～早春の広島へ～

2017/03/11 - 2017/03/12

そろそろ、春の便りが届きそうな３月。
会社の同僚たちと一泊二日で広島旅行に行ってきました。

今回は広島市内に宿泊して、広島県内の観光スポット「造船のまち・呉」と「「世界文化遺産・宮島(厳島神社)」を散策してきました。

最新情報などは少ない旅行記ですが、よろしければご覧ください。

エリア 広島市(広島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の出発は、JR博多駅。
2011年3月12日に、博多⇔鹿児島間の九州新幹線(鹿児島ルート)が開業した博多駅に集合です。

JR博多駅ビル直結のアミュープラザ９階にある「うなぎ徳　博多」に到着。
ここで待ち合わせて昼食しながらの「出発式」を行いました。

１日限定３０食のランチ「花」を７人全員で注文。
旅の始まりは、プチ贅沢？しました。
～この食事が、旅の後半につながっていきます～

JR博多駅の新幹線待合室。
広島までは「のぞみ号」で１時間６分と、わりと近いです。

JR広島駅で新幹線を降車～その後、在来線で「呉」に向かいました。
ＪＲ呉駅の構内に設置された紹介パネル。
この「大和ミュージアム」に向かいます。

JR呉駅から６～７分ほど歩くと「大和ミュージアム」の赤レンガ塀が見えてきます。
･･･駅から歩いている途中に「あれっ？」と思うことがありますが、行かれた方だけの”お楽しみ”にしておきます･･･スミマセン。

予想した以上に大きな建物が見えてきました。

JR呉駅から続いた連絡通路から地上に下りてきました。

館内に入って、券売機で入場券を購入。
１階の受付から入場すると、すぐに「戦艦　大和」が出迎えてくれます。

実物の１／１０の縮小スケールということですが、全長は26.3ｍもあり、存在感があります。
錨(いかり)とかの細部まで、できるだけ忠実に再現されているそうです。

戦艦「大和」の後方に周りました。
４機のスクリューが、床面からの照明を浴びて輝いていました。

壁際に作られたスロープで、館内を周回できるようになっています。
画像は「零式艦上戦闘機六二型」の実物です。
いわゆる「ゼロ戦」ですね。

操縦席（コックピット）も、スロープからだと近くから見下ろすことが出来ました。
軽量そうな構造の機体でした。

戦艦に搭載されていた爆弾の実物サイズの模型も並んでいました。
一番手前側の白いロケットタイプが「大和」の主砲用だったそうです。

人間の身長以上もある大型爆弾モデルを初めて見ましたが、移動するだけでも大変だったと思います。

２階から「大和」の甲板を見下ろしました。
入場者のみなさんと見比べてもらうと、大きさがわかると思います。

３階から見た「大和」です。
同じ1/10スケールの人形が甲板に置いてあると、もっとリアルに大きさを実感できるでしょうね。

ミュージアムの外にある公園に出て、展望スペースに行ってみました。
説明パネルの文字が読みにくいと思いますが、戦艦「大和」の中央部にあった「艦橋」から艦首までの距離を再現しているそうです～長い！

展望スペースから反対側を振り返ると、巨大な「潜水艦」が見えました。
「てつのくじら館」という海上自衛隊の展示施設だそうです。

廃止済みですが、実物の潜水艦を展示することで、潜水艦の内部を見学して、体感できるようにしてあります。

海上自衛隊の史料館としては、長崎県佐世保市の「水上艦」と、鹿児島県鹿屋市の「航空機」もあるそうです。

通行中の自動車と比べても大きい潜水艦です。
ほんとうに「クジラ」みたいですね～

呉市での観光を終えて、ＪＲにて広島市内に戻って来ました。
広島駅近くのホテルにチェックイン。
ゆっくりする間もなく、夜の繁華街に移動しました。
今夜は予約していた「釜飯 酔心 本店」で夕食です。

予約した部屋は、テーブル席の個室でした。
「コース料理＋飲み放題」ということで、待つことなく料理が運ばれてきます。
前菜の盛り合わせは、根菜豆腐や貝のぬた添えなどヘルシーな食材です。

刺身の盛り合わせは少し遅れて出されましたが、一品ずついただけるような心使いだと思いました。
瀬戸内海で採れた鯛や鰆(さわら)や穴子刺しなど、サッパリ系の刺身はとても美味しかったです。

「鯛そうめん」の組み合わせは、たしかに美味しかったです！
お酒にも合いましたが、白いご飯も一緒に食べたくなりますね～
画像はありませんが、県産牛ロースや季節野菜の天ぷら、お店おすすめの釜飯などをいただきました。
昭和25年の創業という歴史のある郷土料理店は、私たち観光客に満腹感を与えてくれました。

思いっきり飲んで食べて、気持ちよくホテルに戻ってきました。
今夜の宿は「アークホテル広島駅南」です。
ビジネスホテルのシングルルームとしては、やや狭いかな～
トイレ一体型のユニットバスも同上です。
展望風呂があるそうですが、今夜は諦めました(＞＜)

翌朝の９階客室からの景色です。
「猿猴川」というおだやかな流れに癒されます。
展望風呂は10階なので、眺望は似ていたかもしれません。

朝風呂で二日酔いを覚ました後は、２階にある朝食会場「レストラン　ベランダ」に向かいました。

バイキング形式で、品数はビジネスホテルとしては標準的でしょうか。
でも、手間をかけた料理や野菜類が多くて、ヘルシーな印象でした。
二日酔い気味でも、朝食はしっかりいただきました。
･･･お粥があって助かりました～

さて、ＪＲ広島駅に10時に集合して、電車で「宮島口」をめざします。
約20分で「ＪＲ宮島フェリー乗り場」まで来ました。

この港から、「宮島」にフェリーで向かいます。
フェリー乗り場の前にも朱塗りの鳥居がありました。

桟橋の建物から出ると、宮島の模型が置かれていました。
こういうのがあると、島内の位置関係がわかりやすいですね。

フェリーが宮島の桟橋に到着。
桟橋周辺は公園に整備されていて、自分たちが乗ってきたフェリーが戻り客を乗せて出港していくのが見えました。

公園から歩いて世界文化遺産「厳島神社」に向かいます。
瀬戸内の海水は思っていたよりも澄んでいて綺麗なんですね～

お土産店などが建ち並ぶ「表参道商店街」を通らずに、海岸沿いに歩きます。
有名な朱塗りの「大鳥居」が見えてきました。

20年以上前に来たときにはなかったような、整備された遊歩道を歩きます。

人なつっこい「鹿さん」が迎えに来てくれました～

高台には、「五重の塔」や豊臣秀吉が建立したという「千畳閣」も見えてきました。

大きな石造の鳥居が入口ですね～
ちゃんとお辞儀をしてから参道に入りました。

「大鳥居」は、海の中に毅然と鎮座していました。
ご存知の方も多いのでしょうが、この鳥居は海中に埋められているのではなく、鳥居自体の重さ(約60トン)だけで建っているそうです！

この存在感は、絵になりますね～

入場料300円を支払って、厳島神社の本殿に向かって朱色の回廊を歩きます。
1400年の歴史を感じさせていただきます。

池の中央には円形のものが見えます。
五重の塔も入れてみました。

回廊からは、千畳閣と五重の塔が池越しにきれいに見えます。

本殿から大鳥居を拝みました。

３月上旬の厳島神社周辺では、梅や馬酔木(アセビ)の花が咲いていました。
桜の開花はもう少し先ですね～

朱塗りの太鼓橋を渡れなかったのが残念でした。

気になる「五重の塔」への石段を登ってみました。

五重の塔に到着。
近くで見ると、当時の木造建築技術の素晴らしさを感じます。

お昼をすぎて表参道商店街を散策していると、お腹もだいぶ空いてきたので、「あなごめし」のノボリが目立つ「武田 風林亭」というお店に立ち寄りました。

税込み1,700円の「あなご定食」は、身がふっくらして山椒をかけて食べると、風味が良くて美味しかったです～
でも、九州育ちの私には、前日にＪＲ博多駅で食べた「うなぎ丼」のほうが好みかもしれません。

お腹も満足したところで、再びフェリーにて戻ります。

ＪＲ広島駅まで戻って、お土産を買おうとウロウロしていたら、歩道上にプロ野球の「広島東洋カープ」のマンホールふたを発見しました！
踏んでは帰れませんね～

ＪＲ広島駅の新幹線乗り場から帰路につきます。

入線してきた「のぞみ号」でＪＲ博多駅まで無事に戻り、みんなと解散しました。

今回は、広島県内の観光スポット「造船のまち・呉」と「世界文化遺産・宮島(厳島神社)」を楽しく散策してきました。

つたない旅行記に、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
～厳島神社より、感謝いたします～