2016/10/23 - 2016/10/23
88位(同エリア130件中)
三峯霧美さん
浅間神社巡り3回目は、1~2回で取りこぼしてしまった神社を廻っていきます。
鳴沢村から富士山のすそ野をぐるりと御殿場まで時計回りに進みます。
今回の旅で山梨県側の富士のすそ野は回り切った・・・はずなので、静岡県に突入です。
山梨県の甲府盆地側は、春になった回りましょう。
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10:47 中央道を抜けて富士吉田市に入ります。天候はいまいち雲が多いですが、富士山は山頂まで見えています。
まずは、河口湖ICから鳴沢村へ向かいます。 -
11:02 魔王天神社
浅間神社ではありませんが、この神社に古太郎防と呼ばれる小さな祠があり、スバルライン五合目にある小御嶽神社は、この祠の神を遷座して小御岳権現と称したそうです。
道路からいきなり、見上げるような長い石段。魔王天神社 寺・神社・教会
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数台分の駐車場の脇には平成に入って竣工した神楽殿。例大祭では保存会による太々神楽が12座にわたり舞われるそうです。
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長い石段を登るのは地元のご夫婦、健康のために散歩をしているそうです。
説明書きによると、以前別の場所にあったものを1528年にこの場所に遷座したとのことです。
元は神仏習合の時代に第六天魔王を祀る神社だったのでしょう、明治の神仏分離で多くの神社が第六天神社と名前を変えますが、この神社は魔王を名乗り続けた珍しい神社。 -
拝殿です。魔王の山をご神体とするので、本殿は無く、明治以降の祭神は経津主命とされています、
剣の神様なのだそうで、風を切り分けることができると考え、作物を風害から守る神とされ、戦争中は武運長久の神様として信仰を集めたそうです。 -
春のお祭では 通玄寺の大般若会と一緒に行われます。魔王は仏教の神様なのです。
なんでも、ここはものすごいパワースポットだそうですが、そっちの系統は鈍感なので、清々しさしか感じません。
先に登っていた老夫婦としばし歓談。
奥様は「娘の頃はお弁当をもってここから三湖台・五湖台へ登って行った」んだそうです。 -
風の神のほか、疱瘡神と小御岳本宮が祀られてるということですが、小さな祠は左右にあり、小御岳本宮は、どっちだ?
こちらは本殿の右側の祠 -
こちらは本殿左側の小径を回り込んだ祠 どちらだかわからない。
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ご夫婦は散歩コースがあるらしく神社の左手の道を歩いて行きました。
石段の上から見下ろすと、でかい鳥居が小さく見える。 -
急に思い立って、近くの鳴沢氷穴に行ってみたのですが、ゲートが閉まっていた。
冬季閉鎖前なんだけどな。
河口湖方面に戻る途中、生でも食べられるトウモロコシの看板に吸い寄せられてロードサイドの土産物屋に寄りました。 -
生食できるトウモロコシの試食がありました。確かに甘みがあります。もちろん茹でて食べることもできますが、7本で千円・・・つれが「お買い得品」を買ってました。
このほか近隣で採れたキノコやマツタケ!!果物の販売もありました。 -
この日は鳴沢村の「富士・鳴沢紅葉ロードレース」が行われて、ところどころランナーが走るのを待って走行しました。
別荘地を抜けて河口湖フィールドセンターへ向かいます。 -
11:50 河口湖フィールドセンター
船津胎内樹形があり、そこに無戸室浅間神社があります。河口湖フィールドセンター 公園・植物園
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こちらが受付。胎内樹形の拝観料は200円。
フィールドセンターは デイキャンプやクラフト体験、ガイドウォークが楽しめますが、どちらかというと団体向けのメニューなので、子供会のイベントには重宝しそう。
受付で胎内樹形の内部の説明を聞きます。かなり狭いということがわかりました。
ロビーには胎内樹形の資料があり、なかなか見ごたえがあります。
胎内樹形の入り口は神社の拝殿にあります。 -
無戸室浅間神社 うつむろせんげんじんじゃ
祭神 木花開耶姫命
無戸室とは木花開耶姫の産屋のことだそうです。
胎内樹形は1673年に富士行者によって発見され、内部に浅間大神を祀ったのが創始とされます。船津胎内樹型 自然・景勝地
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拝殿の奥に穴がぽっかり開いてます。ここから入ります。
いきなり、かがんだ状態からスタート。入ってすぐは天井が低いので気を付けてくださいと言われたところ。
富士講中は潔斎して洞内をくぐり「生まれ変わって」富士山に登りました。 -
937年の富士の噴火の溶岩が太い木を囲んだまま固まって、木が焼失してできた空間が洞窟状になっているのです。溶岩が固まるときに肋骨のような筋があって、体の中みたいに見えます。
洞窟は木の直径の太さしかないのですが、ここは横倒しになった木が複数重なっているので、貴重な溶岩樹形なんだそうです。
う~ん閉所が苦手な方は無理でしょう。 -
中は複雑に絡み合って、この「母乃胎内」がメインイベント。狭い産道をくぐり、お母さんの胎内に戻るのです。
で、ここ、狭いです。洞窟の下は湿っているので四つん這いにはなれないし、しゃがみこんだ状態ですり足で前進しました。
受付で聞いた説明では、一人しか通れないので、もし中に人がいたら、その人が出てくるまで入らないでくださいって言われました。
中に人がいるのが判るのかな?確かにすれ違いなんてできませんが。 -
入ってすぐに後悔しました。
腰、膝、足首を痛めてる人はさらに症状を悪くしそう。身長が高くて体が硬い人、体重が80㎏以上の人は厳しいです。
膝を痛めないように、無理な力をかけず、ゆっくりと進みました。長さ20mだそうですが・・・やばいやばいと念仏のようにつぶやきつつ進みます。
突当りは急に天井が高くなっていて、木花咲耶姫命の石像がありました。 -
やっとの思いで、母乃胎内から戻り、生まれ変わって、先に進みます。
洞内は電気がついているので、足元はよく見えます。 -
12m進むと父乃胎内 ここは腰を折った状態で進めます。
胎内樹形は吉田口登山道の近くにも発見されましたが、そちらは現在非公開となっています。 -
父乃胎内には邇邇芸命の石像があります。
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父乃胎内には細くて先が見えない洞窟が続いています。立ち入り禁止です。
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こちらが出口。生まれ変わったような気がするかも?
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御朱印は受付で、書置きに日付を入れていただけます。
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12:33 大塚丘 おおつかやま
景行天皇の御代(110年)に日本武尊の東征のおり、足柄から酒折宮へ向かう途中、この丘に立ち、富士山を遥拝して「富士は北の方より拝せよ」と詔を発したといわれ、北口本宮冨士浅間神社の起源となった場所です。大塚丘 自然・景勝地
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なんでも、以前は「草山」と呼ばれて、木が生い茂っていなかったということで、富士山がよく見えたのでしょう。
鳥居を入ると空気感が違うので、パワーを感じやすいところだとか? -
うわっ!ぜんぜんわかんない!
社殿を建てて浅間大神と日本武尊を合祀しましたが、781年の大きな噴火の後、現在の北口本宮浅間神社の場所に浅間大神を遍座したので、今は日本武尊が祀られています。 -
12:45 お腹が空いたので、近くの吉田うどんのお店に入りました。
「てっちゃん」という黄色い看板が目印。
建物は、元洋食屋さんかレストランか喫茶店風。中に入るとテーブルの他に座敷があるという面白い造り。 -
肉金うどん 550円 富士山雪解け水の伏流水でうどんを練っているので、モチモチで、馬肉を使わず牛肉なので臭みを抑え、つゆは天然だしのみ使用。
たしかに、他店の吉田うどんより、ちょっと柔らかめ、もっちりしてる雰囲気。
お肉も、きんぴらも、おつゆも美味しい。 -
つれは、豪快に肉天うどん 550円 天ぷらが大きいね。
それより、てっちゃん!うどんがぬるいよ。これ、真冬に出されたら怒るよ。
もっとアツアツのうどんが食べたいよぉぉぉ!
以上! -
山中湖に向かう途中、前回無人で御朱印を頂けなかった大明見小室浅間神社に行ってみましたが、誰もいない。残念。
これで、富士吉田市の浅間神社めぐりは終了なので、もう来る機会がないかもしれないなぁ。
次は山中湖畔の浅間神社です。
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