九寨溝

2017/03/17 - 2017/03/19

これまでに中国全省を訪れて名所はかなり回ってきましたが、有名どころではまだ行っていない九寨溝にようやく訪れることができました。
感想はやっぱり綺麗！ 自分の中ではチベット、敦煌と並んでもう一度行ってみたいと思う独特の景観でした。

第1日 北京ー成都 CA4194 0700発1130着、四川航空 成都ー九寨溝 1525発 1615着 ハワードジョンソン泊
第2日 九寨溝
第3日 九寨溝ー重慶 四川航空 1225発 1340着 重慶泊
第4日 重慶ー北京 CA1410 2005発2245着

3月末までは淡季でフライトも多くなく、通常はセットで行く黄龍は積雪のため閉山中です。その為、観光客も圧倒的に少なく、中国の有名観光地特有の人が多いことによるストレスはありませんでした。また、入場券も繁忙期は320元と中国の観光地の中では最高だと思いますが、この季節は半額以下。
風景区の中はバスのみ移動可。このバスは次から次へと来ますし、まだ盛季でないため人もそんなに多くなく、毎回ほぼ座ることもできたのでそういう点は楽でした。
その日は曇りで薄日がさす程度、海抜も高いためダウンを着ていました。昼は上着も薄くて大丈夫ですが夕方下山する際の5時ごろは入り口付近でも寒かったです。ただ、3月中旬なので極寒ではありませんでした。
食事は風景区の中の一つである旅遊中心にまとめられてありますが、この時期はレストランとして空いているのは一つだけで、70元のセットメニューしかないです。大したものではなかったので、隣接の売店でカップラーメンにしました。持参して食べるという選択肢はあるでしょう。ただ、日によって外だと寒いかも。

九寨溝空港は何にもない空港で、フライトが到着するとタクシーの客引きと小型バスが待っている程度。1時間半程度で風景区付近のホテルに到着します。ただ、積雪などで所要時間はよく変わるとのこと。

エリア 九寨溝(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0

到着した九寨溝黄龍空港は小さくて何もない田舎の空港でした。11月15日から3月31日までは、閑期なのでフライトも人も少ないため土産物売りもいないみたいです。4月以降の旅行時期になるとこの小さな空港も多くの人で賑わうのでしょう。

宿泊はハワードジョンソンで、開業3年目できれいで良いホテルでした。風呂やシャワーの水量も充分。

翌日朝はホテルから風景区の入り口まで送ってもらって10分弱。

ここから入ります

9時前ですが既にバス乗り場には結構な人が並んでいて、これが盛季であれば相当な人なのでしょう。風景区の右に行きたい人と左に行きたい人で分かれてます。

最初のバス停で降りて1キロ程度歩きます。

花が咲く季節と紅葉の頃は素晴らしくきれいなんだろうなと思います。その分観光客の量もハンパないと思いますが。

望遠で。最近は面倒なので旅のお供のレンズは24240一本です。

花が咲いたらとてもきれいでしょう。

このような色は独特で目を奪われます

高低差があるので至る所で滝があります

底に倒れた樹木が見えるポイントはたくさんあります

今見たのが老虎湖。虎の形をしているからということですが、どう見たら虎なのかはわかりませんでした。記録しておかないと絶対忘れる。それだけ湖が多いです。

湖の色は不思議なくらいにきれいな青です。ここはきれいだったな。

池の底の草の流れ流ような様子もくっきりと見えます。

山側に目をやると数日前の残雪が。これもコントラストになっていい。

川側は全く違う色合い

またあった流木

若いっていいなぁ

五花湖が一番気に入りました。

カラーが五色と言わずたくさんあって、

背景に雪山が見えたりして、きれいと思わせる要素がふんだんにある。

滝の真ん中で作業中の人がいますが、落ちたら死んじゃうじゃないか？

地図で左側の一番奥の長海は3000メートルを越えています。凍結してました。

今までと景観が違います。奥に高い山々も見えて素晴らしいね。

これは最後に見た湖、五彩池で小さいですが透明度が印象的でした。

入り口付近におりてきました。下ってくるとこの辺りは春直前を感じます

桃の季節

鳥も多いです

朝9時から5時まで堪能しました。

九寨溝は四季全ていいと聞いていました。この季節は冬から春になる境目で、花は多くありませんが雪が残っている景観がよかったです。何よりも人が多くない。
次は花か紅葉の季節に是非きたいと思わせる素晴らしい場所でした。