2017/02/18 - 2017/02/19
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miharashiさん
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2017年二度目の海外旅行は、以前から見たいと思っていた中国・雲南省・羅平の菜の花の開花時期に合わせ、マイル消化を兼ねて旅行を計画。雲南省に行くなら、ついでに玉龍雪山にも行きたいと思い、旅の最初は麗江から入りました。今回も天気予報を何度もチェックして、日程を決めたので、快晴に恵まれ、絶景の旅となりました。第一部は、最初に麗江に入り、その翌日に玉龍雪山を訪れた時の旅行記です。(表紙写真は、展望台近くから見る玉龍雪山)
旅行の旅程(予定を含む)は以下の通り。
2月18日 羽田ー(ANA)ー北京ー(CA)ー麗江(泊)
2月19日 玉龍雪山1日ツアー (麗江泊)
2月20日 麗江市内見学 (麗江泊)
2月21日 麗江ー(LCC)ー昆明ー(バス)-羅平(泊)
2月22日 タクシーチャーターで菜の花鑑賞 (羅平拍)
2月23日 羅平滞在 (羅平泊)
2月24日 羅平ー(バス)-石林 (石林泊)
2月25日 石林風景区見学 (石林泊)
2月26日 石林ー(列車)-昆明 (昆明泊)
2月27日 昆明ー(CA)ー上海 (上海泊)
2月28日 上海ー(ANA)ー成田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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玉龍雪山風景名勝区は、標高2400mの麗江の北15キロのところにある景勝地で、雄大な自然が堪能できる。当初は、麗江に3日間滞在し、玉龍雪山は2日間かけてゆっくり見て周ろうと計画していたが、天気予報で羅平の天気が23日から崩れることを知り、急きょ麗江滞在を2日間に変更。初日に、宿で紹介された玉龍雪山一日ツアーに参加することにした。幸い快晴の天気に恵まれ、絶景を楽しむことができた。日曜日とあってかなり混んでいたこともあり、個人で玉龍雪山を観光するのは難しいと痛感したツアーだった。(写真は、白水河からの玉龍雪山)
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2月18日、北京空港の混雑のため、羽田を30分遅れの9時55分に出発。到着は12時30分すぎ。北京の市街地の方角はスモッグで霞んでいた。入国に混んでいて進みが遅く30分以上かかり、バゲージクレームのCターミナルまで電車で移動。荷物は比較的すぐに出てきた。
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Cターミナルのラウンジに行ったら、搭乗ゲートはDにあるのでそちらに行くように言われた。Dターミナルへ移動するためのバス移動を15分も待つことに。出たばっかりだったのかもしれないが、私達の前に待っている人達がいたので、バスの間隔が長いのかも。バスが着いてからも、乗りこむまで5分以上も立って待たされた。時間のない人は要注意だ。
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ようやくDターミナルのプライオリティパスの使えるラウンジへ到着。ここまで2時間以上かかったことになる。4時出発まであと1時間弱しかなかった。中国らしくカップ麺や中国茶が置いてあった。30分ほど休んで、ゲートへ。ところがここでも搭乗が1時間も遅れた。北京空港をトランジットする人は遅れることを想定したほうがいいかもしれない。
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麗江へは3時間半の飛行。出発が1時間遅れたけれど、実際の到着は30分の遅れの8時半だった。空港へは宿に出迎えを頼んでいたので、30分くらいのドライブで苦労なく宿に着くことができた。宿は古城街の中にあるので、宿から迎えが来ていて、荷物を運んでくださった。ここは英語の話せる人がいて、助かった。
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レセプションでお茶をいただきながら、明日の打ち合わせをし、同宿の日本人女性Oさんと一緒に玉龍雪山のツアーに参加することに決めた。料金は一人540元(約1万円)。当初は、個人で7番のバスで行くことを考えていたが、宿の人達は7番のバスの存在すらも知らない様子だった。長い打ち合わせのあと部屋へ。シャワーが新しく快適だった。
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2月19日、天気予報では今日一日快晴とのこと。ピックアップの場所まで5分ほど歩く。街並みが素敵だった。昨日は夜に着いたので何も見えなかった。
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同上。
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振り返ると玉龍雪山がくっきりと見えた。感激。
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けっこう近くに見える。
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ツアーのバスは大型バスで、ほぼ満員だった。途中豪邸街が続いていた。人が住んでいる形跡がなかったので、バブルがはじけたのかも。
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今日のツアーのガイドのシャウウーさん。彼女は英語が話せ、元気のあるいい人だった。
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バスはまずここに停車。
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皆について行くと、ここで防寒着と水と酸素缶が配られた。かなり着古されたダウンコートだった。私はダウンを持ってきていたので、主人だけ防寒着をレンタル。ガイドさんによるとなくすと500元も取られるそうだ。
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バスの左手に玉龍雪山がきれいに見え出した。私達は、左側の席に座っていたので、ここからずっと玉龍雪山を撮影し続けることができた。
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意外に山に雪がないのにはびっくり。
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ハンググライダーではなくプロペラで上昇する用意をしている人達がいた。
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玉龍雪山は13の峰からなり主峰扇子とうの標高は5596m。
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チェックポイントに到着。桃?(桜)がもう咲いていた。
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建物の中ではなく、車の中で書類をチェックしていた。ガイドさんがまとめてチェックしてもらっていた。他の人のブログでは、ここで麗江古城街維持費のレシートを持っていない人は80元払わされたとあったが、行く前から必要ないを言われ、ノーチェックだった。もっとも、この日ツアーが終わった後、宿に戻る途中で支払うことにはなった。
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バスはさらに玉龍雪山に向かって山道を登っていった。見る角度が違うので、玉龍雪山の形が違ってきた。
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大きな断層もあった。
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左手に山を眺めながら広大な森林地帯を走る。
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同上。
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何かの記念碑があったが、バスは止まらずさらに先へ。
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やがてきれいな色の湖が右手に見えてきた。私達の席は左側だったので、撮影は難しかった。どうやら先に白水河(はくすいが)に着いたらしい。昨日のツアーの説明では、先に山に登るとの説明だったので、ちょっと戸惑った。
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やがてバスは湖を見下ろす展望台前に停車。ここで1時間の自由時間。1時間後に展望台にもどるように言われた。トイレは階段下にあり、ここでトイレを済ませて散策開始(写真は、トイレの前の道からの玉龍雪山)。
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展望台から下を見下ろすときれいな湖がいくつか見えた。
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きれいな色だ。九寨溝に似ている。
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階段を下りたところの湖から玉龍雪山を見る。
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上記の湖の上に移動。滝(ただし人工)の前では例によって中国女性が民族衣装をレンタルして撮影していた。中国の女性はポーズをきめて撮影してもらうのが、お好きのようだ。
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パノラマにして(画像をクリックしてください)。
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人工の滝の上にあった湖。風がなかったので、さかさ玉龍雪山がきれいに湖面に映っていた。
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横長にして。
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湖面に映る玉龍雪山。
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集合時間も近くなってきたので、下の湖に戻り、さらに下の湖を見学。
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上高地のよう立ち木も見られた。
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拡大して。
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澄んだ水。
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上記の湖のパノラマ(画像をクリックしてください)。
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上記の下の湖。人工の堰が作ってあった。
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再びパノラマで(画像をクリックしてください)。
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さらに下の湖(藍月湖)。
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ここでも逆さ玉龍雪山が見えた。
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ここからの眺めが一番素晴らしかった。
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早い春をつげる雪柳。さらに下にも湖があったが、そろそろ集合時間なので展望台にもどった。
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風景区の中はこのカートで移動する。
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1時間の自由時間後、展望台横のレストランの2階で昼食タイム。辛くない鍋をみんなで囲む。鳥をぶった切ったものが入っていた。骨の部分が多く、食べるところがすくなかった。とりの胆も入っていた。最初味が薄く、野菜を入れてからは、最後はいいだしが出ていた。私は用心して野菜ばかり食べていた。手前の長細いものがいも。
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食後一緒に食べた中国人に付いて行って、風景区の観光用のグリーンのバスに乗り甘海子へ向かった。
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甘海子のビジターセンターに到着。ふつうツアーはここに先に着くことになっていると聞く。おもしろいことに使われなくなったキャビンがカフェになっていた。
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チケットチェック。私達はチケットを持っていないので入れず、まわりにガイドさんも見当たらずにうろうろすることに。前日にガイドさんの携帯番号を教えてもらっていたので、携帯でガイドさんに連絡。ようやくみんなと合流することができた。
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レンタルカウンター。ジャケットは2種類あって、50元と40元。なくすとそれぞれ1000元と500元取られる。酸素缶は60元。
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3重にもなった列。この先で身分証のチェック。私達3人の日本人はガイドさんの指示で別わくで通過。中国の人達は身分証を機械でチェックされていた。
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さらに待合室でしばらく待機。
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再びグリーンのバスでテレキャビンの駅へ。
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テレキャビン乗り場の前にも長蛇の列。ここの標高が3356m。シーズンオフのせいか15分くらい待ってキャビンに乗れた。
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6人乗りかと思ったが、7人目が乗りこんできたので、8人乗れることを知った。3356mから4506mの山頂駅まで標高差1150mをいっきに上がることになる。途中で止まったら、恐ろしい。
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テレキャビンの中からの素晴らしい眺め。
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すれ違ったキャビン。
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氷河が見えてきた。北半球で最も南に位置する氷河だそうだ。
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迫力の氷河だ。温暖化でかなり後退しているのだろう。
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遠くに先ほど訪れた湖が見えた。
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間もなく終点の駅(4506m)。
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テレキャビンを降りて外に出ると、玉龍雪山の主峰が目の前に広がっていた。
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上の写真の右側。蛇が山を登っていくがごとく、人並みが動いている。それにしてもすごい人の列だ。これからあの列の中に入って登らなければならない。
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上の二つの写真のパノラマ合成(画像をクリックしてください)。
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いよいよ桟道に入り登山開始。私はきのうからダイアモックスを飲んできているので、この時点ではなんともなかった。それでも酸素缶を準備。いつでも吸える状態にした。
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桟道の左側を見る。
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桟道の右側には氷河。
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ときどき酸素缶を吸いながら桟道を登っていく。目の前に桟道を登る人の列が延々と続いている。
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登ってきた桟道を振り返って。
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そのやや右側。白い建物がテレキャビン駅。
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さらに右側。
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パノラマで。
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再び上を見る。先はまだまだ長そう。
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4571mに到達。
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桟道脇の雪渓。
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徐々に足がいうことを聞かなくなってきた。休み休みゆっくり上る。
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正面に岩肌。この山は石灰岩と玄武岩でできているという。やや白っぽい。
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大分上まできたが、先はまだまだ。
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かなりきつくなってきたので、ここで一休み。そろそろ打ち止めか?
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あともう少し頑張ることに。
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最後の?登り。このあたりでは酸素缶を吸いながら一歩一歩階段を登った。酸素缶は意外に長持ちし、途中で使い切ることはなかった。
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ついに4585mまで到達。終点まであと100mほど残っていたが、時間も限られているので、私達は無理をしないでここまでとした。
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主人を撮影。それにしても借りた赤いダウンは似合わない。
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下りはじめ。
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帰りは登りのつらさがうそみたいに楽だった。
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駅横のテラスまで下りて、桟道を登るひとを撮影。
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右側の氷河を入れて。
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テラスすぐ横には迫力の氷河。
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氷河のそばにたたずむ女性。こんなに近い。
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再び桟道の左側。
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テラスからのパノラマ。
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テレキャビンの駅前の広場は記念撮影で人だかり。
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午後になって急に風が強くなってきた。テレキャビンが一時止まっていた。3時に下の駅で集合なので、すくなくても2時50分までにはキャビンに乗っていなければならないよとガイドさんに言われていたので、2時過ぎに下りることにした。
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昔使われていたような階段の残がい。
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下りる時も長蛇の列。15分位並んで無事に下山できた。私達は早い方で、3時過ぎても20人が上に取り残されていた。風が吹くたびにキャビンがストップし、下りてこれないのだ。最終的には1時間半遅れで全員集合し、帰路についた。待ち時間にOさんと旅行談義をしていたので、待ち時間も苦にならなかった。
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今日は日曜ということで、ふだんよりも混んでいたようだが、中国語がわからないとわけがわからないので、英語のわかるガイドさんのツアーに参加するほうがいいと痛感した。いいガイドさんに出会えたので、ラッキーだった。バスは各ホテルにツアー客を送って、私達は最後だった。宿には5時半ごろにもどることができた。最高地点の4680mまで到達できなかったのが、残念だったが、天気に恵まれ、素晴らしい景色を堪能できてよかった。(その2につづく)
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