新春・大阪京都レッサーパンダ動物園遠征２泊２日４園とグルメの旅（３）みさき公園：Hello！レッサーパンダの赤ちゃん～雨にぬれて毛がはりはりの元気っ子ルカちゃん、ママと引き離されたときは切なくぴーぴー鳴いて＆風呂で温まるカピバラ親子ほか

2017/01/08 - 2017/01/08

成人の日を含む３日連休を利用して、関西レッサーパンダ動物園遠征を計画したきっかけは、みさき公園のレッサーパンダの赤ちゃんのルカちゃんです！

とってもお転婆で元気なルカちゃん。
みさき公園は関西ではアクセスしやすいということで、レッサーパンダ・ファンたちがよく会いに行っているようですし、そのやんちゃぶりで、2016年生まれの赤ちゃんの中でも、とりわけ人気上位の子と言っても良いかもしれません。

しかし、本日のみさき公園での午後は、ずっと雨。
私が到着したとき、ルカちゃんとカリン・ママは外に出て間もなかったようですが、レッサーパンダは雨をものともしないので、ルカちゃんはどんどんびしょぬれのはりはり姿になりました。
できれば、ふわふわなルカちゃんが見たかったですが、これはこれで、貴重かも。
雨の中の撮影は大変でしたが、来園者が少なかったせいか、レッサーパンダたちは私の方を見てくれことが多かったです。
飼育員さんかも、と期待しただけかもしれませんけど、ルカちゃんはあきらかに私を見ていました@
やっぱり子パンダは、来園者に興味を示してくれる子が多いです。

13時すぎ、飼育員さんがやって来て、ルカちゃんにおやつのリンゴがふるまわれましたが、そのときカリン・ママだけバックヤードに収容され、ルカちゃんだけが屋外で単独展示となりました。
ぴーぴー鳴きながらママを探すルカちゃんの姿は切なかったです。
カリンちゃんも中からルカちゃんに呼びかけていました。
でも、レッサーは１年足らずで親ばなれすることもありますし、飼育員さんによると、今月2017年１月から繁殖をめざして、カリン・ママはアル・パパと午前中同居するようになり、ルカちゃんの親離れの訓練が始まっていました。

でも、まだルカちゃんはカリン・ママからお乳を飲んでいて、そのためカリンちゃんはお乳が出るので、お乳が出るのに飲ませないと乳腺が詰まってしまうかもしれないということで、昼間１時間だけルカちゃんはママと過ごしているそうです。
バックヤードでも、檻越しにコミュニケーションが取れますが、もう別部屋だそうです。
なので、これまでと展示パターンが変わり、今月から午前中はアルくんとカリンちゃん、12時から１時までカリンちゃんとルカちゃん、１時から３時までルカちゃん一人、そして３時から閉園までコウセイさんでした。

そんなわけでママから引き離されたルカちゃんは、30分くらいはぴーぴー鳴きながらママを求めていましたが、やがておとなしくなり、笹を食べたり、毛づくろいするようになりました。
ママと一緒のときの方が圧倒的に元気ではじけていて、一人になったら、やんちゃぶりがなりをひそめました。
それは、ルカちゃんも一人になって大人びてきたからか、一人に慣れるまでのことか、あるいは今日たまたまか、一日では分かりませんでした。

コウセイさんは、2000年６月23日生まれなので、もう16才のおばあちゃんです。
それでも雨が降っている外に出すのかとちょっと驚きましたが、コウセイさん自身も、東屋で雨宿りしたりせず、雨の中をてくてく散策していました。
本日は屋外のコウセイさんには会えないと思っていた分、可愛いおばあちゃんに会えて良かったですが、かわりにイケメンのアルくんは、私がいた午後はずっと、見えづらい屋内にいました。
でも、アルくんは、私が見に行くと、毎度、主人の帰宅を待っていたワンちゃんのようにハッとガラスに近付いてきてくれましたし、夕方、飼育員さんが夕飯を運んできたときのわくわくぶりは、とっても可愛かったです。

みさき公園のレッサーパンダ展示場は近くに屋根がないので、雨の中での撮影見学は大変でした。
カサを差してしても、カメラをかばうようにカサを差していたので、えりぐりやそでがぐっしょり濡れてしまいました。
その上、まだ新品のはずの靴は安物だったせいか、靴底から水がしみこみ、くつの中は水たまりになってしまいました（涙）。
なので、16時くらいには寒くてたまらなくなり、閉園までレッサーパンダ展示場前でねばっていられませんでした。
それに荷物は、近くのトンネルの下に置きっぱなしにし、カメラだけ持って見学していたので、レッサーパンダ展示場以外はなかなか歩き回れませんでした。
でも、みさき公園では、カピバラ温泉を楽しみにしていたので、雨の中、荷物を持って、他も少し回りました。
雨が降っていて寒かったので、屋内との出入りが自由になっている動物の大半は、外に出ていなかったですが、小屋の入口で雨が降っている外の様子を見ながら、ほんとは外に出たいんだけど、という様子がありありの動物もいて、可愛らしかったです。

＜新春・大阪京都レッサーパンダ動物園遠征とグルメの旅の旅行記のシリーズ構成＞
□（１）天王寺編：前泊のグルメと前泊ホテルの東横インあべの天王寺＆ホスピタルイン市大学病院前と朝の新世界ちょっぴり散策
□（２）天王寺動物園：レッサーパンダのメルくんがんばれ！＆ジャガーっ子の小助くんと佐助くん＆おもちゃ大好きホッキョクグマのイッちゃん
■（３）みさき公園：Hello！レッサーパンダの赤ちゃん～雨にぬれて毛がはりはりの元気っ子ルカちゃん、ママと引き離されたときは切なくぴーぴー鳴いて＆風呂で温まるカピバラ親子ほか
□（４）なんば編：南海難波からJR難波のバスターミナルまでの移動に一苦労！～みさき公園いろいろとなんばでのグルメ
□（５）福知山編：高速バスで福知山入り～ホテル・アールイン福知山ふたたび＆素敵な喫茶店で朝食バイキング
□（６）福知山市動物園：Hello！レッサーパンダの赤ちゃん～福知山城主の名をもらった双子の光・秀くんとしらたまちゃんママとキャラくんパパ＆可愛いミニブタの子ブタとやんちゃなシロテテナガザルのモモタロウくん
□（７）京都市動物園：レッサーパンダのウーロンくん・古都ちゃん久しぶり！＆楽しい子ゾウたちとヤブイヌに四つ子の赤ちゃん！～キリンのヨシダくんには会い損ねたけど
□（８）南禅寺編：夕方遅くてもできた境内散策＆参道沿いの南禅寺名物ゆどうふの店でゆば会席＆京都みやげ

※順不同に作成しています。

みさき公園の公式サイト
http://www.nankai.co.jp/misaki/

＜タイムメモ【全行程＆みさき公園・詳細版】＞
【2017/01/07土】
16:30頃　家を出る
18:20　東京駅発のこだま249号に乗車（自由席）
20:53　新大阪駅到着
21:00-21:30　新大阪駅散策＆グルメ
（カフェダイニング米花のケーキセット＆551蓬莱の豚まん）
22:10頃　東横インあべの天王寺＆ホスピタルイン市大学病院前にチェックイン

【2017/01/08日】
07:15　起床
07:45-08:10　ホテルのバイキング朝食
09:00　ホテルをチェックアウト
09:10　天王寺動物園の新世界ゲート前に到着
09:10-09:25　朝の新世界をぶらつく
09:30-11:00　天王寺動物園
（09:30開園）
11:15頃　ホテルの荷物を引き取り、南海電鉄の新今宮駅に到着（駆け足）
11:22　南海電鉄の新今宮駅発の特急サザンに乗車（自由席）
12:05　みさき公園駅に到着
【12:10-16:25　みさき公園】（16:30閉園）
12:20-14:00　レッサーパンダ（カリンちゃん・ルカちゃん母子）
（13:05頃からルカちゃんのみ）
14:00-14:10　ニホンザルほか
14:10-14:25　レッサーパンダ（ルカちゃん）
14:25-14:55　温泉カピバラほか
14:55-16:00　レッサーパンダ（ルカちゃん・コウセイさん）
（15:00頃からコウセイさんと交代）
（アルくんは午後ずっと屋内）
16:05-16:20　ココ・テラスでカレーパスタ休憩
16:25　みさき公園を出る
16:42　みさき公園駅発の特急サザンに乗車（自由席）
17:29　南海難波駅に到着
18:20　難波の高速バスターミナル（OCAT）に到着（徒歩で迷う）
18:30頃　バスターミナルのカウンターで高速バスの切符を発券
18:40-19:15　バスターミナルのレストラン「家族亭」で蕎麦御膳の夕食
19:50　難波発の日本交通の高速バス（最終便）に乗車
21:37　福知山駅前（北口）に到着
21:45　福知山駅前（南口）のホテル・アールイン福知山にチェックイン

【2017/01/09月】
07:40　起床
08:10-08:40　ホテル内の喫茶店で朝食バイキング
09:00　ホテルをチェックアウト
09:30　三段池公園までホテルで自転車無料レンタル＆福知山市動物園に到着
09:30-11:40　福知山市動物園
（09:00開園）
12:15　駅前のホテルに戻る
12:30　福知山駅に到着
12:44　福知山駅発の特急きのさき14号に乗車（自由席）
14:07　京都駅に到着
14:55-16:30　京都市動物園
（16:30閉園）
16:30-16:45　ひと休み
16:50-17:30　南禅寺境内散策
17:30-19:00　南禅寺名物ゆどうふの店「順正」でゆば会席
19:35　新幹線の改札をくぐる
（荷物は蹴上駅のコインロッカー預け）
19:40-19:50　京都みやげの買い物
20:15　京都駅発ののぞみ56号に乗車（指定席）
22:26　品川駅に到着
00:30頃　帰宅

※これまでの動物旅行記の目次を作成済。随時更新中。
「動物／動物園と水族館の旅行記～レッサーパンダ大好き～　目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070

エリア 阪南・岬(大阪)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

12時10分、みさき公園に到着したときは、すっかり雨

午前中の天王寺動物園では弱雨くらいですみましたが、みさき公園にいた午後は小雨とはいえ、しっかりと雨が降り続けました。

お外に出たいけど、雨の中を出るのはいやなミニブタさん

雨がしのげるぎりぎりの位置で雨宿り

ラマさんたちも、外が気になるるけど、雨の中、出ていく気がしない

ブログで見ていたみさき公園のレッサーパンダ展示場についにやってきた！

レッサーパンダの紹介

できればみなさんの出身まで知りたかったのですが、レッサーパンダ・ファンさんのブログで復習しました。
アルくんもカリンちゃんも山口出身で、アルくんは秋吉台サファリ、カリンちゃんは周南市徳山動物園生まれ。

12時からすでに出ていたルカちゃん、うしろにカリンちゃんママ

ルカちゃんが登場するのは12時半ということになっていますが、ルカちゃんが成長するに従って、展示時間を長くしているようでしたので、予想済みではありました。
でも、もし展示交代が12時半であれば、その前に出ていた子に屋外で会えたはずだと思うと、ちょっと残念でした。

ママにお乳をねだるルカちゃん

私が到着したとき、ルカちゃん、お乳を飲んでいたね～。
そのときはピンとこなかったのですが、あとから気付きました。

すでに毛がはりはりルカちゃん、けっこう目線をくれる@

渡り木の途中でも目線をくれたルカちゃん

東屋からも目線をくれたルカちゃん

私が到着してしばらくはこんな風にたびたび目線をくれたルカちゃんですが、やがて関心を失ったのか（苦笑）、マイペースに戻りました。
すなわち、ママ相手にはじけまくり@

はだかとなったカエデの木に、ルカちゃんのふさふさしっぽ

ぶらーんとしがみついて遊ぶ

ぬれた木はすべらないかい、ルカちゃん？

柱を伝って登るルカちゃん

ぶらさがり遊び@

屋根まで登れちゃうんだ@

小屋の近くでこっちを見上げてくれたルカちゃん

毛づくろい中のカリン・ママに相撲をしかけるルカちゃん

ママはそんなルカちゃんを気にせず、毛づくろいを続けます。

むぎゅーっなルカちゃんと、意地でも毛づくろいを続けるカリン・ママ

ママ、追ってこな～い！

ちょぴりたそがるルカちゃん！？

ママが下りるのを見て

しっぽの下にもぐりこもうとするルカちゃん

お乳ねらい？

ママ、遊ぼうよ、とひっくり返って誘うルカちゃん

ルカちゃん、アチョーッ！

カリンちゃんママにパンチが届いたようです。

ぴょーんと飛びかかるルカちゃん

レッサーパンダの世界一弱そうなバンザイ攻撃はいつでもどこでもとても可愛らしいです。
表紙候補でした。

ママ、つかまえたっ！

ママに逃げられた……

転がっている方がルカちゃんです。

ママを追いかけるルカちゃん

レッサーパンダ・ファンさんのブログ記事通り、めちゃくちゃはじけるルカちゃんでした。
そんなルカちゃんが自分の目て見られた幸福。

雨に濡れてルカちゃんはこんなにはりはりなのに

同じくらい外にいたはずのカリンちゃんはあまり濡れたかんじがしない

ママ、構って～！とママの行く手を遮るルカちゃん

後姿の方がルカちゃん。

ママをむぎゅむぎゅするのは、ママが大好きだから@

上にのっかっている方がルカちゃん。

一人遊びをしていたところに、ママに気付いたルカちゃん

可愛くたっちしている方がルカちゃん。

すかさずママに飛びつくけど

全然届かない（笑）

ルカちゃん、しばし木登りして遊んだあと

足元が濡れているから慎重に……

ずべっ！

13時頃、急にバックヤードの小屋の前でそわそわし始めた母子

どうやらまもなくリンゴがもらえる時間らしい

飼育員さんがやって来たのに気付いたようです。

扉の中を覗くルカちゃんと、中に入るカリンちゃんママ

ルカちゃんだけが外でリンゴをもらう

カリンちゃんママはそのままバックヤードに収容となりました。
親子が同居している様子は15時までずっと見られると思っていたのですが、今月2017年１月から展示パターンが変わっていました。
前日に動物園に電話して確認したとき、教えてもらえたのはルカちゃんの展示時間のみで、大人たちの展示パターンまでは聞けなかったのです。

ママ～っ、ママ～っとルカちゃん

中からママの呼ぶ声が聞こえるので

それに応えようとするルカちゃん！？

一人で展示場を走り回り、木登りもしたけれど

ママはどこにもいない

やっぱりママがいないと寂しいよう

ルカちゃん、小さくぴーぴー鳴いていました。

ふんっ！

飼育員さんがここを開けられるのをルカちゃんは知っているけど

15時すぎに、ルカちゃんはここから部屋に戻りましたからね。

どうやったら開けられるのか分からないルカちゃん

けっこうねばっていました。
根性あるルカちゃん！

たっちして、じーっと私の方を見るルカちゃん

だれでもいいからママのいるところに連れていってほしな、ってかんじ？

たっちしたままこっちを見上げるルカちゃん

はりはりで地肌が見えてるネ。

ここ開けてぇ～

ルカちゃん、必死っ！

ひょいと上ってしまえる

でっぱりや足をかけるところがたくさんあるので。

でも、下りるときは、わざわざ下向きになる

たっちして、じーっと訴えるように見てきたルカちゃん

手の届きそうな位置にいました、ルカちゃん！

アクリルガラスにぺったり

30分くらいぴーぴー鳴きながらママを求めていたルカちゃんですが……。

やがて東屋でおとなしくなり、残り少ない笹を食べ始める

丸いシルエットがまだまだお子ちゃまでとっても可愛いです！

後ろ向いちゃったルカちゃんを反対側から見に行く

鳥インフルエンザ予防対策のためにバードエリアを通り抜けられなくなってしまったので、裏手に回るのに橋を渡って、と遠回りでした。
雨がずっと降っていたので荷物を橋の下に置いていたのですが、他に来園者の姿もなかったので、短時間なら……と、そのままカサとカメラだけを持って移動しました。

はりはり姿で笹を食べるルカちゃん

もう１度私の方を見てくれたルカちゃん

ぬれネズミなルカちゃん

ルカちゃんは、ママがいなくて一人になった後、ずいぶん大人しくなってしまいました。
とても寂しそうたったので、このあとやってきた飼育員さんに、ルカちゃんの単独展示は昨日今日始まったばかりか尋ねたところ、今月からカリンちゃんはアルくんとの繁殖をめざして午前中同居を始めたので、ルカちゃんにはもう親離れしてもらい、単独展示になったとのことでした。
バックヤードの部屋も別々とのこと。ただし、柵越しに交流できるそうです。
ただ、ルカちゃんはまだカリンちゃんのお乳を飲んでいるし、そのためにカリンちゃんはまだお乳が出ているようなので、しばらくは12時から１時間だけ親子展示を続けているとのことでした。

このあとルカちゃんは東屋で毛づくろいに入ってしまったので、他の動物たちを見に行くことにしました。

お隣のサル山のみなさんは、この雨の中、どうしているかしら

洞穴（？）の入口で、雨の様子をうかがいながら寄り添うニホンザルたち

雨の中でも外に出ている子もいれば、こうやって雨をしのいでいる子もいました。

赤ちゃんは雨に好奇心いっぱい

時々雨滴を手のひらで受けたりしていました。

雨の中でも平然としていた（？）ニホンジカのみなさん

お毛皮の防水効果はいかがですか

白毛がふわふわそうなおしりのダブルパンチ

向かって左の子が右の子の耳をぺろぺろ

母子かしら。

キリンは外に出られないようになっていたけれど

雨降る外が気になるらしい

この子は茶色っぽいので、仙一お父さんかな、と思いましたが。

顔つきは女の子っぽいので、音羽お母さんかな

仙一お父さんは2003年生まれで13才なら、もっとごつごつしたオスっぽい顔をしているんじゃないかと思ったのですが、確信はありません。
もう一頭は見当たらず。

バードエリアの中で、仲よく並んだコウノトリを見つけた@

温泉カピバラを見に、南米の森へ

ニホンザルからキリンまではレッサー展示場の近くでしたが、ここまで行くのにさすがにレッサー展示場の近くの橋の下に荷物を置きっぱなしにする気にはなれず、全部持参して回りました。

南米の森は、定員８名の有料500円のミニツアーに参加できれば、中に入って見学できるようです。
本日はこの雨で来園者が少なかったので、参加できたかもしれませんが、天王寺動物園とハシゴして午後のみの来園で、もともとレッサーパンダに集中するつもりでしたから、開催時間をチェックしていませんでした。
ここに到着したときは、最終の14時40分からのツアー時間はもう過ぎていました。
でも、外からもガラス越しに展示動物が見られるようになっていました。

天井からぶら下がりつつも板敷の上にいたナマケモノ

目がぱっちり開いて、起きてはいる

カピバラ・エリア

こちらはガラス越しではありませんでしたが、柵越しでした。
手前にプール、奥に小屋、その左隣に温泉がありました。

カピバラ・ファミリーの個体紹介

去年2016年９月４日生まれのまだチビちゃんたちがいるはずです。

ぴったりくっついて温泉に入っていたチビっ子たち

大きな大人が前で後ろで悠々と

ぴょこっと顔を上げた大人のカピバラ

カンガルーたちは外で雨宿り

アカカンガルーの男子グループ

アカカンガルーは、赤っぽいのはオスだけだと今まで気づきませんでした。

男子より一回り小さいアカカンガルーの女子グループも雨宿り中

アカカンガルーのメスはグレーっぽかったのですが、今まで目にしていたのに、はっきりそうと認識していませんでした。

シンクロナイズド・カンガルー

おやっ、あの子は外が気になるけど、雨の中、出たくないらしい

ワラビーかと思ったくらい小さかったので、子どものようです。
でも、中にもまだカンガルーたちがいたようなので、外に出たがらなかった子はあの子だけではなかったようです。

外の東屋の下にもお子様がいる

サル山まで戻って来ると……外で雨に打たれながら寄り添っていたグループ

向かって右の子は、一生懸命毛づくろいをしてあげて、仲間に入れてもらいたそうでした。
しかし、その相手の大人のカンにさわる何かをしてしまったのか、こっぴどく怒られてしまいました。

さっき向かって右にいた子は、相手を変えて、ぴとっとくっつく

一番手前の子がそうです。

洞窟の中で雨宿りして子もいれば、外にいる子もいる

他にも、展示されているけれど、簡単に写真が撮れず、雨の中、カサを差しながらねばれなかった動物や、雨降っていて、寒いこともあり、部屋にこもっていたのか、見当たらない動物などがいました。

リクガメは部屋の中

そして15時の交代前にレッサーパンダ展示場に戻って来ました。

15時頃、リンゴを持った飼育員さんが外へ出るように呼んだ子は……

なんと16才のコウセイおばあちゃん！

先月までであれば、コウセイさんの当番は午前中で、15時からアルくんでした。
でも今月からは、アルくんの当番は、カリンちゃんといっしょに午前中になったようです。

コウセイさん、リンゴを食べ終わった後は、雨の中を散策開始

飼育下のレッサーパンダは20才を越える子もいますが、野生下だと平均寿命はたしか15才くらい。
でも、コウセイさんはまだまだ元気なようでした。

バックヤードの等を見上げるコウセイさん、おめめ大きい！

よっこらしょ

ぬれた渡り木も平然と

お背中の毛が少し薄いところがあるけれど、全体的にはふわふわと毛並みは悪くなさそうでした。

東屋からちょこんとこっちを見ていたコウセイさん、可愛い@

コウセイさんは、ずっ屋根の下にいるわけでなく

むしろ好んで雨の下を散策していたよう

私がいた間はずっと屋内だったアルくん

ルカちゃんのパパです。
イケメンならぬ、イケパンです。
私が時々見に行くと、はっとガラス面に近づいて来てくれました。
逆に、びくっと驚いて逃げたときもあったけれど。

16時近く、飼育員さんがやって来たことに気付き、そわそわアルくん

窓辺にかかった両手に、アルくんのそわそわぶりが表れています。
お預けをくらったワンちゃんのようで、とっても可愛かったです。

なんたってこんなに夕食がやって来たもんね！

でも、まだすぐにあげるわけではないんです、と飼育員さん@

窓辺にやって来たルカちゃんと、窓の下にやって来たコウセイさん

お外が気になる穴鼻ルカちゃん、チョー可愛い！

穴鼻ルカちゃんと穴まゆげルカちゃん！

あちこちの穴にあわせて鼻を外に出すようにして外の様子を探っていました@

コウセイさんがルカちゃんの部屋を覗く

ルカちゃんの鼻が～っ！！

あたかもおばあちゃんと孫の交流のよう

実際には、コウセイさんとルカちゃんに血のつながりはありません。

穴鼻と穴ほほ毛のルカちゃん！

元気に飛び跳ねていたルカちゃんや、私の方に目線をくれたルカちゃん、たっちしていたルカちゃんなど、どれも表紙候補で悩みましたが、この子どもらしい行動がすごく可愛くて、この写真を表紙にしました。

「新春・大阪京都レッサーパンダ動物園遠征２泊２日４園とグルメの旅（４）なんば：南海難波からJR難波のバスターミナルまでの移動に一苦労！～みさき公園いろいろとなんばでのグルメ」へとつづく。
http://4travel.jp/travelogue/11205981