「寒い季節は温泉旅ですねぇ～」（嬉野温泉編）

2017/02/17 - 2017/02/18

私たち夫婦と両親の４人で温泉旅行に行ってきました～行き先は近場の「川棚大崎温泉(長崎)＆嬉野温泉(佐賀)」への２泊３日コースです。
概略のスケジュールは、
　 １日目･････「川棚大崎温泉編」としてアップ済みです。
☆２日目･････川棚大崎温泉を出発→佐賀県有田町を観光→嬉野温泉泊。
☆３日目･････嬉野温泉を出発→長崎県島原市で両親降車→福岡に帰着。

今回は、「有田焼き」で有名な佐賀県有田町を観光してから、嬉野温泉に行ってきました。
つたない旅行記ですが、ご覧いただければ幸いです。

※画像は嬉野温泉ではありませんが、近くにあるテーマパークです。

エリア 嬉野温泉(佐賀)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

前泊した長崎県川棚町から移動して、佐賀県有田町まで来ました～
本日最初の観光スポット前にある無料駐車場に到着しました。
マイカーで来る観光客にはありがたいスペースです。

「ようおいでんさった（ようこそ）」
有田の地元言葉で歓迎していただきました～

駐車場から「泉山弁財天神社」の境内に向かって20ｍほど歩くと、「大公孫樹」というイチョウの巨木が出迎えてくれました。

「大公孫樹」の説明パネルです。
推定樹齢は約1000年、高さ40ｍ、根回り12ｍ、枝張り東西31ｍのイチョウの大樹は、日本でも有数の巨木だそうです。

1926年(大正15年)に国の天然記念物に指定。
11月中旬～下旬には全体が黄葉して、とても美しい姿を見せてくれるそうです。
私たちは二月に訪れたので、残念ながらな黄葉は鑑賞できませんでしたが、その存在感に家族全員が元気をいただきました(^^)v

高層の建物が少ない有田町では、少し離れた場所からでも「大公孫樹」を視認することができます。

「大公孫樹」から車で15分ほど走って、陶磁器のテーマパーク「有田ポーセリンパーク のんのこの郷」に到着。
「有田焼ギャラリー」や世界の陶磁器の名品を展示した「ヒストリー館」などがあり、陶磁器ファンにはたまらないテーマパークだと思います。

広い敷地内には、ヨーロッパ風の洋館がズラリと並んでいて、有田焼メーカーのギャラリー、地元の酒造メーカーのお土産ショップで買い物したり、レストランで食事を楽しむことができます。

ドイツのドレスデンにあるという「ツヴィンガー宮殿」を再現した有田焼のギャラリーです。
400年も続く有田焼の歴史の中でも重要な作品群を鑑賞できます。

画像に写っている皆さんは、ほとんどが韓国や中国からの団体旅行客で、話し声が大きくて怒っているのかと心配になりました(苦笑)

「有田ポーセリンパーク のんのこの郷」から30分ほどで、嬉野市内まで来ました。
まずは、嬉野温泉街の中心部にある「豊玉姫神社」に立ち寄りました。

昔から海の神、水の神として祀られている「豊玉姫さま」は、某ケータイ会社のＣＭでもお馴染みの「竜宮城の乙姫さま」のことです。
肌がとても白くて美しかったことから「美肌の神さま」として崇敬されているそうです。

境内で見かけた絵馬にも真っ白な姿の「なまず様」が描かれていました。
この神社にお参りして、嬉野温泉にも入ったら、みなさん「美肌」になれそうですね～

境内には豊玉姫さまの使いと伝わる「なまず様」も祀られています。
お参りするとお肌がきれいになるということで、真っ白な姿の「なまず様」に母と家内も熱心にお参りしていました(^^)。

嬉野温泉のホテルや旅館の中でも高評価の「ホテル桜」に到着。
一年前に初めて宿泊した際、両親がとても喜んでくれたので、今回も選びました。

チェックインも問題なく終わり、客室へ案内される途中で、10階丸ごと吹き抜けのロビーアトリウムに立ち寄りました。

10階吹き抜けのロビーアトリウムには、高さ30メートルから流れ落ちる滝のスクリーンがあり、桜・紫陽花・紅葉・椿など日本の四季の花々が次々に浮かびあがって見えます。
対面するシースルーエレベーターからの眺めも素晴らしいです。

エレベーター内の天井にも「桜の花びら」がデザインされています。
浴衣姿のわたしも写りこんでしまいました～

エレベーターを降りたホールには、立派な植木鉢が飾られていました。

「蓮の花に鶴が舞う」という絵柄の、縁起の良い大きな植木でした。

浴衣に着替えて、最上階の10階にある大浴場に父親と向かいました。
本日の入浴客の一番乗りでした。
ゆったりとした脱衣室からは嬉野温泉の町並みが見渡せます。

嬉野温泉街を一望できる展望風呂や露天風呂、サウナなどを楽しみました。

今回も和室１０畳を利用しました。
客室の広さや調度品も充実してますし、国道などの大通りに面していない分、窓から見える嬉野温泉街の眺めも情緒を感じさせてくれます。

広縁には、小さいながらも「石庭」があって、和風旅館のような風情が感じられました。

床の間には、立派な掛け軸が飾られていました。
立春を迎えた２月らしい、季節感のある素敵な「おもてなし」でした。

１階ロビーにあるハート形のモニュメントの前で、私達家族も記念撮影をしました。
バレンタインデーのモニュメントではなく、常設されているそうです。

お風呂上りの夕食は、浴衣姿でホテル１階の食事処「花月」で会席料理をいただきました。
１階ロビーに面しているのでお店がわかりやすく、上品な雰囲気のある外観からも食欲を誘われます。

テーブル席には、すでに会席料理が配膳されていました。

佐賀県名産の「佐賀和牛」や「近海産の魚介」をメインにしたコースです。
前回もお世話になったスタッフのみなさんが用意してくださる会席料理と、配膳時の会話に楽しい食事となりました。

温かい茶碗蒸しと鶏肉料理が出てきました。
ソムリエの方に選んでもらったスパークリングワインと一緒に美味しくいただきました。

デザートは「抹茶プリン」です。
さすが、お茶処らしい抹茶の味わいは、〆の一品にふさわしいと感じました。

朝風呂をゆっくりと堪能した後、ホテル２階にある朝食会場(パーティー会場？)で和・洋バイキングの朝食をいただきました。
結婚式や各種パーティー会場に使用されるような広いスペースには、４人座りのテーブル席が多かったので、団体客は別会場に分かれていたのでしょう。
嬉野温泉名物の「茶粥(がゆ)と温泉湯豆腐」は絶品でした(^^)v

ホテル桜を10時にチェックアウトして、有明海沿いを車で走ること約40分、「道の駅・太良」にて休憩しました。
平成19年（2007年）4月に開駅した施設は、駐車場も広くてきれいに整備されていて、まだまだ新しい感じでした。

特産品の販売スペース「たらふく館」では、地元の御山「多良岳」からの清水で育てられた新鮮野菜、みかん等の農産物や、有明海で水揚げされた魚介類が良心的な価格で販売されています。
わが家の夕食用に名物「牡蠣の炊き込みごはん」や惣菜類を買って帰りました･･･美味でした！

「道の駅・太良」から車で約1.5時間走って、実家(長崎県島原市)に無事に到着。
雲仙・普賢岳も快晴の中、綺麗に見えました。

８０代の両親との温泉旅行でしたので、観光スポットをたくさん見て回ることはできませんでしたが、嬉野温泉はお肌との相性が良いことを再認識しました。
やっぱり、冬の温泉は良いですねぇ～

つたない旅行記に、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
～感謝いたします～

この旅行記へのコメント （2）

• 旅　愛子さん 2017/03/10 20:49:05

  嬉しの温泉♨️

  こんばんは～ダメちゃんさん(*^_^*)
  
  嬉野温泉に行かれたんですね～
  私も数年前に、伊万里へ行った時に、嬉野温泉泊まりました(*ﾟ▽ﾟ*)
  とろんとろんのお湯にびっくりしたものです。
  このお湯でいただく湯豆腐がとても美味しかったのを、今も覚えていますよ。
  
  親御さまもゆっくりお湯のあんばいを楽しまれたことかと思います。
  有田焼の風鈴もかわいくて、良かったです！
  
  旅 愛子より
  

  ダメちゃんさん からの返信 2017/03/13 09:04:49

  RE: 温泉は良いですね〜

  旅 愛子さまへ
  
  こんにちわ〜
  週末に不在していましたので、返信が遅くなって申し訳ありませんでした。
  今回も、嬉しいメッセージをありがとうございました。
  
  「嬉野温泉」は、実家(長崎県島原市)からも比較的近い場所なので、ここ数年は毎年のように伺っています(^^)。
  旅 愛子さんも数年前に宿泊されたのですね。
  あのお湯に触れてみると、「美人の湯とか美肌の湯」と呼ばれる理由がわかりますよね〜
  「温泉湯豆腐」は私も大好物ですよ！
  
  両親も嬉野温泉がお気に入りのようです。
  足腰も弱くなっているので、できるだけ歩く距離を短くしているつもりですが、あまり歩かせないのもどうかと考えたりしています。
  
  お褒めいただいた「有田焼の風鈴」は今年の夏に活躍してくれると思います･･･音色も良いのですよ。
  こういう可愛い小物類や軽量の食器などを製作するなど、「有田焼」も最近は変化しているような気がします。
  立派な焼き物は身分不相応なので、かわいらしい焼き物を探していきたいと思います。
  
  春の足音も聞こえてきそうな季節になってきて、旅 愛子さんも旅行の計画をなされているのではないでしょうか？
  これからも、旅行記＆クチコミ情報を拝見できることを楽しみにしています。
  
  
  〜陶磁器への興味が少し出てきた、ダメより〜