2016/10/01 - 2016/10/01
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kiyoさん
2016年9月30日-10月6日までぬいぐるみ「クマクマウーとチビチビフー」を連れ、プラハを一人旅してきました。以下、旅行の日程で、ここでは10月1日(前半)の様子をまとめました。
9月30日 ウィーンから列車でチェコのプラハへ
10月1日 プラハ散策(レトナー公園、ミュシャ「スラヴ叙事詩展」、ラピダリウムなどを見学)
10月2日 プラハ散策(Hanavsky Pavilon、王宮庭園などを観光後、夜はヒベルニア劇場でバレエ鑑賞)
10月3日 プラハ散策(黒い聖母の家、ヴァーツラフ広場、ダンシングビル、射撃島などを観光)
10月4日 プラハ散策(インドジシュスカー塔、植物園、イラーセク橋、ペトシーン公園などを観光)
10月5日 プラハからエアフラ便で成田へ帰国
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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プラハ二日目。
この日はアルフォンス・ムハ(ミュシャ)の「スラヴ叙事詩」展を見るため、プラハ国立美術館 (Narodni Galerie v Praze) のヴェレトゥルジュニー宮殿(Veletrzni palac, Trade Fair Palace)へ向かいました
写真は、ホテル近くの聖ジェームス教会〔Basilica of St James〕です。聖ジェームス教会 寺院・教会
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ヴェレトゥルジュニー宮殿へはトラムでも行けますが、散策がてら歩いていきました。
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その途中、見えてきたのが、この歴史を感じさせるたたずまいの建物。
通商産業省(Ministry of Industry and Trade of the Czech Republic, Ministerstvo prumyslu a obchodu)だそうです。
共和国広場のレヴォルチュニー通り(Revolucni)からシュテファニク橋(Stefanikuv most)へ歩いていくと、見えてきます。 -
フォトジェニックな建物に足を止めつつ、その先にあるシュテファニク橋を渡ります。
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橋を渡りきったら、正面つきあたりの左手に見える坂道を登ってレトナー公園へ。
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19世紀後半に作られたプロムナード スタイルの公園で、広さは46.5ヘクタールもあります。
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ちょこっと飛び出ているのは、旧市街広場のティーン教会。
ここは、とても眺めの良い場所です。
夕方になると、ビールガーデンのような賑わいを見せていました。 -
子供向けには、こんな遊具も。
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それから、公園内には栗の木がたくさんあります。
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足元にゴロゴロ落ちている栗。
それを拾い集めている親子がいたので、真似して拾っちゃいました。 -
つい夢中になって、気づけば、こんな量に…(^^;)。
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栗をその場に残し、先へ歩いていくと、奇妙な建物が見えてきました。
なんと、これ、Materska skola Kostelniという幼稚園だそうです。 -
そうして、11時30分、ようやくヴェレトゥルジュニー宮殿へ到着。
ホテルから歩いて30分のはずが、あちこち寄り道したので2時間もかかってしまいました…。ヴェレトゥルジュニー宮殿 (国立美術館) 城・宮殿
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実は今回、プラハに来た目的が、この「スラヴ叙事詩」展です。
2015年にもプラハを旅したのですが、その際、開催中だったこの展覧会。
私がプラハに着く数日前に、会場の壁が崩落(@@)
展覧会は数ヶ月間に渡って休止されたのです…。
そうして、今回、あきらめきれずに再訪したのですが、入口を入ろうとした瞬間、自動ドアが故障!! ありえない…。 -
幸い数分間、足止めされただけで、中に入れました。
ここは1925~29年に建てられた当時としては最大級の鉄筋コンクリートの建物だそうですが、相当、ガタがきているのではないでしょうか。 -
この「スラヴ叙事詩」展では、アルフォンス・ムハが描いた祖国の歴史を題材とした20枚の連作を見ることができます。
日本でも、今年3月から国立新美術館でこの展覧会が開催されています。
昔、1995年に渋谷のザ・ミュージアム Bunkamuraで開催されたミュシャ展で、この「聖アトス山(Mount Athos)」という絵を見た時、ムハのイメージが一変しました。 -
スラブ民族の歴史を題材として描かれた20点の作品。
それらをより理解するために、会場内では英語をはじめ各国語で書かれた各作品の解説が10コルナ(約50円)で販売されていました。 -
各作品は縦6m、横8mという巨大さ。
そこに人物ひとりひとりが丁寧に描写されています。 -
また、右手にある「プジェミスル朝のオタカル2世(King Otakar Ⅱ of Bohemia)」の絵。
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国同士の結びつきを強めるための結婚式で、スラヴ各国の王たちを迎えるボヘミアのオタカル2世の姿が描かれています。
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この布の質感といい、細部にまでこだわり抜いていることに、ただただ感嘆。
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また、こうした華やかな時代を描いたものだけでなく、「グルンヴァルトの戦いを終えて(After the battle of Grunwald)」では、悲惨な状況も描き出しています。
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息絶えた人や負傷した人々の姿は、あまりにもリアル。
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これを描いたアトリエ近くに住む地元の人々に、モデルを頼んで描いたそうです。
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連作の最後は、未来を勝ち取るのだと言う強い意志がみなぎっているような作品、「スラヴ賛歌(Apotheosis 'Slavs for Humanity!')」。
青が古代神話、赤は繁栄をきわめた中世の時代、黒は苦難の時代、そして黄色は1918年の独立を表しているそうです。
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3度目のプラハを一人旅2016
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