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昨年の後半から続いた膀胱がんとの戦いは、結局がん細胞が粘膜層に留まっていたことが確認できたため(ようするに、上皮内癌)、定期的に通院して経過観察ということになった。<br /><br />とはいえ、リスク要因(喫煙など)に全く思い当たる節がないのに、えらい病気に罹ってしまったこともあり、これはどこかで厄払いせねばならんと思っていたところ、一月最後の週末に鶴岡八幡宮で厄払いの大祭が行われるそう。それは是非とも行かねば、と思って日曜日にお出かけしてくる。<br /><br />7時過ぎの電車で藤沢を出発。鎌倉に到着後、小町通りにあるコメダ珈琲で朝食。バタートーストに小倉あんのトッピングがたまらんなー<br /><br />準備を整え、若宮大路を通って鶴岡八幡宮の鳥居をくぐる。まだ8時前なので参道はまだひっそりしている。昼間になれば気温も上がるはずなんだが手水はちょっと冷たい。<br />舞殿のあたりで厄払い神事が行われるということだったのだが、若い神職の人達が右に左に慌ただしく準備してる。舞殿の傍らで厄払いの申し込みの用紙に記入して、立派な建物の二階に上がって受付。初穂料は1万円。<br />9時から神事があるということだが、それまでは温かい部屋で待機(膀胱の手術をしてからはトイレが近くなってしまったので、温かいところに居られるのはありがたい)。<br /><br />8時40分頃、係の人から声が掛かって外に移動、舞殿に上がらせてもらう。祭壇の前で神職の人が厄除け祈願の祝詞を挙げてくれる。初穂料を納めるときに係の人が名前をカタカナで書き込んでいたのだが、厄除け祈願をした一人一人の名前を読み上げてくれるみたいだ(「○田×助」だったら、「○田」の「×助」位、って感じで読んでくれた)。あと、巫女さんが神楽を舞ってくれる。シャンシャン鈴がなってなんとも優美な感じだわ。<br /><br />祝詞が終わって舞殿から降り、舞殿の傍らで火が付けられた炉の中に厄除けの木札を投げ入れる。よーく燃えろー<br /><br />炎が燃え上がってる後ろで御神酒を頂戴し、破魔矢と豆大福(大福は先着順らしい)を受け取って、厄除け神事はとりあえず終了。不思議とテンション上がって、なんか良いことありそうだ! って気分になる。<br /><br />お参りしたついでに舞殿の奥にある御朱印所で御朱印を頂く。この前、なにかのテレビで八幡宮の八の字をハトの絵にしてくれるということを見たような気がしたので、ダメ元でお願いしてみるが、鶴岡八幡宮ではやってないとのこと(石清水八幡宮では、書き出しが「八幡宮」なので可能なのだが、鶴岡八幡宮では八の字が岡の字の下になるので、ハトを描くのは難しいんだそうな)。<br /><br />そのまま駅の方に戻るのもどうかと思ったので、牡丹園を経由することにした。入園料500円。基本的に鎌倉の寺社は中国リスペクト傾向なのだが、こちらはそれが甚だしい気がする。牡丹の花は花びらの大きなといい鮮やかさといい、原色大好きっぽい雰囲気がそこはかとなく感じられたり。<br /><br />鎌倉駅への帰り道、「鎌倉あきもと」で黒米甘酒をいただく。200円。ノンアルコール&ノンシュガーで意外と癖が無くて飲みやすい。<br /><br />で、鎌倉からそのまま藤沢に帰るのもいかがなものかということで、藤沢を乗り過ごして平塚まで乗車、Cafe&Meal MUJIでちょっと早めの昼食に。もっぱら魚料理を選択したのは牛肉&豚肉が膀胱がんにあんまり良くないということなので(真偽不明だが)。まあ、ちょっとずつ魚や鶏肉料理に慣れていけば、不自由も感じなくなるだろうし、十分美味しいので特段不満はなかったりする。<br /><br /><br />ということで、初詣も兼ねて厄除け祈願に行ってきました。厄年なんてこれまで意識したことなかったのですが、いってみれば長年培われた人間の知恵というものでしょうから、健康や生活習慣については、これまで以上に気を付けて毎日を送らないといけないなあと思う次第です。

鶴岡八幡宮で厄除け祈願

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2017/01/29 - 2017/01/29

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21

まいこさん

昨年の後半から続いた膀胱がんとの戦いは、結局がん細胞が粘膜層に留まっていたことが確認できたため(ようするに、上皮内癌)、定期的に通院して経過観察ということになった。

とはいえ、リスク要因(喫煙など)に全く思い当たる節がないのに、えらい病気に罹ってしまったこともあり、これはどこかで厄払いせねばならんと思っていたところ、一月最後の週末に鶴岡八幡宮で厄払いの大祭が行われるそう。それは是非とも行かねば、と思って日曜日にお出かけしてくる。

7時過ぎの電車で藤沢を出発。鎌倉に到着後、小町通りにあるコメダ珈琲で朝食。バタートーストに小倉あんのトッピングがたまらんなー

準備を整え、若宮大路を通って鶴岡八幡宮の鳥居をくぐる。まだ8時前なので参道はまだひっそりしている。昼間になれば気温も上がるはずなんだが手水はちょっと冷たい。
舞殿のあたりで厄払い神事が行われるということだったのだが、若い神職の人達が右に左に慌ただしく準備してる。舞殿の傍らで厄払いの申し込みの用紙に記入して、立派な建物の二階に上がって受付。初穂料は1万円。
9時から神事があるということだが、それまでは温かい部屋で待機(膀胱の手術をしてからはトイレが近くなってしまったので、温かいところに居られるのはありがたい)。

8時40分頃、係の人から声が掛かって外に移動、舞殿に上がらせてもらう。祭壇の前で神職の人が厄除け祈願の祝詞を挙げてくれる。初穂料を納めるときに係の人が名前をカタカナで書き込んでいたのだが、厄除け祈願をした一人一人の名前を読み上げてくれるみたいだ(「○田×助」だったら、「○田」の「×助」位、って感じで読んでくれた)。あと、巫女さんが神楽を舞ってくれる。シャンシャン鈴がなってなんとも優美な感じだわ。

祝詞が終わって舞殿から降り、舞殿の傍らで火が付けられた炉の中に厄除けの木札を投げ入れる。よーく燃えろー

炎が燃え上がってる後ろで御神酒を頂戴し、破魔矢と豆大福(大福は先着順らしい)を受け取って、厄除け神事はとりあえず終了。不思議とテンション上がって、なんか良いことありそうだ! って気分になる。

お参りしたついでに舞殿の奥にある御朱印所で御朱印を頂く。この前、なにかのテレビで八幡宮の八の字をハトの絵にしてくれるということを見たような気がしたので、ダメ元でお願いしてみるが、鶴岡八幡宮ではやってないとのこと(石清水八幡宮では、書き出しが「八幡宮」なので可能なのだが、鶴岡八幡宮では八の字が岡の字の下になるので、ハトを描くのは難しいんだそうな)。

そのまま駅の方に戻るのもどうかと思ったので、牡丹園を経由することにした。入園料500円。基本的に鎌倉の寺社は中国リスペクト傾向なのだが、こちらはそれが甚だしい気がする。牡丹の花は花びらの大きなといい鮮やかさといい、原色大好きっぽい雰囲気がそこはかとなく感じられたり。

鎌倉駅への帰り道、「鎌倉あきもと」で黒米甘酒をいただく。200円。ノンアルコール&ノンシュガーで意外と癖が無くて飲みやすい。

で、鎌倉からそのまま藤沢に帰るのもいかがなものかということで、藤沢を乗り過ごして平塚まで乗車、Cafe&Meal MUJIでちょっと早めの昼食に。もっぱら魚料理を選択したのは牛肉&豚肉が膀胱がんにあんまり良くないということなので(真偽不明だが)。まあ、ちょっとずつ魚や鶏肉料理に慣れていけば、不自由も感じなくなるだろうし、十分美味しいので特段不満はなかったりする。


ということで、初詣も兼ねて厄除け祈願に行ってきました。厄年なんてこれまで意識したことなかったのですが、いってみれば長年培われた人間の知恵というものでしょうから、健康や生活習慣については、これまで以上に気を付けて毎日を送らないといけないなあと思う次第です。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
3.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
JRローカル
旅行の手配内容
個別手配

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  • 鎌倉の朝はコメダ珈琲から始まる。塩入バターと小倉あんの取り合わせがたまりません。

    鎌倉の朝はコメダ珈琲から始まる。塩入バターと小倉あんの取り合わせがたまりません。

  • 去年の3月にリニューアルされた若宮大路を歩く。

    去年の3月にリニューアルされた若宮大路を歩く。

    若宮大路 名所・史跡

  • 鶴岡八幡宮に到着。

    鶴岡八幡宮に到着。

  • 事前の情報では、舞殿でお祓いがあるそう。それらしき準備もされているようだ。

    事前の情報では、舞殿でお祓いがあるそう。それらしき準備もされているようだ。

  • 舞殿の側にある建物(信者会館?)2階で受付。厄除け祈願の木札に名前を書き込みます。

    舞殿の側にある建物(信者会館?)2階で受付。厄除け祈願の木札に名前を書き込みます。

  • 会館の内部は暖房が効いてて快適。所定の時刻になるまで待機。

    会館の内部は暖房が効いてて快適。所定の時刻になるまで待機。

  • 舞殿に上がらせてもらう。ちょっとワクワクしてきた。

    舞殿に上がらせてもらう。ちょっとワクワクしてきた。

  • 厳かな雰囲気で祝詞が読み上げられます。

    厳かな雰囲気で祝詞が読み上げられます。

    鶴岡八幡宮 寺・神社・教会

  • 舞台から降りて炉に木札を投げ入れますが、なにやら鎌倉武士の格好した人が立ってました。

    舞台から降りて炉に木札を投げ入れますが、なにやら鎌倉武士の格好した人が立ってました。

  • 炎が立ち上ってるところに木札を投げ入れます。良く燃えますようにー

    炎が立ち上ってるところに木札を投げ入れます。良く燃えますようにー

  • 帰りに厄除け大福をもらいました(帰宅後、美味しく頂きました。上品なこしあんの豆大福!)。

    帰りに厄除け大福をもらいました(帰宅後、美味しく頂きました。上品なこしあんの豆大福!)。

  • さっきの鎌倉武士(郎党)に加え、御家人と僧兵っぽい姿の人も。

    さっきの鎌倉武士(郎党)に加え、御家人と僧兵っぽい姿の人も。

  • そのまま鎌倉駅に戻るのもなんなので、牡丹園も見て回ることにしました。

    そのまま鎌倉駅に戻るのもなんなので、牡丹園も見て回ることにしました。

  • 源氏池の周りを取り巻いてる庭園らしい。

    源氏池の周りを取り巻いてる庭園らしい。

  • 中国っぽい奇岩と牡丹のとりあわせ。

    中国っぽい奇岩と牡丹のとりあわせ。

  • 花びら一枚一枚が大きく、鮮やかです。

    花びら一枚一枚が大きく、鮮やかです。

  • 純白と深紅色の牡丹が多かったです。

    純白と深紅色の牡丹が多かったです。

    鶴岡八幡宮 寺・神社・教会

  • 鎌倉駅へのみちすがら、「鎌倉あきもと」で黒米甘酒を頂く。意外と飲みやすい。

    鎌倉駅へのみちすがら、「鎌倉あきもと」で黒米甘酒を頂く。意外と飲みやすい。

    鎌倉あきもと 二の鳥居前店 グルメ・レストラン

  • 藤沢を乗り過ごして平塚駅で下車。CAFE&MEAL MUJIで昼食。

    藤沢を乗り過ごして平塚駅で下車。CAFE&MEAL MUJIで昼食。

  • 頂いてきたお札はしばらく飾っておくことにしよう。来年にまた神社に持っていって燃やしてもらうのかな。

    頂いてきたお札はしばらく飾っておくことにしよう。来年にまた神社に持っていって燃やしてもらうのかな。

  • そして鶴岡八幡宮の御朱印。達筆!

    そして鶴岡八幡宮の御朱印。達筆!

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