2017/03/19 - 2017/03/20
166位(同エリア575件中)
jokaさん
現在旅行記に起こしているのは昨年10月の白馬岳編まで。
それ以降もあちこちに行ってはいるものの、写メだけ撮ってほったらかし。
このままだといつまで経っても数か月遅れの旅行記を曖昧な記憶で書き続けることになってしまいかねないので、ここらで思い切って最新の旅を取り上げることにしました。
今回の目的地は北八ヶ岳。そう雪山です!
2月には今シーズン一番の冷え込み(マイナス20℃)の中、東京都の最高峰でテン泊を行うなど、雪山テント泊に向けて着々と準備を進めてきたのですが、2月の山行の直後に思わぬ事態が発生。
テン泊の数日後、会社の屋上でテントを日向干ししていたところ、たまたまその日東京に春一番が……
重しをものともしない強烈な風に煽られて、数時間後に様子を見に来た時にはテントのポール受けに穴が開いていました………
というわけで虎の子のテントはただいま入院中。
今回の連休に間に合わせるために新しいテントを買う寸前までいきましたが、決めきれないまま期限切れ。
旅行自体も諦めかけたその時ふと天啓が!
連休前日、ダメもとで電話をかけてみると「まだ余裕があります」。
さらにダメもとで尋ねてみると「個室も空いてます」と。
テント泊にこだわるあまり小屋泊の可能性を考えもしてなかった。
まあテント泊が理想ではあるけれど、次善の策で妥協するオトナの余裕も持たなければ。
というわけで急きょ決定した雪山デビュー。仕事が終わってからの数時間は列車の手配やらパッキングやらで大忙しでした。
思いっきり準備不足ではありますが、いつものことと言えばいつものこと。
まぁ、なんとかなるでしょう。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今朝はのんびり。
ふだん山に行くときに比べて3~4時間は遅い。
急な決定でいつものごとくバタバタ準備に追われたにもかかわらず5時間も眠れました。
8時22分発のスーパーあずさ5号で出発!のはずが、中央線が遅れて8時25分に到着。
が、今日のわたしはいつもと違う!ふっふっふっ♪立川駅 駅
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ジャーーーン♪
グリーン車です。
出発決めたのが昨日の午後だったため、慌てて列車を予約するも現地のバスの時間に間に合う列車で空いているのがグリーン車だけだったというわけ。
懐にはちょっぴり痛いけど、中日とはいえ三連休。朝っぱらから自由席確保競争に参加するほどの気力はないし、1時間40分以上も立ってる元気もない。
とにかく時間までに目的の駅に着かないことにはこの計画自体がパーなので、席が空いていただけでもありがたい。 -
しかも運よく車両端の席を確保することができました。
ラッキー♪
ここなら座席後ろのデッドスペースにザックを置けますからね。
車に乗らないわたしにとって、登山口までの移動時におけるザックの扱いはいつも悩みの種。周囲の乗客からすれば明らかに大迷惑ですから。
今日は少しだけ気楽です。 -
オトナの旅はこうでなくちゃ、とくつろぐわたし。
八王子駅到着直前にふと座席番号を見上げると
「げっ!ぜんぜん違う(゚д゚)!」
座席番号が13番だったので、勝手に進行方向一番後ろだと思い込んでました。
たしかに立川駅のホームでも「先頭が12号車」って言ってたじゃん。思いっきり聞き流してました。
慌てて立ち上がり、ザックを引っ張り出すのと入れ違いに本来の乗客の方が……
ギリギリセーフ。 -
正解はこちら。先頭の一人席でした。
隣に乗客がいないため気を使わないですむのはいいのですが、座席が仮設っぽい作りでガタガタ揺れるのでちょっと落ち着かないかも。 -
車窓からは南アルプスの山々。
右が甲斐駒ヶ岳、中央が仙丈ケ岳。
お気軽にいくなら、北沢峠にテントを張って一泊二日で両方登るか。
あるいはちょっとハードに黒戸尾根をテント担いで登るっていうのも捨てがたい。
それにつけても甲斐駒の存在感!かっこいい山だな~ -
10時12分、茅野駅着。
中央線の遅れの影響がここまで響いて予定より6分遅れ。
バスの発車時刻は10時25分なので乗り遅れる心配はないけれど、バス待ちの行列が長くなってる可能性はある。
駅前のバス乗り場にはどこもそれなりの待ち人が……茅野駅 駅
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バス停前の切符売り場で乗車券を購入。
現地での行動もまだはっきり決めていないので、少し迷うもとりあえず往復券を買ってみた。無駄にしたところで千円だし。
けっきょく並んでいた乗客全員なんとか座ることができました。
よかった~
山でなら2,3時間休憩なしで行動してもさほど苦ではありませんが、バスで1時間以上立ちっぱなしはキツいですから。
でも途中から乗ってきた人は立ってました。茅野駅前からの乗客できっちり満席だった模様…… -
11時30分過ぎ、渋の湯に着きました。
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ここ北八ヶ岳一帯は、関東、中部地方の登山者にとって雪山デビューの定番中の定番。お気軽スノーハイクから初心者向け雪山歩きまでが体験できます。
ゆえに登山口には大勢の登山客。
高校の山岳部らしき集団も。 -
厳冬期は過ぎたとはいえ、いまだ登山口から雪はそれなりに残ってる。
目的の山小屋までならチェーンスパイクまたは登山靴のままで行こうと思えば行けるとの情報もありますが、今回はいろいろ試したいことがあるので基本に忠実にいこうと思います。 -
12本爪のアイゼンです。
実は本日初装着!
うれしいなったら、うれしいな♪♪
一年以上前に使うあてもないまま(「雪山なんて行く気はないけどかっこいいからどうしても欲しい!」)購入した秘密兵器がやっと日の目を見ることとなりました。
秘密のままヤフオクに流れずにすんでよかった…… -
“(分厚い)冬季用グローブを着けたままで装着できないといけない”なんて記事を読んで、極度のめんどくさがり屋のわたしが練習(とは言っても一回ですが)してみたりもしました。案外何とかなるもんです。
その際、床を傷つけないようにラグを敷き、その上に二つ折りにした新聞の朝刊を置きました。家の中で使用するアイゼンの刃は予想以上に鋭く、あっさり新聞を突き破ってラグをズタズタにしましたとさ。
サイズ感や強度の兼ね合いでなかなか気に入ったものが見つからず、ずっと保留にしていた冬季用のゲイターは、旅行に行くかどうかもわからなかった3日前に慌てて購入した物です。 -
ここが登山口。
11時45分、いよいよスタートです。 -
登り始めてすぐ、いきなり分岐点です。
どちらに行ってもそれぞれ山小屋があり、この山域で泊まるとなるとほぼその二択になります。
あれこれ情報を集めてぎりぎりまで迷いましたが、昨日かけた電話でうかがった内容から本日は右手にある山小屋を予約してあります。 -
予想以上に重い…
初アイゼンの感想です。
アイゼン装着しての歩行は予想よりずっと疲れます。
先が思いやられる… -
天気がいいのが救い。
実は今回の山行では二つの重要な忘れ物をしています。
ダウンパンツとトレッキングポールです。
とはいえダウンパンツに関してはテント泊だと致命的でしたが、幸いにもというか不幸にもというか今回は小屋泊。なんとかなるだろうと思ってます。
問題なのはトレッキングポール。
無雪期には一切使わないのに、現在の雪山登山ではほぼ必携ということで昨年しぶしぶ購入して寝かせておいた代物です。
“邪魔だ、邪魔だ”と思いながら保管してあったのに、えらい苦労してスノーバスケットに交換したのに、肝心のこの機会に忘れてしまうとは…… -
ただ正直なところ“あんな邪魔臭くてカッコ悪いものを使わなくてすんで清々した”というのが本音だったりします。
情報に流されて買ってしまったのはわたしですが…
“雪上歩行の際、バランスを取りやすい”→だったら足腰鍛えたらいいのでは?
そもそもトレッキングポールって、体力のない女性や高齢者あるいは膝や腰に持病を抱えている人が、その弱点を補うために利用するものだと思うんですよね。
それをちょっと楽できるからって健康な大のオトナが我も我もと使うってかなりみっともないなと。
ゴルフにおいて、非力で打球が飛ばないから特別に飛ぶボールを使おう♪というのと同じ気がします。登山は競技ではないのでルール違反というわけではないけど、心構えの問題です。
そんなに楽したいのならそもそも…… -
よく一緒に山に行く会社の同僚のHさんは、学生時代にスポーツで膝を痛めているためトレッキングポールを使います。もともと競技スキーを一通りやっていたこともあり「登山のトレッキングポールの使い方はモーグルとそっくりだよ」と実に上手に扱ってグイグイ加速していく様は爽快です。特に下りでは全速で追っても捕まえられないことがあるほど。
握り方や斜面による突く位置の使い分けなどの研究にも熱心です。
このように使用目的が明快であり、そのための努力を惜しまないのであればトレッキングポールを使う意味もあると思います。
まあ、雪山においては“バランスをとる”以外にも意味があるみたいだし、わたしにしても今後必要に応じて使うことはあるかもしれません。
けっきょくは、“なんか見た目がカッコ悪い”というのが使いたくない最大の理由だったりするわけですが………
かといってピッケル使うほどの道でもないため、とりあえず手ぶらで歩いてます。 -
いったん樹林帯を抜けて開けたところに出ました。
気持ちいい♪ -
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13時20分、山小屋に着きました。
さすが人気の山小屋だけあって、小屋前は大勢の人で賑わってます。 -
黒百合ヒュッテ
女性人気の高い通年営業の山小屋。
特に冬場は北八ヶ岳登山のベースキャンプとして絶大な人気を誇ります。黒百合ヒュッテ 宿・ホテル
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テント場もそれなりに賑わってます。
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だーーーっ、旨そう♪
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メニュー表示一つをとってもオシャレ。
女性人気の高さの理由がよくわかります。 -
おしゃれ古民家カフェのような小屋内。
この時間帯、手前が宿泊者用の休憩スペース、奥が外来利用者用のスペースです。 -
受付カウンターにて注文のついでに宿泊手続きを済ませました。
部屋への案内は食後にお願いすることに。 -
こちらが厨房。
なかなか本格的な雰囲気です。黒百合ヒュッテ グルメ・レストラン
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すでに注文は済ませていますが、いちおうメニューチェック。
食事メニューは一般的なものも多いですが、デザート類の充実ぶりが目を惹きます。
コケモモのカップケーキ!? -
アルコール類も豊富。
ビールは当然として、ワインに焼酎に日本酒まであります。 -
待つこと10分ほどでサーブされたのがこちら。
黒百合ヒュッテ名物“ビーフシチュー”セット。
単品なら1000円、パンとサラダをつけると1300円です。 -
湯気が立ってて美味しそう♪
名物になるだけあって本格的な味。街のレストランで出てきてもおかしくないレベル。肉もたっぷり。
山小屋でこの味をこの価格で提供したら、そりゃ流行るわな。 -
パンはマストでしょ♪
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ごちそうさまでした♪
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入口のレリーフが素敵な売店へは後で寄ることにしましょう。
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食後、スタッフに声をかけて二階の部屋に案内してもらいました。
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昨日電話した際、ダメもとで個室を希望したところまさかのOK!
こちら黒百合ヒュッテでは、大部屋料金プラス1000円で個室が利用できます。
つまりわたしが予約した個室は本来3人部屋ですが、一人分の大部屋利用料金8800円(部屋代8300円+暖房代500円)に1000円を加算した計9800円で独り占めできるわけです。安い!!!
そのうえ大部屋利用者は二階、三階の寝室には貴重品以外持ち込み不可(ザック等は一階の保管棚にまとめて置く)かつ16時まで部屋に上がれないのに対して、個室利用者は受付と同時に荷物全部を持って部屋に入ることができます。
たった1000円でこの格差!
これだけ有意義は1000円の使いみちは、他にはJALのJクラスへのランクアップぐらいしか思い浮かびません。
真っ先に埋まってもおかしくないのに…
先ほどの受付カウンター上のメニューを写した写メを見てもわかるように、わたしが受付した時点でもまだ一部屋(たぬき)が空いていました。
みんな雑魚寝が好きなのか? -
ちなみにこちらがわたしの部屋の前の大部屋。
昨日かけた電話で本日の小屋泊の混雑状況を尋ねると「今のところ30人ぐらいで余裕があります」と。
黒百合ヒュッテの公式ホームページに記載されている小屋の収容人数は150人。
いくら前日の数字とはいえ定員の5分の1ならガラ空きだと考えそうなものですが、山小屋の収容人員はホテルの定員とは違います。
3階にある屋根裏部屋を見たわけではないのではっきりとは言えませんが、メインの寝室である2階から判断する限り、150人というのは一つの布団に二人という山小屋混雑時の数え方に拠るものではないでしょうか。 -
2階のもう一つの大部屋。
こちらはぎっしりと布団が敷き詰められています。
先ほどの大部屋にも同様に敷いた場合、合わせて40人。個室と屋根裏部屋を加えて75人が実際の収容人数と考えていいでしょう。 -
こちらが本日のマイホーム。
三畳一間の快適空間♪ -
山小屋内は暖房がガンガン効いており、鷽の間室内の気温計は11度。
山においては汗ばむほどの温度です。 -
部屋に案内されたのが13時50分。
その時点でこの後の予定はまだ五分五分。
小屋内でまったり過ごすか。
はたまたピークハントに出かけるか。
天狗岳山頂まで往復するとコースタイムでは約3時間。
これから準備して出発するのは山の常識的には少々よろしくない。夕食も17時30分からだし。
しかし天気予報によれば、明日は晴れるがかなりの強風が見込まれる。
う~ん… -
明日、予報通りの強風だと最悪登頂を断念せざるをえないかも。
よし、決めた!
オーバーパンツを履き、ピッケルカバーを外し、サブザックに必要最低限のものだけ(防寒用中間着、山専ボトル、冬季用グローブなど)を詰め込んで準備完了。
出発です。 -
1階と2階を結ぶ階段は二か所。
鷽の間から近いのはこちらで、降りると受付カウンターの内部を通って食堂に続く不思議な造り。 -
トイレもきれい。しかも水洗!!!
凄いぞ、黒百合ヒュッテ! -
そんなこんなで準備完了して出発したのが14時20分。
夕食が17時30分からなので、遅くとも17時ぐらいには戻りたい。
入門者レベルとはいえ雪山は雪山。ましてやピッケルもアイゼンも今日が初使用という条件を考え合わせた結果、“どこにいようが16時になったら引き返す”というルールを決めました。 -
テン場を抜けて5分ほどで中山峠。
右に曲がれば天狗岳、左に向かえば高見石小屋あるいは白駒池方面です。 -
待ってろよ!
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歩き始めの岩稜地帯。
ここまでこれほど岩がむき出しの部分はなかったので、ひっかけないように慎重に進みます。 -
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どうやら天気は下り坂。
雪がチラつき始めました。 -
この急斜面を登るのか…
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アイゼン着けて歩くのにもだいぶ慣れてきました。
でもここはトレースがあるとはいえ、雪がふかふかな部分が多く登りづらかったです。 -
15時ちょうど、天狗ノ奥庭との分岐点に差し掛かりました。
やはりこの時間帯に登る登山者は少ないのか、ここまで一人も見かけてません。 -
天狗岳は東天狗岳と西天狗岳から成る双耳峰。
手前がこれから登る東天狗岳で奥に見えるのが西天狗です。
黒百合ヒュッテからの往復標準コースタイム約3時間というのは東天狗岳往復の場合で、西天狗岳も目指す場合はプラス30~40分程度が必要と言われています。 -
山頂標識が見えてきました。
いちおう雪山に登るということで黒百合ヒュッテからフリースの手袋を着けているのですが、写メを撮るのがとても大変。
グローブを外す→風で飛ばされないようポケットAに入れる→念のためポケットAのジッパーを閉める→ポケットBのジッパーを開けてスマホを取り出す→撮る→スマホをポケットBにしまってジッパーを閉める→Aのジッパーを開けてグローブを取り出しはめる
写メを撮るたびにこの動作を繰り返さなくてはいけないので、無駄に時間がかかって仕方がありません。そりゃペースも上がらんわ…
もしもっと本格的な冬山に行くようなことになれば、写メ対策も必要だなと思いました。 -
15時14分、東天狗岳山頂です。
ほぼ予想通りのタイム。これなら西天狗岳もいけるかな?天狗岳 自然・景勝地
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南を臨むと八ヶ岳の主峰そろい踏み。
左から赤岳、中岳、阿弥陀岳。
来年か再来年あたりにはお邪魔したいものです。 -
目の前の尾根には夏沢峠方面からの登山者が。
この時間に登ってくるっていうことは根石岳山荘にでも泊まるんでしょうか。 -
いざ西天狗岳へ。
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近づいてみると
けっこう急だな、オイ…… -
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東天狗岳を振り返ってみた。
なだらかで真っ白な西天狗岳と違い、ごつごつ岩の尖がった山容であることがよくわかる。
こちらの方が断然八ヶ岳っぽいね。 -
登り再開。
かなりの急斜面です。 -
斜面上のトレースは幅10m以上に渡っているため、下を向いて歩いているといつの間にか斜行して意図せぬ方向に進むことたびたび。
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おっ、あれは?
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15時32分、西天狗岳山頂にたどり着きました。
標高2646m。
ぱっと見では尖がり頭の東天狗岳の方が高く見えますが、実際には数メートル差で西天狗岳の方が高いらしいです。 -
岩だらけで狭かった東天狗岳山頂と比べ、のっぺり広い西天狗山頂。
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初参戦の相棒、グリベルのピッケルをパチリ。
中央右寄りに見える尖がった山が八ヶ岳の主峰、赤岳。その右の一段低いのが中岳。一番左の存在感ある山が阿弥陀岳。
昨年10月の八ヶ岳デビューの際にすべてまわる予定でしたが、降り続く雨と稜線上の強風で涙の撤退を余儀なくされた因縁の山でもあります。
再度赤岳鉱泉にテン泊して雪辱を果たしてやります。 -
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天候も少し回復してきてところどころに青空が。
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登頂したらすぐ下山する予定でしたが、知り合いにメールを打ったりしてたらこんな時間。
タイムリミットの16時にはまだ間があるけど、早く降りるに越したことはない。
そろそろ行きましょう。 -
いつものことながら下りの方がずっと急に感じる。
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平坦な部分にたどり着いて一安心。
ピストンが嫌いでなるべくなら避けたいので、帰りは左に向かう巻き道を通ってみよう。 -
この巻き道、トレースがかなり細くて高度恐怖症のわたしとしてはちょっと怖かった。
まあ普通に歩けば何の問題もありませんが。
風が強い日や雪がどっさり降った後なんかは要注意。 -
下を向くとこんな感じ。
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天狗ノ奥庭との分岐に合流。
ピストン嫌いのわたしは当然奥庭方面に下っていきます。 -
さようなら、天狗岳。
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なかなか豪快なコースですね。
こういう道は大好きです。 -
個人的には八ヶ岳っていうとこんな風景が思い浮かぶ。
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ゴロゴロ道楽しいな♪
夏に登っても楽しめそう。 -
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ウサギかな?
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おっ!
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不意に小屋が見えてきました。
けっきょく天狗岳に登っている間に見かけた登山者は二組のみ。
わたしが一番最後だったと思います。 -
16時35分、黒百合ヒュッテに戻ってきました。
出発時にはあれほど賑わっていた小屋前も人気がありません。
テン場も静まり返ってました。 -
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部屋に戻って道具の手入れ。
ピッケルってかっこええな~♪ -
ハードシェル上下とゲイターを干してます。
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布団を敷いてみた。
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売店をのぞいてみました。
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建前上“山では歯磨きをなるべく控えましょう”というのが登山者の常識なので、山小屋で歯ブラシを(しかも歯磨き粉付き!)売ってるのってかなり珍しいような気がする。
わたしが知らないだけかもしれませんが。 -
アルコールの種類も豊富です。
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このカッティングボードかなり気に入りました。
3200円は安いと思います。
かなり本気で悩みましたが、自分の料理レベルがゆで卵止まりなので思いとどまりました。 -
やっぱりテント泊したかったな。
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バンダナもデザインが凝ってます。
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タータンチェックとは懐かしい。
二十歳ごろまではレディースの洋服もたまに買ってたので、ギンガムチェックやタータンチェック柄もよく着てました。
DCブランド最盛期のお話です。 -
色使いも女性好みですね。
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ピンバッジもたくさん。
この展示の仕方どこかで見たことがあるなぁと思ったら、駄菓子屋ですね! -
これがイチオシ!
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これもなかなか♪
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ふだんハンカチの代わりに手ぬぐいを使うので、どこの山小屋に行っても手ぬぐいチェックは欠かしません。
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受付カウンター内部。
右手がカウンターで、引き戸の向こうが売店です。
そして左手には -
二階の大部屋へと続く短い階段。
個室は大部屋の先にあるので、自分の部屋に戻るときにももちろんこの階段を使います。 -
布団の枚数が減ってます。キャンセルが出たんでしょうか?
それにしても強引な敷き方です。 -
部屋の左半分はガラガラ。
これだったらもう少し布団と布団の間隔にゆとりをもたせればいいのに。 -
どう見てもこの布団に寝る人は割を食ってる気がする……
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受付カウンターにおいてあるワッペンやシールも素敵♪
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呼び鈴も凝ってます。
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食堂スペースでは夕食の準備中。
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植村直己さんの直筆です。
内容はシュール……… -
今日の小屋泊の登山客はおそらく4~50名ほど。
そのうえ半分以上は食堂に呼ばれているにもかかわらずこの状態。
ついさっきまでは身動きとれないほどぎっしりでした。
居心地のいい談話室ですが小屋の最大収容人数150人が泊まった場合にはいったいどんな有り様になるんでしょうか…… -
17時半から名前を呼ばれた順に着席しておのおの夕食スタートです。
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こちらが黒百合ヒュッテの夕ご飯の定番、ハンバーグです。
ご飯とみそ汁はおかわり自由。
わたしが呼ばれたのは終わりの方でしたが、席について30秒で一膳目を平らげて厨房へおかわりの催促。
ぶっちぎりの一番乗りでちょっと恥ずかしかったです……
二杯目を大盛にしてもらったので、計三杯でとりあえずおなか一杯になりました。 -
食後はお約束の読書タイム。
食べ終わるのもかなり早かったので好きな場所に陣取れました。 -
自炊組はストーブの周りでワイワイ。
写メを見てお判りのように黒百合ヒュッテには乾燥室が無く、談話室のストーブの周りに掛ける方式です。
悪天候で人数多いときはいろいろ大変そう。 -
火のそばは落ち着くなぁ♪
このストーブのおかげで小屋中あったか。感謝感謝です。 -
忘れないうちにお土産を購入。
ついでに酎ハイも。 -
就寝時刻までの至福の時間。
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雪の山も「大好き!」宣言
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消灯時間の20時30分までまだ1時間近くありますが、そろそろ部屋に戻りましょう。
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地図を見ながら明日の予定を再確認。
とは言っても天候次第なので決まるのは明日起きてからです。
20時前に就寝。
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黒百合ヒュッテ
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