くじら橋と堀川戎神社の十日戎（大阪）

2017/01/08 - 2017/01/09

大阪市東淀川区の瑞光寺（ずいこうじ）境内にある鯨の骨がでつくられた「鯨橋」を訪れます。

翌日は商売繁盛を願う十日戎（とおかえびす）の宵戎。
堀川戎の福笹授与は、福娘が鈴を鳴らしながら「商売繁盛 家内安全 おか～ぐら～（お神楽）」と掛け声をかけます。

今日から３日間、大阪の街を歩きます。青春18きっぷを利用して川崎から行くので、実質２日間の街歩きになります。

エリア 茨木・摂津(大阪)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

昇降式ホーム柵

ＪＲ西日本の東海道本線高槻駅ホームで見かけました。

車両によりドアの位置が異なるため、長いロープを使い、電車が停止するとロープが上に上がります。

阪急正雀駅

東海道本線岸辺駅で降り、近くの阪急正雀（しょうじゃく）駅まで歩きます。

梅田行きの阪急電車

阪急路線図

正雀から上新庄まで乗ります。

高級感のある車内

上新庄の町並み

上新庄で電車を降り、瑞光寺（ずいこうじ）へ向かっています。

鯨橋のある瑞光寺

上新庄駅から歩いて10分程です。

鯨の骨を使った門

以前、鯨橋の欄干に使れていた骨

鯨の扇骨（肩甲骨）といわれています。

鯨橋

鯨の骨でできた雪鯨橋（せつげいきょう）です。

かつて住職潭住（たんじゅう）が南紀を行脚しているとき、太地浦の漁師に不漁であったことから豊漁の祈念を請われました。
潭住は「殺生は五戒の一つ」として断りましたが、ついに祈願に応じました。

そして鯨がたくさん獲れたお礼として、30両と鯨骨18本が贈られましたが、潭住は
鯨を供養し、すべての生き物を大切にするという祈りを込めて、この橋が作られたといわれています。

欄干の部分が鯨の骨

長い脊椎の手すり、その下に手を広げたような扇骨が欄干になっています。

６代目の鯨橋

2004年北西太平洋（北海道沖）の調査捕鯨で捕獲されたイワシクジラの下あご骨と扇骨、2005年南極海で捕獲されたクロミンククジラの脊椎を利用して作られました。

瑞光２丁目

寺に近いバス停から大阪天六へ向かいます。

日本一長い商店街！

天神橋筋商店街を天六から歩きます。

明日（1/9）から天神橋戎市です。

これは長そう～

天六を示す旗には、「てんろく」を「てｎ６く」とも読める面白いデザインがされています。

大阪のタコヤキ

「焼きだこ」とも言うのやら･･･

天五商店街

次の商店街は天五。

天五のマークは、お日様（天）と５（五）を組合せています。

天三商店街

天四は見過ごしてしまいました（笑）

「天神さんの街」なので「てんさん」

どの商店街もよく考えているデザインです。

今晩はこの近くの南森町の東横インに泊まります。

夕食は大阪名物の串揚げ

勿論、ソースをつけて食べます。

カキ鍋

翌朝、十日戎

毎年1月9～11日に行われる十日戎（とおかえびす）は、商売繁盛を願う人々で賑わいます。

堀川戎神社

商売繁昌の神「蛭子大神（えびすおおかみ）」を祀り、「堀川のえべっさん」と慕われています。

今日は九日宵戎

福笹授与

堀川戎神社の福笹は、生の「五枚笹」に、古くより伝わる小宝と短冊を付けた基本の福笹に、熊手や俵、箕（み）、そして宝財布・絵馬・千万両箱・鯛などの縁起物を付け足すことができます。

ちなみに、福笹（小宝、短冊付）が2,500円以上、ミニ熊手（福笹付）4,500円以上、大熊手（福笹・全品付）18,000円以上です。

福笹授与には福娘が鈴を鳴らしながら「商売繁盛 家内安全 おか～ぐら～（お神楽）」と掛け声をかけてくれます。

いろいろな戎講

株や食品などの戎講もあります。

今日はこれから大阪下町に今も残る渡船に乗ります。