初めての城崎温泉

2017/03/06 - 2017/03/07

２０１６年度最後の温泉旅行。（あくまで２０１６年度ですけど）
次女が進学で忙しくなるので、休みの長いこの時期に。
長女も休みが合ったので一緒に４人で。

城崎温泉、昔から有名ですが有名な分だけ高い。なかなか行く機会が無いまま今に至り、年中安く宿泊できる【大江戸温泉きのさき】なら行けるかな？ということで、１週間前に予約。
何をするというわけでもなく、ほとんど無計画で出発。

結果的に、外湯めぐりで３箇所のお風呂へ。ちょっと残念だったのは、【城崎温泉】という超有名な温泉地の外湯なのに、源泉掛け流しではなく「加水・循環・塩素消毒」とフル装備（泣）の外湯。

おまけに、卒業旅行シーズンで学生がうじゃうじゃ。外湯は１か所に常に男湯だけでも３０人以上の入浴数。ロッカーの前で床に浴衣や羽織を脱ぎちらし、ドアを開けたままの状態でスマホいじり。
中に入れば、合宿の延長線気分なのか？掛け湯はしない・湯の掛け合い・岩風呂の壁を叩いて「偽物じゃ～ん」って、小学生の修学旅行かっ？

ということで、３月この時期に「ゆったり温泉を満喫したい」という人は選択肢からはずした方が無難です。
関西圏からアクセス抜群なので、「とりあえず城崎」という人が多いのは事実です。

エリア 城崎温泉(兵庫)

09：30　自宅出発

いつものコンビニに立ち寄ったあと、これまたいつものガソリンスタンドへ。

ここのGS、岡山南部のGSに比べてリッター１０円くらい安い。

今回もR53を通って行くので、ここで満タンに。

10：30　出発
11：30　津山着
11：50　長女をピックアップして出発

12：06　中国道勝央SA着

ちょうど昼時なので軽く昼食。

フードコーナーで津山ラーメン￥730を注文。他のSAに比べて少し割高かな～。

味は尾道ラーメン風ですが、何が津山？みたいな感じです。

12：34　出発

ここからは播但道の朝来SAまでノンストップで。

勝央サービスエリア(上り線)スナックコーナー グルメ・レストラン

13：43　播但道　朝来SA（道の駅フレッシュあさご）到着。

トイレ休憩のみ。

下り車線のSAはトイレのみで、食事やお土産物を買う場合は通路を通って上り側のSAへ行く必要があります。

13：47出発

こんなサービスが開始されるみたいです。

15：10　大江戸温泉きのさき　到着

１５時からチェックイン開始ですが、皆さんすぐに外湯へいくために１５時のフロントはチェックイン客でごった返しています。

駅から無料送迎のバスが出ていますので、そのバスが到着する時間をはずしてチェックインした方がベストですね。

大江戸温泉物語 城崎温泉 きのさき 宿・ホテル

こんな感じの廊下を通ってお部屋へ。

大江戸温泉物語 城崎温泉 きのさき 宿・ホテル

部屋に入ると、すでに布団は敷かれています。

これもコスト削減の１つですが、自分的にはこれもありですね。

お茶菓子食べて風呂へ行って、道中の疲れをとるのにすぐにゴロンとなれるので。

部屋はかなり広いです。４人１部屋で予約しましたが、十分な広さですね。

部屋は【川側】と【駐車場側（山側）】とありますが、ぶっちゃけ、他の宿のように【川側】を選んでもまったく風情はありません。
というより、山側の方が風情があるかも・・・。（後々画像で出てきます）

とりあえずお茶菓子とお茶を飲んで風呂へGO！

大江戸温泉物語 城崎温泉 きのさき 宿・ホテル

この日の夕方は男湯は【くるひの湯】です。
翌日の朝は変更になります。

温泉の成分表等を確認しましたが、【源泉掛け流し・循環・加温・加水・消毒】の表記は見当たりませんでした。



実際に入ってみると、内風呂は湯船の上から排水溝へオーバーフローしてました。一方の露天風呂はオーバーフローはしていない感じでした。

さすがに今回は宿泊客が多く、お風呂の写真を撮れませんでした。

風呂にあるロッカーはカギ付きですが、これもコスト削減のためか安っぽい材質で、一部のカギは壊れかけているものもあったので、貴重品は持って行かないことをおすすめします。

風呂の湯温は屋内風呂が43℃くらい、露天が44℃くらいでした。

大江戸温泉物語 城崎温泉 きのさき 宿・ホテル

風呂から出てしばらくすると夕食の時間です。
夕食は１７：００からで、予約制ではなく入口に並んだ順になります。
城崎温泉に来る観光客は外湯めぐりを目的にする人が多いため、１７時頃は皆さん外に出かけているため、１７時スタートは比較的お客が少なくオススメです。

とはいうもの、大江戸温泉きのさきは客室がたくさんある宿なので、宿泊客の数も相当のものです。３０分くらいすると席は埋まりました。

はまち　えび　いか　などなど、けっこうな種類の魚介類

寿司も６種類以上、ちらしもあります。

デザートもケーキに果物、チョコレートフォンデュなどなど

ステーキ　天ぷら、海老の焼き物はライブキッチン。

ステーキは一度にたくさん取っていくオバサマ対策として、１回に１皿のみ（３切れ）とることができます。

もちろん、席に戻って食べたあとなら何度でももらいに行けます。

オープン直後は、焼き上がりが間に合っていませんが、３０分もすればすぐに受け取ることができます。

天ぷらは、海老天、ハモ天、大葉天に野菜天、揚げたてアツアツです。
意外とハモ天が良かったですよ。

この日は宿泊客が多く９０分の時間制でしたが、１時間もあればおなかいっぱいです。

部屋に帰って少しゴロゴロして、「外湯にでも行ってみるか？」ということになったので、タオルを持って早速フロントへ。

フロント横には外湯へ出かけるためのカゴと羽織を貸してくれます。

外湯へ行くには専用のバスが１５分おきに出発しています。

ルートは宿　→　城崎モータープール　→　鴻の湯　→　Uターン　→　まんだら湯　→　城崎モータープール　→　宿

というルートになり、往路と復路でモータープール以外は同じ場所には停まりません。
また、専用の停留所以外にも停まることはないので注意が必要です。

地蔵湯・柳湯・一の湯・御所の湯は城崎モータープールプールで下車。
鴻の湯は鴻の湯前で下車、まんだら湯はまんだら湯バス停で下車がよいらしい。
御所の湯は、はまんだら湯バス停が近いですが一旦、鴻の湯まで行ってUターンしたあとなので、モータープールから歩いたほうが早いです。

午後のバスの時刻表

バスに乗って説明を聞く時に、パスポートを配ってくれます。
これがあれば、全ての外湯が無料で入れます。

この日は雨が降っていたのでバス停から近い鴻の湯へ行ってみました。

http://www.kinosaki-tajimaya.co.jp/tourism/kinosakispa/kounoyu.html

鴻の湯は庭園露天風呂が売りですが、意外と画像より狭く御所の湯の露天風呂の方が良かったかな？


外湯は定休日があり、朝７時からの営業と１５時からの営業の所があるので、しっかりプランを考えて行った方がよいですよ。

外湯の混雑状況は
http://www.tamepo.jp/~ck/ks/sotoyu_viewer.html
でリアルタイムに確認できます。

鴻の湯 温泉

３０分ほど風呂に入り外に出るとどしゃ降りの雨。

目の前のバス停には宿のバスが。　と、思ったら出発しちゃった。

次のバスがくるまで１５分待つか、それともまだ最終まで時間があるので御所の湯まで歩くか。

歩きました。どしゃ降りの雨の中、傘をさして浴衣の裾をまくりあげて。
下駄を履いているが、足先は雨でビショビショです。

それでもみんな浴衣で歩いてます。

まあ、次の風呂へ行けば足先の冷えもおさまるし・・・。

御所の湯も３０分ほど風呂に入り、まんだら湯バス停まで歩く。（徒歩２分くらい）
バス停に着くとまたまたバスが・・・。
今度はギリギリ乗れました。

翌朝は５時から風呂へ入れます。
今度はげんぶの湯が男湯です。

げんぶの湯は、完全な露天風呂はありません。半露天風呂になっています。
屋内風呂の一部に囲いをつくり、少しだけ外との空間が開いているという感じです。

どちらの風呂も元々は露天風呂がなかったのかな？という感じで、若干無理して露天風呂を作ったという感じですね。

さすがに若者の宿泊者が多いため、朝５時からの入浴はご年配の方が３～４人程度。
ゆったり湯につかることができました。

大江戸温泉物語 城崎温泉 きのさき 宿・ホテル

朝食は７時から。７時からが一番混み合わないということだったので、５分前に受付前へ。

すでに１組待っていました。

外は雪が降っています。

こちら側が山側になります。川側も山側も景色は大して違わないので、拘る必要なないですね。

朝食は、自由席になっています。

品数も多く、夕食で食べたいな～と思っていたお茶漬け（自家製出汁）もあり、おすすめはオレンジ風味の揚げたてドーナツですかね。

朝食は１時間もかからないので、８時前には食べ終わります。

ちょうど８時のバスがあるので、外湯へ行くことにしました。
８時の便はすぐに満席になりました。


午前のルートは、午後のルートから変更になります。

最初に駅に寄り、モータープールの代わりに公園前に停まります。
鴻の湯、まんだら湯以外に行く人はここで降ります。

公園前バス停で降りてほとんどの人が地蔵湯へ行ったので一の湯へ。

雪の城崎です。

朝からみんな浴衣を着て外湯に出掛けてます。

一の湯は男湯に１０人くらいでした。

一の湯は洞窟風呂ですが、裏山の岩が削れた部分が露天になっているのですが、壁の一部は偽物の岩みたいでした。

ここでも大学生が岩をドンドン叩いて「偽物じゃ～ん」と大騒ぎ。

ほんと、マナーの悪さにはうんざりです。

一の湯 温泉

２つ目は御所の湯へ。昨日とは男湯と女湯が入れ替わっているということだったので、もう一度来てみました。

入って右側の入り口の風呂の方が、露天風呂が２段になっていてよかったです。

御所の湯 温泉

中はこんな感じに。

御所の湯 温泉

御所の湯を出た時には晴れていました。

チェックアウトまでまだ時間があるので、ラストは地蔵湯へ。

地蔵湯 温泉

確かに地蔵があります。

地蔵湯は１０人くらい入っていました。

湯の温度はここが一番熱く、45℃くらい。
おまけに３か所目ということもあり、１０分くらいで退散。

地蔵湯 温泉

地蔵湯も加水・循環ろ過・塩素消毒のフルコース。

地蔵湯 温泉

バスが来るまで１５分ほどあったので、宿まで歩いて帰ることに。

ちょっとだけ近道のトンネルを通って。

さすがに夜はちょっと嫌ですが、朝ならぜんぜん歩いて帰れます。（徒歩１０分くらいかな）

１１時、チェックアウトの時間です。

みんな記念撮影をしています。

大江戸温泉物語 城崎温泉 きのさき 宿・ホテル

どこも立ち寄ってなかったので、兵庫県立こうのとりの郷公園へ寄ってみました。

が・・・。

兵庫県立コウノトリの郷公園 公園・植物園

鳥インフルエンザの影響で、飼育されているコウノトリは全て隔離されていました。（見ることができません）

兵庫県立コウノトリの郷公園 公園・植物園

ポストのコウノトリだけがお出迎え。

兵庫県立コウノトリの郷公園 公園・植物園

と、思ったら、自然に放たれた野生のコウノトリが電柱にとまっていました。

兵庫県立コウノトリの郷公園 公園・植物園

写真を撮っていたら飛んでいきました。

兵庫県立コウノトリの郷公園 公園・植物園

帰りも播但道を通ります。

昼食を食べてないので、朝来SA（道の駅フレッシュあさご）に立ち寄ります。

道の駅 フレッシュあさご 道の駅

ここのSA、色々なお土産がたくさんあります。

道の駅 フレッシュあさご 道の駅

おみやげの種類が多くて、逆に迷います。

道の駅 フレッシュあさご 道の駅

帰りも往路と同じガソリンスタンドで給油。

18：00　自宅着

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ここからはおぼえ書き

宿泊代金
和室　　　　　　￥８２００×４＝３２８００
セットドリンク　￥１０００×１＝　１０００
入湯税　　　　　￥　３７０×４＝　１４８０
ポイント利用　　￥３０９１　　　－３０９１
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　　　　　　　　　　　　　　計￥３２１８９

交通費
ガソリン代　　　　　　　　　　￥　５２６４
高速代（往路）　　　　　　　　￥　３８７０
高速代（復路）　　　　　　　　￥　３８７０
昼食代（往路）　　　　　　　　￥　１４６０
昼食代（復路）　　　　　　　　￥　１３８０
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　　　　　　　　　　　　　　計￥１５８４４

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　　　　　　　　　合計￥48033　　　　　　　

走行キロ数５７９．３ｋｍ
燃料４１．５９L
平均燃費１３．９ｋｍ（オデッセイRB2）