長崎ランタンフェスティバル2017と有田温泉へ

2017/02/10 - 2017/02/11

旧正月を祝う、長崎ランタンフェスティバル。
約2週間の期間中、中華街など市内中心部に1万5千個程の幻想的な中国ランタンが飾られます。

毎年気になっていたものの、や～っと前々日に格安のお宿が取れたので思いきって行ってきました♪
色鮮やかな提灯に彩られた長崎市内を歩き回り、龍踊りや中国雑技団を鑑賞し、いつもとは一味違う長崎の街並みを堪能しました。

また帰り道には西海で海鮮を食べたり、超ヌルヌルで有名な有田天然温泉を訪問。無計画思いつきの旅でしたが大満足の2日間となりました。

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

2017年のランタンフェスティバルは1月28日～2月11日迄、開催。

この日は九州北部が雪の予報だったので、ドキドキしながら車で長崎へ。
市内に入ると、あちらこちらで提灯が見え始めテンションが上がります。

いざ新地中華街に潜入！

小腹が空いたので、角煮まんじゅうを食べたりしながら先へ。

会場案内MAPを見ながらまずは湊公園へ。

これは鶏魚肉（チーユイロー）。

お賽銭やお線香をお供えして手を合わせます。
一年中お金に困らないよう、一年が幸せでありますように、という願いが込められているそう。（中国語の同じ発音で、鶏は一年の『計』、魚は『余』、猪（豚）＝『肉』＝『金』）

お供えの豚さん等々、すべて本物なので怖いです・・・

全部、中国から取り寄せたランタンは、人や干支のオブジェになっているものも多く色彩豊か。

ランタンフェスティバルの期間中は毎日、中国獅子舞、中国雑技、二胡演奏などイベントが盛り沢山。イベントスケジュールを見ながら色んな会場を歩き回るのも面白いです。

これは龍踊り。金の玉は月を表していて雨乞いの神事に由来しています。

龍踊りの龍は緑色のがほとんどですが、鶴鳴学園女子高校の女子高生の皆さんが使っているのが、唯一の赤い龍だそうです。

緑の龍と一緒の時間帯もあったみたい。2色並んで踊っている姿も見たかったな～ｗ

客席から『モッテコ～イ、モッテコイ』の声が飛び交っていました。
（＝長崎の言葉でアンコールの掛け声）

あっという間に暗くなってきました。

ランタンの色も更に鮮やかに！

鎖国時代に中国の人達が生活していた、『唐戸屋敷』へ。
約9400坪の敷地に、当時の面影を残す長屋や御堂が残っています。

お目当ては願いが叶うという、「ロウソク祈願四堂巡り」

「土神堂」、「天后堂」、「観音堂」、「福建会館天后堂」と言う4つの御堂を順番に巡り・・・

ロウソクをお供えします。

まさに中国の古き懐かしき街並み

長崎って古い洋館だけでなく・・こんな古い中国の街並みがあったり、ほんま「和洋中」の異国文化の町だわ。

狛犬もランタン仕様。

細い路地を歩くのが結構面白かったです。

四堂回るのに30分もかからなかったので、時間がある方は行ってみてもいいかも。

・・・

寒さも限界に達したので、いよいよ夜ご飯タイム！

老季（ラオリー）という、台湾料理店を訪問。

ちゃんぽん

皿うどん

・・・ここのお店、ちゃんぽんや皿うどんに「生からすみ」の入ったのもあります。味にコクが出るみたいなので気になる～

セットで頼んだ水餃子

小ぶりですがジューシーです。

ハトシ

長崎の郷土料理です。ここのは豚ミンチをパンに挟んで揚げてました。
外はカリッとしているのに、中はふんわりしています。

別の場所で海老のすり身入りのを食べたことあるけど、お店によって入る具材もパンの厚みも違うし、何故かいつも食べたくなる料理です。

会場を周遊してスタンプを6個以上集めるとプレゼントに応募できるので、せっせとスタンプのために歩き回ってしまいました。

次に、浜んまち会場のアーケードへ。

月下老人の横でスタンプGET！

赤い糸を結べば願い事が叶う、ご利益スポットでもあります。

てくてく歩いて、次は中島川公園会場の眼鏡橋へ。

場所によって提灯が違うようで、ここは黄色でした。

橋のたもとには白鳥や水草が飾られていました。

MAPを片手に興福寺へ。

案内板も出てるし、ランタンフェスティバルのスタッフ人達も親切なので、スタンプラリーは夜道ながらも、道に迷うことはあんまりなかったです。

中央公園会場へ。

この会場も大きなオブジェが沢山ありました。

各会場に散らばっている、干支のものは10ｍ程にもなるらしいです。

豚のオブジェもいい感じ。

特に、このイケずそうな豚が可愛かったです。

ちょうど中国雑技をしていたのでしばし鑑賞。

皿回しです。

くるくる、くるくる。


時間が合えば、獅子舞なども見たかったな～

さてさて中華街に戻ってきました。

やっぱり遅い時間帯になってからの方が綺麗。

中華街のランタンを楽しみながら・・・

もう一度、湊公園方面へ。

暗い時間帯に戻ってきて正解！

色とりどりのランタンが何とも言えない輝きです。

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スタンプも無事に集まったので、応募完了！

長崎ランタンフェスティバルって期間が長いからかな？人が分散しているので、混み過ぎることもなく、ゆっくり回れるのが魅力の1つだと思いました。

宿近くの銅座川の桃色ランタンも幻想的でした。

宿泊先のマリンワールドへ戻り、やっと就寝。
狭かったけど共同の大きな浴場があって、身体が芯まで温まりました。

朝、部屋の窓からは雪がちらほら。

寒空の中、チェックアウト前に歩いて近くの福砂屋の本店へ。

キューブ型のカステラも限定のランタン柄のパッケージがあり、思わず購入。

チョコレートのカステラってオランダケーキっていうんだね。初めて食べたのですがクルミやレーズンがのっていました。

・・・あかん。雪で寒いよ～

寒いのでチェックアウト後、すぐに長崎市内を脱出！

長崎→福岡までの帰り道、途中で西海の魚魚市場に寄りました。

ここの鯵の干物が4枚350円だったのだけど美味しかった。醤油やみりんを使わない、塩と胡麻だけの干物なんだけど、もっと買えば良かったと思ったぐらい。お刺身の盛り合わせも安くて美味しかったです。

他にも伊勢海老や・・

可愛い色の貝。

新鮮で美味しそうな魚介類に目移りしました。

近くには展望台があり、西海橋と新西海橋が見えます。

それと車から見て何だろうと思っていた煙突のようなもの。針尾送信所というらしい。
大正時代に4年かけて作られ、太平洋戦争開戦の口火を切った、「ニイタカヤマノボレ1208」という極秘電はここから送信されたそうです。

・・・

昼ご飯は『一魚一会』さんで。

アラカブ汁の定食と

アラ煮定食。他にもお惣菜が食べ放題でお腹いっぱいになりました。

さてさて最後に有田温泉へ。

有田に温泉？って思うけど、泉質が今までになく凄かったｗ

九州ウォーカー？の、おススメの温泉で特集されていた所で、小さい大衆的なお風呂ですが、お湯がヌルヌルなのです。

化粧水に飛び込んだような、想像を超えるヌルヌルのお湯でした。蛇口からもその天然湯が出ます。

美肌湯で有名な嬉野温泉と同じアルカリ性の重曹泉なのだけど、こっちの方が断然濃いです。衝撃です。

長崎のランタンフェスティバルの帰りに有田温泉に立ち寄れ、久しぶりに楽しめた2日間でした。

■■ご覧頂き有難うございました！ くーも■■