2017/03/18 - 2017/03/18
525位(同エリア1515件中)
おかかさん
ただ今同時開催中の二つの美術展に行ってきました。
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両方とも観たかった美術展。
同じ美術館でやっているとは知らず何も手を打っていませんでした。
そのため、セット前売りなどもあったそうなのですが、とっくに販売期間は終了となっていました。
会場:国立新美術館
http://www.nact.jp/
国立新美術館 NACT Twitter
https://twitter.com/nact_pr
混雑状況もツイートされます。 -
草間彌生 わが永遠の魂
2017年2月22日(水)~5月22日(月)
詳細は下記をご参照ください。
美術館のページ http://www.nact.jp/exhibition_special/2016/kusama2017/
専用サイト http://kusama2017.jp/
公式Twitter https://twitter.com/kusama2017 -
ミュシャ展
2017年3月8日(水)-6月5日(月)
詳細は下記をご参照ください。
美術館のページ http://www.nact.jp/exhibition_special/2016/alfons-mucha/
専用サイト http://www.mucha2017.jp/
両展覧会とも高校生はこの三連休(3/18~20)は無料とのことです!(要学生証提示) -
一日に二つも観るなんてエネルギーを使いそうだしどちらかの余韻がかき消されるのではないかと思ったので、まずは草間さんだけのチケットを用意して行きました。
着いたのは10時頃。
チケット売り場はそんなに並んでいませんでした。 -
ここからもう草間ワールドが展開されていました。
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足を踏み入れるとこの世界!
しかもこの部屋は撮影可(諸条件は有)です!
グッズ売場が混むので先に直行すべしというネットでの書き込みを見たので、まずグッズ売場に行ってしまおうと考えていましたが、グッズ購入後の逆流ができない、とのことでした。
逆流できたりできなかったりは会場によって違うんですね。
ネットに書かれていたのは、チケットもぎり前、会場に入る前のことだったようです。つまりチケットがなくてもグッズ購入可ということですかね。 -
と最初はグッズの心配などしていたのですが、見始めたらどうでもよくなりました。
壁には絵がびっしり。 -
角も隙間なく。
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下の絵はパンフレットなどで草間さんの背景になっている絵のうちの一つです。
どうしても、ナマコとかミジンコとかミトコンドリアを想像してしまいます。
トライポフォビアの方にはきつい絵もあるかもしれません。 -
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細部にわたって不思議な生物がそこかしこに。
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絵のサイズも大きく高さもあり離れていてもよく見えるので、展覧会によくあるじりじり歩きがこの部屋ではありませんでした。
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撮影可はこの部屋のみ。
ここだけでも十分楽しいのですが、他にも見所は沢山あります。
個人的には初期の頃の絵が印象的でした。
無限の鏡の間というのもあり、しばらくいたかったのですが、混んでいたせいもあるのか立ち止まることさえできませんでした。
天才は技術とアイデアの両方が必要だと感じたことがありましたが、才能がある人のそれは溢れ出ていて枯渇を感じさせないですね。凄過ぎました。 -
グッズコーナーはやはり混んでいました。
この時は40分待ちとのことでしたが、実際は2~30分程でした。
YAYOIちゃんはお一人様10人までとのことです。 -
現実の世界では渋滞が。この列はグッズの会計待ちの列です。
この時は入場待ちはありませんでしたが、混雑状況により発生する時もあるようです。
左の小部屋はというと・・・ -
参加型展示のオブリタレーションルーム。
展覧会の半券を見せると大小のカラフルなシールをもらえます。
そのシールを好きな所に貼ることができます。 -
渡されるシールのシートまで貼られていました。
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○の増殖は凄まじく、浸食されつつあります。
元が何だったのか分からなくなりつつあります。
オブリタレーション(消滅)・・・確かに現実味消滅空間でした。 -
○自体も立体感を持ち始めていました。
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しばらくいるといろいろな感覚が麻痺してきそうです。
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床にも。
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この部屋の進化状況はあのカメラで捉えられているようです。
https://www.youtube.com/watch?v=XFCakGlFcJM -
のれんに発達しそうな片鱗。
まだ会期終了まで2か月程ありますが、どう進化していくのでしょうか。 -
ここにも○が。
窓に反射して倍増して見えます。 -
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所々穴が開いていて、離れて見ると虫食いのよう。
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へたの切り口部分もぬかりなく水玉!
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疲れていたらミュシャは別の機会にしようと考えていたのですが、まだ余力があり券売場も空いていたのでミュシャも観てしまうことにしました。
ここでミュシャ展のチケットを購入。この時は数人しかおらずほとんど待たずにすぐ買えました。 -
また屋内に戻りました。
人が明らかに増えてきました。 -
ミュシャは今回大きい絵「スラヴ叙事詩」が揃ったのが観に来る衝動となりました。
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スラヴ叙事詩も絵が大きいせいか間近で観る人が少なく、よくあるじりじり歩きはなかったです。
しかしスラヴ叙事詩以外では所によりありました。
スラヴ叙事詩は特に上部部分を観るのにオペラグラスや単眼鏡などがあると便利だと思います。 -
ここでも一部撮影可となっていました。
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争いがモチーフになっているものが多く、目力強く訴えかける表情の人物が多くいました。
淡い色彩ながらも大きいせいか絵の世界を間近で見ているような感覚になり、迫るものがありました。
これでどぎつい色彩だったら見てられなかったかもしれません。 -
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これはミュシャの娘さんがモデルとのことです。
絵の右側には息子さんがモデルの人物もいます。 -
スラヴ叙事詩は普段のミュシャ展にはないずっしりした余韻を残してくれました。
それにしても堺市からの出展が多かった。(さすがにスラヴ叙事詩は違いますが)
帰宅後調べたら、堺市は専用の美術館もあるんですね!
いざとなったら国内で観れると思うと嬉しくなりました。
ミュシャのグッズ売場はとても狭く、部分的に満員電車またはセール会場のような押し合いの渦に巻き込まれました。
会計の列は、入場した時は草間展のように外まで並んでいましたが、自分の購入時は運よく数名待ちでした。 -
昼頃はほとんど並んでいなかったチケット売場に列ができていました。
この旅行記と逆に先にミュシャを観た場合、半券を提示すると草間展は100円引きになるそうです。 -
そしてどんどん人が増えてくる美術館を後にしました。
どちらの展示にも圧倒され、溢れる才能を目の当たりにしまくった一日でした。 -
【追記】
4/30に水玉の幹の木が住む世界へまた行きました。 -
音声ガイドがおすすめとの記載を見かけたので今回借りてみました。
作者自身の解説はより説得力があるように思いました。
歌や詩の朗読もあるのですが、ポップでカラフルな絵とはまた違う雰囲気なのが興味深かったです。 -
前回カメラのモードが変な設定になっていて黄味がかってしまったので、今回は気を付けました。
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GW中は20:00まで開館しています(入場は19:30まで)。
それをまだ察知していない人もいるかもと思い今回は夕方~夜を狙ってみました。 -
ただこの展示室は人が多く賑わっているのも似合っているかもしれません。
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じっくり見れば見るほど
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不思議な生物がそこかしこに…
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贅沢な空間でした!
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この日もグッズ売場のやよいちゃんはてんこ盛りでした。
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瞳孔開き気味のやよいちゃん。
よく見ると頭髪が前のめり気味や後退気味、なで肩やいかり肩等微妙に違って個性があります。 -
オブリタレーションルーム。
前回より○が厚みを増している部分があるように思いました。
ただ布部分は○が付きにくいという物理的事情のせいか、なかなか消滅できないようです。 -
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電気スタンドの傘まで○が浸食しつつありました。
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のれんはそんなに発達していませんでした。
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都会の暗闇に浮かぶかぼちゃ。
草間彌生展は5/22(月)までです。
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