鳥来、基隆、ちょっと台北～できるだけ素食な一人旅（2）台北編

2016/12/13 - 2016/12/16

今回は台北近郊を日帰りで回り、夕方には台北に戻る計画にしました。。本当は日にち別の旅行記にしたいのですが、それだとフォートラの書式になんとなく合わないので、台北編を作ってみました。
前回の旅行記から1夜明けて鳥来に出発、台北に戻る→台北市内美術館巡り、翌日野柳・基隆観光後ちょっとだけ夜市に寄って終了、の台北部分を切り取って書きました。見づらい作りですみませんが、何かの参考になればと思います。

エリア 台北(台湾)

鳥来で軽くひとっ風呂浴びて（笑）台北に戻ってきました。まだ雨が降っているので、美術館巡りに予定を変更しました。
写真は中正紀念館駅の通行証。改札口を間違えるとたどり着けない出口があるということを知りました。これを持つと構内の改札を通り抜けることができるようです。ソウル駅とかなら勝手に通り抜けちゃうんだけどな。

中正紀念堂駅 駅

国立歴史博物館を目指して歩きます。途中なかなかやんちゃな生え方をしている木があったので撮りました。

国立歴史博物館の手前にもう一つ面白そうな建物があったので入ってみます。

国立台湾工芸研究発展中心台北当代工芸設計分館とあります。当代という通り現代美術をメインにした美術館のようです。

入り口には桃園空港でお会いした客家柄の動物さんたちがいました。

たしかに現代美術っぽいですよね。

流れに沿ってまず2階から見ると客家柄の生き物がたくさんいました。
小さいのから

大きいのまで。

こちらは椅子っぽい。もちろん座れません。

吹き抜けになってます。美術館なだけあって建物のデザインも凝ってます。

台湾を代表する有名な現代美術の大家「洪易」先生の作品でした。じっくり色々な作品を見る機会があって良かったです。楽しい気持ちになる色彩です。

上はレストランになっていましたが、レストランに入らなくてもちょっと辺りを見渡すことができます。新しくて凝ったデザインの建物と戦前からあるようなレンガ造りの建物が混在している所でした。

國立臺灣工藝研究發展中心臺北當代工藝設計分館も見に行きます。

脇に池があって、ちょっとだけ蓮が咲いていました。

夕暮れの設計館。明かりがつきだして、雰囲気良いです。

設計館と言いつつ、一番楽しかったのは印鑑の展示。他に書道の展示もありました。

こんなに重厚な見た目なのに印影は「黒人歯磨き粉」（笑）

「5」がちょっと足りてないのはご愛敬（笑）
寒いから枯れちゃったのかな。

でもお花はそれなりに咲いてます。

冬でも花が咲くのがうらやましいです。

寄り道してたら夕暮れ時になってしまいました。時間がないのと元々興味がないのでPIXAR展はスルーしました

国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

入口の仏教美術の方が好みでした。

ちょうど花や動物がテーマの水墨画展があって、かなり楽しませていただきました。閉館間際だったので、併設のカフェに行けなかったのが残念です。雨の台北旅行プランとして美術館巡りは本当におすすめです。
じっくり見るなら2時間は欲しいところですし、あっさり見てカフェを楽しむのでも同じくらいの時間が必要かと思います。

そんなわけで本日の夕食はネットで気になっていた吉縁素食にしました。龍山寺站からすぐのところです。
ところで「夜の龍山寺付近は治安が良くない」という意味が何となくわかりました。よく言えば下町っぽい、悪く言えばガラが悪いといったところでしょうか…。

ザ庶民の食堂。もちろん地元の人しか来ていませんが、何故か日本語メニューがありました。
豆干の煮物と野菜と湯葉のスープ。ご飯を合わせて65元（237円くらい）。台湾あるあるな薄味でした。これはこれできらいじゃないです。

龍山站で自転車を借りて宿に帰りましたが、地図を読み間違って迷子になりました。その途中で外帯した豆花がとてもおいしかったです。迷子のケガの功名なので、どこにあるお店なのかさっぱり見当がつきません。方向音痴な自分を恨みつつ、この日は終了です。

翌日は野柳・基隆の前にどうしても気になっていた光復市場にやってきました。市場って本当に楽しいです。

NHKの2度目の台湾で見た光復市場素食包子店です。本当は甘いのもあるようですが、朝7：30ころで既に定番の2種類しか置いていませんでした。

光復市場素食包子店 地元の料理

欲張って雪菜とキャベツを一つずつ買い、豆乳もゲット。でも、食べるところがなくて大変でした。近くのベンチを探していただきます。塩味もちょうどよくもう一度行きたいお店が増えました。
時間もあまりないので余韻もなく野柳に向かいます。

野柳・基隆を堪能してネットで気になっていた豆乳屋さんに来ました。目の前がこのバス停です。

二吉軒濃い豆乳。あちこち支店があるようですが、ここには残念ながらイートインスペースはないようです。色々な味があってたしかにどれも濃い豆乳でした。

グーグルマップのオススメ通り歩いたら象山站まで30分かかりました。まあ、きれいな台北101が見えたので良しとしましょう。

象山ハイキングは再び次の宿題になりました。雨女っていやだなあ。

象山駅 駅

写真では暗いですが、寧夏夜市です。象山站から移動してきました。

寧夏路夜市 散歩・街歩き

お目当てのお店が見つからずその近くで売っていたおにぎり屋台で購入。慈音古早味阿婆飯団は見つからず次回の宿題になりました。

ちなみにこの写真は翌日のラウンジで撮影したもの。ミルクティーにおにぎり、ふかしイモという見事な炭水化物コンビです。

色々な素食のお店に行ってみたいと思って、お高めのビュッフェレストランに来てみました。

長春素食 （チャンチュンスゥシィ） 地元の料理

一部にちょっとだけ卵や乳製品を使っています。素食なのであっさり味でした。

マンゴスチンの酸っぱさに泣いていたら、オーナーらしき女性がやって来て日本語で色々説明してくれました。本当は600元プラスサービス税のようですが、閉店1時間30分前に来たから500元（1822円くらい）でいいよと言ってくれました。個人的にはナッツたっぷりのサラダバーがおいしかったです。

台北は首都なので色々選択肢が多くて楽しいですね。くいしんぼのB級ご飯旅はまだまだ続きます。