2017/02/10 - 2017/02/14
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Galsysさん
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2月に3日ほどの休みが取れる事になり、3年前のベトナムに続いて、行って見たかったアジアの国カンボジアへ。
初めてのカンボジア観光旅行なら、アンコールワット(シェムリアップ)に行くのが一般的な気がするが、今回はANAの直行便を使う事もあって、あえてプノンペンだけに留める事にして、ゆったりと滞在する事に。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 自転車 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
搭乗するのは2016年に就航したばかりの、成田発プノンペン行NH817便。
観光需要よりはビジネス需要を当て込んでいるのだろうが、行きの便は後ろの方の席を予約したからか、3列シートに自分だけという状態で、全体でも50%位の搭乗率と言う感じだった。 -
ちょっと遅延して、茶色い土地が目立つプノンペンには16時半過ぎ頃に到着。
その後、アライバルビザを申請し、入国審査も指紋などスキャンされたが、待ち行列も殆ど無く、あっさり通過。
アライバルビザ申請書、入国申請書、税関申告書の3種類共に行きの機内で貰え、問題無く準備できた。
なお、アライバルビザ申請書は既にビザ持っているビジネス旅客や渡航前にビザ申請する真面目な観光客が多いからか、こちらから言わないと貰えなかった。
アライバルビザ申請時に追加2$で写真撮影もしてくれる、という情報もあったが、自分の時にはそのような案内も無く、アライバルビザ申請書を出す際に写真も要求されたので、スムーズに行きたい人は写真も用意しておいた方が良いだろう。
自分はコンビニプリントで作成した証明写真で問題無くクリア。 -
空港の建物から出た後は、市内中心部へ向かうタクシーやトゥクトゥクが待ち構えており、空港からは固定料金で行ける。
トゥクトゥク9$、タクシー12$とあり、暑かったので迷わずタクシーを選択。タクシーの運転手からは翌日の貸切での観光を提案されるが、丁重にお断り。 -
夕方の渋滞に巻き込まれて、50分程で宿泊するホテルのTAMA Hotelに到着。
プノンペンタワーの22階を間借りしており、眺めの良さを期待しての予約。予想通り、周りに高い建物は殆ど無いので、なかなか良い眺め。Tama Hotel Phnom Penh Tower ホテル
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ホテルでダラダラしてたら18時を過ぎたので、晩御飯を頂こうとホテルから10分程歩いてSugar Palmというカンボジア料理店へ。
カンボジア料理で食べたかった魚のアモックを頂く。
魚とほうれん草、卵が入った、ココナッツミルクたっぷりのカレーと言う感じ。
カンボジア料理は辛くないという情報を得ていたが、確かに辛さは控えめなもののスパイスは効いており、ココナッツミルクの甘さとも相まって、ご飯が進む美味しさ。
ホテルに戻って夜景を眺めつつ、早目に就寝...。 -
翌日はホテルのレセプションにお願いして、朝からトゥクトゥクを半日チャーターして貰い、観光へ。
まずはキリング・フィールドへ。チャーターしたドライバーは親切にもマスクを買ってくれ、排気ガスや砂埃舞う道を爆走する際にはマスクを着けておくように、との事だった。 -
ホテルから40分程で、キリング・フィールドに到着。
ここはポル・ポト政権下のカンボジアの各地にあった刑場跡の一つ。キリングフィールド 史跡・遺跡
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入場券には日本語を含むオーディオガイドのレンタル料金も含まれており、一つ一つじっくり説明を聞きながら1.5時間ほど掛けて一通り廻った。
ここで罪の無いカンボジア人が同じカンボジア人によって大量虐殺された事が、様々な物証やガイドの音声によって、痛い程伝わってくる。
写真の慰霊塔の前には2000リエルでお供え用のお花とお線香が売られているので、お供え・お祈りして退場。キリングフィールド 史跡・遺跡
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続いてプノンペン中心部に戻って来て、トゥール・スレンに到着。
こちらはポル・ポト政権下のカンボジアの各地にあった政治犯収容所の一つ。トゥールスレン虐殺博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらも日本語オーディオガイドによる説明をじっくり聞きながら1.5時間ほど掛けて一通り廻った。
元は学校だった建物を使っており、階段の踊り場などは自分が子供の頃通った小学校に似た感じ。
しかし、独房に改装した教室や、様々な写真、元収容者が書いた絵など、こちらの方がより強烈な印象を受ける内容だった。トゥールスレン虐殺博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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プノンペン旅行の第一の目的とは言え、2つのカンボジアの負の遺産を見学して、心も体も疲れたので、トゥクトゥク運転手のお勧めに従って、地元レストランに行って遅めの昼食。
こちらでは結構一般的な焼きそば。野菜も豊富でなかなか美味。確か2ドル位と激安。 -
そろそろ半日チャーターの期限が近づいてきたなぁという事で、最後に行ったのは中心部から少し離れたワット・プノン。
平坦なプノンペンの中で、少し小高い丘の上にある仏教の寺院。ワットプノン 寺院・教会
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訪問したのが土曜日だったからか、現地の人も多くお参りしている中、仏像などを見学。
ちなみに外国人観光客は1ドルの入場券を買うように案内があり、実際に購入して入場したが、別にゲートがあるわけでもなく、チェックもされなかった。ワットプノン 寺院・教会
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トゥクトゥクの半日チャーターはホテルに戻る予定だったが、気が変わったので、セントラルマーケットに連れて行って貰うようにお願いしてチャーター終了。
ここで運転手と別れ、チャーター代の20ドルをお支払い。セントラルマーケット 市場
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セントラルマーケットでは土産物など物色。
写真は食料品のゾーンで売られていた、蜘蛛の佃煮的な奴。
一部のレストランでは頂けるらしいが、一人旅でリアクション取っても仕方ないのでチャレンジせず。セントラルマーケット 市場
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セントラルマーケットからは散歩しながらホテルに帰還。
午後の暑さはなかなか堪えるので、ひとまず掃除の終わった涼しいホテルの部屋に帰って、コーヒーでも飲みながら、眼下の街並みを眺めつつ休憩...。Tama Hotel Phnom Penh Tower ホテル
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18時には日も落ちて幾らか涼しくなるので、夕飯を頂きに活動再開。
明日は体力使う予定なので、Digby's Butcheryという肉料理屋でがっつりとポークチョップとビール。なかなか美味。ディグビーズ グローサー バチュリーカフェ その他の料理
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翌朝も早起きして朝食後はVicious Cycleというサイクルショップへ。
こちらではGrasshopper Adventuresという会社が行っている、プノンペン近郊のサイクリングツアーに参加。
Webサイトから事前支払いで注文したが、参加者の一部は当日現金で払っている人も居た。 -
ツアーは朝8時に始まり、英語ペラペラなカンボジア人のガイドが先導する形で、イギリスやドイツの方々と一緒にサイクリング。
出発してすぐにこのようにフェリーに乗ってメコン川を渡って開発の進んでない対岸へ。 -
そして、このように舗装も進んでいない道を走る事になるので、自転車に少しは慣れた人が参加すべきだろう。
とは言っても、定期的に休憩も取ってくれるし、急な坂道を上ったり下りたりすることも殆ど無いので、難易度は低目か。
ただ、日差しは厳しいので日焼け止めとサングラスは必須。 -
途中、マンゴーなどの南国フルーツを頂きながら休憩したり、シルクを織っている工場や、湯葉を作っている工場を見学したりと、サイクリングだけではなく、街歩きだけではできない、色々な経験が出来て非常に楽しかった。
写真はメコン川の対岸から戻る船。行きとは違ってかなり小さい木造船だが、これにトゥクトゥク位は積んでしまう。 -
サイクリング後はプノンペン中心部に戻って、ローカルの食堂でランチを皆で頂いてツアー終了。
やはり大勢での食事は色々なものが頂けて楽しい。写真撮ったら「日本人は食い物まで写真撮る」って笑われたがw。 -
サイクリング後は汗だらけになったので、ホテルに戻ってシャワー浴びてしばし休憩...。
その後、トゥクトゥクでイオンモールに行き、お買い物。イオンモール プノンペン ショッピングセンター
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イオンモールの2FにはAmazing Cambodiaというカンボジア製の品々で揃えられた土産物屋が入っている。
パームシュガーや胡椒、石鹸や鞄に服など、様々なカンボジア製品が揃っており、見ているだけでも結構楽しい。
こちらではパームシュガーを使ったソフトキャンディ等をお買い上げ。アメイジング カンボジア バイ ワカナ お土産店
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また、イオンモール近くの路上で、試してみたかったチェークチアンと呼ばれる、バナナのフライの屋台があったので、試してみた。
バナナを薄く延ばした後、ココナッツミルクやゴマが入った生地を付けて揚げたもの。
外はサクサク、中はトロリとしてなかなか美味。暑いカンボジアだけでなく、寒い日本でも人気が出ると思う。 -
そして、Kurata Pepperという日本人が経営している胡椒農園のプノンペンでの店舗へ。
こちらでは胡椒類やそれを使ったあられなどを購入。クラタペッパー 専門店
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買物後はホテルに戻って休憩後、夕方近くにメコン川方面へ。
kanika boatというクルーズ船のサンセットクルーズを予約していた。こちらはWebで予約するだけで支払いは現地でというパターン。
合計10数名程の参加者を乗せて17時頃にクルーズ船は出発。カニカ ボート 地元の料理
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メコン川の対岸方面をクルーズした後、王宮の向こうに日が沈む様を眺める1時間半のクルーズ。
昨晩もその前も夕日は地上付近の雲に隠れているケースが多かった気がするが、今晩は運の良い事に雲一つなく、綺麗な日没を撮る事が出来た。
乗船料は7$、他にドリンク代が掛かるが、合計でも10$ちょっとの支払い。
食事も注文できるが、1時間半のクルーズなので、殆どの客は自分と同様ドリンクの注文のみだった。カニカ ボート 地元の料理
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クルーズ後はちょっと涼しくなった川沿いを散歩後、Malisというカンボジア料理の有名店へ。
こちらではソフトシェルクラブのフライでビールを頂き、プラホックでご飯を頂いて満腹。
プラホックとはカンボジア版の塩辛だそうで、こちらの店ではプラホックをベースに幾つかの料理があったが、自分は豚肉と混ぜたもので、ピリ辛でご飯が進む旨さだった。マリス 地元の料理
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翌日は最終日。これまでの2日間は早起きして活動していたが、最終日は余裕があったのでゆっくりと起床。
宿泊したTAMA Hotelは併設のカフェでの朝食メニューが1つ無料で頂けるプランだったので、毎朝有り難く頂いた。
一昨日はオムレツ、昨日はエッグベネディクト、そして今日は写真のスモークサーモンとガレット。
ボリュームはそこそこだが、どれも味はなかなか良かった。
朝食後もダラダラとしたり荷物をパッキングしたりした後、荷物を預けてホテルをチェックアウト。Tama Hotel Phnom Penh Tower ホテル
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最終日は中心部の行ってなかった名所を幾つか巡る。
ロシアンマーケットに行って、市場散策と土産物など物色した後、国立博物館へ。
クメール王朝時代の遺跡などを見学したり、中庭でまったりしたり。プノンペン国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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昼食は近くにあるDavid's Noodle Restaurantにて一昨日に続いて焼きそばを。
こちらは手打ち麺で作った焼きそばや湯麺が人気の店らしい。
ちょっと甘めのカンボジアの焼きそばが個人的には気に入った。 -
午後の開場時間である14時を待って王宮へ。
他の観光地は並ぶ事が無かったが、ここはチケット購入の為に少し(と言っても10分程度だが)並んだ。王宮 (プノンペン) 城・宮殿
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様々な建物を見学したが、個人的に印象が残ったのはノロドム・シハヌーク氏の写真が納められた建物。
若くして仏領インドシナの一部だったカンボジア王国の国王となり、カンボジア独立を果たした後は退位して政治家に転身し、内戦後は再度カンボジア王国の国王となった生涯が多くの写真で展示されており、数年前に亡くなられるまで国民に慕われていた様子がうかがい知れる。
まぁ、民主カンプチア(ポル・ポト政権)の国家元首となった部分は流石に省かれていたが。王宮 (プノンペン) 城・宮殿
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後はメコン川沿いを散歩したりアイス食べたりして過ごした後、早目にタクシーで空港へ。
帰国便のチェックイン・荷物預け入れ開始は搭乗時刻の3時間前なので19:50頃の予定だが、自分は預け入れ荷物が無いし、オンラインチェックインを済ませて搭乗券もホテルのプリンタで印刷済みだったので、チェックイン開始前に空港に行って出国できるか試してみる事に。プノンペン国際空港 (PNH) 空港
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結論としては、ANAカウンターでのチェックイン開始前に問題無く出国OK。
免税店で買い物したり、プライオリティパスを使ってラウンジでビール飲んだり、シャワー浴びたり、マッサージを受けたりとのんびりと過ごす事が出来た。
写真はラウンジで頂いたパパイヤサラダ。激辛でビールが進む。プノンペン国際空港 (PNH) 空港
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帰国便はほぼ定時に出発。写真は到着前の朝食。お粥が胃にやさしい。
新しいANAの787はフットレストがハンモックのような袋状になっていて、やさしく投げ出した足をサポートしてくれるので、機内では殆ど寝れない自分も少し寝る事が出来たので有り難かった。 -
早朝の成田には予定より30分ほど早く到着。
自分は休みにしたが、このまま都心へ出勤しても間に合う時間帯だったので、アクセス特急に乗ったら、普段殆ど誰も乗り降りしてない成田湯川駅で、着席しての出勤のために待っている沢山の乗客に驚いた。
と、いう訳で朝の通勤ラッシュで現実に一気に引き戻され、カンボジア・プノンペン旅行も終了。
プノンペンは経済成長の真っ只中という勢いを感じさせる街だった。
今度はシェムリアップにも行ってみたい(本当はそちらの方が先なのだろうが...)。
ホテルから撮影したメコン川から昇る朝日で旅行記も〆。
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