2017/01/03 - 2017/01/05
5217位(同エリア14846件中)
norijiroさん
- norijiroさんTOP
- 旅行記115冊
- クチコミ2件
- Q&A回答0件
- 153,271アクセス
- フォロワー14人
旅の後半は、5年ぶり2回目のシンガポール。有名どころは前回ほとんど網羅したので、今回はそれ以外の穴場および新しいスポットを中心に巡ってみた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
約1時間半のフライトを経て、シンガポールへと到着した。初めて乗ったLCCは思いのほか快適だった。これで、座席指定などのオプションもつけて1人6000円なのだから、ほとんどバス感覚である。
今回はロスト・バゲージもなく、無事にすべての荷物を回収できた。幸先のよいスタートだ。 -
宿泊先は、シンガポールのショッピングの中心地・オーチャードに近いホリデイ・イン。設備は一般的なシティホテルだが、立地がよく、どこへ出かけるにも便利だった。
ホリデイ イン シンガポール オーチャード シティ センター ホテル
-
前夜は遅かったので午前中はゆっくりと寝て、昼前に始動した。
昼食はホテル最寄り・サマセット駅直結のフードコート「フード・リパブリック」で。最多価格帯は500~600円程度で、シンガポールにしては安く、そして種類も多い。周辺のサラリーマン風の方々でごった返していた。フード リパブリック (313@サマセット店) 地元の料理
-
食後はオーチャード駅方面へと繰り出す。大都会だ。
オーチャード ロード 散歩・街歩き
-
緯度にして4度南下したためか、ペナンより一段と暑い気がする。アイスの屋台が大繁盛していたが、2つ折りにした食パンでアイスを挟むのがシンガポール流。特に屋外では通常のコーンだとすぐにアイスが溶けてしまうため、断熱材代わりに食パンを使うらしい。
-
ぶらぶらと歩きながら、たどり着いたのが「ラッキー・プラザ」。旅行サイトでは、エスニック色の強い生活密着型のショッピングセンター、などと紹介されている。
ラッキープラザ ショッピングセンター
-
なぜかこのビル内だけ周囲の高級デパートとは別世界。銀座通りにアメ横センタービルを持ってきた感じだ。100円ショップのような激安ディスカウントショップ、雑貨屋、安食堂などが軒を連ねている。
-
ラッキー・プラザでお土産品などを見た後は、地下鉄で海のほうへ。
駅などにはこのような注意書きがあちこちにあったが、「Q」とは一体何だろうか。何か特別な行為を求められているのだろうか。シンガポールは罰金パラダイスだから、Qしなかったから罰金、といわれても困る。気になって調べると、本来は「queue」で、列もしくは列を作る、といった意味のイギリス英語らしい。読み方がQ一文字と同じ(そうはとても読めない)なので、省略しているようだ。シンガポール独自の省略法という説もあった。
地下鉄の切符は6回使い捨ての紙製カードで、すべて使い切ると10セント(8円!)割引される。乗車のたびごとに目的駅までの料金をチャージしなければならず、しかも複数人の場合は1枚ずつチャージしなければならないので、長大な時間がかかる(現地在住者はsuica風カードをもっているが、これはデポジットの返金がなく、短期の旅行者には向かないとのこと)。観光スポット最寄り駅の券売機の前には、たいてい旅行者による長蛇の列ができているので、辛抱強くQしないといけない(どこの駅も券売機が少なく、あまりの人だかりに面倒になってタクシーに切り替えたこと多数)。オーチャード駅 駅
-
地下鉄を乗り継ぎ、新しくできた植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」へとやってきた。
ガーデンズ バイ ザ ベイ テーマパーク・動物園・水族館・植物園
-
この最新鋭の植物園の見どころは、2つの巨大ドームである。植物園側もそのことはよく承知しているようで、植物園の敷地に入るのは無料だが、ドームに入ろうとするとお金がかかる。「ドーム内は涼しい」という点は赤道直下で非常にありがたく、「暑くて外に出る気がしない。炎天下で植物を見て回るなんてもってのほか」という問題点は一挙に解決だ。
まずは「クラウド・フォレスト」のほうへ入ると、巨大な滝がお出迎え。 -
エレベーターで一気に上まであがり、空中の通路を進んでいく。霧で雲を表現しているらしい。上のほうは特に涼しく、霧がかかるなかに高山植物が生い茂る。
-
見上げるとこんな感じ。
-
下のほうは熱帯雨林になっている。高山植物からジャングルまで、一つのドーム内で楽しめた。
-
もう一つのドーム「フラワー・ドーム」へ。
-
ハイテクが集結した感じのクラウド・フォレストに比べ、こちらは花や木が漫然と植えられているだけで、どうもコンセプトがよく分からない。
-
退屈だ。
-
退屈だ。
-
2つ目のドームは早々に辞去し、謎のオブジェ「スーパーツリー」へ向かった。名前は仰々しいが、要は展望ゾーンである。夜は光るらしい。
-
さっそく地上22メートルの散策路「OCBCスカイウェイ」にのぼった。ちなみに、OCBCというのは地元銀行グループの略称のようで、いわゆるネーミング・ライツなのだろう。本施設とは特に関連はないと思われる。
-
どこから見ても、このホテルのインパクトはすさまじいものがある。すっかりシンガポールの顔だ。
スカイウェイは高さが結構あって怖いが、シンガポールのベイエリアが一望できて気分がよかった。 -
夕食はクラーク・キーの「ジャンボ・シーフード」へ。前回に引き続いての来店。最初は本店に行ったが、予約なしだと1時間待ちとかで、すぐ近くの支店に回された。
ジャンボ シーフード (リバーウォーク店) シーフード
-
この店のみならず、シンガポール名物にもなっているチリクラブは外せない。エビチリのソースに蟹風味を加えたような感じで、甘辛の濃厚な味があっさりした蟹の身によく合う。蟹の殻を外す際には手で持つしかないので、食後は手とテーブル上がオレンジまみれになってしまうが。
トイレの前には、そんな客たちの窮状を救うため、小学校の体育館前にあるような巨大な手洗い場が設けてある。 -
久々のチリクラブに大満足し、クラーク・キーの夜景をみながら帰路についた。
-
翌朝。ホテルは朝食込みの料金になっているが、せっかくなので外に出る。ホテルからほど近いカヤトーストの名店「キリニーコピティアム」へ。
洋風の店名から、ちょっとおしゃれなカフェ風の店と思うことなかれ。キリニー通りにある喫茶店、というだけで深い意味はない。店内の雰囲気は、典型的な下町の中華屋台である。特に朝は小さな店に客がごった返しているので、行列覚悟、相席当然で、客も店員もピリピリしている。壁に掲げられた張り紙「人手不足 招呼不足 微笑不足 請多包涵 感謝多多」(人手不足だからサービスは今ひとつで愛想もないけど、大目に見てね)から察すべし。キリニーコピティアム (キリニーロード本店) カフェ
-
名物のカヤトースト。カリッと焼かれた薄めの食パンに、ココナツと卵などが主原料のカヤジャムが塗られ、薄く切ったバターのかたまりがはさんである。ココナツ独特の風味は控えめで、それよりも甘さが際立つ味だった。ここに溶けたバターが濃厚にからみ、なかなかの絶品である。いちごジャムトーストにバターをたっぷりとのせた感じに似ている。朝食には申し分ないが、カロリー量には重大な懸念も?
-
朝食後はシンガポール植物園へ。
シンガポール植物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
-
本植物園は、いまのところシンガポール唯一の世界遺産となっている。
-
熱帯雨林が生い茂り、ジャングルのなかを進んでいくような感じ。ただ、前日のガーデンズ・バイ・ザ・ベイのような気の利いた避暑施設はないので、散策は楽ではない。
-
植物園のなかでも、特に有名なのが「ラン園」。一口にランといっても色や形はさまざまで、好きな人にはおもしろいかもしれない。
ナショナル オーキッド ガーデン 国立公園
-
とはいえ、一家のうち花に興味があるのは妻だけである。残る男子組は、暑さにだれーっとしながら盲従するのみであった。
-
が、そんな腑抜けた気持ちも一気に引き締まるのが、園の中心に設けられた「VIPガーデン」である。世界の超VIPにちなんだランが受けられている。
畏くも天皇陛下や皇后陛下のほか、各国大統領・首相のものが並んでいた。 -
植物園の散策は、当然のことながら子どもたちには不評だ。園の端には「チルドレンガーデン」があり、遊び場などがあるという。これを出しにして園内を歩かせていたのだが…。残念ながら大半は工事中で、すべり台や申し訳程度の吊り橋などがあるだけだった。
-
退屈して下がりきった子どもたちのモチベーションを上げるには、おいしいものを食べさせるしかない。そこで、「オーチャードのアメ横」ことラッキー・プラザを再訪し、評判のチキンライス専門店「ラッキー・チキンライス」へ。
ラッキーチキンライス 地元の料理
-
ここのチキンライスは申し分なかった。醤油ベースのソースがかかったチキンは軟らかで食べやすく、ライスには鶏のうま味がたっぷりと染みこんでいる。しかも1人前400円と安く、注文すると瞬時で提供された。「うまい、安い、早い」の最高峰とたたえたい。
-
続いては、世界最大級の観覧車「シンガポール・フライヤー」。前回乗った時は到達高度世界一であったが、その後2014年にアメリカ・ラスベガスの「ハイ・ローラー」に抜かれ、世界二になってしまったらしい。
今回の旅行前、子どもと見ていたアニメ「ドラえもん」で、スネ夫が「世界一の観覧車に乗った」などと自慢していた。シンガポール・フライヤーのことだと思っていたので、「うちなんてもう5年も前に乗った」などと小馬鹿にしていたが、スネ夫はラスベガスに行っていたのかもしれない。さすがはセレブのスネちゃま。シンガポール フライヤー アクティビティ・乗り物体験
-
最上部に到達。世界二とはいえども40階建てビルに相当する高さで、なかなかの迫力。
-
夜はガーデンズ・バイ・ザ・ベイの「OCBCガーデン・ラプソディ」を見る予定だが、19:45の開演まで時間がある。そこで、サンズ横の蓮型の施設、アートサイエンスミュージアムに行ってみた。
アートサイエンス ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
-
最終入場時間ぎりぎりで常設展の「フューチャーワールド」に駆け込んだ。日本の「チーム・ラボ」という団体が手がけており、「自然」「街」「公園」「宇宙」の4つのゾーンで構成されているという展示空間内を巡っていく。
何やら抽象的な映像が流れる一角。が、ご覧の通りスマホ片手に昼寝する人々で占有され、休憩所と化していた。 -
自分で描いた絵が画面上に表示される「お絵かきタウン」。同じようなものがメルボルンの水族館にもあった。塗り絵とはいえ、相当の絵心が試される。平面に描いた絵が画面上では立体で表現されていたが、どういう仕組みなのだろうか。
-
CGで描かれた滝。
-
「光のボールでオーケストラ」。転がすと色や音が変わり、それが他のボールにも影響を与えるというなかなかのハイテク遊具。結構楽しい。
-
「まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり」。上から象形文字が落ちてきて、それをタッチすると太陽や牛など、元の姿が現れる。これは子どもたちがとても気に入っていた。漢字文化圏の人間でないとよく分からない気もするが、大人でも十分におもしろい。
-
前日も訪れたガーデンズ・バイ・ザ・ベイのスーパーツリーゾーン。ガーデン・ラプソディが開演すると音に合わせて光り出し、なかなか美しい。ここは無料ゾーンなので、観覧料もタダだ。スポンサーのOCBC様のお陰なのだろう。
ガーデンズ バイ ザ ベイ テーマパーク・動物園・水族館・植物園
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
シンガポール(シンガポール) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
シンガポール(シンガポール) の人気ホテル
シンガポールで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
シンガポール最安
336円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 2017年ペナン・シンガポールの旅
0
43