2016/09/29 - 2016/09/29
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kiyoさん
2016年9月21日-9月30日まで友人と二人でオーストリアのウィーン、オーバートラウン、ハルシュタット、グラーツを旅してきました。以下、旅行の日程で、ここでは9月29日の様子をまとめました。
9月21日 羽田発のエアフラ夜便でウィーンへ
9月22日 朝、ウィーンに到着後、市内を観光
9月23日 ウィーンから列車でオーバートラウンへ移動
9月24日 クリッペンシュタイン(マンモス洞窟と大氷穴)観光
9月25日 朝、ハルシュタットへ移動後、塩坑などを見学
9月26日 午後、ハルシュタットから列車でグラーツへ移動
9月27日 グラーツ観光
9月28日 グラーツ観光
9月29日 グラーツから列車でウィーンへ移動
9月30日 友人は日本へ帰国。私は列車でチェコのプラハへ移動
尚、時折、登場するクマのぬいぐるみはクマクマウー。腕に抱いているのはチビチビフー。私の旅の相棒で、旅行歴16年となるベテランのクマです(^^)。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
15時半、グラーツからウィーンに戻ってきました。
この日の宿は、「ホテル ポスト(Hotel Post)」。初日に泊まったホテル オーストリア(Hotel Austria)にまた泊りたかったけれど、あいにく満員だったのでここにしました。ホテル オーストリアからは数メートルという近さで、便利な立地にありながらお買い得価格のホテルです。ホテル ポスト ホテル
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4階のスーペリアダブル ルームは広さ32平米。広々しているけれど、無駄にスペースが多いような…。決して広角レンズを使っているから広く見えているわけではありません。
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テーブルには「Thank-you gift」と書かれた微炭酸のお水が置いてありました。無料サービスは「complimentaly」と言いますが、「Thank-you gift」という言い方のほうが嬉しいなと思いました。
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バスルームはバスタブ付で、シャワーは可動式。排水も良かったです。
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15時55分、ホテルに荷物を置き、すぐそばにあるロシア教会(Griechenkirche zur heiligen Dreifaltigkeit)へ。
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ビザンチン様式の外観に目をひかれ何度か訪れたことがあるのですが、ドアが閉まっているいことが多かったのです。
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それが、この日は幸運にも中へ入ることができました!
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教会内はまばゆいばかりの煌きで、息をのむほど荘厳です。
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この奥の祭壇には、黄金の円盤と十字架が飾られていました。
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翌朝、再訪した時にはまたドアが閉まり中に入れなかったので、この時は本当にラッキーだったようです。
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それから地下鉄に乗り、カールスプラッツ駅で下車。そこから歩いて「セセッシオン(分離派会館、Secessionsgebaude)」へ向かいました。
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昔、初めてウィーンを訪れた時、これが何かわからず外から見るだけですませてしまったことがあります。
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なんとなく敷居が高く思えてしまうのは、この建物の放つ高貴さのせいでしょうか。ここは美術館なので気軽に入ればいいのに、なぜかここに来ると小心者になってしまいます(・_・)。
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さて、さらに徒歩での散策は続きます。お次は「ナッシュマルクト(Naschmarkt)」という市場へやって来ました。
ナッシュマルクト 市場
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その歴史は18世紀まで遡るというナッシュマルクトには、さまざまなお店が約500メートルにわたって軒を連ねています。
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ナッツやドライフルーツが山ほど並べられ、アジアかアラブの市場を覗いているような気がしてきました。
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それから、日本、中国、タイなどの料理を味わえるレストランもありました。
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メニューは、アボカドとマンゴーとキュウリを使ったカラフルなお寿司があったり(写真右下)、にぎり寿司とタイ料理風のグリルド・サーモンにピラフがワンプレートになっていたり(写真中央)…。日本食とは呼べないようなメニューに笑ってしまいました(^^)。
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それから、やって来たのは、この奇妙な建物。
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イチオシ
まるで地母神のような鶏の像。
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敷地内に入って見上げると、
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屋上には、知恵の象徴とされるフクロウの飾りがついています。
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ここは「ウィーン工科大学」の校舎。こんな大学で勉強してみたかったです。
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イチオシ
17時20分、そこから歩いて「カールス教会(Karlskirche)」へやって来ました。
バロック建築の傑作と評されるだけあって、鏡のような池に映る姿も美しいです。カールス教会 寺院・教会
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ローマのトラヤヌス帝記念柱をモチーフとした巨大な円柱には、細かなレリーフが刻み込まれています。
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こうして見ると、ギリシアの神殿のようです。
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そして、そこから程近い場所にカールスプラッツ駅があります。
カールスプラッツ駅舎 建造物
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19世紀末に建てられたアール・ヌーヴォー様式建築で、旧駅舎は現在、カフェになっています。
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また、この駅舎を作った建築家オットー・ワーグナーの博物館「オットー ヴァーグナー パビリオン カールスプラッツ(Otto Wagner Pavillon Karlsplatz)」としても利用されています。
けれど、入口を入ってすぐはショップになっていたので博物館とは気づかず中へ入ろうとしたら、「見学には入場料が必要よ」と怒られてしまいました…(^^;)。 -
18時、シュテファン大聖堂近くにある「ゲルストナー カフェ コンディトライ(Gerstner Cafe Konditorei)」へ立ち寄りました。
ゲルストナー カフェ
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併設されたカフェでは、ケーキやコーヒーなどもいただけます。
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また、このお店ではオーストリア皇后エリザベートも愛した 「スミレの砂糖漬け(Sisi Veilehen)」を販売しています。でも、この小さな一缶で値段が11.3ユーロとは…。少し割高ではないでしょうか(~~。
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イチオシ
お店の外に出ると、シュテファン大聖堂が夕日に染まっていました。ここだけオレンジに染まっている。それが、なんだか神々しく思えます。
やっぱりウィーンって素敵だなと見惚れていたら、
なんと上から鳥のフンが降ってきて、私のパンツの裾を直撃(@@!!!!
もう感動もどこへやら…。
ウィーンのど真ん中で、こんなことが起こるなんて!!!!
しばし呆然としましたが、近くに水飲み機があったことは運が良かったといえるでしょうか。それで汚れを落としました。 -
さて、気を取り直して夕食です。地下鉄 シュヴェーデンプラッツ(Schwedenplatz)駅近くにあるカフェレストラン&ジェラテリア「Castelletto」へ。通りに面したオープンテラス席は満席でしたが、店内の席はかなり空いていました。
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ショーケースに並んだアイスやケーキが人気のようでしたが、食事メニューもありました。
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「Huhnerstreifen」は、レタスやきゅうりのサラダにチキン ストリップが添えられ、バルサミコ酢がかかっていました。チキンの衣はサクサク♪で、おいしかったです。値段は9.2ユーロでした。
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イチオシ
それから、「スパゲティ カルボナーラ Spaghetti carbonara」。パスタではなくデザートです。値段は6.4ユーロ。
お皿に盛られたバニラアイスにヘーゼルナッツとカラメリゼされたキャラメルがかかっていて、カリカリとした食感と舌の上でとろけるアイスが絶妙でした。 -
それから、紅茶はルイボス クリーム オレンジ(Rooibos cream orange)。値段は4.4ユーロ。体に良いと言われるルイボスティーに、オレンジの香りがさわやかでした。
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しかし、こ~んな長いティーパックにウーもフーもびっくりでした。
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さて、これでオーストリア旅行もおしまい。
夕食後はホテルへ戻り、荷造りに励みました。
友人は、翌朝のフライトで日本へ帰国。私はひとりプラハのチェコへ向かい、一人旅が始まります。
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この旅行のこれまでの様子は下記参照:
(1)羽田発のエアフラ夜便、そしてウィーン観光
http://4travel.jp/travelogue/11198636
(2)ウィーンから列車でオーバートラウンへ
http://4travel.jp/travelogue/11198877
(3)マンモス洞窟と大氷穴
http://4travel.jp/travelogue/11205147
(4)クリッペンシュタイン展望台
http://4travel.jp/travelogue/11205340
(5)オーバートラウンからハルシュタット、そして塩坑見学
http://4travel.jp/travelogue/11205478
(6)ハルシュタット 世界遺産展望橋とヘリテージ ホテル
http://4travel.jp/travelogue/11207293
(7)ハルシュタットの日の出と、グラーツへ列車で移動
http://4travel.jp/travelogue/11207558
(8)グラーツ・シュロスベルグに登ってみたものの
http://4travel.jp/travelogue/11207751
(9)グラーツ・エッゲンベルク城とハウプト広場
http://4travel.jp/travelogue/11207775ホテル ポスト ホテル
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この旅行記へのコメント (6)
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- mistralさん 2017/05/10 04:19:57
- 世紀末建築。
- kiyoさん
mistralです。
ベルリンから帰国し
深夜の時間に目覚め、旅行記を拝見しております。
プラハ 、ウィーン共に
世紀末建築好きにはたまらない地ですね。
私も建築巡りを何度も楽しみました。
ナッシュマルクトのレストランでの食事も
とってもgood!だったこと
思い出しました。
mistral
- kiyoさん からの返信 2017/05/10 12:08:33
- RE: 世紀末建築。
- mistralさん、こんにちは。
お疲れなのに、旅行記を見に来ていただき、ありがとうございます。
ベルリンは、いかがでしたか。
私が行ったのはずいぶん昔で、博物館島がリニューアルされる前でした。
今は、あちこちずいぶんと変わったのだろうなと思っています。
地下鉄では、昼間からドラッグをやっているような人を見かけたり
ちょっと怖いという印象でしたが、
ベルリンも見所が満載ですよね。
mistralさんの旅行記、楽しみにしております。
kiyo
-
- salsaladyさん 2017/05/09 00:25:18
- クマクマウー&チビチビフーは必需品(失礼必要な友)ですね!
- ☆ネットサーフしてたら、Austryを勇敢にも女二人で歩いた記事?が目に留まり。。。
偉いなあ!とため息つきながら拝見(と言う訳は、メディアで大騒ぎした『てるみ破綻』に見事に引っかかって折角の豪遊を断念せざるを得なくなった悲しさを紛らわせようと〜
お供にぬいぐるみを連れて行くのは流行なの?どこぞのお坊さんがミッフィー君を楯にCAさん達と仲良く写真を撮っていたので「ふーん、こんな手があるのか!」と寒心(失敬)?
☆若いお嬢さんだったら、それなりに可愛いもしれませんね〜Have a good journey!〜
- kiyoさん からの返信 2017/05/09 11:22:12
- RE: クマクマウー&チビチビフーは必需品(失礼必要な友)ですね!
- salsaladyさん、こんにちは。
てるみくらぶで被害に遭われたのですか…。
他人事とはいえ、そうした話を耳にするたび言いようのない怒りを感じます。
こうした場合の救済措置は、なんとか整備されないものなのでしょうか。
ところで、ぬいぐるみをつれて旅行に行くのは、流行なのかはわかりませんが、
以前、カンボジアツアーに参加した時、
ぬいぐるみを持って参加されている方がいらっしゃtったのです。
写真を見せていただいたら、ポストカードのように可愛かったので
私も真似して、ぬいぐるみを購入。
さらに、その後、どうせならオリジナルでいきたいと
ぬいぐるみを手作りして旅に持っていくようになりました。
旅先では、ぬいぐるみを置いて風景を撮っていると
現地の人と会話のきっかけになったり
コミュニケーションの手段にもなっています。
でも、以前、香港のフラワーフェスティバルで
リカちゃんとワタルくんの人形をいくつも持った年配の女性が
花と撮影されている姿は、かなり異様な雰囲気でした(〜〜)
私も、ああならないよう気をつけたいと思います。
kiyo
-
- aoitomoさん 2017/04/12 15:02:36
- オーストリア行きたくなります〜
- kiyoさん ウーちゃんフーちゃん こんにちは〜
オーストリア旅行記も終盤ですね〜
今回の旅行記ではハルシュタット湖と周辺の観光が強く印象に残りました。
ハルシュタット湖のホテルもロケーションのいい場所で私も訪れることができたらこのホテルに泊まりたいと思いました。
https://goo.gl/maps/VRQDU3scY4n
マンモス洞窟や大氷穴なども、集合場所への移動が大変のようでしたが、楽しそうです。
展望台『Welterbespirale』も絶景ですね。
お天気も良く最高のロケーションだと思いました。
https://goo.gl/maps/ehWCE6sB3oP2
帰りのケーブルカー移動は大変でしたね。
これも旅の醍醐味ですが旅行記的にはドキドキで面白く、旅情報としても参考になります。
ホテルバルコニーから見るサンセットの夕景には感動しました。
こんな写真を私も撮りたいです。
ハルシュタット塩坑も楽しそうでした。
滑り台もスピード計測チャレンジしたいです。(笑)
『グラーツ』
シュロスベルクバーンで丘の上へ、展望スポットまで上がると絶景ですね。
高いところから見る旧市街はフォトジェニックです。
『ロシア教会』
コンプリートですね。
カメラも広角で綺麗に写ってます。
貴重な写真ありがとうございます。
『デザートSpaghetti carbonara』
おいしそうです。
最近日本ではヘーゼルナッツを使ったスイーツ見ないですよね。
ヘーゼルナッツチョコもほとんど見ないですし。
ウーちゃんが感動しているのが笑えます。
それにしても、kiyoさん旅慣れてますね。
オーストリアにフリーで旅行が出来たらkiyoさんの旅行記を参考にさせていただきます。
aoitomo
- kiyoさん からの返信 2017/04/12 21:23:49
- RE: オーストリア行きたくなります〜
- aoitomoさん、こんばんわ。
旅行記を見にきていただき、投票までしていただいて、ありがとうございます。
ウーとフーも、私が「もっと笑顔で〜!」「もっと上を向いて」と
しつこくダメだしするのに耐えながら、
モデルを務めた甲斐があると喜んでいると思います。
まあ、はたからみると「あの人、ぬいぐるみに向かって何してるの」と
アヤシい人に見えていたと思いますが…。
ハルシュタットは、朝、昼、晩と刻々と移り変わる景色が素晴らしいので、
もし旅行で行かれることがあれば、湖のそばのホテルに宿泊されるとよいと思います。
マンモス洞窟や大氷穴は、最初からきちんと集合場所を把握していれば、
全然、問題ありません。私たちのように目先の楽しさに心奪われ、
きちんと説明を読まずに遊んだりしなければ、大丈夫です!
ホテルのバルコニーから見たサンセットの写真も、
あの場所へ行って、ファインダーを向ければ撮れる光景です。
加工は一切していません。
あとは…、お天気次第でしょうか(^^;)。
ロシア教会では、広角レンズが活躍してくれました。
ただ、広角レンズはやり過ぎると、歪んだ写真にもなってしまい
今回もよく見ると、映りこんでいる人物の体が引き伸ばされています。
それから、ヘーゼルナッツを使ったスイーツやチョコ。
おっしゃる通り、見かけなくなりましたね。
そういえば、クラッカーのリッツに、ピーナッツバターをはさんだものが
アメリカなどでは発売されているのに、
日本ではチーズやバニラクリームをはさんだものしか売っていません。
なぜピーナッツバターは出ないのか、ずーっと不思議に思っています。
日本ではヘーゼルナッツやピーナッツバターは売れないとでも思われているのでしょうか。
あんなにおいしいのに…、などと書いていたら食べたくなってきました。
kiyo
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