LA女子ひとり旅（6日目～最終日：パサデナ、リトルトーキョー、ロザンゼルス動植物園、ユニバーサルシティウォーク散策）

2017/03/11 - 2017/03/18

1週間程LAに行ってきました。航空券、ホテルは自己手配。途中現地のオプショナルツアーを利用してジョシュアツリー国立公園とサルベーションマウンテン、デスバレー国立公園に行ってきました。カリフォルニア州に行くのはこれがはじめてです。国立公園の雄大な景色が忘れられない旅になりました。

航空会社：デルタ航空（国内線）※2017/3月現在NY在住のため
ホテル：USAホステルズ　ハリウッド

1日目（3/11)：NY（JFK)→LA(LAX)、ホテル着 http://4travel.jp/travelogue/11224617
2日目（3/12)：ジョシュアツリー国立公園とサルベーションマウンテン（現地ツアー）http://4travel.jp/travelogue/11225074
3日目（3/13):ハリウッド周辺散策　http://4travel.jp/travelogue/11225310
4日目（3/14):デスバレー国立公園　http://4travel.jp/travelogue/11225598
5日目（3/15):サンタモニカ散策　http://4travel.jp/travelogue/11225831
6日目（3/16):パサデナ、リトルトーキョー散策
7日目（3/17):ロサンゼルス動植物園およびユニバーサルシティウォーク散策
8日目（3/18):LA(LAX)→NY(JFK)、帰宅

エリア ロサンゼルス(アメリカ)

6日目はLAからメトロでいけるパサデナに向かいます。
まずはレッドラインのハリウッドハイランド駅からユニオンステーション駅に向かいます。

LAのメトロでは犬を連れて乗ってよいのか、犬がこんな風に床に寝転がって気持ちよさそうに寝ていました。

ユニオンステーションでゴールドラインに乗り換えます。

ユニオンステーション 駅

メモリアルパーク駅で下車します。ユニオンステーションから約20分で到着です。
駅から歩いて5分ほどで市庁舎につきました。

パサデナ市庁舎 建造物

市民運動に参加した方のモニュメントのようでした。

花が咲いていて最高の天気です

中庭に出ました。とても美しい市庁舎です。

市庁舎からパサデナのオールドタウンの方に歩いてきました。ちょっとレトロな装飾の素敵な建物がならんいでいます。昔はオフィスとして使われていたそうですが、今は美しい外観を生かして飲食店やコスメ、ファッション、インテリアなどのリテールショップが入居しています。

観光客はさほど多くなくて落ち着いた雰囲気です。

チーズケーキファクトリーを発見しました。

ビッグバンセオリーというアメリカのコメディドラマが大好きなのですが、その舞台がパサデナです。

ザ チーズケーキ ファクトリー (パサデナ店) スイーツ

登場人物のペニーはチーズケーキファクトリーで働くウエイトレスでした。このチーズケーキファクトリーで働いてたのかな～と妄想したりして笑

お腹がすいたので、割と早い時間にもかかわらず地元の人が結構入っていて人気店っぽくみえたポキ丼の店に入りました。

アメリカによくある、ライスの量やトッピング、ソースを自分で選んで作ってもらう方式（サブウェイっぽい感じ）でした。

甘辛いソースがおいしかったです！

オールドパサデナをそのまままっすぐ歩いていきます。

そのままオールドパサデナを過ぎて15分ほど歩いてノートンサイモン美術館に向かいます。

何気ない街角の緑がきれいでした。パサデナは高級住宅街なんだそうです。

ノートンサイモン美術館では米国内の大学の学生証を見せた無料で入れます。

ノートン・サイモン氏の個人コレクションを展示している美術館だそうです。
１階は、中世の宗教画から、１７～１８世紀のオランダ絵画、印象派の作品や、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャン、ピカソなどの近現代絵画、そしてコンテンポラリーなど幅広い年代の絵画がとりそろえられています。
地階は、インドを中心とする仏像のコレクションでした。

個人のコレクションとしては量・質ともにかなりのものだと思います。


この写真はセザンヌの絵画です。

ノートンサイモン美術館 博物館・美術館・ギャラリー

こちらは上のセザンヌを違う画家の方が模写したもの。
こちらも素敵ですが、比べてみるとセザンヌの色使いの方が画面に生き生きとした感じを与えていて構成も優れているように思います。

中庭はSculpture Gardenとなっています。カフェもあるので、コーヒーを買って休憩します。

中庭ではコーヒーを持ったまま歩き回ることができます。
ベンチもあって、ゆっくりお庭を眺めるのに最適です。

なお、ここでベンチに座ってぼーっとしていたら、地元のお年寄りの団体がやってきて、私を指さして「ほら！こんなところに女の子が座っているよ！」と近寄ってきたので、私がちょっと動いたら「うわあ！生きてる！」と驚いていました。

ぼーっとしすぎて人形のようだったのでしょうか笑　驚かせてすみません。みなさんちょっと恥ずかしそうに去って行きました。。。

庭には大きな水鳥が住んでいて、人にも慣れていて癒されます。

近寄っても全然怖がりません。

庭も一見の価値ありです。

この後、パサデナを後にしてLAのダウンタウンまでゴールドラインで帰ります。

ユニオン駅から歩いてリトルトーキョーにやってきました（後から考えると、アーツディストリクト駅で降りればすぐだったのですが）。

まるで昭和の温泉街みたいなお土産屋さんです。

リトルトーキョー 散歩・街歩き

日本っぽいものが売ってます。

リトルトーキョーの中は、盆踊りみたいな装飾がしてありました。

最近では、本当に日本人がたくさん暮らしている町は他のところに移っているようで、こちらの地区では日本ではない東アジア系のお店が増えているそうです、このリトルトーキョーは象徴的な存在として残されているのかと思います。

リトルトーキョーに住んでいた日系人たちは、第２次世界大戦中敵国側である日本を助けるためにスパイをするかもしれないという理由等により、立ち退きを命じられ、強制収容所に収容されました（一方、イタリアやドイツ系の住民にはこうした措置は取られませんでした）。この退去命令に関しては、コレマツさんという日系人が連邦最高裁までその合憲性を争いましたが、敗訴しています。

1953年に最高裁判所裁判官長官となったウォーレン長官は、実は大戦中カリフォルニア州検事として日系人の強制収容を推し進めたことを心から悔やんでいたそうです。彼は、共和党から保守派として指名されたにもかかわらず、これに反しリベラルで画期的な判決を次々と下し、米国の人種差別撤廃・人種平等を進めるムーブメントを作り出していきます。

リトルトーキョーは、終戦後日系人たちが自分たちの町を再興したものです。こうした歴史を通してリトルトーキョーを見ると、思わず胸が熱くなりますね。

本日はこのあとユニオン駅からハリウッドハイライン駅にもどり、再びベガスシーフードバフェに行ってカニを食べてからホステルに戻りました。

７日目は、癒し系な場所に行きたいなとおもったのでロサンゼルス動物園に行くことにしました。

ホステルから歩いて１０分ほどのHollywood/vine駅の前から、181番のバスに乗ります。１８０番、７８０番でも大丈夫です。
日本のICカードで料金が支払えるバスと一緒で、乗るときにICカードでタッチすれば大丈夫です。

その後、Riverside / Los Felizで降りて、９６番のバスに乗り換えます。９６番のバスは本数が少ない（１時間に２本ぐらい？）ので、気長に待ちます。

なお、LAのバスは割とグーグルマップで表示されている時間通りにやってきました（グーグルマップにはどれだけ遅延しているかも表示されます）。NYはグーグルマップの時間は全くあてにならないので驚きました。やっぱりLAのほうがシリコンバレーに近いからですかね？笑

動物園は平日ですが親子連れでにぎわっていました。

ロサンゼルス動物園＆植物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

入ってすぐのカフェで昼食をとります。
結構おいしかったです。

飼育員さんがカバを撫でていました

ゴリラもいました。
ロサンゼルス動物園は、わりと普通の動物園なので、他に行きたいところがあるのを差し置いてくるところではないかなと思いましたが、動物がみられて緑も多くて癒されるので、LA滞在中時間がある場合には遊びに来てもいいかもしれません。

再び96番のバスから780番のバスに乗り継ぎ、途中でHollywood / Western 駅からメトロのレッドラインに乗って、Universal / Studio City 駅に向かいます。

Universal / Studio City 駅です。この写真の奥に見える坂のふもとから無料のシャトルバスが出ています。

無料のシャトルにのって、ユニバーサルスタジオの入り口までやってきました。
ですが、今日は中に入らずシティウォークで雰囲気を楽しみます。

ユニバーサルスタジオ ハリウッド テーマパーク・動物園・水族館・植物園

シティウォークにはレストランがいっぱいあるので、レストラン目当てに来ている地元の人も結構いらっしゃいました。

大きなギター

アメコミがいっぱいで面白い…！
日本の漫画とアメコミってストーリー展開も絵柄もかなり違いますよね～

パンダエクスプレスで夕食を買って、シティウォークで食べて帰ります。
いっぱいテーブルとイスがあるので、ゆっくり過ごせました。

パンダ エクスプレス (ユニバーサル シティウォーク ハリウッド店) アジア料理

明日はNYに帰るので、早めに帰って荷造りをします。
LAは空が広くて、すごく晴れてて最高でした。

ホステルの外観です。７泊お世話になりました。

最終日は、スーパーシャトルでLAXに向かいます。

https://www.supershuttle.com/

スマホからクレジットカード決済で予約できて便利です。また、チップを含めて予約時にウェブ上で手続きが完了するので、当日は英語でのやりとりをする必要もありません。

最終日は、10:00前スーパーシャトルのピックアップが来て、だいたい11:30ぐらいにLAXにつきました。

DL1197便（12:40発　21:45着）でNYのJFKまで帰ります。

この後、22:30ぐらいに地下鉄E線でマンハッタンまで帰ったのですが、クイーンズ内では酔っ払いが乗ってきたりしてちょっと怖かったです。マンハッタン内では深夜０時台まで危険を感じずに地下鉄を利用できるので、そのノリで乗ってしまったことを後悔しました…。みなさんもマンハッタン外で地下鉄を利用するときは気を付けてくださいね。

USA ホステルズ ハリウッド ホテル

この旅行記へのコメント （2）

• ころたさん 2017/08/24 11:22:08

  なつかしのLAです

  snowさん、はじめまして
  
  Death Valley繋がりで立ち寄らせて戴いた、ころたと言います。
  
  snowさんはNYCに住んでいらしてＬＡに旅行されたのですね。私ははるか３０年前にＬＡ郊外のHuntington Beachに住んでいて、ほんの3日間だけＮＹに遊びに行きました。滞米の１年間は仕事がクソ忙しくて、行きたい行きたいとずっと思っていたＮＹになかなか行けず、ボストンでの仕事帰りに無理やり休みを取って訪れました。ＮＹ，楽しかったなぁ。ほとんど寝ずの３日間でしたよ。ブロードウェーでミュージカルを２本見て、オフブロードウェーで前衛芝居を２本見て、ジャズクラブをはしごして最後はディスコ。アドレナリン出っぱなしの３日間でした。ＬＡとは全く違う。そう感じませんでしたか？
  snowさんはNYに何か月（何年？）いたんですか？そんなに長期間いたら俺なら干からびちゃうかも。
  
  ＬＡ旅行記、懐かしい思いで見せて戴きました。私にはお馴染みのはずの場所の風景が全く変わっていたり、旅行者ならではの目線が住人であった自分と異なっていて、それが面白かったり。当時はメトロなんてなかったし、リトルトーキョー周辺は決して安全な街ではなかったし。
  他の方の旅行記を通じて自分の中の時間旅行ができる。これも４Travelの魅力です。
  また立ち寄らせて戴きます。よろしく！
  

  snowさん からの返信 2017/08/27 23:27:05

  RE: なつかしのLAです

  はじめまして、旅行記をご覧頂きありがとうございました！
  
  デスバレーでは日本ではなかなか見れない広大な岩山と砂漠の景色に感動したことを改めて思い出しました。地平線の向こう側まで国立公園が続いていて、スケールの大きさに驚嘆しっぱなしの一日でした！
  旅行者目線からみたカリフォルニアは、人も優しく、自然があって最高でした！でも渋滞のひどさだけは勘弁してほしいですね、、、、
  
  NYには10か月程居たのですが、初めの半年は忙しいうえ英語も下手で生き抜くので精一杯でして、楽しめたのは半年ぐらいだったかなと思います。でも、終わってみれば不思議と愛着のわいた場所でした。次に来るときは、もっと実力をつけて自信満々のニューヨーカーに負けないぐらい背伸びして街をエンジョイしたいと思います。
  
  これからもどうぞよろしくお願いします！