岡山：岡山～倉敷～吉備路　１泊２日（途中B級グルメ）

2017/01/28 - 2017/01/29

日本全国を旅行していると、行ったことのない都道府県もいよいよ少なくなってきた。
今回は行ったことのなかった岡山県に１泊２日。この期間で行ける範囲は限られているので、効率の良いルートを設定した。
途中、岡山のB級グルメをいくつか盛り込みながらの旅行となった。
天気は初日は晴れ、二日目は曇りのち雨。

エリア 岡山

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー ANAグループ JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

夜行バスにて岡山駅前に到着。
東京から１０時間はさすがに遠かった。

岡山駅 駅

赤穂線に乗って備前西大寺を参拝。
朝日がまぶしい。

西大寺観音院 寺・神社・教会

西大寺は会陽という裸祭が行われることで有名。
開催が近いため、境内に観客席の設営などの準備が進められていた。

本堂の納経所で御朱印が頂ける。また、会陽をデザインしたオリジナル納経帳も授与。

西大寺観音院 寺・神社・教会

岡山駅に戻り、朝とも昼とも定まらない時間に食事。
西口を出て徒歩５分の浅月本店。

浅月 本店 グルメ・レストラン

岡山B級グルメの代表「かつそば」。
名の通りとんかつが浸ったラーメンでチャーシューもたくさん乗っている。
スープは味噌だが、あっさりしている。

浅月 本店 グルメ・レストラン

レンタカーを調達し、岡山駅から３km、後楽園を訪問。
外人の観光客が目立つ。

岡山後楽園 公園・植物園

中心の池のまわりを歩いていく。
鏡のように綺麗な水面。

向こうに岡山城の天守閣が見える。

岡山後楽園 公園・植物園

唯心山からの眺望。
冬の澄んだ空気が気持ちいい。

岡山後楽園 公園・植物園

後楽園からそのまま岡山城を見学。
烏城と呼ばれるだけあって漆黒の天守閣が風格を醸す。

烏城公園 (岡山城) 公園・植物園

６階の天守閣からの眺め。
天守閣の各階は文化財が展示されており、歴代の城主に関する宝物を見ることができる。
関ヶ原の戦いでの重要人物、小早川秀秋が岡山城主になったのは１０代ダットことに驚く。

後楽園、岡山城とセットで見学して１時間ぐらい。

烏城公園 (岡山城) 公園・植物園

ここからは中国観音霊場を少しずつ回っていく。
後楽園からは４km、第五番の法界院。

納経所でのお接待がありがたかった。

法界院 寺・神社・教会

第七番の円通寺。
住宅街の高台にあるので、駐車場から水島コンビナートが見える。

備中玉島円通寺 寺・神社・教会

第六番の蓮台寺。こちらは広い境内で参拝客もとても多い。
特に厄除けに御利益があり、本堂の厄除不動明王は日本最大級。

瑜伽山蓮台寺 寺・神社・教会

蓮台寺を離れて８km、児島ジーンズストリートに寄ってみる。
もともとシャッター街を復活させようとする試みから始まったとのことで、多くのジーンズショップが入るようになった。
しかしまだまだ閉まったいる店は多く、環境客の誘引もこれからである。

児島ジーンズストリート 名所・史跡

街中にはこんなフォトスポットもいくつか。
ショップはアパレルだけでなく、雑貨専門店などもあるので、気軽に入れる店も多い。

児島ジーンズストリート 名所・史跡

日が傾いて来たので、鷲羽山レストハウスにある展望台へ。
ここからは瀬戸大橋の全景と瀬戸内海の島々を一望できる。
西向きのため、夕日スポットとして多くの人が訪れる。
ただし結構風が強かった。

鷲羽山レストハウス グルメ・レストラン

日没になったので、今度は工場夜景。
水島臨港工業地帯が見渡せる水島展望台からの眺め。
少しガスっているがきらめくプラント群が一望できた。

水島展望台 名所・史跡

少し場所を移動。
しかし、展望台以外は駐車スペースがないので、注意。
峠道なので、スピードを出す車も多い。実際に事故が起こっていた・・・

水島展望台 名所・史跡

夕食は「えびめしや」。
えびめしも岡山のB級グルメの代表。

お店はファミリー向け洋食屋と言った感じで、他のメニューも充実している。

えびめしや 笹沖店 グルメ・レストラン

定番のえびめしを注文。
ソースでしっかり味がついたやきめしに錦糸卵がトッピング。
具のえびはプリプリと歯ごたえがある。
脂っこさはあまりないので、さらっと食べられる。

えびめしや 笹沖店 グルメ・レストラン

今夜の宿は倉敷ステーションホテル。
倉敷駅前３分という好立地だが、夜でも渋滞が発生しており、提携駐車場も満車という状況には参った。

ホテルのサービスは問題ない。

倉敷ステーションホテル 宿・ホテル

二日目は倉敷美観地区からスタート。
倉敷駅から１km程度なので、駅前にレンタカーを残して歩いていく。

倉敷美観地区 名所・史跡

美観地区にある大原美術館を開館直後に訪問。

大原美術館 美術館・博物館

本館、別館、工芸館、東洋館など複数の建物に膨大なコレクションが収められている。
エル・グレコの受胎告知も展示。原田マハの小説に出てきた。

大原美術館 美術館・博物館

全てを見るには少なくても１時間以上かかる。

別館の地階には近代作家のインスタレーションが大量に展示。
コレクションのジャンルの広さに圧倒。

大原美術館 美術館・博物館

１０時頃になってくると、美観地区を流れる川に船が出てきた。
曇ってはいるが、絵になる光景。

倉敷美観地区 名所・史跡

美観地区の路地にある桃太郎からくり美術館に行ってみる。
マニアックな場所と思っていたが、意外と観光客は多く賑わっていた。
狭い建物内にお化け屋敷や、トリックアート、伝説や文献解説など所狭しといろんなものが置かれていた。

桃太郎のからくり博物館 美術館・博物館

ジーンズショップの一角にテイクアウト専門の売店があった。
ここでデニムバーガーとデニムまんを購入。

倉敷デニムストリート グルメ・レストラン

見た目は青いが、クチナシで色づけしてあるだけなので、味は普通。
デニムバーガーのソースがおいしかった。

倉敷を離れて吉備寺へ向かう。

倉敷デニムストリート グルメ・レストラン

備中国分寺に到着。倉敷からは約１０km。
境内の五重塔は吉備路を代表する風景で、田畑に囲まれたのどかな風景にそびえる塔が絵になる。
庫裏で御朱印をいただいた。

備中国分寺 寺・神社・教会

国分寺から２kmほどの場所にある温泉施設「サンロード吉備路」でひとっ風呂。
販売所や宿泊施設も兼ねているので、広い駐車場がかなり埋まっていた。

泉質はアルカリ性で、しばらく浸かっていると肌にぬめりを感じてくる。

サンロード 吉備路 グルメ・レストラン

昼食はデミカツ丼を狙って「ネコマチ」という喫茶店兼洋食屋を訪問。
結構混雑している。

ネコマチ グルメ・レストラン

器がおしゃれ。
ご飯は多くは無いが、カツにかかったデミグラスソースはたっぷり。
温泉卵が無料サービス。

ネコマチ グルメ・レストラン

井山宝福寺。
本堂の八方にらみの龍の天井画など見どころもあるが、雪舟が涙で鼠を描いたという逸話で有名な寺院。

宝福寺 寺・神社・教会

方丈に縛られていたときに足で描いたといわれている。
当時の方丈は消失してしまい、新しい建物に再建されている。

寺務所にて御朱印をいただいた。

宝福寺 寺・神社・教会

続いて鬼ノ城へ。
宝福寺からは１０kmぐらいだが、なかなかの山道を通る。

駐車場から５分ぐらい山道を歩くと展望台に出る。

雨が降ってきた。

鬼ノ城 名所・史跡

山に立つ砦のような城跡で、西門は復元されているが、まだ発掘調査が行われている。そのため足場が悪いところも多い。
雨は降っていたが、吉備の平野を一望できる眺めは良かった。

鬼ノ城 名所・史跡

ビジターセンターの駐車場からさらに山道を２km、そこから徒歩１０分ぐらいの山の奥には、鬼が岩を差し上げて作ったといわれる場所がある。
危険なため近くには行けないが、あまりに大きい石が組み合わさった光景に驚く。

鬼の差し上げ岩 名所・史跡

吉備津神社。鬼ノ城から１７km。
大吉備津彦命を祭る神社として地元の人々の信仰を集める。

吉備津神社 寺・神社・教会

本殿横から続く長い回廊。
３９８ｍあると言われ、まっすぐでありながら起伏のある道と言うのは珍しい。

吉備津神社 寺・神社・教会

２ｋｍほど離れた場所にある吉備津彦神社。
こちらは吉備津神社よりも少し小さい。
奉られている吉備津彦は桃太郎のモデルとなったといわれている。

吉備津彦神社 寺・神社・教会

最上稲荷妙教寺。
日本三大稲荷の一つで、日蓮宗の寺院。
このコンクリートの造形が山門である。

最上稲荷 寺・神社・教会

寺院でありながら大注連縄がかけられている。
神仏混淆の名残なのだろうか。

広大な境内で参拝者も多く、授与所も土産物屋化している。
納経印は授与所で頂く。

最上稲荷 寺・神社・教会

帰りは岡山空港から。
岡山から東京へ帰るのには、新幹線と飛行機どちらがいいのだろう。

岡山空港 空港

空港内にあるカードラウンジ「マスカット」で出発前に休憩。
もちろんフリードリンクはピーチジュース。

ラウンジ マスカット 空港ラウンジ