2016/09/07 - 2016/09/16
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tadashiさん
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2016年9月15日、ついに旅の終わりがやってきた。
まだ太陽が姿を見せない8時にはホテルを出発する。
ピレネー山脈の支脈の山と谷の地域を、南南西に抜けながら、途中、牛追いで有名なパンプローナ郊外を通り、「柱のマリア教会」のある往古のアラゴン王国の都「サラゴサ」でランチを兼ねてゆっくりと休憩した。パンプローナのあたりまでは緑濃い心休まる光景ですが、サラゴサまで来ると、赤茶けた大地がひろがる、いわゆるカスティリャ、アラゴンの荒涼たる風景に変わってしまいます。
サラゴサはビルバオ、ツールーズ、マドリッド、バルセロナから300KMの交通の要所です。サラゴサではまず、マリア教会を入場観光し、教会広場を散策します。アーケードのなかにあるホテル経営のレストランで郷土料理をいただき、しばし歓談。ランチの後は少し自由時間、「チュロス・コン・チョコラテ」で有名だというカフェで、さっそく試してみる。
エブロ川のほとりのマリア教会から再度出発、ほぼ真東に、帰国便の待つバルセロナ空港へとバスは進む。バルセロナに近づくと、ギザギザの山並みが特徴のモンセラット山が北側に見えてくる。
空港に到着、ドライバのペペとも、ハグして別れる。「今晩は、久しぶりに家族と一緒だね。楽しんで!さよなら。」というと、「もう、明日は別のツアー客団体を迎えに、この空港にくるんだ。」とのこと。スペイン人も勤勉です。
トルコ航空機は夕方の地中海を越え、イスタンブールに到着。往路とは違って、復路はトランジット・タイムも常識の範囲。最後の買い物(ワイン)をする。
イスタンブール空港で、成田行きに乗り込み、10時間ほどで成田到着。
ここで、ちょっとした、災難。私のスーツケースが乗り遅れで、ツアー客や添乗員、mさんともお別れのあいさつも、そこそこに、空港係員のもとに赴き、事後手続きの書類に、言われるままに記入。過去10年間で三回目のロストバッゲージでした。
表紙の写真はサラゴサの「柱のマリア教会」の全景。その時のカメラの最大角18ミリでもこれが目いっぱい。すべてを写し込むには、魚眼レンズが必要ですね。
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朝の8時ちょっと前にホテル出発。
バス車窓から東のほうを見ると、まだ陽は上がっていません。 -
8時10分過ぎには雲間に太陽があがってきた。
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8時半ころ
長閑な谷間を臨みながら、ピレネーの支脈を南南西に横断していきます。 -
はるか谷間に小さな集落が佇んでいます。ようやく日の光がさし始めているようです。
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近くの山頂に目を遣ると、石灰岩の壁と黄葉です。
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山間部はもう抜けてしまいました。
右へ行くとパンプローナ方面へ
直進はサラゴサ方面へ -
山は遠ざかり、赤茶けた色が広がっています。
アラゴンですね。 -
かなりの規模の水道橋が見えました。
何時の時代のものなのでしょうか? -
時折、ちょっとした町が見えます。
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スペインは再生可能エネルギー先進国です。
風力発電の風車群、ドン・キ・ホーテがこの風景を見たらなんというでしょうか? -
太陽光発電所です
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大きな教会が視界に飛び込んできた。
サンセバスティアンを発って3時間ちょっと。
サラゴサでランチ休憩です。 -
エブロ川側の入口から、柱のマリア教会のほうへ入っていきます。「我らが
柱のマリア様の中心聖堂」とでも訳すのでしょうか? -
大きな広場(ピラール広場)には向かって左側には教会が
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そして、右側には
かっての、ラ・ロンハはいまではアユダミエント市役所になっています。 -
そして、ゴヤ美術館
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聖堂に入っていきます。
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教会の中心部にピラール(柱)が埋め込まれています。
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ここで、ヨハネ・パブロ2世法王が額ずいた故事が記されています。
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額ずいています。
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もう一度、あたりを眺めて
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十文字のアーケードの中にある
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プリンシペ・ホテルの経営レストランでランチを戴きます。
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店内はこのようにちょっとクラシック
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メニュー
メインはイベリコ豚のソテー -
レストランのあとはちょっと自由時間
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この通りの
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このカフェで名物の「チュロス・コン・チョコラーテ」を
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たっぷりのホット・チョコレトーを意外とさっぱりしたチュロスに着けておいしくいただきます。
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この店の対面は「DESIGUAL」という名前のファッションのお店
デスイグアルとはなかなかのネーミング -
ピラール広場にもどり、暫し幼子イエスや洗礼者ヤコブたちと戯れる。
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お花を飾った十字架に架けられたイエス像を掲げて、ピラール教会に向かって祈りを捧げる人たちも
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エブロ川沿いの道路わきのこのバスでバルセロナに向かいます。
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エブロ川を眺めるmさん、向こうにはピエドラ橋
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バルセロナが近づいてきます。
モンセラットの山塊がみえてきます。
私の故郷の妙義山を思い出します。 -
AVEが通りすぎていきます。
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renfeの列車もバルセロナに向かっていました。
この後は空港に到着、イスタンブールでの乗り継ぎも含め、長いフライトののち、成田に到着。ロスト・バッゲッジとなりましたが、二日後に我が家に到着。
楽しい旅もこれにて、おしまい・・・、
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