2017/02/05 - 2017/02/19
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Weiwojingさん
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丹巴から成都に戻り、後半5日間成都に滞在した。成都滞在中に少し足を延ばして、楽山大仏と黄龍渓へ出かけた。
楽山大仏は世界遺産に登録されていて、さすがに大勢の観光客で賑わっていた。 近くの峨眉山と共に世界遺産に登録されていているので、両者を合わせて観光をすることが多いが、小生はそのコースは取らなかった。その代わりに黄龍渓を訪ねた。
自然の造形を利用して造られた大仏は「石刻大仏」で、高さ71メートルあり、奈良の大仏の5倍もある。701年に着手され、803年に完成した仏像は僧・海通よって造られたが、何のためにこんな大きな仏像が造られたのが大いに不思議であった。それはそばを流れる川の氾濫や洪水を鎮めるためのものであったそうである。
黄龍渓は楽山から2時間くらいの所にある古鎮で、昔ながらの街並みを有する観光地であった。ただ作り物風なところと人混みの多さにうんざりさせられた。
- 旅行の満足度
- 4.5
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成都から車で楽山へ向かった。時間にして3時間ほどであったが、途中で一回休憩をした。このようなサービス・センターで休んだ。
左側にAAAAと言う文字が見えるが、これはホテルのランク付けのようなもので、高速道路のサービス・センターの等級を表すものである。ここは「四っ星」ということか。確かにここのトイレは完璧なほど清潔で、日本の高速道路の施設と遜色がない。 -
この円形の建物には食堂やコンビ二エンス・ストア、土産物店等があり、かなり大勢の人が利用していた。日本で見るのとほとんど変わらない。
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楽山に着いた。楽山大仏は楽山市の中心部からやや離れた郊外にあり、先ずは楽山入口にある陵雲寺へ向った。
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寺院での中国人の礼拝の仕方を見ていると、お線香を持ち、手を合わせ、三回頭を下げている。時にはひざまずいて、祈る人の姿も見られる。
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寺院の境内にはろうそくがたくさん供えられ、火が点されている。
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次に、今回の目的である楽山大仏を見に出かけた。普通楽山大仏を見るには2通リの方法があり、一つは崖に設けられた通路を通って仏像正面に出る方法ともう一つは船で川から見る方法がある。
今回は崖を降りて、正面真下から見た。そこまで行くにはかなりの距離を歩かなければならない。途中、ところどころにこのような仏像が彫られた洞窟が何か所もある。 -
崖を下に向かって降りて行った。狭い階段を手摺を手でつかみながら、降りて行かなけれならないが、人が多いのでなかなか進まない。途中こんな風景が見られた。船を利用して見るのもまた違った風景を見ることが出来るだろう。
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崖はこんな風になっていて、下の川岸まで降りて行くのはなかなか大変である。足元が狭く、危ないことと大勢の人が同じように下に向かっているからである。
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崖の途中には窪んだ空間があり、中をのぞくと、仏像がたくさん安置されている。しかし、長年の風雨にさらされたために風化し、当時は美しく彩色されていたものが今ではすっかりはげ落ちている。
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造られた当時はもっと仏像して完成された姿をしていたものと思われるが、長年の雨や風で風化し、砂岩が削り取られてこんな姿になってしまった。今ではほとんど原型をとどめていない。
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中には創建当時の様子をしのばせる仏像もあった。塗られている色がかなり残っている。外ではなく屋内に造られたためかもしれない。
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右下の方に黒い仏像が何体かあるのが見える。
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壁ぎっしりと小さな仏像が彫られている。これらの小仏像は何なのか。
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この三体の仏像も形はかなり原型をとどめているようである。
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やっと楽山大仏が見えてきた。全長71メールもあり、顔と頭部合わせて14メートルになる。
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少しづつ全体像が見えてきた。こんな大きな仏像を誰が何のために造ったのか興味を覚えた。記録によると、像を造ったのは僧・海通であった。
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左側の崖に設けられた通路を降りていくと、次第に仏像の頭と体の一部が見えてきた。
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やっと下まで降りて行くと、正面から全体が見えてきた。あまりにも大きいので、見上げるようにして見ないと全体像が見えない。
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高さ71メートルの仏像を正面から見るためには、左側にある階段を下りて行かなければならない。崖縁の狭い通路を降りてい行かなければならない。しかし、大勢の人が同じように降りていくので、かなり時間が掛かった。
この写真は右側から出口に向かって行く際に撮ったものである。 -
仏像はちょうど窪みのあるところに造られて、両端に岩がせり出している。
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やっと正面にたどり着いた。見上げるようにして全体を見ないと、全部見ることは出来ない。世界で最も高い石刻大仏で、奈良の大仏の5倍もある。
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大仏を右側の方から見てみた。手前に大きな手が見える。
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足元を見ると、正に驚くような足先が見える。これだけでどの位の大きさか。
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楽山仏像を造ったのは、海通という僧で、彼の銅像がそばに建っている。知人の話によると、彼と後継者たちが100年もかけて大仏を造り上げたそうである。
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海通の墓があることを示す記念碑がある。
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海通の亡骸が葬られている塔。それにしても大きな塔である。中に入ることは出来ない。
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本来は塔の4カ所に入り口があったようであるが、塗り固められている。
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楽山大仏の見学を終えて、昼食を取るために市内中心部に移動した。地元で有名な名物を食べようということで、やって来たのがこの「郷村黒豆花」である。豆腐料理が有名である。
案内してくれた知人がインターネットで調べてくれて、この店を見つけた。中国にも「グルメ・ナビ」のようなものがあり、たくさんの情報を得ることが出来るそうだ。 -
これが昼食のすべてであるが、全部4品である。3人(知人とドライバーと共に)で食べた。右側からご飯、野菜の炒め物、スープ、鴨肉の4品であるが、このほかにメインの豆腐である(次の写真)。右下に見える小鉢は豆腐に点けるタレである。
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これが「黒豆花」と言う名前の豆腐で、地元の有名料理とのことであった。大変あっさりしていて、たんぱくな味である。このままで食べるのではなく、唐辛子の効いたタレのようなものにつけて食べる。
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店内の様子。地元の人たちで賑わっていて、昼食時は込んでいる。この種の食堂は正に喧噪の坩堝で、客の話し声とたばこの煙、食べ散らかしが満ち溢れている。
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昼食後は黄龍渓へ向かった。車で2時間余りかかった。到着し、しばらく歩いていると、テーマパークのような感じで、人も多く、少々へきへきへきした。
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この辺りが黄龍渓の中心のようで、人も多かった。
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池に水を吹き出す大きな作り物がある。
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人工的に作られた小川が流れているが、やはり作り物的な感じがして、好きになれなかった。
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木の枝にたくさん赤い布がぶる下げられているが、何やら文字が書かれている。
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花飾りを売る年配の女性がいた。彼女は売れようが売れまいが、のんびり構えて仲間と話をしている。
ここでは観光客の女性が頭に花飾りを付けているのを見かけたが、ここで売られているようなものであった。 -
店先で餅つきをしていて、まるで日本の餅をつくのと同じ具合である。しばらく見ていた。
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ついた餅が黄粉や様々なものにまぶされて、並べられている。
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別な店で売られていた、こちらものもの美味しそうだ。
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ある店先では麺作りのパーフォーマンスが行われていた。細長く延ばされた麺を手で引き伸ばしながら隣の熱湯の中に入れていく。見事な手さばきである。
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大きな鍋で何を煮ているのか。
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人工の川(おそらく)には水車が作られていて、実際に動いていた。
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広場には人力車が置かれていて、車のそばに車夫がいた。カメラを向けると、車夫は場所を変えてしまった。
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なかなか立派な建物がある。
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この辺りの雰囲気は良い。
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昔ながらの風情を感じさせる通りがあった。
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