2017/02/18 - 2017/02/18
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cotton-candyさん
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歳をとるのはイヤだけど、それでも誕生日は特別な日。
年々暑さと寒さに弱くなる、1月に3日も寝込んだカゼは2月になってもスッキリとはしなかった。
不要な外出を避け冬眠してたら 花粉が飛びはじめた…>_< エーン
誕生日は雨水(水ぬるみ、草木の芽が出始めるころ)だし、天気もよさそうなのでお出かけすることにした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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-
おはようございます、ウチを出たのが 6時半。
久しぶりの遠出にウキウキ。^^
お天気はまずまず、東京駅を過ぎたあたりで朝ごはん♪
雑穀ごはんのおにぎり二つ(具は葉とうがらし、母が漬けた特大梅干し)
バナナ、飲み物はコーン茶。 -
最寄駅 → 戸塚 → 成田 → 佐原と乗り継いだ。
ウチを出てから、3時間40分…
着いたわ!佐原、初めまして♪
可愛らしい駅舎ね。格子戸がいい感じ、いい感じ。
でもねー、お空はどんより、太陽どこ行っちゃったの? -
観光案内所は駅から50メートルほど先って調べてきたけど、
駅中にも小さなカウンターがあって 地図ゲット!
まさかの有料…20円!
ちょうど「さわら雛めぐり」が開催されていた。
初めての街に地図を片手に歩き出す、この瞬間がたまらなく好き! -
有料の!(シツコイ!)地図としばらくにらめっこして、
まずは、佐原と言えばの「小野川」へとやってきた。
柳に葉っぱがない!冬だから仕方がない…
空の青 ×、葉っぱの緑 ×で、写真はダメだと覚悟する。 -
でもね、川沿いの古い建物がいい感じ。
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街灯の飾りはなんだろう?
あぁ、青空だったら… -
川に沿ってのんびり歩く。
-
所どころに置物がある。
ええとぉ、七福神のどなたか…? -
民家の門前にお雛様。
「さわら 雛めぐり」は3月26日まで開催されていて、民家や町並み交流館、協力店などでお雛様を見せていただける。 -
丸型ポストと街並みがよく似合っている。
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あっ!これなら分かる、大黒様ね。(^_-)-☆
意外と軽く、簡単に持ちあがる。
なので、台座だけのところもあった。 -
ゆっくりゆっくり歩く。
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船着き場へおりてみる。
これはなんだろ?
落ちないように気をつけて覗き込んでみた。 -
お雛様でした。
船から見るのでしょう。 -
こたつに入って川めぐり、30分のコースでいくらだったかな?
船頭さんは女性だわね。 -
船からはこんな感じかな?
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格子戸の続く路地もいい感じ。
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人が少ないのは写真を撮るにはいいけれど、冬場とは言え今日は土曜日よ。
ガラーン、ちょっとさみしいね。 -
風がなくて助かってます。
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佐原は、江戸時代から利根川水運の中継港として発展し、商人の町として栄えました。
伊能忠敬旧宅近辺には、江戸・明治・大正・昭和期の町家・土蔵・レンガ造りなどの情緒漂う建築物が数多く残っており、関東で初めて国の『重要伝統的建造物保有地区』に選定されています。
-- 伊能忠敬記念館パンフより-- -
「木の下旅館」、現役だそうです。
-
川の向こう側を歩いたりこちら側に戻ったりしながら、
開運橋、中橋、共栄橋と歩き、「忠敬橋・ちゅうけいばし」までやってきた。
橋の欄干にあったのは、伊能忠敬が測量に使用した象眼儀。 -
小野川から離れ、「山車会館」へ行ってみることにした。
重工な建物ね。 -
今日の私は重装備。
パンツのポケットにミニカイロを入れてきた。
このカイロたち いいお仕事をしてくれている。
前日の17日は春一番が吹き最高気温は19℃だった、今日は11℃で温度差に身体が追いつかない。>_< -
この洋風の建物は三菱館。
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目指す山車会館は「八坂神社」の境内にあるそう。
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100円お得になるという伊能忠敬記念館との共通券、800円。
山車会館のみだと 400円。
佐原大祭の歴史:
「お江戸見たけりゃ佐原へござれ 佐原本町 江戸勝り」と唄われた小江戸佐原はその財力を背景に大祭をはじめ、独自の文化が発展しました。
--山車会館パンフより-- -
入館すると、見学者は私ひとり…、たった独り。
係りの人 3人で寄ってたかって相手してくれる。^^;
「パンフレットです」
「これはお祭りの日程」
「どちらから?」
「ビデオ見ますか?」
15分、3面パノラマ大画面でビデオを見るうちに見学者が増えた、良かった。^^;
↑↑このビデオ、いいです!、お祭りの迫力と熱気を体感できます。
重要無形民俗文化財で300年の歴史がある「佐原の大祭」、笛・太鼓に鼓が加わる「佐原囃子」がよくわかります。
見終わったら、耳にお囃子を残したまま山車の見学です。
ここからは撮影可です。 -
佐原の大祭で曳き廻される山車は、夏の八坂神社祇園祭 10台、秋の諏訪神社秋祭り 15台で各町内に 1台あります。
高さは 7~9メートル。
こちらの神武で 7メートル。
すだれも、下がりものも手が込んでいます。 -
見ごたえある彫刻は、「関東彫り」と呼ばれるもので、材質は固いケヤキだそう。
-
向こうは、菅原道真の山車。
手前の鯉は大麦で造られていて、大鷹と二台だけは人形ではない山車。
この鯉、5年ごとに作り替えるそうで、町内総出だそう。
作り替える年に大麦を育てて、ここからが大変!
町内各戸に300本ずつ有無を言わせず配布して、1週間で1本1本皮むき(節があるから難しいんですって)をしてもらい、後継のため必ず若い人をまじえて作りあげるそうです。 -
手間をかけ皮むきされた大麦はつやつや(胴体部分)しています。
他の材料もすべて地元の物を使うそうです。
表情がいいわ~。 -
後ろから見る鱗もピカピカ。
-
係りの方の説明はわかりやすく、お話も上手。
係「7メートルもある山車を曳き廻すとき、電線などをどうやって通過するのでしょうか?」
私「人形を倒す!」
係「1台だけは倒しますが、ほとんどは木製の昇降機で下げます」
人形の下部が昇降機になってるそうです。 -
自由見学となり 2階へ。
あっ!街灯の飾りは大祭の山車だったのね。 -
2階から1階を見るとこんな様子。
中央の「鯉」は夏祭り・八日市場の山車に乗ります。 -
やっとお顔が見られたわ。
夏祭り・船戸の「ヤタ烏を伴い平定中の神武」
平定中だからまだ天皇ではないのですって。 -
こちらは秋祭り・新上川岸の「白太夫の引く牛に乗る菅原道真 牛天神」
曳き廻される山車は 4輪 2層の曳山で、「江戸型山車」とは異なり独自に発展した形態だそう。
山車の曲曳きの技は、「のの字廻し」、「そろばん曳き」、「こばん廻し」があり 各町内が曳き廻しの技を競うのが最大の見せ場となっているんですって。
↑↑ ビデオで見ましたが、迫力あります! -
先ほど説明があった木製の昇降機。
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お囃子の和楽器、篠笛・大太鼓・小太鼓・大鼓・小鼓・すり鉦。
お囃子は町内によってわずかな違いがあるそうで、通になると遠くから聞こえるお囃子を聞いてどの町内か分かるんですって。スゴイ!
この他、彫刻の説明や展示もあります。 -
3階へ。
ぜひ見て欲しいと言われた「仁徳天皇」 -
言われたように、少し腰を落として視線を合わせます。
ぞくっとします。(仏像と目があった感じ、それほどよくできているのよね)
人形とわかっていても…、絶対 夜とかイヤだな。
「水郷佐原山車会館」、ここ おススメです。
見応えあります、大祭の内容よくわかります。
お祭りに来たくなりました。
通常は夏祭りと秋祭りですが、今年はユネスコ無形文化遺産登録記念の祝賀曳き廻しが
4月29日に予定されていて、この時は夏の10台と秋の15台の両方が勢ぞろいするそうですよ。 -
そろそろ お昼に行きましょう。
ここはゴマ油の有名店、「油茂」
買いたいけど、あるのよね… -
商店にもお雛様が飾られています。
店内の段飾りや -
店先の可愛らしいもの。
-
ここも有名店、「植田屋荒物店」
覗きたいけど どの店も中の様子が見えにくく入りにくいの。
冬場で戸も閉まっているからね。 -
忠敬橋まで戻ってきた。
橋と「中村屋商店」和雑貨のお店、安政 2年(1855)建築の千葉県有形文化財。 -
佐原はウナギも有名だそうなので、お誕生日だし豪華にいってみようか?
こちら、黒切りそばで有名な「小堀屋本店」さんにしようか?
明治33年(1900)の建築、もちろん千葉県有形文化財。 -
迷いながらもやって来たのは、「東洋軒」さん。
気になるメニューがあったのです。 -
ただいま 12時 30分。混んでいるかな?
ドキドキして扉を開ける、?、ガラガラだ…、おまけにタバコ臭い。
この時引き返せば良かった。
いらっしゃいませとも言われない…、いいですか?と聞き、奥のカウンター席に着いた。 -
おしぼりと緑茶が出された。お茶?、水でなく?
気になっていたのは、インディアンライス。
この後、4つのテーブルが埋まり、カウンターにも一人お客さんがきたけど、
どのテーブルにもお食事は出てない。
ご主人一人で調理して出前もするらしい、奥さんが調理補助と接客。
(あれが接客と言えるなら!) -
これが、出前の合間に出てきたインディアンライス。
ワカメとネギのお吸い物、香の物との組み合わせが不思議。
30分待ったのに、冷めてるってどーゆーこと?
(?_?)
お腹空いていたから全部いただきました、カレー風味のピラフとしょう油だれのポークソテー、熱々だったら美味しいはず、たぶん。
後からきたお客さんは、45分以上待っても出てこなかった。
750円。
ちょっと残念だったな、詳細は口コミ書きます。 -
気を取り直して デザートは、生醤油を使った「しょうゆジェラート」にした。
佐原は醤油の里でもあるのね。350円
寒いけどお外アイスでも、「私 大丈夫!、いけるわ!」と思ったから。^^; -
お店の人が「食べてもらうの申し訳ないお天気ね」だって。^^
(こーゆー一言がウレシイ♪)
平気でーす。
しょう油の風味が効いていて美味しかったです。溶けないからゆっくり味わいました。 -
次は酒蔵へ。「馬場本店酒造」さん。
なんかすごいこと書いてある、勝海舟逗留だって。 -
いいね、いいね。
-
青空だったらどんなによかったことか…
せめて雨は降るな!
傘ないもん… -
こちらの酒蔵見学は予約制なので、見せてはいただけないけど途中までは入れるし、お雛様も展示してあった。
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杉玉。
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昔の道具ね。
-
こちらも。
焼き印かな? -
段飾りがズラリ。
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古いものから新しいものまで。ゆっくり見せていただきました。
私のお雛様は、勝浦のビッグひな祭りに託したから手元にはもうないのです。
勝浦へお雛様に会いに行く旅行記はこちら。↓↓
http://4travel.jp/travelogue/10860786 -
次は、すぐソバの「東薫酒造」さん。
こちらは見学をさせてもらえるのだけど、試飲コーナーが見学を終えた団体さんでごった返していてそれどころではないみたい。
バスで団体さんがやってきて、見学→試飲→お買い物のコースができあがっている感じ。 -
見学してないけど団体さんに混じっていくつか試飲した。
ほろ酔い~。@_@ いい気もっち~。@_@
このどぶろく美味しい~。
銘柄は「十富禄」、当て字だろうけどおめでたい。^^ -
お買い上げ~。^^
なんか恐ろしいこと書いてあるよ…
温まると破裂するとかなんとか…
リュックにそーっと入れて、おとなしく歩くことにする。 -
リュックを気にしながら また歩く。
ここも古そうだ、「清宮秀堅宅」 1809~1879年。
維持管理が大変だろうと思う。 -
新しそうな個人のお宅なのだが、土間がある。
いい感じ。
私の理想の家は、日当たりの良い平屋なのですが、土間!いいかも!
↑ 宝くじ当たらないかな~。^^; -
この後付けの配線がいい味出してる。
「与倉屋大倉庫」明治初期の建物。 -
製あん所をいくつか見かけました。
アンコ好きのアンテナが反応する、和菓子屋さんや甘味屋さん多いわよ、きっと。 -
小見川沿いに戻ってきて、先ほどとは逆方向に歩く。
-
蝋梅みっけ。^^
香りはしない。
青空ならなー。(いいかげんにしなさい!諦めが悪いわね!) -
「樋橋・とよはし」まで戻って来たのが、14時10分前。
10分でそこの「伊能忠敬旧宅」を見学できるかな?ドキドキ。 -
見にきちゃった。無料です。
17歳で伊能家に婿養子に入り、50歳で江戸へ出るまで佐原の名主・村方後見を務め、家業では酒造業等を営んでいた。
--伊能忠敬記念館パンフより-- -
店舗に飾ってあったお雛様。
地味な屋内に朱が映える。 -
炊事場等を中から見学して、
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忠敬が設計したと言われる書院を外から見て、
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お庭で伊能忠敬先生にお会いした。
ご存じでしょうが ご紹介しますと、50歳を過ぎてから、日本全国を測量して歩き、わが国初の実測地図をつくりあげた人です。
さぞかしステキなふくらはぎなんだろうなーなんて思った。^^; -
樋橋・別名ジャージャー橋。
時間を気にしていたのは、30分毎に放水されると聞いていたから。
30分毎なら、ジャストと30分だよなと推測した。
人が集まり出したからそろそろだわ。 -
なんの前触れもなく、いきなり始まった。水の幕ができてるよ。
確かにジャージャーだ!
気がついたら、いったいどこにいたのかと思うほどの人が見ていた。
何枚か写真を撮っても、止まりそうもないので橋の上へ移動した。
かすかに振動が伝わってきた。 -
反対側からもパチリ。
見られて良かった。^^ -
「伊能忠敬記念館」、チケットは午前中に行った山車会館との共通券。
ラッキーなことに、見学ツアーが14:15にあった。
グッドタイミング。^^v
自由見学より、時間が合えば見学ツアー(30分ほど)をおススメします。
伊能図、測量器具等(国宝多し!)見応えありました。
撮影は禁止です。 -
お名残り惜しいけど、そろそろ帰りのことを考えなきゃです。
-
お茶したいし、帰りも 3時間半かかるからね。
-
どこでお茶しようかな?
ここも雰囲気あるわ。
「正文堂書店」、明治 13年(1880)建築でもちろん千葉県有形文化財。 -
良さげなお店発見。「いなえ」さん、おしゃれモダンな甘味処。
ここでクリームあんみつ・白玉ぜんざいにするか、皆さんが食べ歩きしているたい焼きにするか悩む… -
やっぱり、たい焼きにした♪、昔のたい焼きだって。
4組待ち。
型は連なった「養殖物」ではなく、一尾づつ焼く「天然物」で、ゴトゴトと型を転がすのを見て待つ。
焼き立てをもらう、焦げているのではなく皮が極薄だからアンコが見えているの。
ふうふう、パリパリ、アツアツ、はふーっ、美味しい。^^
上あごヤケドしたけどね。^^;;
120円 -
マンホールの蓋は川とアヤメでした。
15:56 の電車で帰途につく、これを逃すと次は 1時間後になってしまう。
佃煮などを買う予定が時間がなくあきらめた。
お天気はどうにかもってくれた。
佐原は歴史あるすてきな街だった、大祭に行くなら 1泊だなと思いながら帰ってきた。
本日の歩数、14,183歩。
友人からプレゼントが届いていた、大好きなミッフィーのグッズだった。
夕刊読んだら、ミッフィーの作者、D・ブルーナさんの訃報。
16日に89歳で天寿をまっとうされた。
残念だな、もう新しいミッフィーには会えないんだ…
次のお出かけは、お花でも見に行きたいなと思ってます。
無事に歳を重ねられたことに感謝しておしまいにします。
最後まで おつきあいいただきまして、ありがとうございました。
(おじぎ)
*^.^*ノ~~
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