初ベトナムはホイアンへ 歴史的街並みが続く川沿いを歩いて屋台巡り

2017/01/17 - 2017/01/22

以前、東南アジアはシンガポール以外行ってないなと思い、ハノイやホーチミンを旅行ガイドで見たことがあるんですが、あまりピンと来なくてそのまま放置。ですが去年このフォートラベルでダナンの特集を見たらよさげで、フライトやホテルを検索してみたらスムーズに行けそうだったので、思い切って５泊の初ベトナム。ダナンではなくそのそばのホイアンを選びました。銀色夏生のエッセイでもホイアン旅行のことが綴られていました。ホイアンは人気なのでしょう。

１月は雨季の終わりということで天気はあまり期待してませんでしたが、現地で急遽日焼け止めを買うほどの、むしろ少し曇ってくれと思ったほどの好天続き。そしてアメリカや台灣なんかで食べたことのあるベトナム料理屋はなんだったの？と思うくらい、ローカルの食べ物は美味しかった。

エリア ホイアン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 バイク
• 航空会社: ジェットスター・アジア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ホテルズドットコム

台北桃園発のジェットスターダナン行き。機材遅れで出発が２時間ほど遅くなりました。ダナンの空港からホテルまでのシャトルを予約していたので、出発時刻が遅くなるたびにホテルへ連絡。ホテルの人もその都度律儀に返信してくれました。

２時間半ほどでダナンに到着。定刻通りなら夕方の到着で街の様子もよく見えると思ったんですが.. 仕方がない。

ダナン国際空港 (DAD) 空港

簡素な入国手続を済ませ、シャトルの運転手を待たせてまずは両替。100ユーロ札が手元にあったのでそれを使う。24万ドンくらい。ついでにモバイルインターネット用にSIMカードを購入。通信のみで１週間５USD。

シャトルから街の様子をしげしげと眺める。真っ暗だったので正直よくわからなかった。想像してたのよりもバイクが少ないかな、という印象。ダナン市街を抜けるとほとんど真っ暗。30分ほど走ってようやくホイアンの街の明かりが見えてきました。

５泊お世話になったホイアンリバータウン。ホテルの予約にはいつも Hotels.com を利用しているのですが、全般的に口コミ評価の高いベトナムのホテルの中でも 4.9 と満点に近い評価のホテルがどんなだろうと興味津々。

バスタブはありませんでした。数ヶ月前に予約を入れたので一泊6,000円ほど。部屋の清掃が一日に２回あるホテルに泊まったのは人生で２回目でした（ちなみに１回目は北京の中国大飯店）。

６階にある客室のバルコニーから。人とバイクや自転車しか通れない細い橋がかかっていました。ときおり古めかしいバイクのポンポンポン.. という音が響く他はとても静か。

翌朝。朝食を食べに。天気がよさそうです。

朝食後、なんとなく外出。オールドタウンに入るには入場料110,000ドンが必要（桁が多くて戸惑う）。入場券にはお寺や博物館に入れるクーポン券が５枚ついています。入場券は当日限りなのですが、ホテルの人曰く「何回でも使える」とのことなので５日間で買ったのは一度きり。

ホイアン旧市街 旧市街・古い町並み

ホイアンのメインの観光スポット日本橋。

来遠橋 (日本橋) 建造物

「ホイアン」ですか。日本橋だからなんだろうけどなんかパチもんっぽく見える。

日本橋を出たところの土産物屋が並ぶ通りをひやかします。

ホイアン旧市街 旧市街・古い町並み

朝９時ころにふらっと歩いてみたら思いのほか暑かったので日焼け止めを買って、ホテルに戻ってサングラスを持って改めて街歩き出発。

中華っぽい建物も多い。

日本に負けず劣らず電線が張り巡らされています。

ホイアンの名物はランタン。そこかしこにかかっています。

風情あるカフェ。かなり有名みたいです。

中国人の古い住居。

ベトナム笠は地元の人も観光客もかぶっています。

黄色の壁が青い空に映えます。

黄色い壁の家に挟まったものすごく古そうな建物。

お土産屋は食器とか切り絵とかだいたい似たようなものを並べています。

ここにもランタンがたくさん。

路地から川を眺めます。

人力車。乗らなかったけどいくらでしょう。

水面は静かで雲を鏡のように映しています。

トゥボン川 滝・河川・湖

川沿いにはこんなオブジェも。

漁船もたくさん。

お供えでしょうか。

民家の壁の黄色、空の青、ベトナムの旗の赤。

屋形船みたいなのもたくさん。

台北から更に飛行機で二時間半。日差しも植生も南国のものです。

なんかなつかしい粗大ごみたち。

市場にやってきました。

ホイアン市場 市場

正直カオスでした。ちょっと臭い。

客引きにつられてリバークルーズへ。

トゥボン川 滝・河川・湖

暑い中つかのま涼めましたが、乗るときに200,000ドンって言ったのに、降りるときに500,000ドン札で払ったらお釣りをよこさなかったので200,000ドンじゃないの？っ聞いたら300,000ドンときた。結局250,000ドン。たいした額じゃないけどここでテンションだだ下がり。リピーター獲得しようと思ったら明朗会計のほうがいいと思うんだけど.. 余計なお世話か。

気を取り直して街歩き再開。

ホテルに戻ってきました。暑い中歩き回ったのでしばし休憩。

日が暮れてきました。あいかわらず静かです。

日が落ちてから夕食へとふたたび外出。川沿いは夜も風情があります。

トゥボン川 滝・河川・湖

ホテルの近くにあった真っ白な建物。

２日目が始まりました。

オールドタウンを離れて、人とバイクしか通れない小さな橋を渡ってみます。

オールドタウンから少し離れただけで、牧歌的な風景に。

川沿いの民家の人が満面の笑みで何か話しかけてくれました。ベトナムの人は、我慢強くて手先が器用で勤勉で、効率を追求しないところは日本と違うけど、台灣みたいに知れば知るほど親近感が湧きました。道路や建物でも日本とのプロジェクトが多く、工事案内の看板に日本語でも表記があったり、作業服の胸に日本とベトナムの国旗が縫い付けてあったり、自分が知らないだけで日本との結びつきはかなり強いようです。

ホテルに戻ってからふたたび外出。このあとダナンに行くことにします。途中で見たベトナムらしい光景。

モニュメントやポスターが共産党チックでした。

バイクで海沿いの道をひた走り、まずはレディ・ブッダを見に。

レディ　ブッダ 建造物

隣接する寺院もきれいでした。中華風スタイルに近いですね。

ダナン市内が一望できました。

山を降りてダナンの市街地へ。ドラゴン橋がライトアップされています。

ロン橋 (ドラゴンブリッジ) 建造物

なにやらマーライオンと見間違うオブジェが??

DHCマリーナ 散歩・街歩き

翌日もダナンへ。今度はバスで。

ハン河沿いを散策。ダナンは2017年APECのホストシティなので、ホテルなど新しい建物の建設ラッシュでした。

ノボテルの最上階にあるルーフトップバーへ。風が冷たくてものすごく寒かったけど夜景は最高でした。

ノボテル ダナン プレミア ハン リバー ホテル

最終日。

近くのビーチへ来ました。

アンバン ビーチ ビーチ

少し曇って肌寒い、冬らしい日でした。波も荒いのに、夏を満喫！と暗示をかけるようにはしゃぎ、日もろくに出ていないのに水着姿で日光浴をする白人たちを、( ´_ゝ`）てな感じで眺める。

スーパーのある風景。

鶏の脚。辛いのは苦手だけど美味しかった。地元の人がすすめるものは美味い。

このグリーンミルクティーも甘ったるくて、トッピングのゼリーとともに美味しかった。

道々にある食堂。ローカルの食堂は椅子もテーブルもものすごく低い。

ホイアン旧市街 旧市街・古い町並み

普段使いにできそうな食器があったけど、LCCの手荷物の重量を超えてしまうので買わず。

シャツやスーツの仕立ても有名なベトナム土産。ここがホイアンで一番だそう。

中国人団体客を乗せた人力車の行列。

路上の墨絵描き。

夜の市場。

おやつの屋台。ベトナム語×英語×中国語。

昼間見た古い中国人の住居。

お廟は中華風でした。

最後に屋台で食べたシーフードのヌードル。びっくりするくらい美味しかった。相席で向かいに座ったシワシワの老人が蝦や蟹を手づかみで音を立てながらすすっているのも興味深く眺めた。

どの屋台も見た目には衛生的にどうかなと思いましたが、滞在中も帰ってからもお腹はすこぶる快調。ベトナムすごいね。

ナイトマーケットで気になっていたアイスクリームを。

ナイトマーケット 市場

ナイトマーケットの屋台。

夜の日本橋。

来遠橋 (日本橋) 建造物

川沿いにはランタンがいくつか。旧正月も近づいています。

最後に３階建てのカフェの屋上へ。ベトナムというかホイアンはくせになりそうです。