2017/02/27 - 2017/02/27
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梅の花咲く慈眼寺と針名神社の紹介です。針名神社の公式HPには、『針名神社の創建は古く、延喜式神名帳の「従三位針名天神」の記載により、今から約1100年以上前と推察できる』と記載されていました。(ウィキペディア)
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先に紹介した、『秋葉山・慈眼寺』と『針名神社』の境界近くにあった紅梅の光景です。淡紅系の八重咲種でした。『延喜式』とは、延喜5年(905年)に醍醐天皇の命により編纂が開始された『養老律令』の施行細則を集大成した全五十巻に及ぶ古代法典です。この『延喜式』の第九巻・第十巻に記載されている神社のことが『式内社』と呼ばれています。(同上)
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青空に映える、紅梅の枝先光景です。五分咲ほどの開花のようです。蕾の内は濃いピンク色、花が開くと淡紅色に代わっていました。(同上)
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右手に『式内・針名神社』載せ起票があります。この出入口が、針名神社の北側になります。境内地は約1万2千坪とされ、名古屋市内でも有数の規模を誇る神社です。(同上)
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針名神社の北側の参道入口付近の光景です。同社の公式HPの境内案内図には、西参道以外には、特別の名称が付されていませんでした。(同上)
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手水舎の光景です。水盤の中央に、竜の頭をした注ぎ口がありました。神社には、不可欠の施設とされます。(同上)
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社務所の建物だったようです。同社の公式HPには、『現在の建物は昭和50年1月よりご造営をなし昭和51年11月6日に竣功したもの』と紹介されていましたから、その時に造営された建物の一つのようです。(同上)
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同じく、左が社務所らしい建物、右奥が本殿の建物光景です。昭和51年11月の竣工ですと、1976年のことになります。ざっと40年前です。(同上)
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大きな石板に刻まれた、『式内・針名神社由緒記』です。御祭神は、本社の主柱に、『尾治針名根蓮命』から始まる神社の縁起が記されていました。主祭神の『尾治針名根連命(おはりはりなねむらじのみこと)』は、尾張氏の祖先神で尾張国一宮の真清田神社の御祭神でもある『天火明命(あめのほあかりのみこと)』の十四世孫にあたるとされます。古代豪族の尾張氏の氏神と考得られています。(同上)
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イチオシ
神門から眺めた拝殿の光景です。石畳の参道が、神門から拝殿に向かってまっすぐ北に伸びていました。(同上)
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金文字で記された、『針名神社』の扁額の光景です。この扁額も、本殿などが竣工した、昭和51年(1976年)に懸けられたもののようです。(同上)
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木彫りの『五三の桐』の神紋のズームアップ光景です。桐紋は、ゴマノハグサ科のキリの葉や花を図案化した家紋の総称です。桐花紋(とうかもん)とも呼ばれます。室町幕府では小判などの貨幣に刻印され、これ以来皇室や室町幕府 や豊臣政権など様々な政府が用いました。現在では日本国政府の紋章として用いられています。参考にパスポートを確認しましたら、表紙が菊紋、写真のページが五七桐紋と桜花紋でした。(同上)
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これまでに何度か紹介したことがある針名神社ですから、今回は、新しい赤い鳥居列ができた、『針名稲荷社』を中心に紹介します。西に面した、鳥居の入口付近の光景です。(同上)
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イチオシ
正面から眺めた、赤い鳥居の入口光景です。『針名稲荷社』の真新しい扁額が懸かっていました。祀られているのは、『宇賀能美多麻神(うがのみたまのかみ)』、商売繁盛・芸能上達・社運隆昌の御利益があると信じられています。(同上)
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扁額が懸かった最初の鳥居を潜った先の光景です。コンクリートの基礎の上に鳥居の柱が整列し、最下部が防腐処理を兼ねているのでしょうか、黒く塗られていました。(同上)
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赤い鳥居列を半分ほど進んだ、その先の光景です。鳥居列が途切れ、その先に竹林と赤い幟の列がありました。参道は、その先から左に直角に折れていました。(同上)
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先程の赤い鳥居列が途切れたように見えた場所から左に直角に伸びていた赤い鳥居列の続きです。その先に針名稲荷社の拝殿が見えていました。(同上)
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『針名稲荷社』の拝殿とその周りの光景です。壁面は吹き抜け構造の、真新しい木組みの光景がありました。(同上)
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『針名稲荷社』の稲荷神の使いの狐さんの光景です。拝殿に向かって右手の、玉を咥えた狐さんの光景です。(同上)
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同じく、『針名稲荷社』の稲荷神の使いの狐さんの光景です。拝殿に向かって左手の、巻物を咥えた狐さんの光景です。揃って、赤い前掛けを着けていました。(同上)
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『針名稲荷社』の拝殿光景です。最初に紹介した御祭神と、御利益を記した札が置かれていました。御祭神の、『宇賀能美多麻神(うがのみたまのかみ)』は、須佐之男命と大山津見神の娘・神大市比売命との間の御子として大年神とともに生れた稲の神とされます。(同上)
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『針名稲荷社』の周りの自然林の光景です。竹林が主体で、常緑樹も交じっていました。(同上)
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参拝を終えた帰りに、逆方向から眺めた赤い鳥居列の光景です。柱ごとに、寄進者の名前が記されていました。(同上)
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同じ場所から眺めた拝殿方向の赤い鳥居列の光景です。順路側からは寄進者の名前が見えないように記されていました。(同上)
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赤い鳥居の入口に戻って、『神明社』の紹介です。祀られているのは、
◎神明社(しんめいしゃ):天照皇大神(あまてらすすめおおかみ):国土安泰・開運・福徳の神
◎知立社(ちりゅうしゃ):鵜葺草葺不合神(うがやふきあえずのかみ):安産・子育ての神
◎山神社(やまじんじゃ):大山祇神(おおやまつみのかみ):夫婦和合・延命長寿・縁結びの神
この後も続きます。(同上) -
◎御鍬社(みくわしゃ):豊受毘売神(とようけひめのかみ):五穀の精霊神 衣食住の守護神
◎洲原社(すはらしゃ):菊理比売神(くくりひめのかみ):和解・代弁・裁判・調停の神
◎金刀比羅社(ことひらしゃ):大物主神(おおものぬしのかみ):航海の安全・交通安全の神
以上の六神です。賽銭箱の横に、一覧を記した札がありました。 -
『神明社』の右前に置かれていた、かなり古い狛犬の光景です。推測になりますが、慶長年間(1612年頃)に徳川家康の命により、この地に遷された時に一緒に遷された狛犬かも知れません。阿形の雄獅子です。(同上)
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一対で置かれた狛犬の内、吽形の雌獅子の方です。この地に針名神社が遷された時以降の場合でも、江戸時代に寄進された狛犬の雰囲気がありました。(同上)
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同社の公式HPには、『みちびきの牛』と紹介されていました。その名前の由来は、『学問の神様の天神様の神使として菅公をみちびいた』と紹介されていました。まその御利益は、『牛の頭をなでた手で自分の頭をなでると頭が良くなるという言い伝え』があるとも紹介されていました。
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同じ基壇の上に設けられた、建速須佐之男命を祀る天王社(左)と、菅原道真公を祀る針名天神社(右)の光景です。『建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)』は、疫病送り・伝染病・流行病にかからないと信じられている神様、『菅原道真公(すがわらみちざねこう)』は、進学・合格・学問の神様とされます。(同上)
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針名神社の境内と、その周りの社殿の光景です。拝殿は神明流造で大唐破風造りで、向拝を持ち、その背後に、祝詞殿、渡殿、本殿が続くようです。拝殿の広さは66平方メートルと紹介されていました。(同上)
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