2017/01/12 - 2017/01/15
144位(同エリア676件中)
いちごさん
3日目です。
今日は、この旅の本来の目的、娘&孫が元同僚さんの結婚式に出席します。
私は、プチひとり旅を。
昨日北部へ行ったので、今日は南部へ行きます。
ひとりでレンタカー借りて初めての沖縄をドライブする自信もないので、また、1日ツアーを利用しようと思いました。
で、ひと月ほど前に、VELTRAで【地元ガイドと行く「斎場御嶽(せーふぁうたき)」とガンガラーの谷】のツアーに申し込みました。
が、タイミングが悪かったのか、最低4人で催行可という条件が整わなかったようで、旅行の4~5日前になっても、仮受付のまんま。
このまま不確かなまま待っていても、催行中止になったら困るし・・・・・と思って、そちらはキャンセル。
同じVELTRAの【ガンガラーの谷ウォーキングツアー イナグ洞・イキガ洞・武芸洞など専任ガイドがご案内!】というツアーに変えました。
このツアーの出口が【おきなわワールド】の入口なので、【玉泉洞(鍾乳洞)】も見て来ました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
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【ガンガラーの谷ウォーキングツアー イナグ洞・イキガ洞・武芸洞など専任ガイドがご案内!】のツアーは、現地集合です。
私は、12時の部(他に10時、14時、16時)を予約したので、それまでに公共交通機関を利用して集合場所まで行かなければなりません。
まずは、モノレールの【ゆいレール】に乗ります。
ホテルの最寄駅は、歩いて15分弱の【美栄橋】
ここから、【ガンガラーの谷(おきなわワールド)】行きの路線バスが出ている【旭橋駅】へ。 -
【旭橋駅】で降りると【那覇バスターミナル】があります。
こちらから、各方面にバスが出ているのですが、現在バスターミナルは旭橋駅周辺の再開発で工事中。
路線によって、乗り場が何か所かに分けられています。
平成27年4月6日に始まったこの工事は、平成30年3月31日まで続くそうです。
1年後ですね、新しいバスターミナルに生まれ変わるのは。 -
その余波を受けて、玉泉洞(ガンガラーの谷・おきなわワールド)行きのバス乗り場は、【上泉】というバス停になっています。
駅からは少し離れているらしいし、モタモタしている時間の余裕もないので、駅前の観光案内所でバス停の行き方を教えてもらいました。
係りの方が時刻表と略図が書かれた用紙を示しながら、とても親切に対応してくれました。
【上泉】から【玉泉洞】までの所要時間は、1時間足らず、おとな¥580 子ども¥290です。 -
教えられた通りに歩いて来たら【上泉】バス停にたどり着きました。
結構、歩いて来ました。
アジア系の方たちや欧米系の方に交じってバスを待ちます。
アジア系の幼児連れのご家族は、待ちくたびれたのか、オニごっこを楽しんでおられます。 -
集合時間の30分ほど前に、【ガンガラーの谷】へ到着。
【ガンガラーの谷】は、数十万年前までは鍾乳洞だった場所が崩落してできた、谷間に広がる自然豊かな亜熱帯の森です。 -
集合場所は、谷の入り口【ケイブカフェ】
鍾乳洞、そのままの姿のオープンカフェです。 -
洞窟の中だから、カフェの天井(?)も鍾乳洞そのもの。
鍾乳洞は観光地で時々見るけど、こんなに広いスペースがあって、しかもそこにイス・テーブルが置いてあって、お茶まで出来るって・・・
とても、とても不思議な空間。
しかもこの洞窟(サキタリ洞遺跡)では、2014年に約2万年前(旧石器時代)の地層から貝殻のビーズ(装飾品)や道具、人骨が見つかったのだとか。 -
ガンガラーの谷では、ほかにも数多くの化石が発見されています。
約18000年前に生きていた、日本人のルーツか?と言われる【港川人】が暮らしていた所としての可能性も高く、今も発掘調査が行われているそうです。
旧石器時代の人たちが暮らしていたかもしれない洞窟で、平成の若者は結婚式も挙げるらしい。
時間になると、ガイドさんがツアーに参加する10組を集めて、自己紹介と、谷の紹介、参加者の紹介をされてスタートします。 -
亜熱帯の森なので、植物が巨大です。
里いもの葉っぱも、こぉ~んなに大きい!!
【港川人】のガイドさんはじめ、みんながトトロになって記念撮影していました。 -
竹も大きい~
竹は、もともと、沖縄には無かったのだそうです。 -
ここで生きている竹は、台湾出身。
毎年、たくさんのタケノコが出てきて、どんどん増えていくのだそうです。 -
森の木々の間からも鍾乳洞の片りんが見えます。
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亜熱帯植物に覆われた、こういう道を歩いていると、何だかジュラシックパークを思い出す。
その辺から、ひょいっと、恐竜が顔を出すのでは・・・・・ -
【ガジュマル】といえば、私も以前に枯らした観葉植物でしか知らなかったけど、沖縄から屋久島では、自生しているそうです。
そして、自生のガジュマルは巨木で、とても異様な姿をしています。
ほんとうに、キジムナー(木の精)が住んで居そう~ -
幹から細長く垂れ下がっているのは根だそうで、根が地面や元の幹に達したら、それがそこから成長して幹になり、どんどん派手な姿になっていくらしい。
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【イナグ洞】イナグは女性の意。
女性の聖地です。
崩落の危険があるので、中へ入ることは出来ないのですが、中には、乳房と臀部に見える形の石があって、安産や良縁を願うパワースポットです。 -
森の中には川も流れていて、これが、太古から人類が暮らして居た条件のひとつです。
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川のせせらぎは、今も残っている鍾乳洞へと流れこんでいます。
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【イキガ洞】イキガは男性の意。
ガンガラーの谷の中にある、もうひとつの聖地。
鍾乳洞の中へ入って行きます。 -
中は暗いので、レトロでオシャレなランプを貸してくれます。
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自然の大きな力と、地球の息吹を感じます。
奥へ進みます。 -
命の誕生・子供達の成長を願う、もうひとつのパワースポット。
百聞は一見にしかず。 -
洞窟は奥で行き止まりになっているので、戻って外へ出ます。
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トンネルをくぐりますが、トンネルの上は一般車道だそうです。
そして、トンネルから出た先は -
ガンガラーの谷で1番人気の【大主(ウフジュ)ガジュマル】
高さ20m、推定樹齢は150歳だそうで、今も成長し続ける森の長老。 -
「地に根を下ろす」という言葉があるけど、まさに、そのもの。
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圧倒的な生命力を感じます。
我が家で枯れた、同じ【ガジュマル】だとは思えない。 -
その自然のガジュマルの木を利用して
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こちらのスタッフの方々が手作りされたテラス。
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展望台になっていて、眺望が効きます。
手作り感いっぱいで自然に溶け込んだ素敵なテラス。
「スタッフの手作りなので、気をつけてくださいね~」とガイドさんは、おっしゃるけど。 -
写真で、空と陸地の境、右手のほうの森になっている所が【港川人】の発掘場所だそうです。
【港川人】は約20000年前(旧石器時代)の人類です。
1970年に化石人骨として発見されました。
アフリカで誕生した人類が海を越えて沖縄にやって来て、その後、日本各地へ北上して行った。
【港川人】は、日本人のルーツではないかと考えられているそうです。 -
【武芸洞】でも数多くの化石が発見されています。
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・・・が、まだ、【港川人】と【武芸洞】を結びつける発見はないそうです。
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ここが、ツアーの最終地。
洞窟の中に並べられたイスに腰掛けて、ガイドさんからツアーのまとめのお話を聞きます。
このツアーに申し込んだきっかけは、初めての沖縄なので、沖縄らしい自然を満喫したい~と思った事だったけど、ガイドさんの案内も面白くて、想像以上に素晴らしい体験をさせてもらって大満足でした。
ここから、谷の出口へ~ -
出てきたのが、【ガンガラーの谷】と道路を隔てて向かい側にある【おきなわワールド】の入り口付近。
約1.5時間のツアーなので終わった時は、お昼の時間が、とおに過ぎていてお腹もぺこぺこ。
で、まずは、【おみやげ専門店街】の中にある【沖縄そば自慢 なんと屋】さんへ。 -
沖縄へ来たら、やっぱり、コレでしょ。
という【ソーキそば】、いただきま~す。
名前はよく聞くけど、1度も食べた事がなかった【ソーキそば】
中華そば麺をイメージしていたけど、細身の縮れうどんという感じ。
お肉がやわらかくて、あっさりしていて美味しい~
また、食べたい~ -
まだ時間もあるので、【おきなわワールド】へ入場します。
【おきなわワールド】には、【玉泉洞】(鍾乳洞)、【王国村】(琉球王国城下町)、【ハブ博物公園】(ハブのショー)の3エリアがあります。
【ハブ博物公園】は時間が有り余っていても遠慮します。
【王国村】は時間があれば見ることにして、またまた、地底にもぐることに。 -
【玉泉洞】は、鍾乳石の数は100万本以上で国内最多、全長は5000メートルで国内最大級の鍾乳洞だということです。
現在、890メートルを公開していて、残りのエリアは研究用として保存されています。
入り口から出口までの所要時間は約30分。 -
キレイに整えられた見学路を進みます。
【銀柱】と名付けられています。 -
【槍天井】、無数の尖った槍が、見上げている私に向けられています。
ライトアップされていて、迫力ありすぎです。 -
【地煙の滝】、鍾乳洞内にある滝で、上の【龍神の池】から水が青い滝壺に落ちています。
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【青の泉】暗い洞窟のなかで、青い水がひときわ鮮やかで幻想的。
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高い位置から見下ろすと、空洞の大きさがよく分かります。
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先ほどの鋭い槍が、何年経つとこのような大根のような形になるのかは分からないけど、【玉泉洞】は、30万年の時を経て造られてきたのだそうです。
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見学路の上にも、、、頭上注意です。
後半はバスの時間に追われて、駆け足で見て廻りました。
とりあえず、出口まで行かないことには帰れないので。
【おきなわワールド】の1番端の端【熱帯フルーツ園】の隅っこに出てきました。
ここから入り口までは、鍾乳洞を歩いて来た距離を地上で引き返すことになります、、、結構、遠~い(>_<)
出口への順路通り歩いて行くと、必ず、数軒のお土産屋さんに入って中を通って行くことになっているのが、オモシロい♪
その戦略にノッて、時間もないし重いのに、孫が好きな柑橘類の【たんかん】、買いました。 -
予定していたバスに間に合って、無事にホテルの最寄駅【美栄橋】へ戻ってきました。
娘&孫からは、式終了後、昨夜ご一緒したご家族と【子どもの遊び場】へ行って、食事してホテルに戻る、、、と連絡があったので、私も、駅の周辺をブラブラと街歩きしつつホテルへ帰りました。
とても充実していて、行って良かった、プチひとり旅でした。
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