2015/12/26 - 2016/01/03
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ふくうめちゃんさん
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毎年恒例・夫と行く年末年始の台湾旅行は11年目に突入。今年も2匹のニャンを預けて、台北を気ままにブラブラ。
信義区→萬華に移動、龍山寺近くをウロウロして、鼎泰豊で夕食。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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-
夫と合流。仁愛路にあるバス停‘国父記念館’へ。
こういうタイプのバス路線図は初めて見ました。
さて、どこに行きますか?
「龍山寺に行くバスがあるな、お礼参りにも行かなきゃならないからバスに乗っていこう」
龍山寺だったらMRT国父紀念館駅から板南線1本で行けるんだけど‥
駅までちょっと距離あるし、急ぐ理由も特別ないのでバス263で龍山寺へ移動しました。 -
ここからは手ブレの車窓写真付で(‥すみません)
バス263のルートをご紹介。
国父紀念館をでたバスは仁愛路を西へ。
敦化南路と交差する仁愛圓環を超え、MRT文湖線の高架をくぐり、
仁愛路をひたすら西へ西へ→→
★仁愛路にあるバス停は「仁愛○○路口」と交差する道路の名前がついていて、位置が把握しやすいです。
例えば仁愛路と復興南路の交差点近くにあるバス停なら‘仁愛復興路口’
台北を東西に走る仁愛路にはMRTが開通していないので、バスに乗れるとアクセスが楽になる場所が増えますね!
仁愛路の突き当りは東門、正式名称は「景福門」
一級古跡‘台北府城門’のひとつ。
建築当時‘福建式’だった門は日本統治終了後国民党政府により‘北方様式’に改築され現在の姿になりました。
東門のロータリーを回って→ -
→ケタガラン大道に入り、台北賓館の交差点を右折→
→公園路を直進→
★バス停‘捷運台大医院站’
二二八和平紀念公園・二二八紀念館・台大医院の最寄りバス停
MRT淡水信義線の乗り換えはこちらで -
台大医院を過ぎたらすぐ左折、襄陽路に入ります→
★バス停‘博物館’
国立台湾博物館・土銀展示館の最寄りバス停
→襄陽路突き当りの重慶南路を左折→
★バス停‘衡陽路口’
バスの進行方向に重慶南路を進むと台湾銀行・台湾総統府があります
→右折して衡陽路に入り直進→
★バス停‘衡陽路’
中山堂の最寄りバス停 -
MRT西門站で左折→中華路に入る
★バス停‘捷運西門站’
MRT板南線・松山新店線乗り換え。西門紅楼が近い。
→そのまま中華路を南下
★バス停‘小南門’
カルフール桂林店近く、MRT小南門站には少し距離があります。
→南寧路に入る
★バス停‘龍安國中’
剥皮寮歴史街区が近いです。 -
→和平西路に入る
★バス停‘捷運龍山寺站’に到着。
モウコウ公園の南側にバス停はあります。 -
目指す龍山寺は公園の北、反対側
-
公園下に地下街・MRT龍山寺站があります。
地下街を通って龍山寺に向かいます。
仏具・お茶・飾り物・洋服などを売るお店など、沢山お店が並んでます。 -
占い横丁
-
これはエステ店。
台湾はマッサージだけでなく、顔エステもお手軽にできていいですね~。 -
エステ店にあった日本語表示。
日本語‥?全く意味がわかりません‥。
右下の‘ヘッド首と拡張期血圧’に思わず笑ってしまいました。 -
「龍山寺」到着。
1737年創建の台湾最古の寺院。
本尊は観音菩薩。
道教など様々な宗教と習合し、境内には100を超える神様が祀られています。龍山寺 寺院・教会
-
二級古跡に指定されています。
天井・柱・壁、屋根、ありとあらゆる所に精巧・緻密な装飾が施され、本当に素晴らしいです。
写真は前殿の中央入り口。左右に配された「龍柱」は台湾唯一の銅製の龍柱です。
石柱に掘られた龍より立体的で動きがある感じがします。
国定指定されている本殿の円形天井は、釘が1本も使われていないそうです。 8頭の龍が螺旋状に32組の層をなして輪廻を表現しています。
ぜひご覧ください! -
龍山寺の前殿「三川殿」
【向かって右の‘龍門’から境内に入って、左の‘虎門’からでる】
龍門へは【左足から入る】【敷居は踏まない】
門を入ると右側に売店があるので
【お線香と蝋燭を買う】 -
今回入り口入ったすぐのところで無料のお線香3本を配っていました。
‘あれ?お線香の数が減った?確か龍山寺は7本だったはず‥?’
この理由はあとで知ることになります。
「お礼参りなのにタダで済ませたら神様に申し訳ないよね」
赤い蝋燭買いました。一人2本、1本10元。
まず前殿すぐの所にある【點火處で】【蝋燭2本に火をつける】 -
【前殿の左右にある燭台に、蝋燭を1本ずつお供えする】
【再び點火處に行き、3本のお線香全部に火をつける】
燭台の蝋燭の火でお線香に火をつけないでね‥
(日本は仏壇の蝋燭の火でお線香への着火アリだけど、台湾ではNG。私は1回やらかしそうになりました‥燭台に溜まった大量の蝋を片付ける係の人に怒られました(≧◇≦)) -
【前殿の香炉→正殿前の香炉の順に参拝】
★参拝方法(拝拝)
【お線香は左手を外、右手を内側にして持つ】
【お線香を頭の上に揚げて、3回お辞儀をする(三拝)】
【「住所」「氏名」「誕生日」「職業」「お願い事」を唱え、金色の香炉に左手でお線香を1本立てる】
お線香は‘香炉に立てる’というより‘投げ入れる’でないと火傷しちゃいます。
周囲の人がしていることを真似すれば、大丈夫です(^.^)
この金色の香炉の像は帽子とキュロットスカート姿‥シルクハットを被ったオランダ人をモチーフにしているそうです(かつて台湾がオランダに占領された歴史を忘れないようにするため)。こんな細かいところまで凝った装飾、龍山寺は本当に見所いっぱい! -
【正殿のお参りが終わったら、正殿右側を通り後殿へ、後殿を参拝】
台湾の寺院のお参りは反時計回りが基本です。
※後殿の写真を撮り忘れました、この写真は以前のものです
頂いたお線香は3本
後殿に行って香炉が一つに減っていることを知りました。それでお線香の数が3本に減った事が理解できました。
‘行天宮’は資源節約と環境保護のため香炉・供物台は撤去され参拝方法が変わりました。龍山寺の香炉や供物台が少なくなったのも同じ理由かもしれません。エコの風潮はこういう部分にも影響を与えているんですね。
お線香は7本だった頃に全部香炉を廻ったつもりなのに何故かお線香が1本残るということがありました、順路に従わないとご利益は得られないそうです‥でももうこんな失敗をすることはなくなりそう(^^ゞ -
【後殿から正殿・前殿へ、来た反対側を通って戻る】
-
龍山寺でお祈りすれば、‘どんな願いも叶い’‘どんな悩みも解消する’といわれていて一日中参拝者が絶えることはありません。
第二次世界大戦末期に龍山寺は米軍の焼夷弾直撃を受け焼失。
本堂が全壊したにもかかわらず木造の本尊‘観音菩薩像’は全く無傷で残ったそうです。
戦時中は‘菩薩様の膝下は安全だ’と信じる多数の人々が龍山寺に避難していましたが、その日に限って境内の蚊がうるさく皆家に帰ったそうです。なので難を逃れ死傷者が出なかったとのこと。
ご利益があると多くの人が信じる理由がわかります。 -
寄付やお布施で再建修復され現在の龍山寺があります。
現在の伽藍は、1953年再建修復されたもの。
おみくじは前殿の左側、蝋台近くにあります。
出口‘虎門’の売店で記念品やお守りが買えます。夫は出産を控えた会社の同僚に安産祈願のお守りを買って帰りました。
前述のとおり【虎門からでる】 -
お参りを終えて龍山寺をでると右側に「モウコウ夜市」の看板。
行った事がないエリア、立ち寄ってみます。 -
龍山寺前の廣州街を真直ぐ西へ、西園路を超えると人で賑わっていました。
ガイドブックに載っている昔ながらのかき氷屋さん‘龍都冰果専業家’はここにありました。
「廣州街夜市」 -
通りに露店・屋台が並んでいます。
生活用品や洋服・雑貨、食べ物屋さんなど、お店の種類は色々。
規模は大きくなく、観光客の姿はほとんどなかったです。
華西街夜市の派手な門を通り越すとその先に、夜市の中にひっそり佇む建物がありました。 -
「仁濟医院」、この建物は日本統治時代のものに違いない‥。
台北旅遊網・TAIPEI 2015冬季号 Vol.02?モウコウ旧市街の「前世」と「現世」に仁濟医院についての記載がありました。
『かつては男尊女卑だったので、沢山の女の赤ん坊が水に沈められたり捨てられたりしました。そこで板橋林家の4 代目林維源は1866 年に捨てられた女の赤ん坊を保護する保嬰局を設立。1870 年に淡水庁同知職の陳培桂が名を育嬰堂と改め救済の範囲を広げ、さらに回春院、養済院、同善堂を作ります。日本統治時代には孤児、身体障害者、病人、けが人、老人を保護する施設に統合。孤児院や老人ホームのようなこれらの施設は、当時としては相当の規模の社会福祉施設で、これが今の台北仁済院の前身です。』 -
西園路から離れるにしたがって、屋台の数も人の数も次第に減ってきて寂しい感じになってきました。
露店の灯りで明るくなっている梧州街に右折して入り、北上します。
「梧州街夜市」
ここは食べ物屋台のみ。炒め物・ステーキ・豚足・スープ・ご飯もの・麺など食事ができる屋台が多かったです。
廣州街を離れるにしたがって屋台・人の数がまばらになって、桂林路の手前から梧州街は真っ暗状態でした。 -
桂林路で右折して東へ行くとすぐ「華西街観光夜市」。
萬華は古くから栄えた台北発祥の地と呼ばれるところ。
「華西街観光夜市」は台湾最古の夜市とか。 -
アーケードになっていて、通路の両脇にお店が並んでいます。
観光夜市なのに殆ど人が居ない‥
日本統治時代に公娼制度が台湾にも導入され、この界隈は当時‘萬華花街’と呼ばれた一大歓楽街。
現在の貴陽街・西園路・廣州街・還河南路に囲まれたエリアは遊郭が集まっていたところで、丁度そのエリアのど真ん中を貫く通りがこの「華西街」です。華西街観光夜市 市場
-
その名残か、この華西街観光夜市は他の観光夜市と大分様子が違います。
若い女性向けの洋服やアクセサリー・雑貨・日用品のお店は皆無。
ターゲットの年齢層は明らかに高め。
他の観光夜市で見たことない蛇・ワニ・スッポン・漢方薬膳の専門料理店‥(滋養強壮のため、ですよね?)
セクシーな派手派手下着やコスプレ衣装が並ぶお店や、アダルトショップ‥(あまりに普通に堂々と営業しているので目のやり場にちょっと困る)
それから日本語の看板がやたら目につく‥(そういえば以前台湾人女性に「日本人は男がスケベ」と言われたことがあったなぁ)
全体的には海鮮料理店が多く、マッサージ店やエステ店が他の夜市に比べて多いかな‥というところなのですが、
マッサージ店のなかには入り口が奥のほうにあり店内が通りから全く見えない怪しいところも‥(入り口が奥まっている薄暗いところは、特別な男性向けサービスを行うお店らしいです。マッサージ店の他、カラオケ屋、食事処、飲み屋、カフェなどあるのでご注意ください)
華西街夜市をでて廣州街をそのまま突き抜け真直ぐ進みました。
周囲は薄暗く、三水街付近に風俗店のようなお店が複数あって客引きをする40~50台の女性が居ました。
陳水扁政権の時台湾の公娼制度は廃止され性風俗産業は衰退したようですが、日本もそうであるように密に性の売買をする所がここにも残っています。
龍山寺より西のエリアは台北の中では治安があまり良くない所のようです、夜の一人歩きや女性だけでの訪問はお勧めしません。
(夫が居なかったら、このエリアに私は足を踏み入れなかったと思う) -
夕飯は中山の鼎泰豊でとることになりました。MRTで移動します。
MRT龍山寺站→MRT中山站は2つのルートがあります。
①西門站で松山新店線に乗り換え
②台北車站で淡水信義線に乗り換え
西門站だと板南線を降りたホームの向かい側に松山新店線(松山行)が来るので乗り換えが楽です。なので①ルートで行きました。 -
「鼎泰豊 南西店」
MRT中山站の新光三越・南西店1館、地下2階です。
他店と同様、着いたら番号札・メニュー表貰って、待っている間に注文するものをオーダー表に記入しておきます。鼎泰豊 (南西店) 中華
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手際良くリズミカルに小籠包を作っている様子を間近で見れます。
早く食べたいよ~ワクワク。 -
番号札の番号が表示されたら入店。
18:00頃だったけど待ち時間は10分位。あまり待たずにすみました。
入店時にオーダー表を渡します。 -
鼎泰豊の‘小籠包’キター!
私はいつもお醤油は入れず、お酢と生姜だけで食べます。
薄皮でジューシー、熱々、激美味!
10個入りを一人で1蒸籠ペロリと平らげました。
10個入り200元、5個入り100元。
蒸籠のお料理は全て10個入りと5個入りがありました。人数やお腹の具合で数選べるのはいいですね。 -
小籠包と海老・卵チャーハンは我が家MUSTのオーダー。
チャーハン160元、白米と玄米が選べました。これは白米。 -
辛くない汁なし海老ワンタン(140元)と海老と豚肉の蒸し餃子(240元)
プリプリ海老づくし~
昼ご飯が軽食だったのでお腹が空いてつい頼みすぎました‥。
食べきれなかったものは持ち帰り用に包んでくれます。
「打包(ダァバァオ)」または「外帯(ワイダイ)」とお願いすればOK。
信義路の本店は現金払いのみなので、クレジットカードが使えたのは嬉しい。 -
鼎泰豊・南西店の紀念スタンプがありました。
近くにある‘台北当代芸術館(日本統治時代の建成小学校、古跡指定されている建物)’がデザインされたものでした。
鼎泰豊キャラクターの文具とか記念品も売ってます。 -
食後の軽い運動も兼ねて、新光三越南西店から中山北路にあるバス停‘中山市場’へ。
バス218に乗車、‘台泥大楼’で下車。
夫はそのままホテルに戻りました。
私はもう少し食後の運動、民権東路の北側エリアをブラブラお散歩。 -
中山北路から‘晴光市場’の看板のある路地を入り、突き当りを左に。
殆どのお店はすでにシャッターが降り閉まっていました。
その先の右にあるアーケードに入ると、まだ開いているお店が沢山ありました。
右側に「晴光紅豆餅」 -
大判焼きのようなもので、中は‘小豆餡’‘カスタード’‘切干大根’の3種類。
生地に少し黒ゴマが入っていて小豆はかなり甘さ控えめ、夫の大好物なのでお夜食用に購入、1個10元。晴光紅豆餅 スイーツ
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アーケードをそのまま真直ぐ進むと雙城街にでます、夜市が立ち賑やかです。
雙城街夜市 散歩・街歩き
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通りの両脇に露店、中央に屋台。台湾のB級グルメが集結しています。
昼間と夜で屋台は入れ替えになります。
コンテストで受賞歴のある黄記魯肉飯(肉そぼろかけご飯)はこの通りではなくて、晴光公園の南側、公園に面してお店があります(黄色い〇黄の看板が目印)。
以前ここで食べた水餃子は美味しかったです、人の並んでいる屋台はまず外れることはないです。 -
串焼きも美味しかったです。食べたい串を器にとって渡すと焼いてくれます。
今回は鼎泰豊でお腹いっぱいなので見送り。 -
雙城街の通りからちょっと外れにあるドリンクスタンド。
旬のフルーツスムージーお勧め、グレープフルーツ風味のお茶も美味しかったです。 -
雙城街を北上、農安街を超えた先に「勝立生活百貨」
お菓子は業務用みたいな大袋があるので、バラまき土産を探すのにお勧め。
調味料・日用雑貨など台湾ならではの商品も沢山あって充実の品ぞろえ、見るだけでも面白い。勝立生活百貨 (雙城店) スーパー・コンビニ
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こんなものを試しに買ってみました。
特売品、シュミテクトらしき歯磨き粉。
日本で売ってるシュミテクトより甘い感じだけど、なかなか良いです。 -
そしてまたパラパラ漫画シールを買ってしまいました。
カンフーする猫です。
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