鉄砲水が創り出した奇跡の芸術！チャークー渓谷

2016/09/03 - 2016/09/08

イラン南東部に浮かぶペルシャ湾沖のゲシュム島。

日本人にはなじみが薄い場所ですが、実は貿易自由区としてビザなしで観光できる、旅行者にとってはありがたい島。

イスラミックなモスクなどは少ないですが、
この島は海に山に自然の宝庫なのです！！

▼詳細はこちらの旅行記もごらんください。
http://tabinomori.com/travel-blogs/middleeast/iran/iran/

エリア その他の都市(イラン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: エミレーツ航空

世界最大の塩の洞窟ナマクダンを見学して、

次に立ち寄ったのは「チャークー渓谷（Charh-kooh Gaorge)」

もともとは世界遺産に登録されたジオパークでしたが、イラン側の諸事情で、除外されたそうです…

入場料は無料

彼はドライバー兼案内役でしたが、

わたしたちと、この渓谷の管理人さんっぽいおじさん一人以外は、
観光客は一人もいませんでした…

到着したのは午前10時過ぎ、
しかしすでに気温は40度を超える暑さ。
そして何よりうっとおしいのが湿度！！

この地では、特に夏場に観光する場合は、
気温が上がり切らない午前中までに済ませるのがジョーシキのようです。

入口が見えてきました！

キノコ岩がカッパドキアみたい。

トルコっぽい。

見えてきました！

チャークー渓谷の入口です！！

鉄砲水によって削られ、長い年月をかけて生まれた自然の芸術。

自然って、偉大。

これは村民が作った井戸です。

この渓谷には4つの井戸が掘られていて、

乾季で水不足に陥りがちな際に、
この井戸に溜まった雨水を汲みに来るそうです。生活の知恵ですね。

今でも現役のようです。

これが本線の縦長の渓谷で、

こちらは横に切り裂かれた渓谷。

地殻変動の影響で、チャークー渓谷は十字に分かれているそうです。

ボコボコ穴が開いた様子が、
カッパドキアの岩窟住居をイメージさせますね。

鉄砲水でできたという点では、
アメリカのアンテロープキャニオンやTHE WAVEにも似ています。

あそこまでなめらかな曲線美ではないですが、
通じるものがありますね。

★THE WAVEの参考旅行記はこちら
https://www.compathy.net/tripnotes/20672

この地の情報があまりにも乏しいので規模が分かりませんが、
観光する範囲は徒歩30～40分ぐらいです。

岩は滑りにくい砂岩なので大丈夫ですが、
結構高さはあるので足元には要注意。

この水紋の、なめらかな感じが絶妙ですね。

自然は人間の常識を超えた造形美でわれわれを魅了します。

この雰囲気は、ヨルダンのペトラに似てますね。

同じ中東エリアだから、似てもおかしくないか。

この辺はカッパドキアっぽい。

しかし、頭おかしくなりそうなほど暑いんです、ここ。

汗が一気に噴き出します。

というか、異教徒の外国人にもスカーフを強要しないでくれ…（女性のみ）

ジオパークから除外されたのが、実に惜しい。

この地の知名度がとことん低いのが悔やまれます。

これは車内からの撮影。

カザフスタンのマンギスタウにある、ウスチュルト台地に似てます！

★カザフスタンのウスチュルト台地の参考旅行記はこちら
https://www.compathy.net/tripnotes/20128

イランは実はモスクだけじゃない、絶景の宝庫。

是非、ゲシュム島観光お勧めします。
（ちょっと、イランのイメージが最近よろしくないですが、
実際来たら、とてもいい国です）

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最後までご覧いただき誠にありがとうございました！

▼よろしければこちらの関連旅行記もごらんください。
http://tabinomori.com/travel-blogs/middleeast/iran/iran/