【ドーハ旅行】ドーハバス（レッドライン）で街めぐり

2016/12/29 - 2017/01/02

ドーハの街を走る2階建て観光バス、ドーハバス。
24時間有効のチケットで一人50USドルは明らかに高いと思うのですが、一生に一度かもしれないドーハ旅行なので乗ってみることに。
街の中心にあるショッピングモール、シティセンターの中にチケットカウンターがあります。
バスは一番早い便が9時にシティセンターを出発します。
9時前にシティセンターに行ってチケットを購入、9時の便に乗ることができました。
海沿いを走るレッドラインと内陸に向かうオレンジラインの2路線のうち、レッドラインに乗って出発です。

バスに乗り込み、2階へ。屋根付きの半屋外席です。
もうひとり乗っている人がいましたがほぼ貸し切りと言ってよいでしょう。
終日混み合うことはありませんでした。

チケットと一緒にイヤホンを渡され、これを前の座席の背もたれについている機械に挿すと音声ガイドを聞くことができます。日本語もありました！これは嬉しい。
バスが走っている間、見どころが近づくと時々解説が流れます。
時々しか流れないのですが、カタールの国についてやドーハの現状と展望など、予習なしに来ている観光客としては大いに勉強になりました。

最初に降りたのはカタラ文化村。
降りるときにドライバーが次にバスが来る時間を教えてくれます。
次のバスまで40分。
カタラ文化村はカタールの文化と芸術の中心地になる…というビジョンがあるようですが、いかんせんまだまだ建設中です。
新しくてきれいな野外劇場やアートギャラリーがあるにはあるのですが、観光客が来て楽しめるようなアクティビティははっきり言ってないですね。
カフェやレストランは何軒も入っているし、警備員も各所に配置されているものの、肝心のお客さんはほとんどいません。
野外劇場で写真を撮ったりしていたら40分が過ぎ、時間通りにバスがやってきました。

次に向かうのはザ・パール。ここは陸とつながっていますが人工島です。
海を埋め立てて外国人が所有できる土地を作ったのだそうです。まだすべては完成してなさそうですが。
クルーザーでいっぱいのマリーナを囲むように高層のコンドミニアムがずらっと建ち、威圧感がありました。
一生たどり着けないお金持ちの世界に打ちのめされる。ただ、それだけです。
ここでは50分もらっていましたが、少し待たされました。

続いてはイスラム美術館へ。
とてもきれいな立派な建物で展示も充実しているうえに無料です。
鑑賞もあるので1時間20分くらいもらっていましたが、カフェで軽く昼食を食べて3フロア分の展示を見ていたらあっという間でした。
むしろもっと時間がほしかった。

イスラム美術館を出て、14時半頃にシティセンターに戻りレッドラインの旅終了です。
このあと15時に今度はオレンジラインのバスに乗ってほぼ工事現場の内陸部を1時間半程めぐりました。
オレンジラインは15時発が最終ということで、途中下車はせずバスの中から観光するスタイルにしました。
17時近くにシティセンターに戻って全行程が終了。

これが旅の最終日（翌日朝に出発）だったので1日でドーハバスの旅を終えましたが、このチケットは24時間有効ですので、例えば午後から使えるチケットにして翌日の午前中も乗るとか、観光を2日に分けることもできます。
この方が体力温存しながら観光できて良いかもしれないです。バスに乗ってるだけだったのに意外と疲れました。

ドーハの街を見て回ることができたし、音声ガイドもついていたし、他にお金を使う所がなかったので50USドルでも許容範囲でした。乗ってよかったなと思っています。

エリア ドーハ(カタール)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

シティセンターのスタバの隣にドーハバスのチケットカウンターがあります。乗り場はその奥の出口を出て階段を降りた所。

屋根付き2階建てバス。
日ざしが強いので屋根は重要です。

音声ガイド。5番が日本語でした。

カタラ文化村の野外劇場。立派でした。

バスではなくカタラ文化村のバスストップです。
エアコン付き待合室と思われるのですが開いていませんでした。
人がいなかったから仕方ないか…。

ザ・パール

ザ・パールのバスストップ

イスラム美術館