2015秋、その他十三箇寺(11/13)：曹洞宗・法正寺：山門、法正寺の表札、境内光景

2015/09/26 - 2015/10/09

名古屋市熱田区の白鳥２丁目にある曹洞宗のお寺、『法正寺(ほうしょうじ)』の紹介です。創建は文禄年中(1592年)、御本尊は聖観世音菩薩立像です。

エリア 名古屋(愛知)

• 交通手段: 私鉄 徒歩

歴史と風格を感じさせる、『曹洞宗・法正寺』の山門光景です。山号はネット検索しても分かりませんでした。江戸時代以前の文禄時代(1593～1596年)の創建のお寺です。この時代の天皇は後陽成天皇、将軍は不在でした。

『曹洞宗・法正寺』の文字が記された表札の光景です。天正から文禄への改元が行なわれたのはグレゴリオ暦1593年1月10日です。和暦が新年を迎えないうちに西暦だけが新年を迎えている期間でした。文禄元年は西暦1593年1月10日から同2月1日までの短い期間であるため、和暦と西暦を一対一で対応させようとする場合、天正20年＝文禄元年＝西暦1592年、文禄2年＝西暦1593年となり、実際とはずれが生じます。

山門の扉はあけられていましたが、その前に立入り禁止の柵が設けてありました。門の外から眺めた境内光景です。石段で数段高くいなった場所に、本堂らしい建物が見えました。

山門の屋根飾りのズームアップ光景です。教の巻の鬼瓦が乗っていました。寺紋は曹洞宗の紋ではなく、方波見紋のようでした。

山門から眺めた境内の光景です。宝篋印塔らしい石塔や、観音菩薩らしい石像が立ち並んでいました。

同じく、山門から眺めた境内の光景です。禅寺ではよく見かける、大きな庭石がありました。

左が山門の屋根、右が境内の庭木の光景です。その中間の奥の方に本堂の甍がめていました。まだ明るい時間帯ですが、夕刻近くになりましたのでシルエットでの撮影になりました。

曹洞宗のお寺、『法正寺』の周りの市街光景です。すぐ近くに白鳥小学校がありました。こちら側は西面で、東面は国道19号線の伏見通りに面しています。