野鳥撮影記録（２０１７年３月）その１・漁港巡り

2017/03/03 - 2017/03/03

予報では季節風が強く吹きそうで港湾に避難する海鳥が多く見られるのではないかと勝手に期待して銚子から九十九里方面に出かけてみました。
残念ながら思ったほど風も弱く海も荒れていなくて鳥影はやや少なめだったように思います。
それでもそこそこの種類の海鳥が撮れてプチ遠征の成果はありました。
表紙はミツユビカモメ。カモメに弱い私には初見初撮りの鳥さんでした。

エリア 千葉

• 旅行の満足度: 4.0

利根川河口付近から探鳥開始です
今シーズンは野川でも見られたアカエリカイツブリが浮かんでいました

少し移動した別のポイントでもアカエリカイツブリの姿がみられました
カイツブリの仲間独特のスライディングポーズ

オオハムも複数の個体が見られました

オオハム

３羽がファインダーに入りました

ウミアイサ
今年はこの周辺の個体数はけっこう多いようです

順光で撮影できてよかった
赤い目と緑のボサボサ頭が堪能できました

もちろんメスもいました

別の個体がペアでやってきました

ウミアイサの集団ですが休息中の個体も多くてもう少し活発に動く時間帯に来たかったです

スズガモの小グループも

ウミスズメとの嬉しい出会いもありました

この漁港での最後はオオハムのストレッチです
海鳥は動きが乏しいのでこういったポーズの時が撮影チャンスです

カモメはカモメ
普通のカモメです
この漁港で圧倒的に多いのはウミネコカモメのほうです

こちらがウミネコカモメ

大型のカモメ
冬羽シロカモメです
体長６０数センチのオオセグロやセグロカモメよりも少し大きい体長７１センチ

ミツユビカモメ
小型のカモメでウミネコより小さくて足が黒くクチバシが黄色
実はたまたま出会ったカモメに詳しい若いカメラマンからあそこにミツユビが飛んでると教わりました

暫らくはミツユビカモメを追いかけました

別の漁港近くの入り江
クロガモがいました
今シーズンはクロガモが少ないようです
ここではこの１個体だけ

ハバタキですが恐い形相ですね

クロガモが横のスズガモを威嚇
クチバシ、よく見るとノコギリのようにギザギザです

スズガモもたくさんいました
近くでよく見るとオスは綺麗な色をしていますね

スズガモのペア

ビロードキンクロの幼鳥
幼鳥を見たのは初めてでした
白い三日月はありません

ビロキンのあくび

途中からミヤコドリも三羽やってきました

ミヤコドリの周りはハマシギがたくさんいました

ミユビシギ
ハマシギより一回り小さく、くちばしは真っ直ぐなので辛うじて判別がつきました
この日は結局６ヶ所の漁港を回りましたが撮影は３ヶ所でした