の他に「BBC」など局名表示もありました。

使用していた食器です。

子供部屋です。

夫婦の寝室です。

カトリック信者だという事で、マリア像が置いてありました。

廊下には初代大統領の足跡を解説した写真などが展示されていました。

元々教師だったので、教育にはとりわけ熱心だったようです。

応接スペースにも多くの写真が飾られていました。

初代大統領は本当に愛されていたんだなと、今回の訪問で再確認できました。
少しタンザニアスピリットが理解出来たように感じます(^^♪

この旅行記へのコメント （2）

• gontaraさん 2017/03/27 19:36:01

  意外と高い入場料

  大統領にすれば随分と質素な暮らしぶりと見受けられます。
  だから人気が有るのでしょうね。
  私たちの興味の中心はサファリになってしまいがちで、タンザニアの史実にまでは思いを馳せることができてませんね。
  なかなかこのような博物館まで足を運ぶことはできないと思いますので、このページで学習させていただきます。
  
  別件の質問で恐縮ですが、ダルエスサラームからザンジバル島に行く場合と、キリマンジャロ空港から行く場合と、どちらが行きやすいでしょうか。
  料金も含めて考察していただければありがたいです。

  eahawkさん からの返信 2017/03/27 22:58:44

  RE: 意外と高い入場料

  gontaraさん
  
  いつもコメントありがとうございます！
  
  > 私たちの興味の中心はサファリになってしまいがちで、タンザニアの史実にまでは思いを馳せることができてませんね。
  > なかなかこのような博物館まで足を運ぶことはできないと思いますので、このページで学習させていただきます。
  
  そうだと思います、中々ダルエスサラームに観光目的で来る方は少ないですね。
  そんな不人気な場所ですが穴場も結構あるので続けてご紹介できればと思います(^^♪
  
  
  > 別件の質問で恐縮ですが、ダルエスサラームからザンジバル島に行く場合と、キリマンジャロ空港から行く場合と、どちらが行きやすいでしょうか。
  > 料金も含めて考察していただければありがたいです。
  
  ザンジバルへはどちらかでも支障なく行くことが出来ますので、前後のスケジュールで無理のない所からご計画をおたてになればと思います。
  料金はダルエスサラームからですと安い時だと1万円以下で行くことが出来ます。
  キリマンジャロからですと安くて12000円位である時があります。
  時間はダルエスサラームからはおよそ30分、キリマンジャロからはおよそ1.5時間。
  スケジュールはダルエスサラームからはかなり多くの便があります。
  キリマンジャロからも、朝昼夕夜各便があります。
  
  素敵なご旅行になる事を祈っております。
  
  eahawk