2017/02/25 - 2017/02/25
80位(同エリア110件中)
knonさん
福岡県の豊前市にある求菩提山は、古くから修験道の霊山として修行が行われ、1870年頃の明治時代前期まで山伏信仰が行われていた。上宮までは少し歩かなくてはいけないが、散策にはちょうど良い。苔むした石段が美しいという情報を得ていたので散策してみた。まだ2月なので、あまり苔を期待してはいなかったが、充分美しかった。
写真は獅子の口。獅子と言うより鬼だな。ここから先は修験者にとっては飲食禁止だったとのこと。
- 旅行の満足度
- 4.0
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卜仙の郷の近くにある水車小屋から求菩提山を望む。あの山に登る。卜仙の郷は温泉で日帰り入浴ができるのだが、ただいま改装中で3月1日からの営業とのこと。帰りに入る予定だったが残念。梅が満開の季節を迎えた。
求菩提温泉 ト仙の郷 温泉
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求菩提資料館の手前にある無料駐車場に車を駐めた。もっと近くまで車で行けるけど、今日は周回コースを散策するつもりなので、帰りの降りてくる場所に近いこの駐車場にした。ここから歩く。
求菩提山 自然・景勝地
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20分ほど歩くと構ノ石門に着く。車ではもっと先まで行けるし、駐車場もある。
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地図には今日歩く周回コースが書かれていない。興味がある方は、インターネットにたくさん情報があるので検索して下さい。
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道から100mほど脇道に入ると首なし地蔵がある。明治になり、神仏分離令があり、廃仏毀釈運動により仏像が壊されたそうです。
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石積みが至る所でされ、苔むしています。2月なのに緑が濃く、大変美しく静かで荘厳な雰囲気があります。
鬼の手形が残る石がどれかはわかりません。 -
黒田官兵衛に縁のある玄海法印と母の墓らしいが、ドラマの中で玄海がでてきたのか覚えていない。
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座主坊園地から、いよいよ登っていく。この近くまで車で来られる。
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安浄寺付近の石垣の緑が美しい。
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石垣の上に建物はなく三十三観音石仏が祀られている。
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緑の中のまっかな椿が心に響く。
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中宮へ向かう鳥居付近は杉木立の中、静かにたたずんでいる。
ここに向かう途中に冒頭の写真の獅子の口がある。 -
聞こえるのは鳥の声と風が木々を鳴らす音。日頃の雑踏を忘れる。
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中宮。神仏の住む場所に紛れ込んだと錯覚するにふさわしい。
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参道からすこし外れたところに奥の院石室がある。ごろごろとした岩の中に石室を見つけた。
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石室の中にはなにかあるのかな
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置かれていたのは文殊菩薩との事
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さて、参道に戻り・・・
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鬼の石段へと向かう。鬼の石段はどこにでもある鶏鳴伝説。国東から中津・豊前にかけて至る所に鬼の伝説が残っている。
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赤い前掛けが目にまぶしい。なにか、ここだけ違う雰囲気がする。
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石段が延々と続く・・・
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振り返ると、さすがに疲れてきた・・・
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おお、上宮が見えてきた。
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山頂に到着。頂上からの眺望はない。お詣りをして、神社の裏側から散策路を降りていく。
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途中にある胎蔵界護摩場跡
どこが護摩場なのか、痕跡はわからない。 -
第一窟・大日窟
尊像は求菩提資料館に保存されているらしく何もない -
この付近は10m以上の断崖が続く。
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普賢の滝
水量はほとんどなかった。 -
第二窟・普賢窟
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第三窟・多聞窟
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第四窟・吉祥窟
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第五窟・阿弥陀窟
登山道の求菩提資料館への降り口を10mほど過ぎたところにありますので、ちょっとだけ足を延ばします。
それでは資料館への登山道に戻り、ふたたび駐車場へ一週です。約三時間でのんびりと回れました。
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