2016年9月21日-9月30日まで友人と二人でオーストリアのウィーン、オーバートラウン、ハルシュタット、グラーツを旅してきました。以下、旅行の日程で、ここでは9月25日（前半）様子をまとめました。<br /><br />9月21日羽田発のエアフラ夜便でウィーンへ<br />9月22日朝、ウィーンに到着後、市内を観光<br />9月23日ウィーンから列車でオーバートラウンへ移動<br />9月24日クリッペンシュタイン（マンモス洞窟と大氷穴）観光<br />9月25日朝、ハルシュタットへ移動後、塩坑などを見学<br />9月26日午後、ハルシュタットから列車でグラーツへ移動<br />9月27日グラーツ観光<br />9月28日グラーツ観光<br />9月29日グラーツから列車でウィーンへ移動<br />9月30日友人は日本へ帰国。私は列車でチェコのプラハへ移動<br /><br />尚、時折、登場するクマのぬいぐるみはクマクマウー。腕に抱いているのはチビチビフー。私の旅の相棒で、旅行歴16年となるベテランのクマです（＾＾）。

2016年9月オーストリア(5)オーバートラウンからハルシュタット、そして塩坑見学

44いいね！

2016/09/25 - 2016/09/25

54位(同エリア379件中)

#街歩き

エリア

ハルシュタット(オーストリア)

旅行の満足度: 4.5

観光: 5.0

ホテル: 4.5

グルメ: 4.5

同行者: 友人

交通手段: 徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

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朝7時20分、ホテルの部屋のテラスから見る最後のハルシュタット湖です。

ホテルハウスアムゼーホテル
この日は、オーバートラウンからハルシュタットへ移動します。
ホテルでしっかり朝ご飯を食べて
イチオシ

8時25分、ホテルをチェックアウト。
オーバートラウン駅までは徒歩10分。
2.3ユーロで切符を購入し、9時04分発の電車R3413に乗り込み
次のハルシュタット駅で下車。
ここからフェリーに乗り換えます。乗り場はこの坂を下った所。
駅はハルシュタット湖の東岸で、町は西岸側。
すぐそこに見えているのに、しばらく待たなければなりません。
フェリーの本数が、これしかないからです。
運賃は片道2.5ユーロ。
フェリーに乗れば、約5分で桟橋広場（Landungsplatz）に到着です。
この日の宿は、桟橋の目の前にあるヘリテージ・ホテル。
まだチェックインできないので、荷物を預け、「塩坑」の観光に出かけました。
少しだけ寄り道してみると、とても雰囲気の良い小道がありました。
この先にどんな景色が待っているのか気になりますが、まずは「塩坑」が先（＾＾；）。ここはぐっとこらえてUターンしました。
イチオシ

二日前、オーバートラウンから歩いてたどり着いたゼー通りにやって来ました。
「塩坑」はこの先にありますが、特徴ある家々につい足が止まってしまいます。
白鳥ボートに乗るのも楽しそう。
イチオシ

そのそばには、本物の白鳥もいました。
地図を見る

10時半、ハルシュタット塩坑（Salzbergwerk）へのケーブルカー（Salzbergbahn）乗り場に到着。

ハルシュタット塩坑史跡・遺跡
塩坑の見学ツアーとケーブルカーのコンビチケットはお値段26ユーロ。
売り場には行列ができていると思ったら、半数の人がすでにチケットを購入済み。
ケーブルカーに乗るのを待っている人たちでした。
ツアーは英語かドイツ語で、各国語のオーディオガイドを借りれます。
10時45分、ケーブルカーで一気に山上駅へ。
ここから塩坑の入口まで15分ほど坂を上ります。この300mに渡ってのびる道は先史時代に墓地だった場所で、今も1500もの墓が埋まっているそうです。

そこに埋められているのは塩坑で働いていた坑夫たち。その遺骨を調べると、彼らがいかに過酷な労働をしていたかわかるそうです。
11時12分、やっと塩坑の受付に到着です。
入口には、あと何人ツアーに参加できるか表示されていて、残りはあと8人！運よく待ち時間もなく入場できました。
塩坑は荷物を預け、作業着のようなものを服の上に着て見学します。
見学用の服はサイズによって色が違いますが、お尻の部分が強化されています。
なぜなら、こうした滑り台を降りるからです。
捕まるものもないので、かなり緊張しましたが、しっかり抱えたカメラで動画撮影はしました（^^）v。
塩坑はどのようにしてできたのか、その歴史を映像を使ってわかりやすく解説してくれます。
塩坑と言えば、ポーランドのヴィエリチカ岩塩坑が有名です。
私も2015年9月に行きましたが、このハルシュタットの塩坑は映像や滑り台などを使い、ヴィエリチカとはまったく違う魅力があると思いました。
また、ヴィエリチカにはないおもしろさが、この滑り台です。
塩坑内には二つの滑り台があり、二人一組、または一人で滑りおりて、さらに地下の坑内を見学します。
ここでは滑り降りるスピードが表示され、写真も撮られてしまいます。
その写真を出口の所で販売していましたが、あまりにひどい顔だったので買いませんでした…。なにしろ、ここでカメラに向かって笑顔を作る余裕なんてあるはずないです…。
それから、これは塩坑から発見された世界最古の階段です。
ここから岩塩を掘り出す際に利用されていたものだそうで、ホログラムを使ったリアルな当時の人々の様子を見ることができました。
最後はトロッコで出口へ向かいます。
けっこうなスピードで、まるで遊園地にいるみたいな楽しさでした。
12時50分、ここでトロッコを降りてツアーは終了。
服を返して、出口で預けていた荷物を受け取り、お土産にハルシュタットのお塩をもらいました（＾＾）。

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この旅行のこれまでの様子は下記参照：

(1)羽田発のエアフラ夜便、そしてウィーン観光
http://4travel.jp/travelogue/11198636

(2)ウィーンから列車でオーバートラウンへ
http://4travel.jp/travelogue/11198877

(3)マンモス洞窟と大氷穴
http://4travel.jp/travelogue/11205147

(4)クリッペンシュタイン展望台
http://4travel.jp/travelogue/11205340

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#街歩き

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この旅行記へのコメント（6）

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楽園あそびさん 2017/05/11 19:12:41

楽しそう！

こんばんは〜

かねてよりドイツのベルヒテスガーデン岩塩坑に行ってみたいと思っておりました。
しかしオーストリアにもエキサイティングな塩坑があるのですね♪♪
しかも日本語のオーディオガイドまで！

オーストリアは航空会社しか利用したことがなくて。。。
ますます訪れてみたい国となりました♪
岩塩までの具体的な行き方や中での様子、とても参考になりました。
ありがとうございます！

楽園あそび

kiyoさんからの返信 2017/05/11 22:06:14

RE: 楽しそう！

楽園あそびさん、こんばんは。

ベルヒテスガーデンという岩塩坑があることを知りませんでした…。
調べてみたら、ここにも滑り台があるのですね。楽しそう。
でも、写真撮影禁止とは、がっかり。

ハルシュタットの塩坑は、写真OKでした。
ついでに、ポーランドのヴィエリチカ岩塩坑も、
昨年、行ったのですが、写真撮り放題でした。
どうしてベルヒテスガーデンはだめなんでしょうね。
kiyo

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kayoさん 2017/02/21 00:11:11

参考になりました！

kiyoさん、今晩は〜☆

オーストリアのハルシュタットへ6月に行く事が決まり、
旅行記が凄く参考になりフォローさせていただきます。

ただ何も考えず行きたいだけでチケット予約をしたのですが、
オーストリア、特にハルシュタットのホテル代の高い事。
当初は2泊の予定でしたが、気が変わって来ました。
1泊だけヘリテージ・ホテルでいいか？なんて。

塩抗も行きたいのですが、クリッペンシュタイン展望台の方が優先順位的には上で。
ヴィエリチカに行った事があるので、この際時間がないので切り捨て？
夕方ウィーンからの列車でハルシュタット到着で、
翌日は夕方までハルシュタット滞在可能なんですが、
展望台とハルシュタット散策は可能でしょうか？

質問ばかりですみません。

kayo

kiyoさんからの返信 2017/02/21 10:57:15

RE: 参考になりました！

kayoさん、こんにちは（＾＾）。

ハルシュタットへ行かれるのですね。
とっても素敵な所です。
予定など立てずに散策するだけでも、一日あっという間に過ぎてしまいそうでした。

ハルシュタットのホテル代は高いですよね。
なので、私はオーバートラウンに宿を取りました。
電車で一駅、そこからフェリーで渡るか、バスも走っています。
ただ滞在期間が短いなら、ヘリテージ・ホテルなどハルシュタットに泊るほうが
時間の節約になるかと思います。

展望台は、ファイブフィンガーズなどを見て、マンモス洞窟や氷穴などに行かないなら、
ハルシュタット散策も可能かと思います。
洞窟へ行ってしまうと、ツアーでけっこう時間を取られてしまいます。

kiyo

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ラクパグさん 2017/02/20 14:44:07

素晴らしい　ショットですね！

　kiyoさん　お写真が　美しく　撮られていて

　興味を　そそられます！

　下から　山　ホテル　撮っているのは　一緒に見ているようで

　見ていて　行きたいと思ってしまいます。

　白鳥さんも　可愛く撮られていますね〜

　kiyoさん　の思いが伝わってきます！

　鉄道に　乗ったり　移動も　大変ですが　それも

　楽しみですね。

　私だったら　同じ　ホテルで　居座って　写真撮ってるかも・・・

　スロープ　カメラ持って　面白いけれど　守ってしまうのですが・・・

　　　　　　ラクパグ

kiyoさんからの返信 2017/02/21 10:43:44

RE: 素晴らしい　ショットですね！

ラクパグさん、いつもありがとうございます。
「思いが伝わってくる」と書いていただいて、すごく嬉しかったです!!

私はじっとしているのが苦手で、ガンガン歩き回ってしまうのですが、
今回は無理をしすぎて、ハルシュタットの次に行ったグラーツという町で
眩暈を起こして寝込んでしまいました…。
何事も、ほどほどにが一番ですね。
せっかくの旅が台無しになるところでした（＾＾；）

kiyo

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