初の飛行機輪行で名古屋グランパス沖縄キャンプTM観戦3日間！

2017/02/07 - 2017/02/09

オリジナル10でありながら2016年シーズンの不振から初のJ2降格と言う憂き目を見た名古屋グランパス…(｡-_-｡)
そうなってしまったのは事実なので今さらとやかく言っても仕方がありません。
当初の悲壮感を新戦力等への期待感に変化させつつ沖縄キャンプで行われたトレーニングマッチ(TM)2試合を観戦すべくキャンプ地沖縄・南風原へ！
JAL/ANA上級会員の資格持ちではあるものの、早期退職し無所得なので費用はできるだけ安くとキャリアはSKYMARK！
加えて今回は、フォールディングバイク(折り畳み自転車)DAHON DOVE UNOを持ち込んでの初めての飛行機輪行！
キャンプ地への移動等、滞在中の移動は全てこのバイクでこなそうと言う目論見です。
3日の滞在中雨が降らなかったのは初日だけ、しかも風が強く"南国"イメージとは程遠い寒々とした天気に見舞われポタリングはそれほど楽しめませんでしたが、街中の観光などであればこれは大いに使えるツールだと確信しました。
移り変わりはあるものの、個人的に今の趣味と言えるものは、飛行機に乗ること、サッカーを観ること、自転車に乗ること、食べ歩きの4つなのですが、これら全て満たした今回の旅には大いに満足しました！


07FEB2017
BC551 中部(NGO)09:15 那覇(OKA)11:50
09FEB2017
BC556 那覇(OKA)15:15 中部(NGO)17:15


[費用詳細]
交通費: 航空券(SKYMARK) 12,920円　名鉄空港バス(往復) 2,880円　琉球バス 230円
ホテル: ホテルエアウェイ(2泊) 11,600円
食費合計: 6,273円
総計: 33,903円


初の飛行機輪行で名古屋グランパス沖縄キャンプTM観戦3日間！
http://4travel.jp/travelogue/10981912

エリア 那覇(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

自宅から最寄りの藤が丘駅までバイクで出かけ、そこでパッキングし空港バスに積み込み出発！
SKYMARKは以前茨城便(あっという間に路線廃止…)に搭乗して以来なので何年振りでしょうか。
常滑国際での搭乗手続きは自動機で至って簡単！
預け荷物ありを選択してパッキングしたバイクをカウンターへ持ち込みます。
SKYMARKはLCCではないので無料手荷物許容重量は20kg…
IKEAのDIMPAに入れたDAHON、総重量は8.6kg！
これなら重量基準の厳しいLCCでも対応可能、自転車に関しては軽さは正義ですね！
破損等免責書類にもサインします。

中部国際空港セントレア 空港

フェリーされてきたSKYMARKのB738、この機材に乗ります。

中部国際空港セントレア 空港

機内サービスではコーヒーとKitKatが提供されました。
何もないと思っていたのでラッキー！w
種類は少ないものの他に有料販売もありますが、どれも良心的な料金設定です。
シートもベージュの革張りでレッグスペースも十分！
常滑からは那覇と新千歳にしか路線がないのが残念ですが、これならまた利用しても良さそうです。

那覇空港には定刻より若干早く到着。
カルーセルで預け荷物の到着を待っていると、ターンテーブルからではなくスタッフがわざわざ別途手渡しで運んで来てくれました…orz
「天地無用」のシールが3枚も貼ってあるなど丁寧な扱いに、これなら今後も安心して飛行機輪行を楽しめそうです！

那覇空港 空港

那覇空港はターミナルビルに面した道路は北行き一方通行なので、駐車場エリアを挟んだ反対、南行き道路側までバイクを運んで組み立て完了！
いざ出発！
今回の旅行は2泊行程ですが、空港への往復もバイクの予定だったので荷物は最小限にとどめデイパックのみ！
結果的にはもう少し大きめの背負えるバックのほうが良かったかなと思いました。

那覇空港 空港

まず最初はA&Wでランチタイム！
沖縄"上陸"は2年ぶりなので仕方ないですね！

A&W 那覇金城店 グルメ・レストラン

この日はLucky Tuesdayと言うことで、"ペッパーポークとマリネのサンド"を1個買うともう1個付いて来てお得！
サイドはチリチーズカーリーフライとお代わり自由のルートビア、完璧です！w

A&W 那覇金城店 グルメ・レストラン

奥武山公園を経由しホテルに到着！
チェックイン時間の14時より1時間早い到着となりましたが、用意できているとのことですぐに部屋に入ることができたのは助かりました。

検索サイトで見つけたこちら「ホテルエアウェイ」
全体的な印象としてやや古さは否めませんが、料金、立地、スタッフの対応など総合的に素晴らしいCPで、那覇へ来る機会がまたあるとすれば必ずリピートするでしょう。

ホテルエアウェイ 宿・ホテル

8階の部屋からの眺め…
交通量の多い幹線国道R58沿いですが高層階のせいかさほど音は気になりません。

ホテルエアウェイ 宿・ホテル

DAHONは部屋まで持ち込みます。
エレベーターに乗せられるか心配でしたがさすが小型バイク！
何の問題もなく積み込めました。

ホテルエアウェイ 宿・ホテル

荷解きしたら早速キャンプ地黄金森陸上競技場まで自走します。
あらかじめルート検索はしてあるものの、沖縄に限らず、初めて走る道は迷いつつ確認しつつとなるので所要時間が想定より増えてしまうのはやむを得ません。
9.1kmを35分で走り14:25にスタジアムに到着…
2年前にこちらへお邪魔した時は最寄りのAEONから無料シャトルバスで来たことを思い出します。
こちら南風原での沖縄キャンプも3年目、地元の方のホスピタリティも板についてきているようです。

黄金森公園 公園・植物園

かの名将ルイス・フェリペ・スコラーリ監督率いる中国スーパーリーグの強豪広州恒大とのTMは、残念ながらチームの完成度と力量の違いから1-6の完敗…(｡-_-｡)
そんな中でも新加入のFW佐藤寿人が意地のゴールを決めるなど多少良い部分も認められました。
試合後、かつてジュビロを率いたこともあるスコラーリ監督がGK楢崎と親しげに長らく話していたのが印象的でした。
駆けつけた報道陣の中にはゴリ森山泰行や早野乙の姿も…

黄金森公園 公園・植物園

試合後、選手バスへの"花道"ではファンサービスも…
沖縄で一番人気はやはり地元出身のMF田口泰士なのは当然でしょうね。
ただ、翌日の東京VでのTMで負傷してしまって…

黄金森公園 公園・植物園

ホテルへの帰路は、往路の平坦ルートをそのまま戻るのでは面白くないと起伏のあるルートを選択してみます。
那覇周辺でも意外に坂道が多いのは驚きで、R507からR202に至る登りでは、後でログを確認すると最大斜度16%にも達していて、14インチシングルギアのDAHONではもうこの辺りが限界ですね…orz
そして途中で見つけた白バラ洋菓子店。
ショーケースの中には安くて美味しそうなケーキがたくさん並んでいますが、その中から少しデザートを買い求めます。

白バラ 本店 グルメ・レストラン

晩ご飯はこれまたホテルへの道中にある「すずらん食堂」
以前から気になっていたのでBMしていました。

すずらん食堂 グルメ・レストラン

壁に貼られたたくさんのメニュー、迷ってしまいますね。

すずらん食堂 グルメ・レストラン

そんな中から選んだのはカツ丼！
沖縄そば付き、カツの他にも野菜たっぷりのこのボリュームでたったの500円！
自宅近くにあったら毎日通いたいほどです！w

すずらん食堂 グルメ・レストラン

若干暗くなり店の明かりが映える国際通りまで戻って来ました。
名古屋に比べ緯度の低い沖縄ではこの時期でも日の入りは18時半頃なのは助かりました。

国際通り 名所・史跡

19時前、一旦ホテルへ戻ったものの、この後やることがありません。
となればもう食べるしかないですよね！
先ほどのカツ丼からさしてまだ時間は経っていませんが、沖縄と言えばステーキも外せません！
ホテル近くの「やっぱりステーキ 2nd」で"やっぱりステーキ200g"を…
サラダ、スープ、ライス食べ放題付きで1,000円と破格値！
ソースの種類も豊富で飽きません。
ジャッキーや88よりかなりお得ですね！

やっぱりステーキ 2nd 松山店 グルメ・レストラン

それでもまだ時間を持て余してしまいます。
腹ごなしを兼ねて浮島通りをそぞろ歩くと雰囲気の良さそうな居酒屋などが点在しています。
ただ、残念ながら、月初の落車で左手が腫れ上がっていてアルコール類は禁物…orz

と、新装開店した「丸安そば」にたどり着きました！^^;
右手店舗では普通に店内で食べられます。
そして左手のカウンター席は、従来の道路にはみ出していた店舗を彷彿とさせる造りとなっています。

(この4travelのリンク先は旧店舗です…)

丸安そば グルメ・レストラン

沖縄そば、コシのある麺と甘みのある三枚肉が美味しい！
ですが、あ～、お腹いっぱい！
もう食べられません…orz

丸安そば グルメ・レストラン

2日目の朝、ホテルの朝食…
種類はやや少ないものの、沖縄料理も含めた手作り和食はヘルシーでどれも美味しかったです！
食堂に入った時の「おはようございます！」との元気の良い挨拶も良いですね！

ホテルエアウェイ 宿・ホテル

2日目は11時から東京ヴェルディとのTMが行われます。
それに間に合うよう、かつ、チラリと横道にそれつつ南風原のスタジアムへ向かいます。
途中立ち寄ったのが世界遺産「識名園」、ただ残念ながら休園日でした。

識名園 公園・植物園

高台から町並みを見渡せます。
と言うことは、そこそこ登って来たと言うことで…
STRAVAのログを確認すると、この後最大勾配-21.6°、平均でも-20°弱の激坂区間を降ります。
上りじゃなくて良かった！と言うか、下りでも恐ろしかったです…orz

今回の沖縄キャンプでは、練習中やTMの静止画、動画の撮影及びSNS等への試合経過等の書き込みは禁止とグランパスから注意事項として指示されています。
そうは言っても写真を撮りたくなるのは人情で、注意事項に抵触しないよう気を配りながらのワンショット…
東京VとのTM中から徐々に本降りとなり始めた雨を避けるため、屋根のある観客席上部へ移動して観戦していると、後半開始直後に、なんと、GK楢崎正剛、FW佐藤寿人が目の前にやって来ました！
10分ほどのちに"専用席"へ移動していきましたが、なんとも贅沢な時間でした…^^;

黄金森公園 公園・植物園

完全に雨模様となりどこかへ立ち寄る気力もなく、かと言って朝ご飯後は何も食べていな買ったので、ホテルへ直行する途中でランチタイムを…
はい、昨夜に続いての「すずらん食堂」！
今回はすき焼き！
野菜たっぷりお肉たっぷりのボリューム満点でこれまたワンコイン500円と言うのだからもはや驚愕レベルですね！

すずらん食堂 グルメ・レストラン

滑りやすい雨天走行を切り抜け14時過ぎにホテルに到着。
この天気では残念ながらもはや沈殿するしかありません。
とりあえず昨日「白バラ洋菓子店」で購入したレモンケーキを頂いて気分を落ち着かせます。
これ、1個108円なのですがメチャ美味しい！
もっと買って来るべきだったと後悔…orz

白バラ 本店 グルメ・レストラン

18時過ぎ、雨が小康状態になったところを見計らって晩ご飯を食べに「ハイウェイ食堂」へ。
24時間営業なので朝でもステーキが食べられるだろうと以前お邪魔したものの、たまたまその時だけか分かりませんがダメだった思い出が…

ハイウェイ食堂 グルメ・レストラン

この日はBランチ！
トンカツをベースにエビフライ、天ぷら、卵焼き、ベーコン、マカロニサラダ等これでもかとてんこ盛り！
他にスープもついて780円は激安なのですが、「すずらん食堂」などと比べると割高に感じてしまうのが沖縄の食文化の恐ろしいところですね。

ハイウェイ食堂 グルメ・レストラン

ぱらつく雨をかいくぐって食後のデザートはこちら「千日」
バイクだと「ハイウェイ食堂」から10分もかかりません。
徒歩観光ではちょっときつい距離でも難なく移動できるのがコミュニティバイクの最大のメリットですね！

千日 グルメ・レストラン

肌寒い沖縄の天候ではありますが、ここではやはりかき氷！
アイスぜんざい(300円)をいただきます。

2日目は、初日の食べ過ぎの反省から比較的落ち着いた食生活だったと思います。

千日 グルメ・レストラン

3日目の朝、ホテルの朝食…
昨日とはメニューも変わっていて飽きさせない工夫も。
野菜や魚中心のヘルシーなメニューはとても良いと思いました。

ホテルエアウェイ 宿・ホテル

朝から雨、加えて10mを超える強風が吹き荒れる那覇市内…
当初予定では宜野湾辺りまでプロ野球のキャンプでも観に行こうと思っていたもののとてもそんな状況ではなく、チェックアウトを済ませ、小降りになった隙を見て那覇市内を軽くポタリング。
波の上ビーチへ向かってみると大型クルーズ船が停泊していました。
このようなクルーズ船は以前カリブ海で乗ったことがあるのですが、これらにバイクを積んで出かけられたら寄港地での行動範囲が広がって楽しいだろうなとふと思いました。

那覇港クルーズターミナル 名所・史跡

昼前に雨はほぼ止みかけたものの、何しろ風が強過ぎます。
ポタリングも適当に切り上げ最後のランチはホテル近くの「いちぎん食堂」
これだけメニューがあると迷ってしまって自販機の前で立ち尽くしてしまいますよね。

いちぎん食堂 グルメ・レストラン

最初は沖縄らしくゴーヤチャンプルーにしようと思っていたのですが、この日は2月9日「ニクの日」でした！
となればこちらですよね！w
サーロインステーキ200g、1,100円！
個人的には、初日の「やっぱりステーキ」よりこちらのほうが好みでした。

いちぎん食堂 グルメ・レストラン

ホテルに戻り預かってもらっていた荷物をピックアップして空港へ向かいます。
当初予定では空港までバイク自走するつもりでしたが、ウェット路面に強風では落車のリスクもあり断念。
折り畳んでバッグに格納します。

ホテルエアウェイ 宿・ホテル

時間はたっぷりあるのでゆいレールではなく琉球バスで空港へ。
本数は少ないのですが、ホテルすぐ近くにバス停があるので便利です。
バスを待っていたら、バス停すぐ横のタワーパーキングから車を出そうとしていた会社員の方から、えっ、自転車ってこんな小さくなるんですか？と声をかけられました。

初めて利用しましたが、バスは出発ロビーすぐ横に停まるので本当に便利です。
荷物を預けフライトを待っているとどうやら25分ほどディレイの模様。
特に急がないので何の問題もありません。
帰路のフライトは那覇空港"ANAウィング"からの出発でしたが、那覇空港へ来ると必ず買い求める「大東寿司」がどこも売り切れだったので遥々"JALウィング"まで出かけてみると、エウシーニョとか大島とか、帰京する川崎フロンターレ御一行様が… ^^;
あぁ、求める「大東寿司」は残念ながら"JALウィング"でも売り切れとなっていました。

那覇空港 空港

帰路BC556便もほぼ満席…
常滑国際空港到着後も、往路那覇空港と同じくスタッフの方が直々に預け荷物を運んできてくださいました。
丁寧な取り扱いに感謝…orz

もはや無所得なので、これまでのように料金を問わずレガシーに乗りまくることは到底できませんが、国内やアジア近距離便ならキャリアを問わず格安料金主体で出かけるのも全然ありだなと実感。
今回は天気に恵まれずほぼ食べることが主体となってしまい、それはそれで良いのですが、もう少し現地ポタリングが楽しめたらなと言うのが残念な点でした。
ただ、飛行機輪行、DAHONのコンパクトさも相まって空港から市内まで離れていない場所であればこれは使えます！
新しい楽しみ方を見出した旅となりました！